海王夏の陣

東西南北大回転。

ＤＸ侍合体・ダイカイオー。
侍戦隊シンケンジャーの新戦士・シンケンゴールドが乗り込む巨大折神です。

ダイカイオーに変形するのは、海老蔵こと海老折神（えびおりがみ）。
ゴールドはモヂカラを独自に解析し、これを自分で作ってしまったというからもう、驚きを超えて呆れ果てます。ホントに、寿司屋さんより職人・・・いや、博士のポジションですね。

玩具としても、単体でシンケンオーに匹敵するロボに変形するわけですから、非常に大きくて置き場所にも難儀します。どのくらい大きいかというと。

このくらい。
「キャハハ！行けいけエビゾー！」
「パモ！怒るよいいかげん！」

変形は割とシンプル、ひっくり返って頭部と尻尾を外し、それぞれを腰の後ろに取り付けるとほぼ完成です。
また最大の特徴として、ロボの頭部がなんと、秘伝ディスクになっていることが上げられます。これを回転させ、顔の表示パターンを変えることで、ダイカイオーは４つのモードを使い分けることができるのです。

「とぉ！とぉー！」
肩のハサミを展開し、クローとして使うのがダイカイオーヒガシ。

「なんと！ミナミ！」
腰後ろの長い剣を持ち、二刀流で戦うのがダイカイオーミナミ。

「おっシャー！ニシ！」
同じく腰裏のアーマーを手に持ち、敵の攻撃を受け流す奥義として使うのが、ダイカイオーニシ。

そして、もう１体の折神・烏賊折神と合体して戦うのが・・・。

「来た来たキターっ！」
ダイカイオーキタ。
合体後は、イカダイカイオーと呼ばれます。

イカちゃん（烏賊折神）はまた、つぶらな瞳がやたら愛らしい上に、ギミックも非常に良くできていて・・・。

テンクウオーと合体して、イカテンクウバスターになったり（この写真では、兜の角を付けるの忘れてました）、シンケンオーと合体し、イカシンケンオーになったりします。

宇宙戦艦にも変形・・・というのは嘘ですが。

さて、戦隊シリーズのやることですので、このダイカイオーには当然のごとく、「次の」ギミックがあります。

それはもちろん、シンケンオーとの２体合体！

・・・ですが、これを書いている７月２４日現在、まだその勇姿（？）はＴＶ媒体には登場していませんので、ネタバレを好まない方のため、その合体写真は「続きを読む」の方に隔離しておきます。
この項続く。

・・・さてここから、２体合体に入ります。
まずはシンケンオーを分解して。

このような状態にします。
脚部は全くそのまま、腕はそれぞれ半分エンブレムモードに戻り、獅子折神は大きく背中側へのけぞった形になります。

海老蔵も大分解。

獅子折神の後部（シンケンオーの腿）に、畳んだダイカイオーの脚部を挟むので、結果として脚部が延長されたこととなります。
ダイカイオーの上半身が、獅子折神に被さり・・・。

ダイカイシンケンオーの完成！

・・・って、何だこりゃ(^^;)と思う方もいらっしゃるかも知れませんが。

顔は鮮やかに隈取りされ、割と男前です。

頭部の鬘（？）がもの凄く大きく、また両腕が短めなので、バランスが悪いように見えますが、慣れてくるとそんなに・・・いやどうだろ・・・。
まぁ「侍」が「歌舞伎役者」になったと思えば（ええっ）。

腕はダイカイオーそのままなので、もちろん二刀流も行えます。
しかし全体のボリュームが桁違いなので、さっきまであんなに大きく見えた剣が、小降りに見えてしまいます。

肩のハサミを接近戦用クローにしてみました。
もう全然、正義のヒーローのロボットには見えません(^^;)。

先ほどのイカテンクウバスターと絡めて、「ダイカイシンケンオー＋イカテンクウバスター」にすることも。

何がどうなっているのか全然わかりませんが、とにかく、無闇な迫力があります。

あまりに凄いことになってきたダイカイオーたちですが、どうやらまだ「この後」があるようです。昨年のエンジンオーＧ１２みたいに、さらに追加折神があるのでしょうか？
「サムライ」が「カブキヤクシャ」になったんだから、次はそろそろ「ゲイシャ」でしょうか？！（阿呆）