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2010年9月

2010/09/29

戦場のカナリア

Asc09976 ♪ コマドリが いいました ♪

Asc09982 VB-6・ケーニッヒモンスター(SP VER)。
マクロスFに登場した超巨大可変爆撃機で、3段変形を行います。
このアイテムは、そのサイズと規格から「DX超合金GE-51S」「ROBOT魂」の両方の冠を与えられています。サイズはROBOT魂準拠、内容はDX超合金と呼ぶのがふさわしい、というわけです。
私が購入したのはSP版、本体以外に、アイランド1の天蓋を模したディスプレイ台座、ファイヤパターンが綺麗な全身デコレーションシールなどが付属します。めんどくさいので(おい)シールは貼ってありませんが。

Asc09974 SP版はスリーブ仕様、箱には黒ウサギのシェリル様が怪しく微笑みます。

Asc09975 裏はカワイイ白ウサギ。SP版にしておいて良かった。
両面使用なので、こちらを表にして飾っておくこともできます。

Asc09981 そしてまずはシャトルモード。
変形を前提としていながら、各パーツの合いは非常に良く、各ラインも綺麗に繋がっています。無骨なデザインがとてもステキ。

Asc09977 機首には、同じくSP版だけの仕様で、シェリルのノーズアート・プリントがされています。SP版にしておいて良かっ(略

Asc09983 両翼を下に降ろし、展開すると・・・。

Asc09985 翼部分が巨大な「脚」になり、機体後部がミサイルランチャーとなって、ガウォーク形態になります。
自重が結構ありますが、脚部フレームなどには金属部品が用いられ、もの凄くしっかりした変形と可動域を確保しています。さすがは「超合金」ブランド。

Asc09988 そしてデストロイドモード。
背中のレールキャノンは、前面に向けて一斉発射のポーズを取らせることもできます。また、専用スタンドも付属しますが、それなしでも十分に素立ちが可能です。
変形も各種ロックのおかげで不安定なことはなく、安心してガシガシ遊べます。いやー素晴らしい。

Asc09987 以前に発売されていた、(株)やまと製・完全変形シリーズとの比較(ガウォーク形態)。

フォルムとしては、超合金版の方が若干こじんまりして砲身が短いですが、あんまり気になりません。また、超合金版の金属フレームの存在は大きく、変形時もポーズ付けの時も安定しており、玩具としては非常に優秀だと言えましょう。
何よりシェリルが(略

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2010/09/25

天が呼ぶ、地が呼ぶ

Asc09949 人が呼ぶ!

Asc09955 S.I.C.仮面ライダーストロンガー電波人間タックル
ライダー(もしくはその相棒)がセットのこのシリーズは珍しくありませんが、この二人こそは、コンビで発売されるにふさわしい存在ですね。

Asc09962 まずはストロンガー。オリジナルの雰囲気を残しながら、ぐっと戦闘的で引き締まったフォルムになっています。
大きなマフラーの付け根には可動ジョイントが入っていて、かなり自由に動かすことができます。

Asc09963 パワフルな意匠が集中した上半身。
ストロンガーのデザインは、S.I.C.向きというか、そのアレンジがかなりピタッと合う感じがします。

Asc09961 肩のアーマーはジョイントである程度自由に動きますが、どうしても肩の動きに制限をかけてしまうので、腕を真上に跳ね上げるはできません。そのため、ストロンガー独特の天に向かって二本指を掲げるポーズが不可能なのは、ちょっと残念。

Asc09954 その代わりと言っては何ですが、ストロンガーには、シリーズ初の電飾ギミックが搭載されています。背中のスイッチで、頭部と胸のLEDが点灯し、目や胸のSマークが輝くのです。
電気人間の彼にとって、こんなにふさわしいギミックもないですね。
ただそのために、頭部の可動はちょっと制限されており、首はそれほど自由には動かせません。

Asc09972 頭部・胸・肩アーマーを差し替えて、チャージアップ状態も再現可能。
さすがにSの字がぐるんぐるん回ったりはしませんが。

Asc09956 そして、付属するもう一体のフィギュア・・・というよりこっちが本命かも(おい)の、電波人間タックル。
全身のアレンジは、原典のTV版というより、映画「MOVIE大戦2010」に登場した岬ユリ子に近いですね。

