愛を抱いて
一見、何の変哲もない、普通の「超合金魂・ダイターン3」に見えますが。
実はこれ、完全変形できなかった商品を改造し、余剰パーツとなってしまう大型腕カバーを背中にセットできるようにした、
「少なくとも、遊んでいる最中にはパーツが余らないダイターン3(長いよ)」
なのです。
大型腕カバーの改造は、左右1カ所のみ。穴を開けて、レゴのジョイント部品を差し込んであるだけです。部品はいつでも外せ、跡には小さな穴が残りますが、あまり目立ちません。
このジョイントを、ダイターン本体の背中の穴(ダイファイター時に、インテークが差し込まれる部分)に差し込んで、固定しています。固定状態は緩すぎることもなく・・・というか、外すのに苦労するほど、きつく保持されています。
さらに、それでも飽きたらず。
ダイタンク時のクローラー(キャタピラ)を、レゴの部品とジャンクパーツを使い、大型化しています。クローラー部分にいくつか穴を開け、タイヤやプーリーを取り付け、キャタピラを巻いてあるのです。塗装前なので部品の色がそのままですが、ご容赦ください。
このクローラーは、大型腕カバーの内部にセットできるギリギリのサイズになっていますので・・・。
変形はあっちへ回し、こっちへ回しと、クリアランスを作るのが大変ですが。
原典通り、腕カバーを外すだけで、他の部品の差し替え・付け替えはなしで、大型クローラーを装備したダイタンクに変形できます。
←こちらは元(商品のまま)のダイタンク。
やはりクローラー部分を大きくしたほうが、戦車としてのバランスは格段に良くなるように思いますが、いかがでしょうか。
もちろん、ダイファイターにもそのまま変形できます。(駐機状態)
さすがにこの大きなクローラー、ダイターン本体に収納することはできませんので、飛行状態にする際には、クローラーに装備した部品とキャタピラを外さなければなりません。しかしこちらも元はただのレゴの部品なので、外すのは簡単です。
また、クローラーを外さずに横向きに畳んで、「なんちゃって飛行形態」にもできます。
この改造ダイターンですが、正面から見ると、大型腕カバーを装備していてもあまり気が付かないレベルに仕上がりました。ほっ。
正直、最初はこの改造をするべきかどうかかなり悩みましたが、個人的には良かったと思います。やっぱり、変形させている間に何度も部品を取り替えるのは興ざめですから、ね。
そうは言っても、高価な商品ですし、決して万人にお勧めすることでもありません。また、万が一この記事を参考に改造して失敗なさっても、私は一切責任を取れませんのでご了承下さい。
オマケ:
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コメント
ええ、腰原先生が玩具のプロデュースをするべきだと、僕も昔から主張している一人です。
ところで、キャタピラの転輪は前の方が大きくなるようにしないと落ち着かない派なんです、僕。
投稿: 黒竜王V | 2010/05/01 01:28
> 素晴らしいです!!
ありがとうございます。大型腕カバーの方は、大して改造自体は難しくありません。ピンを付ける位置決めが(失敗できないし)ドキドキする程度、です。
ただ大型キャタピラの方は、変形時のクリアランス確保だけはご注意下さい。付けるのは簡単なのですが、あまり大きくしてしまうと、腹部から背中に回す際に、背中のフタに引っかかったりしてしまいますので。仮止めして何度も試すのをお薦めします。・・・実は私もちょっと失敗しており、玩具のキャタピラには、余計な穴が2個空いていたりしますので(笑)。
> いやなんか腰原様が玩具の開発企画をやったらどうかとの声があるとかないとか…(笑)
万が一そんなことがあったとしても、予算とか納期とか度外視すると思うので、すぐ左遷でしょう(笑)。
投稿: 腰原仁志 | 2010/04/30 03:57
素晴らしいです!!
私も参考にして弄って見ようと思います。
投稿: 十里縋瑠 | 2010/04/29 20:44
あ~!!やっちゃいましたねぇo(^▽^)o
やはり余剰はだめぇ!!ガシガシ変形合体させてなんぼ(*^-^)b
いやなんか腰原様が玩具の開発企画をやったらどうかとの声があるとかないとか…(笑)
投稿: みんち。 | 2010/04/29 15:08