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2011/05/22

突撃ラブハート

Asa00319 ♪ レッツゴー 突き抜けようぜ ♪

Asa00347 1/60スケール完全変形VF-19改=ファイヤーバルキリー
「マクロス7」に登場した、主人公・熱気バサラの愛機で、「宇宙に歌を響かせるために」機能特化したバルキリーです。本来の名称は「エクスカリバー・熱気バサラスペシャル」。
当時の玩具で、変形自体を優先したものや、最近でも差し替えによる変形で見栄えを優先したものなどはありましたが・・・。

このアイテムは、変形に際しての差し替え部品は、首の後ろと腿の裏のカバーだけ、それもなくても別に気になりません。にもかかわらず、どうですかこのプロポーション!
他のバルキリーシリーズと比べても、かなりパワフルなフォルムをキッチリ再現、もう純粋に「カッコ良い」、熱気さんの愛機が帰ってきたのデスよ!

Asa00312 ファイター形態は実に流麗、前進翼のバランスも良く、戦場を切り裂く一刀の軌跡!というイメージにピッタリ。

Asa00314 コクピットにはギター型コントローラーを持った熱気さんが座っていて、ハッチはちゃんと開閉します。
キャノピーカバーはいったん少し上に伸びてから開く、システマチックな機構になっています。これにも理由があるのですが、また後で。

Asa00315 下から見たところ。スタンドは付属しませんが、別売のバルキリー用スタンドに取り付けられるアダプタが付属します。

ファイヤーバルキリーは、シリーズ中最も変形前後のバランス調整が難しいのではないかと思われるデザインですが、ここまで綺麗に戦闘機になっているのには脱帽です。
それには、いくつかの工夫と新たな試みが導入されているようで・・・。

Asa00317 例えば碗部は、機体後部に収納するためになるべく細くしないといけませんが、バトロイド時にあまり腕が細いと貧相です。
そのため、ファイターからガウォーク、バトロイドになる際には、肩カバー内から上腕カバーパーツを降ろしてきて、腕が太く見えるよう、フォルムの調整をしています。また同様に、肘から先を引き込む軸が斜めになっていることで、ファイター時にはなるべく腕をくっつけ、バトロイドでは下碗部が外側に膨らんで、腕のラインに迫力が出るよう考慮されています。

Asa00318 ガウォーク形態。
腿には、前後に動く関節以外に、左右に回転かつスライドする軸が設けられています。これによって、脚を大きくハの字に広げることも可能です。

Asa00320 そして、複雑極まる機首の変形。
複数のヒンジで多段階に曲がり、コクピットをバトロイドの胴体内部に持っていく、これ自体は放映当初の玩具からあった設計なのですが。

Asa00321 今回はさらに、バトロイド時に操縦席が正面を向く、つまりシートだけがコクピットの中で90度回転するギミックがあります。このクリアランスを確保するために、キャノピーカバーが上(バトロイドだと「後ろ」)に、少し移動する必要があったのですね。変形後は、コクピットは外からは見えなくなるので、意味があるかと聞かれると、返す言葉に困りますが。

でもさ、これができるかできないかじゃ、全然気分が違いますよね。まさに「こだわり」というか「愛」の部分です。

Asa00330 そしてバトロイド形態。
頭部のトサカ(?)は、クランクによって、バトロイドとファイターでは、異なる位置に付くようになっています。また頭部自体も、既存のアイテムよりはかなり大きめに作られ、アニメ的な格好良さの追求に成功しています。
この頭を機体にちゃんと収納するために、ファイターの上面装甲には展開ギミックが追加され、差し替えなしでの頭部の出し入れを可能にしています。

Asa00326 肩のスピーカーユニットは、装甲を引き上げることで展開し、バサラの歌声を宇宙空間に届けます。ちゃんとウーハーとかツイーターとか(?)見えるのが芸コマ。まぁ、宇宙でいったい何を振動させているのか・・・ってなことを言いだしたら、マクロス7の全てを否定しているも同然なので、もうやめときます。

Asa00346 脚部マイクロミサイルユニットは、展開した後ミサイル基部を引き出し、また閉めることで、発射直前状態を再現できます。バサラがぶれることなく歌だけ歌っていれば、使うことはなかった機能なのですが。ガムリンに諫められる、あの話は良かったなぁ。

Asa00339 もちろん頭部の顔パーツを交換して、フェイスクローズ状態も再現できます。こっちの方が、本来のバルキリーのデザインラインとしては、より基本に近いはずなのですが・・・。
いつの間にか「目と鼻と口のある」ファイヤーバルキリーに慣れてしまい、むしろフェイスクローズに違和感を感じるようになってしまったものです。

Asa00345 僅かな差し替え部品はありますが、これだけカッコ良いバランスの「完全変形する」ファイヤーバルキリーは、歴代玩具の中でも頂点!と言っていいんではないでしょうか。

ここまで凄く、至れり尽くせりの設計に触れると、むしろ
「なんで、ここまでやってくれながら、サウンドブースターが付属しないんだ!」
などと、筋違いな要望を言いたくなってしまうほどです。
とにかく、ファイヤーバルキリー、いやバルキリーシリーズの玩具としても、現時点で最高峰の一つであることは間違いありません(断言)。

バサラは、今も銀河のどこかで歌っているのでしょうね。
たった1曲のロックンロールが、明日へ響いていくことを信じて。

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コメント

> やまとが一番最初に出したのがマクロスプラスの
> YF-19だったと思うんですよ。

はい、確かおっしゃるとおりですね。私も持ってるんですが・・・いろいろと・・・やっぱり、経験って大事だなぁ(^^;)と思いますよね。
あの頃のものからは想像も付かない完成度ですから、このファイヤーバルキリーは。
伊達に21世紀にはなっていませんよね。

