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2010年6月

2010/06/27

可動の国から僕らのために

Asc09452来たぞ、我らのウルトラマン!

Asc09453 ULTRA ACTウルトラマン。可動フィギュアの新ブランド、第1弾は初代ウルトラマンです。
それこそ星の数ほどあるウルトラマンのフィギュアですが、可動とプロポーションを両立させたものは意外と少なく、この ULTRA ACTは、そこら辺に挑んだ野心的な(?)シリーズです。

Asc09447何せこの可動域!
腕をきちんと胸の前に構え、つま先立ちでスペシウムを撃てるなんて!
しかも上腕部は、ウルトラマンの赤いラインで分割されているので、腕を回してもプロポーションが破綻しません。

Asc09442そして、手首以外差し替えていないのに、劇中の「飛び人形」プロップかと見まがうばかりのこの飛行姿勢!肩が2重関節なので、肩幅より狭く腕を上げることが出来るのがポイントです。

Asc09444 もちろん、八つ裂き後輪も完全再現!胸を張って、肘を高く上げるウルトラスラッシュのポーズも決まります。
カラータイマーはクリアパーツで、青・赤の2種類が付属し、差し替えも出来ます。

Asc09449初代マンの印象的な前屈みポーズもバッチリ。
腰と背中もそうですが、首と頭部の可動域が広いので、前屈みになっても怪獣と対峙する姿勢がとれます。

Asc09454出世した姿(笑)の、ブラザーマントも付属します。マントには透明の支え台も付属するので、バランスを崩すこともありません。

Asc09450気になるサイズですが、一般的な怪獣ソフビ人形と比べると、このくらい。
少々ウルトラマンの方が小さい感じがしますが、怪獣の巨大さを引き立てるには、ちょうど良いくらいなのかも知れません。

Asc09451ソフビの怪獣人形は山ほど発売されていますが、それに絡めて「戦っているポーズをとれる」ウルトラマンの人形は、なぜかあまり定着しませんでした。ウルトラマンのソフビは、みんな棒立ちでしたし。
それから考えると、このアイテムの偉大さ・・・というか凄い魅力・・・がひしひしと感じられます。

遊んでいて、真剣に思いましたからね。
「これ、自分が子供の頃に欲しかったなぁ・・・」
って。

Asc09448 ほぼ唯一の弱点は、スタンドが付属しないことです。(写真では、魂Stageのものを流用しています)
空を飛び、大地にがっしりと立つウルトラマンだからこそ、しっかりポーズを付けたまま保持できる専用スタンドが欲しかった所です。

そうは言っても、個人的に、これほどこう「ビビッ」と来たアイテムはそうそうありません。
うちのマブが、しまっていた怪獣ソフビを片っ端から引き出した気持ちも、良く分かります。
本当に
「来たぞ!我らのウルトラマン!」
という感じですからね。

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2010/06/24

流星散らしてデート

Asc09419 もってけー! 

Asc09398 ACTION FIGURE LIMITED・シェリル=ノーム。
ホビージャパン誌上販売の限定品です。
一般発売の私服バージョンとは異なり、劇中でも印象的だった、軍服スタイルのステージ衣装を着ています。

Asc09399頭部も新規に製作されており、私服の時よりもキリッとした『お仕事の時の顔』になっています。自分のすること、しなくちゃいけないことを分かっているのはプロですなぁ。

Asc09406帽子も付属しますが、衣装の一環というよりは小道具扱いされているようで、被ることは出来ません。頭に乗せているだけです。

Asc09410どうしても太ももに目が行くこのポーズ(笑)。

さて、今回の限定版にはもう一つ衣装があり・・・というか、軍服をキャストオフして、その下のインナースーツの状態にすることが出来ます。

Asc09415目のやり場に困る、例の衣装のできあがり。
人形の素体は胴体が軟質素材、おなかと腰が1パーツの構成なので、ボディラインが綺麗に繋がって見えます。

Asc09416両衣装用の手首もそれぞれ左右3種類ずつ、合計で12個付属するゴージャスっぷり。髪のボリュームがありすぎて、首から上のポーズを付けることはほとんど出来ませんが、まぁコレはしょうがないでしょう。

Asc09418正面から見ても凄い衣装ですが、さらに後ろの方から見ると、とんでもないローライズなパンツになっているので、とてもこの「品行方正を形にしたような」スタジオアイアンギア・2番館では掲載できません。どうかご容赦ください。

「はい」     「いいえ」

Asc09400 ・・・上の設問で、最初に『はい』をクリックしたか、『いいえ』を選んだかで、あなたの倫理観を確認することが出来ます。あなたはどっちでしたか?Black or White ?

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2010/06/20

コンバイン1・2・3

Asc093914、5、出撃だ!