Asc09957 テントウムシの意匠を残した頭部。透明パーツや内部の彫り込みも凄いです。
しかし「テントウムシの改造人間」って、いったい何がしたかったんだ、ブラックサタンは・・・。

Asc09958 マスクを外して、フェイスオープンもできます。
なかなか別嬪さんですよ。ちょっと怖いけど(^^;)。
そして、玩具オリジナルギミックとして・・・。

Asc09960 劇中には登場しなかった、マスクパーツを付けることもできます。
戦闘には向いてるかも知れませんが・・・何だか、
タックルと言うよりは「がんがんじい」な感じも、ちょっと(^^;)。

Asc09959 「電波投げ!」
いやカワイイし、よく動くし、太ももがたまらんし、換装ギミックはストロンガーより面白いし、非常に良くできたアイテムです。

しかし実は、ストロンガーにはもう一つ、秘密の換装状態があります。

それは何と、マスクを外した状態だと・・・。

Asc09970 一つ目タイタンにもなるのです!(嘘

Asc09965 S.I.C.シリーズはいろんな進化を遂げてきていますが、このストロンガーは中でもかなり完成された感があり、パーツや関節の安定感は、初期のものとは比べものになりません。

さてこのシリーズ、次はやっぱりスカイライダーなのか、それとも満を持してのWなのか・・・。

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2010/09/23

トライアングラー

Asc09943 運命ならば繋がせて ♪

Asc09941_2 SD∞(INFINITY)、VF-25F・メサイアバルキリー
ちびっちゃかわいいこのシリーズに、ある意味「本家」とも言えるバルキリーが投入されました。かつてHCMハイ・コンプリート・モデル・・・ではなく、ハイ・コミカル・モデル)というシリーズで、完全変形が行えるSD体型のバルキリーが量産されていたものです。(どこにしまったっけなぁ・・・)。
が、今回のメサイアは、その流れを汲みながら(?)全く新しい現代の解釈で、3形態の完全変形を為し遂げています。

Asc09932 まずはファイター形態。
頭部が機体の上部に来るメサイアの変形システムですが、そのラインが綺麗に繋がり、しかもカワイイひこーきのフォルムを形成するのは非常に感動。変形も各所のジョイントでかっちり決まり、遊んでいてストレスを感じさせません。ここらへんの気持ちよさは、むしろDX超合金よりも上だったり(^^;)。
専用スタンドも付属し、飛行形態で飾っておけます。

Asc09937 続いてガウォーク形態。こちらもプロポーションに破綻がなく、愛らしさ抜群。
ファイターからの変形の際には、左腕のシールドのみ外して付け替えますが、手首は(武器の持ち手にしなければ)交換する必要すらなく、付けっぱなしで構いません。

このSDメサイアは、変形に関しては既存の玩具やプラモと一線を画した設計がされており、体型とサイズに合わせた独自のギミックを持っています。
中でも一番唸らされたのが・・・。

Asc09939この機首の変形システム。
DX玩具などではヒンジで再現されていた折りたたみ機構ですが、斜めに切った軸でぐるりと回転させることで、あたかもきちんと畳んだように見せているのです。
見栄えはもちろんのこと、玩具としての強度や遊びやすさまで考慮されたこの設計。もうホントにお見事。

Asc09941 バトロイド形態の完成。
右手を武器の持ち手に替えている以外は、取り替えた部品は一切ありません。それでいてこの再現度、カッコ良さ。お見それいたしました。

Asc09946 頭部は差し替えで、プロポーション重視のバランスのよい物と交換することもできます(もちろん、この状態で変形はできません)。さすがにディテールやフォルムはこっちの方が上ですが、先ほどの変形用頭部でも、ほとんど見劣りがしません。いや凄いよこの玩具。

Asc09944マシンガンのエフェクトも付属。あんまり派手でない分、可愛らしくてこのアイテムにはちょうど良いですね。

同シリーズのニルヴァーシュに比べ、変形がもの凄くしっかりしている点は遙かに凌駕しており、また関節なども強化されています。何より、この体型に合わせたギミックの数々は特筆ものです。
個人的には、この上半期最大のヒット!ですかな。