投稿: 腰原仁志 | 2011/05/28 17:38

やまとが一番最初に出したのがマクロスプラスの
YF-19だったと思うんですよ。

当時品持ってるんですけど、いやはやプロポーション、ギミック、精度ほかありとあらゆる面で研鑽が伺えて
感慨深いですわー。

値段も3倍くらい違うんですがw

投稿: 思うつぼ | 2011/05/27 23:26

> なんなんのこの素晴らしい出来は。

私も、バトロイド形態のイメージ通りの出来映えに思わず買ってしまったのですが(このパワフルな四肢、そして普通のバルキリーよりは大きめな頭の素晴らしさ!)、変形機構の工夫も抜群です。

> バサラと言えば、声と歌が別人だという事を知った時はビックリしましたが

私もデス。違和感が全然ないので、てっきり同一人物だと思っていました。ミレーヌは「?」と思ってましたけど。

> 当時物のファイヤーバルキリーとFIREBOMBERの1stと2ndアルバムをげとしたばかりですw

それはまたナイスタイミング!アレ見ちゃうと、どうしてもCDが欲しくなってしまいますもんね。TRY AGAINの盛り上がり方は、劇中のみんなとシンクロして一緒に歌いたくなるし。SEVENTH MOONのカッコ良さはまた格別ですが。

> 問題はこの後ミレーヌバルキリーも発売するかどうかですが・・

是非欲しいですね。当時から立体ものには恵まれず、もちろん変形玩具なんてなかったし。

> ところで変形ロック機構とか関節とかカッチリしてますでしょうか?

はい、もう!全変形シリーズのバルキリーが出た当初は、それはもういろいろヒヤヒヤした(^^;)ものでしたが、今は全然そんなことはありません。むしろ変形も可動も、もの凄く安心して遊べます。
特に変形のロックは至れり尽くせり、無理な力がかかったりする部分はほとんどありません。ああ、こんな所がはまるのか!という感動すら覚えたり。

投稿: 腰原仁志 | 2011/05/24 21:32

買われましたか!流石です。

ところで変形ロック機構とか関節とかカッチリしてますでしょうか?1/3000マクロスなんかは結構しっかりしてましたが、バルキリーというとYF-19の出来のイメージがあって、「どうなんだろう」とちょっと躊躇している私です。

投稿: mechpalace | 2011/05/24 13:00

ああなんだかナツカシイナー

あのころにこのトイがあれば作画も楽だったろうに・・・
といいつつ描いてたのはVF-17が多かった気が^^;

サウンドブースターについてはYAMATOのHP上で完成品かキットか未確定ながら発売予定はあるようですね

問題はこの後ミレーヌバルキリーも発売するかどうかですが・・・あれも当時としては(今も?)異端でしたからねぇ

投稿: Yam! | 2011/05/24 00:51

かっこええ…。ついこないだマクロス7を見終わり、感動の勢い余って当時物のファイヤーバルキリーとFIREBOMBERの1stと2ndアルバムをげとしたばかりですw
これも迷ったんですけど…やはりここのレビュー観ると欲しくなるなぁ(・ω・;)(;・ω・)

兎に角、問題はガウォークなんですよね…本当に劇中通りのフォルムに驚きです。あ~やっぱり買おうかなぁ…


バサラは今、あるシンガー五人組のユニットの一人として世界を股にかけて歌ってますよね(^o^)/

投稿: みんち。 | 2011/05/23 15:54

オレのコメントを聞けー!

よし!やりたい事とりあえずやった。

なんなんのこの素晴らしい出来は。正直バトロイド形態の素晴らしさに心魅かれるものの、またもプロポーション補正の為のパーツの存在に、完全変形は不可能だと完全に諦めて遠くから見てるだけになってました。
でもバトロイドのコクピット変形。見た瞬間声出して歓喜しちゃいましたよ。長年、0Gでは良くても1Gではきついコクピットだな。と思ってたモヤモヤが一気に瓦解しました。まっこと素晴らしい。こんなの、設定にはあっても玩具では当然の様にオミットされる筈なのに玩具で答え見られるとは思わんかった。

自分はファイアーバルキリーが歴代で一番好きなのですが、デザイン、使われ方、共に色物扱いに近いので悲しい思いしてました。YFの方ばかりに玩具が偏っている気が。いつもガワかえてVFの改を出してくれ。そう思ってましたよ。
近年出たバンダイ製の物は体が細いので購入しぶってたら、ネット限定の追加装備発売。本体も持ってないのに、ここまで揃ったものは金輪際出ないだろうと追加装備だけ買ってました。本体は2月の再販で無事ゲットしましたが。

実に体形が素晴らしい。少し太目な感じがたまりません。頭も良い感じにでかいし。ウットリしてしまいます。マジで。
サウンドブースターは別売りになるみたいですが、正解だと思います。セットだと価格が跳ね上がるし、単体でもホボ完璧ですし。機能強化のパワーUPもTV同様実感出来るし。チキショー!頑張って買っちゃおうかなこの商品♪

バサラと言えば、声と歌が別人だという事を知った時はビックリしましたが、オレの歌を聞けー!言った後、「たあった一つの・・・♪」歌いだしのには拍子抜けした記憶が。曲が進めば問題ないけどその時は出だしで終ったんじゃ。

嬉しくて長々と書いてしまいました。ゴメンなさい。
でも、素晴らしい商品ですね。コレ。

投稿: ズッツトン | 2011/05/22 23:14

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