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2011年5月

2011/05/28

一撃殺虫

Asa00371 こうやって単にフィギュアに混ざっていると、別にごく普通なんですが・・・。

Asa00370 台所に置いたとたん!
突然、リアリティが跳ね上がるという不思議なアイテム!
いや、うちの台所には害虫いない(はずだ)けどね!

Asa00366 超合金ホイホイさん
ホイホイさんは、「一撃殺虫!ホイホイさん」(やその続編)というコミックに登場する、小型害虫駆除用ロボット=インターセプタードールです。全高11cm、1/1スケールでの立体化ですが、まさか超合金ブランドで出てくるとは思いませんでした。

Asa00369作中では、可愛らしい外見と高性能で、かなりの家庭への普及率を誇り、別売パーツでカスタマイズも可能という設定です。
玩具としてもそれを受け継いでおり、非常に多くのパーツが取り外し可能で、また家庭にはびこる害虫類と戦うための専用装備も多く付属します。写真は標準装備のアームマシンガン。

Asa00368 可動範囲も満足いくもので、この体型でこれだけ動かせられれば十分でしょう。特に足首は、足の裏がしっかり接地できるよう複数の軸が設けられ、つま先まで動く仕様になっています。

Asa00372 さらに、標準の頭部には視線移動ギミックがあり、後頭部を外してアンテナを差し込むと、その軸で視点を動かすことができます。いつも無表情なホイホイさんの印象を変えることができるので、かなり有効なギミックですね。

Asa00375 専用の充電器型スタンドも付属。スイッチを入れてホイホイさんを乗せると、スタンド前面のLEDが赤く点灯します。

Asa00377 ホイホイさんは充電時に裸足となりますが、ちゃんと差し替えで表現、しかも足裏には充電用の接点まで再現されているという凝りよう。誰よ、脚より上見てるのは。

Asa00365 さらに初回特典として、カスタマイズを本分とするホイホイさんの魅力を再現するための、交換用顔パーツが入っています。劇中通りのパッケージなのが、また笑えます。

Asa00378 にっこり笑って害虫退治。
持っているのは、害虫を一刀両断する専用剣「十六夜」。

Asa00380 「あら?逃がしちゃいました♪」
という感じのテヘ顔。

Asa00382 駆除した害虫を、いったいどうやって処分しているのか不安になる「ペロリ顔」。

しかし、私が一番気に入っている表情は、標準パーツで視点を少し動かした・・・。

Asa00374 「この害虫(クズ)が・・・」

という感じの表情ですね。ああもうたまらん。
もっと罵って下さ(最近疲れているらしい)

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2011/05/22

突撃ラブハート

Asa00319 ♪ レッツゴー 突き抜けようぜ ♪

Asa00347 1/60スケール完全変形VF-19改=ファイヤーバルキリー
「マクロス7」に登場した、主人公・熱気バサラの愛機で、「宇宙に歌を響かせるために」機能特化したバルキリーです。本来の名称は「エクスカリバー・熱気バサラスペシャル」。
当時の玩具で、変形自体を優先したものや、最近でも差し替えによる変形で見栄えを優先したものなどはありましたが・・・。

このアイテムは、変形に際しての差し替え部品は、首の後ろと腿の裏のカバーだけ、それもなくても別に気になりません。にもかかわらず、どうですかこのプロポーション!
他のバルキリーシリーズと比べても、かなりパワフルなフォルムをキッチリ再現、もう純粋に「カッコ良い」、熱気さんの愛機が帰ってきたのデスよ!

Asa00312 ファイター形態は実に流麗、前進翼のバランスも良く、戦場を切り裂く一刀の軌跡!というイメージにピッタリ。

Asa00314 コクピットにはギター型コントローラーを持った熱気さんが座っていて、ハッチはちゃんと開閉します。
キャノピーカバーはいったん少し上に伸びてから開く、システマチックな機構になっています。これにも理由があるのですが、また後で。

Asa00315 下から見たところ。スタンドは付属しませんが、別売のバルキリー用スタンドに取り付けられるアダプタが付属します。

ファイヤーバルキリーは、シリーズ中最も変形前後のバランス調整が難しいのではないかと思われるデザインですが、ここまで綺麗に戦闘機になっているのには脱帽です。
それには、いくつかの工夫と新たな試みが導入されているようで・・・。