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2010/09/19

魔装竜、新生

Asc09922 衝撃のエクスブレイカー。

Asc09910 リボルテックNO.096、ジェノブレイカー
「ゾイド-ZOIDS-」に登場した赤い悪魔、全長20数cmと、リボルテックシリーズにしてはかなりの大型アイテムです。

Asc09915 全身の関節はもちろん、攻防一体のフリーラウンドシールドとその保持アームも、リボルバージョイントによってグリグリ動きます。ボディがあまりに大型サイズなので、少しふらつきますが、まぁ許容範囲かな。

Asc09918 腕が飛び出すババンバン(違
差し替えで、伸びるクローも再現。

Asc09919 さらに、全身を地面と平行にして・・・。

Asc09920 尻尾の冷却フィンを全開、かかとのアンカーを下ろして、荷電粒子砲発射体勢も取れます。またこのフィンが、1個1個にリボルバージョイントで動くというこだわり方。

Asc09921 ただ、口内の荷電粒子砲の砲身が上顎から生えているため、砲身を全身と平行にすることができません。喉の中央から生えていれば良かったのですが・・・。
また、頭部のレーザーチャージングブレードは固定式で、前に倒せません。ここら辺もちょっと残念なところ。
しかし全体のボリューム感と醸し出す迫力は満点、リボルテックの新たな流れになると良いのですが。個人的には、ライガーZEROが欲しいなぁ。もちろん、全身の換装ユニット付きで。

Asc09908 別売の同シリーズ、ブレードライガー。
こちらも結構な大型で、各部関節やフィンだけでなく、尻尾の4カ所にまでリボルバージョイントが用いられているという贅沢仕様。

Asc09911 設定通りにブレードが展開し、躍動感溢れる攻撃ポーズが付けられます。
でもやっぱり、ちょっとふらふらする(^^;)。

Asc09913 竜虎相打つ、の図。
ヒーローにはライバルがいないとね。

Gcra01 アニメ「ゾイド-ZOIDS-」は、熱い演出と、泣けて燃える展開で、一躍人気番組となりました。また、当時珍しかった「メカ部分はフルCG」という演出を一般化させた、という点でも画期的でした。少しでもCGに興味がある人間なら、「毎週CG作画なんて、運用できるのか?」と心配になったものです。
今では、すっかり当たり前になりましたけどね・・・。

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2010/09/14

小さな星の話をしよう

Asc09890 広がる宇宙の中 Can you feel ?

Asc09888 REAL ACTION HEROES(Deluxe Type 2010)、仮面ライダーファイズ
平成のメカニックライダーが、1/6アクションフィギュアとして再構築されました。放映はもう7年も前になるんですね・・・。

Asc09892 綺麗なアルティメットファインダー(顔面の複眼)、コンバーターラング(胸の走行)などもシャープに再現。シンプル&ビューティフルなデザインは、個人的にですが、全てのライダー含めて1、2を争う完成度だと思います。

Asc09891 ファイズエッジ(オートバジンから引き抜く電子剣)、ファイズポインター、ファイズショットも付属。また、展開状態のファイズフォンも付くので、「エクシード・チャージ」も再現できます。
ただ、変身並びに攻撃のキーアイテム・ファイズフォンは変形しないので、ちょっと残念。S.I.C.では再現できてたのにね。

Asc09897 そして何といっても、劇中でも印象的な、タックン(主人公・乾巧)の
「全然やる気のない構え」が出来るのには感動です。
必殺技を放つというのに「よっこらせっと」とでも言い出しそうなあの雰囲気、そこがまたたまらんのです!

