汝ら罪なし
超合金魂GX-48、ビッグオー。
1999年に第1シーズンの放映が開始されたTVアニメ「ザ・ビッグオー」の主役メカが、ほぼ10年の歳月を経て、超合金魂化されました。
無骨かつパワフル、レトロ風味ながらスタイリッシュな異形のフォルムは、一度見たらにわかには忘れがたいインパクトを持っています。
起動時の謎の言葉
「神の名においてこれを鋳造す」
にふさわしい、リベットの細工と黒光りするボディ。
なで肩の体型と巨大な腕。
なんという魅力的な存在でしょう。
まさに、超合金魂になるために生まれたようなメカ(実際そうらしい)です。
両腕のサドンインパクトは、シリンダー部分を一度引き出し、パンチ部分を押し込むと、スプリングで「バシャッ」と元に戻ります。何とも雰囲気があって良い感じ。
股関節や膝関節も引き出せ、可動範囲を広げられます。
首元装甲が上に上がり、ロジャーが乗り込むコクピットが見えます。
クリアレッドのパーツも綺麗。
胸の装甲を押し上げ、別パーツの砲塔を付けると、キャノンパーティも再現できます。腹部のミサイルパーティは、装甲ごと交換する仕様です。
さらに、つま先の2段ハッチを展開し、中にロジャーの愛車・グリフォンを収納できるようになっています・・・が、グリフォン自体は、魂WEB商店などで別売される「拡張パーツセット」に含まれるそうで、本商品には付属しません。
拡張パーツセットには他にも、オーサンダーやモビーディックアンカー、アークライン発射時の平手首などが含まれるそうです。どうせなら、このアイテムに付属させてくれても良かったのに・・・という気もしますが、お値段を押さえるための策なのでしょう。たぶん。
「ザ・ビッグオー」は、いろいろと謎に満ちた、そして魅力に満ちた作品でした。
40年前の記憶が一切ない街、そこに現れる正体不明の巨大メガデウス。
ネゴシエイターを職業とする、スマートで紳士な(そして結構薄情な)主人公、愛想のない美少女アンドロイド、お約束の有能な執事。
また、主題歌が格好良くてねー。フラッシュゴードンのテーマにそっくりですが・・・。
10年ぶりにビッグオーに出会ったら、もう一度、パラダイム・シティの物語を見たくなってきた・・・と書こうと思ったら、いつの間にか、マブがDVDを引っ張り出していました。
せっかくの連休だし、マブとゆっくり見ようかな。
| 固定リンク
« ダブルトマホーク! | トップページ | 侍提灯 »
コメント
> これが今まで超合金魂化されていなかったというのが不思議ですね。
放映当時予定があった(というか立体物ありきで番組の企画があった)そうですが、諸事情で中止となったそうです。そう考えると、良い時代になったなぁ、21世紀。
> これを見てると、今川版GRが超合金で欲しくなってきました。
それも良いですねぇ(^^)。ちょっと昔、やまと製の合金Gロボがあったのですが、あっちは可動範囲などはさすがに少し厳しかったですから。ほぼ全身金属製で、重量感はあったのですが。
投稿: 腰原仁志 | 2009/09/23 04:29
これを見てると、今川版GRが超合金で欲しくなってきました。こいつは、一度も見たことが無いので思い入れがないですが、確かにTOYとしては良い出来ですよね。
投稿: 光明寺雅人 | 2009/09/20 01:06
ネゴシェイターというと、昔あった某エロゲが。
これが今まで超合金魂化されていなかったというのが不思議ですね。
サドンインパクトのバネ仕掛けとかギミックがいい感じだ。
投稿: 黒竜王V | 2009/09/20 00:52