Asc09382超合金魂GX-50超電磁ロボコンバトラーV対応・南原コネクション
バトルマシン5機(超合金魂版)を格納できる、超大型基地です。
見ただけで「超電磁ロボの基地に違いない」と理解できるデザインって、凄いなぁ(^^;)。

Asc09383一見ただの塔に見えますが、5角柱の壁がそれぞれ全面に倒れ、バトルマシンを1機ずつ内蔵できるようになっています。壁の内部には、各機に対応したカタパルトがあり、壁面が垂直になってもマシンをホールドできるよう、個別の拘束装置も付いています。

Asc09388全壁面を展開した所。
こういう「ロボのための基地」はワクワクしますねぇ。

Asc09387
Asc09386内部は、それぞれのマシンが干渉しないよう、上下の位置なども巧く計算して配置されています。もうキツキツですね。
しかしこの基地、整備の隊員さんは大変だろうなぁ。

Asc09389またバトルジェット用のカタパルトのみ、発進のために角度を付けられるようになっています。僅かですが下部のシリンダーで角度も変えられ、臨場感がさらに高まります。

Asc09384昔は、ロボ玩具に基地は付きものでしたが、今ではあまり見かけなくなりました。住宅、お財布、いろんな事情があるのだとは思いますが。
しかし、やっぱりこういう「出撃のシチュエーション」を楽しめるアイテムは良いですね。
久しぶりに、ビッグファルコンも引っ張り出したくなってきました。
それでは皆さん、ご一緒に!

ビバ!基地GUY!

(くどいようですが、声に出しては略

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2010/06/16

神にも悪魔にも

Asc09351なれるのだ!

Asc09350 超合金魂GX-45C・マジンガーZコミックカラーVer.
原作者・永井豪先生の記念館で限定発売されたものですが、私が入手したのはその後の抽選販売品です。

Asc09353基本設計は、以前発売されたGX-45と全く一緒ですので、立て膝ロケットパンチももちろん出来ます。ただ、ジェットスクランダーは付属しません。

Asc09356 GX-45と並べると、面取りにゴールドの縁取りがされているのが分かります。シンプルかつパワフルなアニメ版も良いですが、原作マンガ版準拠のGX-45Cの方が、より立体感が増しているような気がします。

Asc09352もっとも異なるのは、その顔つき。
赤い目の縁取りだけでなく、白い鼻筋が通り、「神にも悪魔にもなれる」マジンガーの凶悪な印象が深まっています。デビルマン的と言いますか。
そして、赤いラインを生かすためか、パイルダーも白い成型色になっています。
アニメに慣れているとちょっと驚きますが、この顔の色配置だとむしろピッタリ。

Asc09354 アニメ放映時は、こんな細かい色の塗り分けだと(当時としては)ちょっと動かすのが大変でしょうから、アニメのデザインは、あれで正解だったと思います。
今なら何とかなるような気がするので、この色配置でのマジンガーが動く所もちょっと見たい・・・などと書こうと思ったけど!ちょっと待て!

そんなことより、「衝撃!Z編」の続きが先だ!

・・・っていうか、続きあるのかなぁ・・・。

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2010/06/12

薔薇は美しく散る

今回、本来は別のネタを用意していたのですが、どうにも差し替えがしたくて、急遽記事を入れ替えました。

Asc09348 だってオスカル様だよ? しょうがないでしょ?(ええっ
ジュテーム・オスカル!・・・(まぁ落ち着け

Asc09346ベルサイユのばら=オスカル・プレミアムフィギュア。
ゲームセンターのプライズ品ですが、もう呆れるほどオスカル様。
長い睫毛がたまりません。何だこの凄い出来映え。

平成のこの世に、何でまたオスカル様?という疑問もないことはないのですが、美人だからいいや別に(投げやり

Asc09347ひらひらの後ろ姿。台座はきっちり薔薇の紋章。
腰に巻かれた白い布、たなびく髪、きんきらきんの刺繍。
ビバ!少女マンガ!

Asc09345 私たちが学生の頃、この「ベルサイユのばら」で、フランス革命(という歴史)に興味を持ったという女子は少なくありませんでした。今でなら「歴女」と呼ばれたのかも知れません。

時は移って現代、「戦国BASARA弐」とかに夢中になっているうちのお姉ちゃんとかを見ると、
「歴史は繰り返す」
という言葉がリフレインして、しょうがないです。

もう20年ほど経った未来、ものすごく出来の良い独眼竜正宗(イケメン)のフィギュアが発売され、それをうっとり眺めている(大人になった)うちのお姉ちゃんの姿が目に浮かんで、しょうがないです。

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2010/06/09

開発状況06.09

結花と桂の二人は、なにやら試写を見ています。

Stvp01「毎日毎日撮影で、もうくたびれちゃったわ。
 いつになったら終わるのかしらね、この企画」

Stvp04「そんなこと言いながら、お姉ちゃん、ノリノリじゃない」
「い、良いでしょたまには」

Stvp02「マスターは、これが一番恥ずかしかったって言ってたっけ」
「撮影場所、霞ヶ関のど真ん中だったからね」

Stvp03「・・・でも、これ、まだ○形態分撮らなきゃいけないんでしょ?」
「完成する前に、ボクたちの妹が、もう2~3人増えてしまいそうな気がする・・・」

まぁその前には何とかします。
何をしてるのかは、出来てからのお楽しみということで。

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2010/06/04

とにかくひとまず

Asc09324_2 何よりすなわち、タイムボカン。
(しかしこの写真、ただのムシだなぁ・・・)