Asc09900 必殺のクリムゾンスマッシュ。
今回の素体は、関節がかなり強化されているようで、このポーズを取ってもヘタレて来ません。結構タイトなスーツを着せられているのに、肘も膝も120度程度は曲げて維持することが可能です。さすがに、股関節はこのくらいが限度ですが。

Asc09895 さて。
ファイズは、変身ベルト=ファイズギアの売り上げもかなり好調だったのですが、番組としても名エピソードが続きました。中でも・・・。

敵=オルフェノクが元は同じ人間だった事を知り、戦うことも、倒すこともできなくなってしまったタックン。その葛藤が数話連続し、登場人物も視聴者もストレスがたまっていた頃。

ついにそのわだかまりを吹っ切り、

「戦うことが罪なら、俺が背負ってやる!」

と、確固たる意志で変身するタックン!
そこに(番組としては初めて)BGMとしてかかる主題歌、「Justiφ's」!
今までの鬱憤を全部吹っ飛ばすような、豪快で気持ちの良い戦闘シーン!
そしてそのタックンの復活を、心から喜ぶ仲間たち!

・・・という17話はまさに名作、未だかつて、あれほど格好いい「主人公の復活劇」があったでしょうか、と。

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2010/09/09

運命のガイアメモリ

Asc09882 メモリは持つ者と惹かれ合う・・・。

Asc09881 T2メモリ・ジョーカー
雑誌・フィギュア王プレミアムシリーズ、「ライダーグッズコレクション2010・仮面ライダーW」の限定付録です。
映画『仮面ライダーW FOREVER AtoZ/運命のガイアメモリ』では、今までのガイアメモリを遙かに凌ぐ強さを持つ、第2世代のメモリとして登場しました。使うのはもちろん、左翔太郎。既存の金と銀の端子ではなく、青い端子の仕様となっているのが特徴です。

Asc09874 玩具としては、単にジョーカーの音声を発するだけでなく、第2世代メモリ26種類全ての音声を(これ1個に!)収録している豪華版。ボタンを押すごとに、叫ぶメモリの音が変わります。

「ジョーカー!」「アクセル!」「バード!」「サイクロン!」
「ダミー!」「エターナル!」「ファング!」「ジーン!」
「ヒート!」「アイスエイジ!」「キー!」「ルナ!」
「メタル!」「ナスカ!」「オーシャン!」「パペティア-!」
「クイーン!」「ロケット!」「スカル!」「トリガー!」
「ユニコーン!」「ヴァイオレンス!」「ウェザー!」「エクストリーム!」
「イエスタディ!」「ゾーン!」


既発売のDXメモリや、ドーパントメモリに収録されている音もありますが、オーシャン、クイーン、ロケットなど新録の音声も多く、単品なのに贅沢な仕様のアイテムです。

雑誌「フィギュア王」NO.151には、このジョーカーメモリに貼れる25種類のシールが付属し、好きなメモリに貼り替えられるようになっています。そう言われても、そう簡単に貼り替える決断などできません。ジョーカー自体、素晴らしく格好いいしね。

ところが先日、食い入るように25種類のシールを見ていたマブが言いました。
「じゃぁさ、作っちゃおうよ、T2メモリ」
「え?全部?」
「うん」

Asc09863 というわけで・・・。

Asc09860やっちゃいましたよ私たちは。T2メモリ、全26種類、ハードケース付きです。

でも、笑えるほどお金がかかっていません。
メモリは全部、ダブったガシャポン版と食玩版ですし、ケースはただのリサイクル品ですから・・・。

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2010/09/08

がんばれアークさんFINAL

今回は趣向を変え、ある武装神姫のドキュメンタリーをお送りいたします。
ナレーションは、ガイアメモリの声の人を想定してお読みください。

Asc09846(番組開始前のジングル)

武装神姫・アーク

儚げな白いフォルムの彼女は、このblogの中で、もっとも弄ばれた子の一人である。
そんな彼女にも、ついに檜舞台がやってきた・・・けどね!(笑)

(オープニング)

この番組は、スタジオ・アイアンギアと、
ご覧のスポンサーの提供でお送りいたします。



武装神姫・アーク
当初彼女は、新たに開発された変形バイク・The Vorgerのテストパイロットとして選ばれた。
(回想シーン・1)

本人もまんざらではなかったらしく、 得意げに変形機構の解説アナウンサーを買って出ていた。
(回想シーン・2)

The Vorgerがほぼ完成した際には、誰の目にもその物語の主役となることは明らかであったし、本人も口には出さないが、確固たる自信を持っていた。
(回想シーン・3)

あんな事が起きるまでは。
(回想シーン・4)

