ウルトラの星が瞬く時
PROJECT BM!ウルトラマンダイナ(フラッシュタイプ)。
1/6アクションフィギュアのウルトラシリーズに、平成ウルトラマンの2番手、ダイナが加わりました。
体型は女性的ですらあったティガと比べ、その名の通りダイナミックなプロポーションを、ちゃんと再現しています。素体とスーツの間に、スポンジ状のものを入れて、体型を調整しているようです。
流れるような頭部のデザインや、鮮やかな胸元のラインなどもきちんと表現され、ボリュームあるフォルムを形作っています。
このサイズのアクションフィギュアですと、どうしてもスーツのテンションでポーズが制限されてしまいますが、このダイナはかなり頑張っていて、いわゆるスペシウム光線ポーズくらいまでなら、なんとか腕のポーズも維持できます。
ただ、やっぱり下半身の可動はきつくて、このくらいが精一杯(膝はもう少し曲がりますが)。柔軟性と耐久性、そして見栄えを両立できる素材があればいいのですけどね。
さて。
ティガが、そのストーリーからも「平成のウルトラセブン」的な面を備えていたとするなら、ダイナは初代ウルトラマン、ストレートでより分かりやすい展開を狙っていたように思います。主人公を取り巻く人たちの雰囲気からしても、繊細なGUTSに対し、アバウトというか大雑把な(おい)SUPER GUTSというか。
「遙かなるバオーン」なんて、そのアバウトさが耀く名話でした。
怪獣バオーンのその鳴き声を聞くと、人間だろうがウルトラマンだろうが、即座に眠りについてしまうのです。誰も全く抵抗できません。ある意味最強怪獣だよなぁ、バオーン。
そして、そのバオーンと普通に平和に共存できる村人たち。ネオフロンティア時代のどこに、あんな村が残ってるんだ(笑)という感じでしたが、そういった大雑把ゆえの引き出しの多さが、ダイナの魅力だったのです。
最終回で光の中に消え、生死不明となっていたダイナですが、映画「大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説」で正式に還ってきてくれたのは、非常に嬉しいことでした。
新たな映画の噂もあるダイナですが、現在のその人気の一端は、変身前のアスカ・シン隊員=つるの剛士さんが担っているのは、誰もが認めることでしょう。「不死身のアスカ」の新たな活躍が、また劇場で見られるのかな?
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コメント
> メビウスがまんだらけで¥7000切ってた
ああ、そいつはお買い得!シリーズ通して脚部の可動は今ひとつなんですが、造形の確実さは定評があるので、素立ちで十二分にカッコ良いですから。
> 一枚目のお写真
お喜びいただけて幸いです。火星からスタートする物語というのも、ネオフロンティアの幕開けという感じで新世代でしたね。
> チームワークもとことん体育会系
隊長からしてアレでしたからね(笑)。後日のティガ&ダイナの映画で、イルマ隊長はどうやらダイナの正体に気づいたみたい・・・というか「何でアンタ(ヒビキ隊長)は分からないの?」というような感じなのが笑えました。
> っていうかガラオンって本当は「ホントにそこそこ強い」んだろうなぁ(笑)
まさに「そこそこ」で、いつも詰めが甘いところが良かったですよね。予算がないからサイズが小さくなるとか、切ねぇ・・・。
> ライダーのほうは動くということは、黒い下地素材ならもういけるということでしょうかね?
カブト系、電王系の質感でなら、かなり動かせるみたいですね。オーズはどうなるか分かりませんが・・・。
同じライダーでも、W系はまだキビシイので(スーツの模様が複雑なせいもあるでしょうが)、やはりまだまだ検討の余地があると思われます。
> つるの氏は、私的にはアスカまんまだと思ってるんですけど、それを言うと結構ダイナファンの方から非難されるんですよ(汗)。
えー。私も本当に、ご自身に合ったキャラだと思います。
まだガイアが放映中の頃かな、つるのさん自身が雑誌でエッセイを連載していて(B-CLUBだったかな?)、その中で、メーカーにアスカのフィギュアを作ってはどうか?とプロモーションした話が載っていました。
どこのメーカーかは忘れましたが、こう言われたそうです。
「うーん、やはり劇中に登場したキャラでないとねぇ」
『登場してるだろ!主役だよ!』
って怒ってらっしゃいましたっけ。ご本人は大好きな役柄だったそうです。
投稿: 腰原仁志 | 2011/05/10 21:08
このダイナ、頭と胴体がちょっと大きい感じがしますが、
造形は特徴をよく掴んでますねー。
可動は相変わらず残念・・・ライダーのほうは動くということは、
黒い下地素材ならもういけるということでしょうかね?
銀色は確かに素材が難しそうですもんね・・・(=∀=;)
つるの氏は、私的にはアスカまんまだと思ってるんですけど、
それを言うと結構ダイナファンの方から非難されるんですよ(汗)。
まあ正確には「つるの+英雄的行動=アスカ」だとは思うんですが。
新しい映画やるなら、「ゼロ&ダイナ」でやればいいのになー。
投稿: バウンゼル | 2011/05/10 19:37
一枚目のお写真
火星の大地に現れた新たな光の巨人!
「ティガ?」「いや違う、だがあれもウルトラマンだ」
ダイナミックのダイナ、ダイナマイトのダイナ、大好きなダイナ!
ホントにかっこよくて強いマイヒーローです。
アスカの成長に合わせて要所要所で野球ネタ持って来たり、チームワークもとことん体育会系でしたね。
スタッフの方が言っていたアスカとリョウの「ルパンと不二子のようにくっつかない関係」ってのも好きでした。
数年後に作られたOVも当時の雰囲気そのまんまで良かったですね。あのチームワークは憧れます。
っていうかガラオンって本当は「ホントにそこそこ強い」んだろうなぁ(笑)
投稿: 猫丸公園 | 2011/05/07 23:03
どうもこんばんはー、最近妙にウルトラづいてるみんちですw
いいですねぇダイナ。かなり女性的な体系ながら何故か力強さを感じます。project BMやるなぁ。。。こないだメビウスがまんだらけで¥7000切ってたので買えば良かった(/_<。)
しかし>怪獣バオーンのその鳴き声を聞くと、人間だろうがウルトラマンだろうが、即座に眠りについてしまうのです
こんな怪獣、どこぞの勇者にもいませんでした!?w
投稿: みんち。 | 2011/05/06 22:38