Re.FIRE!!
VF HI-METAL、VF-19改・ファイヤーバルキリー。
マクロス7に登場した、正式名称「エクスカリバー・熱気バサラスペシャル」ですが、ファイヤーバルキリーの方が通りが良いですね。
真っ赤なカラーリングと、切り裂くような前進翼が印象的な機体でした。
このアイテムは全長約十数cm、手のひらに載せることができるくらいのコンパクトサイズですが、いくつかの差し替え部品を使いながらも、バルキリー・ガウォーク・バトロイドの3形態に変形させることができます。
コクピットには、もちろん熱気バサラが搭乗。
小さいながらも、ちゃんとギター型のコントローラを持っているのが目にとれます。
下のピンク色のスタンド=魂stageスタンドは、商品には付属せず、それに組み合わせて使える透明なディスプレイパーツのみが付属します。
ファイターでも十二分にカッコ良いので、それを支える何かは、同梱してくれても良かったような気がします。ガウォークへと変形。
頭部の大きなアンテナ、手首のシャッターなどが交換パーツで、また頭部カバーやシールドなどは、いったん外して再度付け替える方式をとっています。
バトロイド形態。
各部の変形後、頭部耳横の2本のアンテナを差し込んで、完成となります。
差し替えパーツが結構あるのは少々残念ですが、3形態でのバランスを保つためと考えれば、致し方ないかも知れません。何せファイヤーバルキリー(エクスカリバー)は、変形の複雑さと、各形態でのプロポーション調整の難しさでは、定評のある(?)機体ですから。
しかし、肩アーマーを跳ね上げられるようになっていたり、脚のラインが綺麗に繋がるようにパーツ構成がされていたりと、いろいろ工夫がされており、かなりカッコ良いポーズ付けができます。少々外れ易い部品もありますが。
また、変形の都合上薄っぺらくなってしまう足の裏側を隠すため、プロポーションアップパーツも付属します。(写真左が取り付け状態)
これらをはめると、当然変形はできなくなってしまうのですが、ないよりはあった方が、やっぱりスタイルは良くなります。
さらに、頭部全面を差し替えにより、クローズフェイス(口のシャッターを閉めた状態)にすることもできます。この方が、確かに(普通の)バルキリーっぽく見えます。
が、しかし。
初めてファイヤーバルキリーを見た時は
「バルキリーに、目がある? 口がある!?」
と驚きを感じたものですが、バサラの生き様を見ていくに従い、だんだん「口がなきゃ変だよな」と思えてきてしまうのですから、不思議なものです。
ところで、この記事のタイトル「Re.FIRE!!」ですが。
これは、昨年発売された、ファイヤーボンバー(熱気バサラがボーカルの超人気バンド)、15年ぶりの新作アルバムの名前です。
本編では、自分の歌い方を求めて銀河へ旅立ってしまったらしいバサラですが、ヒロイン・ミレーヌは(たぶん)その帰りをずっと待っていたのでしょうね。
まだバサラは帰ってこなくて、銀河ネットワークを通じた遠距離セッションでの録音、という設定なのですが・・・。
15年経ったバサラの声も、ミレーヌの声も、年月を経たものだけが持つ「厚み」を増しており、ああ、まだ彼らは熱く生きているんだ、ということを感じさせてくれました。いいアルバムでしたよ。
さぁ皆さんご一緒に。
「FIRE!」
「BOMBER!」
| 固定リンク
| コメント (6)
| トラックバック (0)
最近のコメント