そう、The Vorgerの正式なパイロットになったのは、彼女ではなく、専用に(秘密裏に)開発された、大門結花だったのである。
(回想シーン・5)

だが彼女は、人前では、落胆した姿を見せなかった。可愛い妹のためにと涙を隠し、敢えて悪役を演ずる道を選んだのである。・・・まぁホントは落ち込んでたけど(^^;)。
(回想シーン・6)

そんな彼女を、またしても絶望が襲う。
決まりかけていた悪役の座、それすらも、ポッと出の新人に奪われたのだ。
(回想シーン・7)

彼女の心情はどんなものだったのか。
淡々とMachine Bachのテストパイロットを勤めていても・・・
(回想シーン・8)

心中は穏やかでなかったに違いない。
(回想シーン・9)

かといって、勝てそうもない相手には喧嘩をしない。
(回想シーン・10)
そんなところも、彼女のカワイイ一面である。

だが。
そんな彼女とThe Vorgerを巡るドラマも、ついにクライマックスを迎えた!

(番組ロゴ)
「がんばれアークさんFINAL」

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2010/09/04

タ・ト・バ!

Asc09832_2 このアイテムに初めて触ったときの気持ちを、絵にしてみました。
何が何だか分からないと思いますが、そういう感じだということです(ますますわからん)。

なおこれ以降、新番組「仮面ライダーオーズ」のネタバレを含みます。
楽しみにしたい方はご注意ください。

Asc09827_2 変身ベルト・DXオーズドライバー
新ヒーロー「仮面ライダーOOO(オーズ)」の変身アイテムです。
ベルト本体に、金のメダル(コアメダル)が4枚、右腰に付けるオースキャナー、左腰のメダルケースが付属します。
コアメダルは、タカ、トラ、バッタ、カマキリの4種類。クリアでカラフルな丸い部分と、それを包む金色の外周でできており、ずっしりとした重量感があります。中にはICチップが入っており、ああ、何か秘密があるんだなコレに?と期待を持たせてくれます。

Asc09828 オーズドライバー本体と、オースキャナーを正面から見たところ。
ドライバーには3個の穴があり、それぞれにメダルを上から差し込みます。バックルは、ベルトから見て斜めに傾けられるようになっており・・・。

Asc09829 オースキャナーのスイッチを押しながら、ドライバーの溝に沿って、斜め上から下にメダルをスキャンさせると・・・。

Asc09830 メダルを1枚読むたびに、オースキャナーのLEDが一つずつ点灯し、読み込んだメダルの名前を叫びます。

「タカ!トラ!バッタ!」

さらにそのまま、メダルに対応した色に輝きながら、歌を歌い始めます(!)。

「♪ ター・トー・バー!
   タ・ト・バ! タ・ト・バ!! 
♪」

これで、オーズの基本フォーム、タトバコンボに変身したことになります。つまりこの変身ベルトは、ライダー史上初めての、「変身ソングを『歌う』ベルト」なのです。
(言うまでもありませんが、タトバとは「カ・ラ・ッタ」の頭文字です)

変身の効果音や、変身時のメロディを奏でるベルトは今までもありましたが、歌うベルト・・・しかも歌っているのは、私たちのような特撮好きなら、知らぬ者とてないあの人・・・とは。いやもう呆れました感動しました。
また、同じ状態で再度スキャンすると、必殺技発動音声が鳴ります。
スキャニング・チャージ!

ちなみにこの変身ソング、「ある一定の」メダルの組み合わせでなくては発動せず、どれかを同梱のカマキリに替えると、変身の効果音は鳴りますが、歌ってはくれません。メダルの順番は関係ないようで、「トラ!バッタ!タカ!」でも、タトバコンボは発動します。

ただし、オースキャナーを「下から上に」スキャンしても、どれか一つのメダルの名前を呼ぶだけで、変身音は鳴りません。またドライバーにセットしない、ただ置いただけのメダルをスキャンしても同様です。どうやら、ここら辺に何か秘密がありそうですが・・・。