Asa00317 例えば碗部は、機体後部に収納するためになるべく細くしないといけませんが、バトロイド時にあまり腕が細いと貧相です。
そのため、ファイターからガウォーク、バトロイドになる際には、肩カバー内から上腕カバーパーツを降ろしてきて、腕が太く見えるよう、フォルムの調整をしています。また同様に、肘から先を引き込む軸が斜めになっていることで、ファイター時にはなるべく腕をくっつけ、バトロイドでは下碗部が外側に膨らんで、腕のラインに迫力が出るよう考慮されています。

Asa00318 ガウォーク形態。
腿には、前後に動く関節以外に、左右に回転かつスライドする軸が設けられています。これによって、脚を大きくハの字に広げることも可能です。

Asa00320 そして、複雑極まる機首の変形。
複数のヒンジで多段階に曲がり、コクピットをバトロイドの胴体内部に持っていく、これ自体は放映当初の玩具からあった設計なのですが。

Asa00321 今回はさらに、バトロイド時に操縦席が正面を向く、つまりシートだけがコクピットの中で90度回転するギミックがあります。このクリアランスを確保するために、キャノピーカバーが上(バトロイドだと「後ろ」)に、少し移動する必要があったのですね。変形後は、コクピットは外からは見えなくなるので、意味があるかと聞かれると、返す言葉に困りますが。

でもさ、これができるかできないかじゃ、全然気分が違いますよね。まさに「こだわり」というか「愛」の部分です。

Asa00330 そしてバトロイド形態。
頭部のトサカ(?)は、クランクによって、バトロイドとファイターでは、異なる位置に付くようになっています。また頭部自体も、既存のアイテムよりはかなり大きめに作られ、アニメ的な格好良さの追求に成功しています。
この頭を機体にちゃんと収納するために、ファイターの上面装甲には展開ギミックが追加され、差し替えなしでの頭部の出し入れを可能にしています。

Asa00326 肩のスピーカーユニットは、装甲を引き上げることで展開し、バサラの歌声を宇宙空間に届けます。ちゃんとウーハーとかツイーターとか(?)見えるのが芸コマ。まぁ、宇宙でいったい何を振動させているのか・・・ってなことを言いだしたら、マクロス7の全てを否定しているも同然なので、もうやめときます。

Asa00346 脚部マイクロミサイルユニットは、展開した後ミサイル基部を引き出し、また閉めることで、発射直前状態を再現できます。バサラがぶれることなく歌だけ歌っていれば、使うことはなかった機能なのですが。ガムリンに諫められる、あの話は良かったなぁ。

Asa00339 もちろん頭部の顔パーツを交換して、フェイスクローズ状態も再現できます。こっちの方が、本来のバルキリーのデザインラインとしては、より基本に近いはずなのですが・・・。
いつの間にか「目と鼻と口のある」ファイヤーバルキリーに慣れてしまい、むしろフェイスクローズに違和感を感じるようになってしまったものです。

Asa00345 僅かな差し替え部品はありますが、これだけカッコ良いバランスの「完全変形する」ファイヤーバルキリーは、歴代玩具の中でも頂点!と言っていいんではないでしょうか。

ここまで凄く、至れり尽くせりの設計に触れると、むしろ
「なんで、ここまでやってくれながら、サウンドブースターが付属しないんだ!」
などと、筋違いな要望を言いたくなってしまうほどです。
とにかく、ファイヤーバルキリー、いやバルキリーシリーズの玩具としても、現時点で最高峰の一つであることは間違いありません(断言)。

バサラは、今も銀河のどこかで歌っているのでしょうね。
たった1曲のロックンロールが、明日へ響いていくことを信じて。

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2011/05/20

炎と書いてファイヤー

Asa00298 カイゼルファイブレード!

