絶てぬものなし
超合金魂GX-46、ダイゼンガー&アウセンザイダー。
ゲーム「スーパーロボット大戦」シリーズから、まさかのオリジナルロボが、超合金魂に参戦しました。
同シリーズのダイモス並のサイズのキャラが2体セットになっているので、箱も付属品も、半端じゃありません。
まずは武神装攻・ダイゼンガー。
アッチコッチが尖りまくったデザインを、そのままパワフルに立体化しています。
メリハリのついたプロポーションは、もうひたすらにカッコ良い。
もっとも印象的な武器・参式斬艦刀もイメージ通り、超バカでかく再現されています。
しかし「斬艦刀」って、聞いただけで威力を想像できる、凄いネーミングですね。
刀身が「G」の形をしている(説明書読むまで気が付かなかった・・・)ガーディアンズ・ソードも付属。残念ながら、腕がブッ飛んでいく「ダイナミック・ナックル」は再現できません。
斬艦刀は、通常の日本刀形態と、展開した幅広の両刀形態、そして大車輪形態の3種類が付属します。剣技に特化したダイゼンガーにふさわしいオプションです。
もう一体のガーディアン、アウセンザイダー。
水蒸気が奔流する頭部のトサカは、クリアパーツで再現されています。
背部の大型銃、ランツェ・カノーネは、設定通りに変形し、両腕それぞれで構えさせることができます。
さらに銃後部にアタッチメントを取り付け、肩の装甲部分にジョイントすることで、大型の銃にもかかわらず、楽々保持させておくことができます。
ここら辺が、実に嬉しい「魂」の気配り。
さて、アウセンザイダーの最大の秘密は、ブフェールト・モードへの変形。
ゲームで初めて見たときはビックリしましたが・・・。
この超合金魂版では、ある程度の差し替えが必要ですが、きちんと「馬」に変形することができます。
肩から先が畳まれ、フレームでスイングし、馬のお尻の部分になります。
アウセンザイダーの腹部が馬の頭に、脚部が馬の腹部になります。
ダイゼンガーとともに駆け抜ける、愛馬へと変形します。
変形時の差し替えは、たてがみと尻尾を取り付け、マントを取り外すくらいで、アウセンザイダーのパーツはほとんどそのまま使用します。
また、馬の頭部や脚部、鞍部分は、形状重視の非変形パーツも付属します。
それらを差し替えることにより・・・。
後ろ足で立ち上がったポーズを支えられるスタンドも付属します。
ここにダイゼンガーが乗るわけですが、「フォルムを崩さすに、フィギュアを馬に乗せる」ということは、実はあまり簡単ではありません。馬の背中と乗るキャラクターの脚部が干渉してしまい、なかなか綺麗な乗馬ポーズが取れないのです。
そこでこの超合金魂版では、ダイゼンガーの股関節にも工夫が凝らされています。股関節の基部が左右に開き、安定した開脚ができるのです。
これによって・・・。
竜巻斬艦刀!も、きっちり再現できます。
ダイゼンガーの腰アーマーは、その尖った部分が、鞍に差し込めるようになっているので、普通に遊んでいる分には、ダイゼンガーが落馬したりはしません。
ゲームオリジナルのロボが、超合金魂になるなんて、ついこの間まで考えもしませんでした。それだけ、ロボットの裾野が広がり、いろんなニーズに対応していけるようになって来た、ということなのでしょう。
ココまで来たら、やっぱり次は「○○×」ですよね?ね?
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コメント
> ダイゼンガーのフォルムは言うこと無いのですが、股関節かなり癖がありますね。
股関節、普通のフィギュアと違って、基本の回転軸が「縦」についている(そうしないと開脚できない)タイプですからね。私も、1回開脚させてから「あれ?脚が前に曲がらなくなった?」と困惑しました。気が付けば戻せるんですが。
> あまりのトゲトゲぶりに、マジンガーのお手入れ手袋を使わざるを得ないです
15歳以上推奨が納得の痛さです。
> つまり、立てるけど絶てぬものなしですか!
我が物欲に、絶てるものなし!
ダメじゃん!
投稿: 腰原仁志 | 2009/06/29 21:46
私も買いました
あまりのトゲトゲぶりに、マジンガーのお手入れ手袋を使わざるを得ないです
投稿: さいとー | 2009/06/29 18:28
つまり、立てるけど絶てぬものなしですか!
投稿: 黒竜王V | 2009/06/28 09:54
ダイゼンガーのフォルムは言うこと無いのですが、股関節かなり癖がありますね。
アウセンザイター、家でも神姫専用馬となっています。紳士のやることはやはり一緒ですね。
投稿: 雷 | 2009/06/28 07:07