Asc09833 こちらは、同時発売のDXメダジャリバー
オーズが扱う巨大な剣で、玩具としても差し渡し45cm程の大ぶりなアイテムです。
本体に、銀色のオーメダル(セルメダル)が3枚付属します。種類はクワガタ・トラ・カマキリ。
銀のメダルは、明らかに金のメダルより軽く、オースキャナーで読み込むと
「(クワガタなら)クワガタ!ギン(銀)!
と叫びます。金と銀、コアとセルとでは、メダルのランクが違うようです。

Asc09836 メダルを、剣本体の後部から(貯金箱にお金を入れるように)差し込むと、スロット部分にそれらが貯まります。レバーを押すとメダルが本体内部に移動し、剣のスイッチを押すと、入れたメダルの枚数に応じて斬撃音が変化します。
そのまま見えているメダルをオースキャナーで読み込むと、オースキャナーから必殺技の音声が鳴ります。
「(3枚入れれば)トリプル!スキャニング・チャージ!

この状態でメダジャリバーの方のスイッチを押すと、スペシャル必殺技の音が鳴ります。(メダルの種類には関係ありません)

先ほど、オースキャナーで銀のメダルをスキャンした際には名前だけを呼んでいたことや、オーズドライバーに搭載したメダルを読ませたときとは音声が違うことから・・・。
どうやらオースキャナーは、メダルとその搭載されている機器の存在を感知していると思われます。いったいどういう仕組みなんだ。凄いなぁコレ・・・。

Asc09835 銀のセルメダルだけでも変身音は鳴りますが、
「クワガタ!ギン! カマキリ!ギン! トラ!ギン!」
と、いちいち
「このメダル安物ですよ、すいませんねぇ」
と、断りを入れているみたいで笑えます。いやぁ面白いなぁこの玩具。

Asc09837
同時発売の「タカカンドロイド」「タコカンドロイド」(こちらの紹介はまたいずれ・・・)にも銀のセルメダルは付属し、オースキャナーでもちゃんと「タカ!ギン」「タコ!ギン!」と呼んでくれます。
今年はメダルを集めなきゃいけないのか。多々買いは終わらない・・・。


メダルを集め、それをベルトに読み込んで喋らせる・・・。
今年のライダーは、まさに

「金にモノを言わせる」ライダー

なのです(ええっ(^^;)

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2010/09/01

憧れのSNOW WHITE

Asc09818 「ダイゴ・・・」

Asc09812 PROJECT BM!、ヤナセ・レナ隊員
「ウルトラマンティガ」に登場した、平成ウルトラマン最初にして至高のヒロイン(断言)です。
スケールは1/6ですが、素体はおそらく、これらと同様なfemale bodyを使っていると思われ、ヒーローシリーズよりも頭一つほど小さいです。
このアイテム自体も、同シリーズのティガ同梱チケットで購入できた限定版で、主役のダイゴ差し置いて(もう良いよ)。

Asc09809 凛々しくも可愛く美しく、戦う女性と恋する女の子のちょうど真ん中を残したフェイス。
結構似ているんじゃないでしょうか。いやもう、似ていようがいまいが、レナ隊員だから何でも許しちゃうけどね!(お前なぁ

Asc09814 GUTS特製のハイセンスなヘルメットも付属。パイロットとしても超一流な彼女には、やっぱりヘルメットを持つ姿が似合いますね。

Asc09815ヘルメットはそのまま頭部に被せられ、またガッツハイパーガンと各種カートリッジも装備できます。付属品は十二分だと言えましょう。もちろん、人形本体の出来映え、スーツの質感なども文句なしです。

表題の「SNOW WHITE」はもちろん、ラスト間近のダイゴとレナの会話の舞台となった機体からとっているのですが、いやー、あのシーンは今思い出しても泣ける、ウルトラ屈指の名場面でしたね。
それまでの昭和ウルトラ番組では、ヒロインでも、最終回までウルトラマンの正体を知らないのは当然のお約束だったのですが。
それを覆すどころか、かなり前から自分の恋人の正体に気が付いていて、そして「一緒に戦いたい」と願うとは・・・。
まさに画期的、平成ウルトラマンという「新しい時代」にふさわしい、健気で前向きなヒロインとしての姿でした。だから今でもファンなんだよ。しょうがないよね?ね?

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