Asa00295 ヴァリアブルアクションカイゼルファイヤー「VS騎士ラムネ&40炎(ファイヤー)」に登場した、炎を操る神霊騎士です。
番組では、かなり悲劇的な宿命を背負い続けるメカだったのですが・・・、非常にスタイリッシュなデザインを再現、純粋にカッコ良い立体ものとしてになっています。流れるような先鋭なライン、尖りまくった四肢、うーむたまらん。

Asa00297 アイテムとしての第一印象としては、もうとにかく発色が綺麗。この写真では全然伝わっていないんじゃないかと思いますが、白いボディのつややかさ、そして青と赤、金のメタリックな輝きが、もの凄く高貴なイメージを振りまいています。

Asa00296 左肩に装備されたカイゼルファイブレードは、取り外して右手に持たせられます。普段は襟(というか紋章?)のように装備しているというのも、斬新なデザインでした。
本体の可動範囲も非常に広く、膝などはほぼ180度曲げられるほどです。

Asa00294 背部の翼は、パーツを一部交換して、飛行形態を再現し、また上部はクランクによって自在に可動、翼を大きく広げることもできます。

Asa00304 「VS騎士ラムネ&40炎」は、前作ののーてんきな雰囲気を受け継いだギャグアニメ・・・かと思いきや、どんどん雰囲気が変わっていき、シリアスで壮絶な「伝説」へと変わっていきました。終盤の衝撃的、絶望的な展開は、今でも印象に残っています。もちろん、最後はハッピーエンドにはなるのですが・・・。
メインヒロイン・パフェにとって、ハッピーエンドだったかというと全然そうではない、それどころか、パフェはヒロインの座から蹴落とされちゃった(^^;)という、凄いアニメでした。いや、アレはビックリしたなぁ・・・。

Asa00307 本編のそんな雰囲気はさておき。
このカイゼルファイヤー、とにかく立体ものとしては素晴らしくカッコ良く、まさしく「ヒーローロボット」という感じです。
何せ、全然映像を知らないマブが見て
「かかっか、カッコ良い!」
と、いろんな角度でポーズを付けて、眺め続けていたくらいですから。

やっぱりトリコロールカラーは良いよね。ヒーローの鑑だよ。

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2011/05/18

極付派手ミニプラ

Asa00052 完成!ゴーカイオー!

Asa00279 ミニプラ海賊合体ゴーカイオー
いわゆる食玩のプラモデルで、ゴーカイマシンを5体集めるとゴーカイオーが完成します。

Asa00277 ゴーカイマシンはそれぞれ別売ですが、いずれも細かい部分まで良くできています。マシンとしてのディテールはもちろん、シールもかなり複雑なものが付属するので、お子さんでも見栄えのするゴーカイマシンが作れることでしょう。
ただし、ゴーカイガレオンとトレーラー以外は、全部成型色が真っ黒。白、緑、青のボディは、かなりシールで再現できるようになっていますけど、塗装しようとすると結構大変。ほぼ3機分の真っ黒いランナー全部に、サーフェイサーでも噴く羽目になります。
せめて成型色が白なら、もっと簡単だったんだけど・・・。

などと愚痴を言ってはいますが、、塗装すれば(かなり適当でも)、それに見合った成果が上がります。これがまた、ミニプラの醍醐味ですね。

Asz00048ミニプラの伝統として、DX玩具とは全く異なるアプローチをされているものですから、可動範囲やプロポーションはもはや神の領域。もうムチャクチャカッコええ。
変形過程はDX版とは少々異なり、いくつか差し替え部品が増えてはいますが、そんなこと全然気になりません。

あ、塗装箇所いくつか間違ってますが、そんなことも全然気になりません(おい

Asz00050 腰の後ろの穴は、偶然なのか何なのか、魂STAGEのジョイント径とほぼ同じなので、こうやって宙に浮かせて飾っておくこともできます。

Asa00282 当然、ゴーカイハッチフルオープンもできます。
脚部は収納スペースが解放されますが、腕部分はただ蓋が開くだけなので、内部に追加パーツを収納することはできません。まぁ、このサイズ(合体後は十数㎝)じゃね。

Asa00281 そして、このたび発売された追加パーツ、海賊合体ゴーカイマシンシリーズと合体させることができます。写真はガオライオン、AパーツとBパーツで別売されているものを組み立て、塗装しました。
ゴーカイオーよりは、サーフェイサー噴かなくて済む分、簡単です。

Asa00283 合体後のガオゴーカイオー
DX版よりも、ライオン部分の比率が小さめが気がしますが・・・まぁ許容範囲・・・か?

