
見たか、電磁の必殺の技!

超合金魂・GX-50、超電磁ロボ コンバトラーV。
5体合体ロボの元祖にして、ある意味頂点のロボットが、リニューアルされて超合金魂に帰ってきました。

各バトルマシンは、色合いもフォルムもGX-03とは異なっており、力強く、よりアニメ的なデザインになったような気がします。また(今回は写真撮り忘れましたが)、合体してグランダッシャー形態にもなれるよう、バトルタンクのキャタピラ延長パーツやランディングギアも付属します。

リスペクト・ボルテス以来、定番となった感じの「あの頃カバー」。
良い感じで時代をアピールしていますね。

さて、本題のバトルマシンですが。本家超合金、そして最初の超合金魂でもやらなかったような、細かいネタを盛り込んでいます。
バトルジェットは、全長5cm未満というサイズにもかかわらず、機体上部のマグネレーザー、両脇のバルカンミサイルの展開、そしてキャノピー開閉というギミックを盛り込んでいます。

バトルクラッシャーは、両脇の主翼がなんと2段階の折りたたみが可能、そのまま上腕部に収納できるように設計されています。
バトルタンクは、一見あんまり変わっていないように見えますが、マニュピレーターの収納や、キャタピラ部分の展開方法が見直され、綺麗な背部を形成できるようになっています。ただ、バトルチェンソーを可能にしたかったのでしょうか、キャタピラ部分が簡単に外れるようになっており、すぐ取れがちなのがちょっと残念。

マリンとクラフト。クラフトは、本体左右が強力な磁力でくっつくようになっており、ドリルもレバーで取り外しなしで機体内部に収納できます。
そして、その5機が合体してできるのが。

「コン・バトラーっ、V」!

ツインランサーを構えたところ。
各部可動部は、さすがにデザイン上厳しい股関節以外は非情に良く動きます。
特に足腰(足首)は、このままもう一段階押し込んで縮ませ、シルエットをよりなめらかにすることもできるようになっています。
付属品も多数、特に両腕のワンダーレストには、多彩な武装が交換可能、遊びの幅を思いっきり広げます。

ガレッガー!

アトミック・バーナー!

超電磁クレーン!
いずれも「どこから出てくるんだコレ」という武器ではありましたが、そこがまた時代を感じさせるというか。

幾度も窮地を救った、ビッグブラスト。
先端を交換して「ビッグブラストディバイダー」にすることも可能です。
そして、このコンバトラー、最大最高の付属品は、やっぱり・・・。

超電磁・ヨー・ヨー!

超電磁タ・ツ・マ・キ!(的な手首。なお画像はイメージです)

超電磁スピン!
の、必殺技コンボセット。ああ、ずーっと主題歌が(頭の中で)リフレイン。

中でも超電磁ヨーヨーは、長いエフェクトパーツでヨーヨー自体を固定できます。このクリアパーツの、綺麗でカッコ良いことといったら!
持つと指に刺さりそうなくらい痛いですが、腕や手首の保持力がかなりしっかりしており、またヨーヨーやエフェクトパーツの自重が非常に軽いため、自在にポーズが付けられます。

いわゆる長浜ロマンロボ、勢揃い。
写真だとボルテスの方が大きく見えますが、手前に置いてあるからで、実際の全高は新コンバトラーの方が高いです。

コンバトラーは、今でもスーパーロボット大戦などに出演する人気ロボですが、その人気の一端は、あの主題歌(オープニング・エンディング含む)が担っているような気もしないではありません。
何せ、必殺技の名前を覚えているロボットはたくさんいますが、身長と体重まで(あの主題歌のおかげで)誰もがそらで言えるのは、たぶんコンバトラーだけですからね。
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