Asc09328BRAVE合金31、タイムドタバッタン
栄えあるタイムボカン2号機・・・なのですが、別に主人公たちが開発したわけではなく、昆虫人が乗ってきたメカをぶんどっちゃっただけ、こういうアバウトさも実にタイムボカン。
ミニメカ、ヘリボタルシャクトリンも付属します。

Asc09325本体左側は、乗降用ハッチが劇中通りに展開します。別に小さなフィギュアなどが付属するわけではないのですが、こういった細かい部分が、存在感を高めてくれます。

Asc09327ヘリボタルとシャクトリンは、ハッチを開けて、それぞれをドタバッタン内部に収納できます。・・・が、何故か今回、この2機はちょっとできばえが「?」なところがありまして・・・。

ヘリボタルは、小さな脚がそれぞれ可動、着陸体勢と飛行体勢を差し替えなしで再現できるのですが、その脚があまりに細いものだから、ぽろぽろ外れて組み立ても一苦労。素直に、着陸と飛行の2個のフィギュアにしてくれれば良かったのに。

またシャクトリンの方は、ハッチ内部の凸部品に腹の凹部を差し込んで固定できる、と説明書にはありますが、凹部の穴がどこにも見当たりません。うーむ、良く分からない仕様だ。これだから昆虫人のメカは(違

Asc09321しかしドタバッタン本体の方は、非常にできばえが良く、思わず唸るギミックが仕込まれています。腹部を下に豪快に開くと、中にはキャタピラと、垂直にたたまれた翼が内蔵されており、それらを展開して・・・。

Asc09320脚が2本や3本折れても大丈夫な(劇中でも実際良く折れてましたが)「陸上移動モード」に。

Asc09322また、翼を水平に開き、脚部を伸ばすと「飛行モード」に。

Asc09323そのまま立たせると「昆虫人モード」に(嘘

Asc09326シャープなフォルムは、1号機・メカブトンとはデザインラインが異なり、鮮烈な印象を与えてくれました。まぁ私は、クワガッタンの方が好きだったけどね(おい

Asc09330結構長い時間がかかって、この3機が並んだわけですが、見ていると何でだろう、ちょっと目頭が熱くなるものがあります。好きでしたからねぇ私たち、タイムボカン
平成のこの世で、この3機が勢揃いするなんて・・・。
思わずホントに
「遠路はるばるご苦労さんね」
と呟きたくなります。

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2010/06/01

脳内怪獣大決戦

Asc09310ギャオスが来た!

Asc09301特撮リボルテック006・ガメラ。
映画「ガメラ・大怪獣空中決戦」版の姿で、昭和のそれよりはずっとスマートで戦闘的になったデザインが印象的です。
リボルテック版は、各間接や尻尾、顎などにリボルバージョイントが効果的に仕込まれ、バキバキ動いてポーズが決められる、「かっこいい怪獣」のアイテムになっています。

Asc09299下半身を交換し、プラズマジェットで飛び立つ姿にもできます。首のリボルバージョイントは2十関節のものを使っているので、かなり上を見上げた姿勢もとれます。

Asc09303また、プラズマ火球発射時のエフェクトも付属。口にくわえさせてしっかり保持できます。私のものは首のジョイントが緩めなので、すぐ下を向いてしまいますが。
個人的には、連発するときのまん丸な火球も欲しかったなぁ。

Asc09313 同時発売の007・ギャオス。
古代の超遺伝子獣、人を襲って喰らい尽くす恐怖の「兵器」ですが、その生々しいデザインをがっちり再現。ガメラとはまた違った、凶悪なカッコ良さがたまりません。

Asc09309製品には、専用の飛行用スタンドが付属します。腹部と胸の間に、リボルバージョイントを介して挟み込み、安定した飛行ポーズで飾っておけます。
おまけに、遠景用のミニギャオスまで付いてくるという気の利きよう。

Asc09312またこのギャオスの両翼は、それぞれ1枚の軟質素材で形成され、リボルバージョイントによって、切れ目なく美しく曲げることができます。初めて触ったときは、思わず声を上げるほど感動しました。
「何コレ!凄ぇ!」って。

Asc09311この特撮リボルテック、初期の謳い文句に
「もう、脳内変換は必要ない」
というのがありましたが、全くその通りだと思います。

私たちが子供の頃は、「怪獣のアイテム」というだけで貴重、かっこいいとかそんなことは二の次でした。
変なバランスの体型のソフビ人形も、ゼンマイの岩に乗っていたプラモも、薄いセルロイド製で背中に取っ手が付いているじょうろも、ガメラのおもちゃなら、存在している、または買ってもらえるだけまだましでしたから。私たちは脳の中で、気に入らない部分には補正をかけて遊んでいものです。
まぁ良い時代になったというか、凄い時代になったというか・・・。

でも、あの「脳内変換」が必須だった頃は、アレはアレで凄く楽しかったんですけど、ね。

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