Asa00285 そしてもちろん、もう一つの大いなる力、シンケンジャーの力を解放すれば・・・。

Asa00286 ガオシンケンオーになることもできます。
DX版よりも脚部が伸びた分、フォルムはぐっとヒーローロボットらしくなり、非常に見栄えが良くなります。それこそ、ドコが海賊なのかもう、全然分かりません(誉めてるのか?)。

Asa00289 膝から下部分が完全に左右で分離するため、可動に関しても十分に満足のいくものになります。また左右どちらの手でもナギナタ、烈火大斬刀を保持できるため、両手武装が可能になるのも嬉しいところ。(DX版では不可能でしたからね) 

Asa00287 シンケンオーの時も、その出来映えには唸らされたものですが。
今回のゴーカイオーとそのサポートメカはさらに逸品、まさに「極め付けに粋なミニプラ」を見せつけられた感じです。

難点があるとすれば、塗装のためにサーフェイサーと缶スプレーをいくつか買ったら、結局ミニプラ全部の代金より高く付いてしまった(^^;)ことでしょうかね。

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2011/05/14

セブンソード

Asa00262 プラモの箱絵的な感じで。

Asa00248 METAL BUILDダブルオーガンダム セブンソード
MSの、ロボットとしての表現を求めるため、全身が金属や硬質プラスチックパーツで構成された、ハイブリッドマテリアルなアイテムです。
全身はずっしりと重く、ダブルオーの完成品トイとしては、かなり大型の部類に入ります。発売自体は少々前なのですが、かなり気に入ってたっぷり遊んでいました。

Asa00251 セブンソードの名の通り、エクシアのコンセプトを受け継いだ、あらゆる状況に対応できる剣が装備されています。肩のGNドライヴ部に付いた、巨大なバスターソードが目を惹きます。

Asa00252 まずはGNソードⅡ、ロングソードとショートソード。エクシアからの伝統で、普段は両腰に装備しています。
ショートソードの先端は取り外して、ワイヤーによる射出状態も再現できます。

Asa00253 GNカタール。普段は両脛の脇に装備されています。持ち手は引き出し式で、差し替えなどという野暮なことはしません。

Asa00256 GNソードも部品の差し替えなしで、銃身の回転、グリップの展開を行い、ライフルモードに変形できます。きちんと両手で保持できる優れもの。

Asa00258 そして、超巨大な実体剣、GNバスターソードⅡ。
これは、剣先とサイド部分を引き出したシールドモード。腕のジョイントに付けて使用します。

Asa00259 こちらはソードモード。腕に付けたままの運用もできますが・・・。

Asa00261 もちろん、ダブルオーの手に持たせることもできます。そのままでも両手持ちなら十分保持できますが、片手でぶんぶん振り回すポーズのために、支えのスタンドも付属します。

Asa00260 スタンドといえば、ダブルオー本体用のものも付属しますが、これがまた素晴らしい仕様。
支柱には3カ所のロックがあり、角度や長さを変更でき、しかも重いダブルオーを確実に保持したまま、自在なポーズを取らせられます。

Asa00266 バスターソードには(説明書には書いてありませんが)裏側にもう一つグリップがあり、掴んだままで突貫モードとか、もう本当に自由度の高い遊び方ができます。やっぱエクシア系は実体剣だよな。

Asa00250 各種デザインや可動範囲の広さも特筆すべき事なのですが。「METAL BUILD」の名を冠しているだけのことはあり、金属素材が非常に有効に使われていることは、第一に挙げておくべきでしょう。
特に、その重さのためにかなり安定感があり、トップヘビーなダブルオーにアクションをさせても、スタンドなしで十二分に自立できるのは、非常に嬉しいところです。ガンダムといえばまずはプラモデルですが、ロボット玩具としての満足感からいえば、やっぱり「合金」、この存在感は別物です。

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2011/05/08

派手に行くわよ!

Asa00231p 海賊の肖像、という感じで。

Asa00223 ゴールデンウィーク特別企画。
うちの神姫さんの1人、ヴァローナさんが
「どうしても『大いなる力』が欲しいんです!」
というので、連休を使ってパヤッと改造してみました。
もちろん、ゴーカイジャーのルカ姐さんこと、ゴーカイイエローをイメージしたものです。

Asa00184 用意したものはこちら、戦隊ヒーローシリーズのゴーカイイエロー(ソフビ人形)とミニソフビ。両方ともたまたま、GW半額セールになっていたのでついフラフラと。
しかしいくら半額とは言え、人形の首にナイフを入れるのは抵抗が・・・ピギャー!(^^;)。

