W-Infinity
スーパーロボット超合金、GEAR戦士(ファイター)・電童と、騎士(ナイト)GEAR・凰牙(オーガ)。2000年に放映されたアニメ「GEAR戦士電童」に登場した、「GEAR」と呼ばれるロボットです。
まずは主役機の一つ、電童。銀河と北斗、二人の主人公によって操縦され、銀河の得意とする少林寺拳法を使って戦います。
このアイテムでは、GEARシリーズ最大の特徴である両腕両脚のタービンを、手動で気持ちよく回すことができます。また、劇中のダイナミックなポーズを再現できるよう、胸や腰、股など多くの部分に、引き出し式の関節が設けられています。
特に股関節は、下に引き出すことによって腿と腰の干渉を避け、足を大きく広げたり、前に蹴り上げたりすることができます。この写真だと、石でも蹴っているようにしか見えませんが(^^;)。
さらに、タービンと地面用のエフェクトパーツが付属し、劇中で最も印象的な、両腕のタービンの全速回転を(脳裏で)再現することができます。
唸る竜巻、飛び散る火花、轟け閃光雷刃撃!
電童のアクションはカッコ良かったなぁ。
また電童には、データウェポン・ユニコーンドリルが付属します。
電子の妖精、データの塊である彼らですが、それぞれの意志を持ち、認めた友としか契約しません。ユニコーンは北斗の勇気を認め、彼と契約したために、電童が使える武器となってくれたのです。
ここら辺の展開も面白くて、銀河が契約したレオサークルなんか、一時はメールを運ぶポストペット扱いされてたり。
全てのエネルギーを使い切るリスクと引き替えに、形勢を一手に逆転できる必殺技・ファイナルアタック。データウェポンそれぞれに固有の技があり、ユニコーンドリルは、その角で竜巻を起こして敵を貫くものでした。
データウェポンは本来、契約したものの命令しか聞かないのですが、騎士凰牙はそもそも電動の兄弟機であるため、同じようにウェポンと契約できます。そのため、一時全てのデータウェポンが凰牙に奪われてしまい、次々と電動に牙を剥くのですが・・・。
唯一、初めて仲間になったユニコーンドリルだけは、凰牙の命令を拒み、電童を攻撃する指示に逆らうのです。あの時は、ホントにジーンと来ましたねぇ。
「ユニコーン!お前だけは信じてたぞ!」
って。
ファイナルアタックの際のバックパックの展開も、差し替えパーツで再現できます。
ファイナルアタックは、劇中ではまさに「必殺技」と呼ぶにふさわしい使われ方をしており、見せ方も非常に巧い番組でした。敵の凰牙に使われたときには、真剣にヤバいと思えましたからねぇ。
そして騎士GEAR・凰牙。
序盤は最強・最悪の敵、こいつが出て来るともうそれだけで大ピンチなので、毎回RPGの幹部クラスとの戦いみたいになっていましたっけ。
中盤、正義の心を取り戻し、北斗が搭乗する(電童は銀河が一人で操縦する)ようになってからは、これほど頼もしい味方はいない!のですが。
凰牙には、データウェポン・バイパーウィップが付属します。伸びるムチはワイヤー入りで、自在に動かせます。
また、頭部バイザーが開いた(本来の心を取り戻した)頭部もあり、差し替えておけます。当時の玩具だと、バイザーの開閉も再現できていたのですが、サイズの問題もありますし、まぁしょうがないでしょう。
余談ですが、昔の電動玩具だと、最初から凰牙の玩具のバイザーは開くようになっており、中には凄い高貴でカッコ良い顔があったものですから、誰しも
「ああ、最後はコイツ、味方になるんだろうなぁ」
と思ったものです。
このスーパーロボット超合金でも、凛々しい高貴な雰囲気はそのまま再現されています。むしろ電童より主役っぽ(削除
「行くぞ、北斗!」
「ああ!銀河!」
本部基地に攻め込む敵を逆手に取り、発進口におびき寄せ、一撃必殺のファイナルアタックで大逆転!する話とか。
電池の消耗を押さえるため、超電童ヨーヨーにデンドーゴーガン、ダブルトマホーク、どこかで見たようなビームライフルや3連キャノンで出撃する「フルアーマー電童」の話とか。
先述の、ユニコーンの精一杯の抵抗!の話とか。
このアイテムで遊んでいる間、いろんなエピソードが走馬燈のように、脳裏を駆け巡りました。GEAR戦士電童は、いやぁ、ホントに良いアニメだったんですよ。
あ、あと忘れちゃいけない「C-DRiVE」(笑)。
このアイテムでたった一つ不満なのは、残り4体・・・いや5体・・・6体?のデータウェポンが付属しないことですが、これも後日何らかの形で予定されているようですし、楽しみに待つこととしましょう。
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