Asa00227 適当に(ホントに適当に)切った貼ったしてできあがったのが、こちら。それぞれのソフビのいろんな部品を、ミキシングビルドして使っています。
腰はスカートにしようと思っていたのですが、どうしてもあの「グラビアアイドルみたいな名乗りポーズ」を再現したかったので、可動を優先し、ざっくりとデザインを変えています。
適当な割には意外と(おい)可愛くできたので、何だか得した気分。ヴァローナさんもドヤ顔です。

Asa00237 「ゴーカイ・チェンジ!」
戦闘フォルムに変身したのがこちら。ヘルメット被っただけですけどね。

何?髪の色が違う?
良いんだよ変身したんだから!(何か計算違いだったらしい)

Asa00235ゴーカイジャーは、番組のアクションも凄く頑張っていて、見ていていつも引き込まれます。二刀流の使い方とか、ワイヤーアクションの巧みさとか、多数の敵も力押しでなぎ倒す海賊らしい暴れっぷりとか、ね。

Asa00185 製作途中の図。
最初はこうして、ただ髪の毛を外した顔にヘルメットを被せていただけなのですが、前髪とかがないとどうしても三蔵法師みたいに見えてしまいます。

Asa00244 そこで、ダブったガシャポンのフィギュアから髪の毛を移植し、ヘルメット自体に貼り付けて、髪が覗いているようにしました。ついでに、同じくガシャポンの小型ゴーカイガンも肩掛けができるよう改造し、持たせてみました。

Asa00240サイズが大きすぎるので、ゴーカイバズーカと化していますが。何だか消防士さんみたいです。

Asa00246 ミニプラのゴーカイオー(塗装済み)と並べると、サイズ的にはこんな感じ。今年のミニプラも、壮絶に出来が良いのでお勧めです。

Asa00242 「良いわね?行くわよ?」

さて、神姫分も補給したし、またいつもの日常に戻りますか。

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2011/05/06

ウルトラの星が瞬く時

Asa00221 新しい光が現れる!

Asa00218 PROJECT BM!ウルトラマンダイナ(フラッシュタイプ)。
1/6アクションフィギュアのウルトラシリーズに、平成ウルトラマンの2番手、ダイナが加わりました。
体型は女性的ですらあったティガと比べ、その名の通りダイナミックなプロポーションを、ちゃんと再現しています。素体とスーツの間に、スポンジ状のものを入れて、体型を調整しているようです。 

Asa00211 流れるような頭部のデザインや、鮮やかな胸元のラインなどもきちんと表現され、ボリュームあるフォルムを形作っています。

Asa00217 このサイズのアクションフィギュアですと、どうしてもスーツのテンションでポーズが制限されてしまいますが、このダイナはかなり頑張っていて、いわゆるスペシウム光線ポーズくらいまでなら、なんとか腕のポーズも維持できます。

Asa00214 ただ、やっぱり下半身の可動はきつくて、このくらいが精一杯(膝はもう少し曲がりますが)。柔軟性と耐久性、そして見栄えを両立できる素材があればいいのですけどね。

さて。

ティガが、そのストーリーからも「平成のウルトラセブン」的な面を備えていたとするなら、ダイナは初代ウルトラマン、ストレートでより分かりやすい展開を狙っていたように思います。主人公を取り巻く人たちの雰囲気からしても、繊細なGUTSに対し、アバウトというか大雑把な(おい)SUPER GUTSというか。

「遙かなるバオーン」なんて、そのアバウトさが耀く名話でした。
怪獣バオーンのその鳴き声を聞くと、人間だろうがウルトラマンだろうが、即座に眠りについてしまうのです。誰も全く抵抗できません。ある意味最強怪獣だよなぁ、バオーン。
そして、そのバオーンと普通に平和に共存できる村人たち。ネオフロンティア時代のどこに、あんな村が残ってるんだ(笑)という感じでしたが、そういった大雑把ゆえの引き出しの多さが、ダイナの魅力だったのです。

Asa00220 最終回で光の中に消え、生死不明となっていたダイナですが、映画「大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説」で正式に還ってきてくれたのは、非常に嬉しいことでした。

新たな映画の噂もあるダイナですが、現在のその人気の一端は、変身前のアスカ・シン隊員=つるの剛士さんが担っているのは、誰もが認めることでしょう。「不死身のアスカ」の新たな活躍が、また劇場で見られるのかな?

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