BFSの鼓動
メガブロック・BFS(BLOCK FRAME SYSTEM)シリーズ。
人型のフレームに、装甲としてブロックを付けていき、可動フィギュアを作るというコンセプトのアイテムです。
今回は、ガンダムRX-78-2、ゼータガンダム、そしてGファイターを作れる拡張ブロックセットAが発売されました。
フレーム自体はこんな感じ、全長十数cm、関節は全てボールジョイントです。
胴体は前後の区別がなく、両側とも凸部分になっています。
ここに、ブロックを装甲として取り付けていくのですが、その完成したものが・・・。
(ええっ?)
(これが?)
(RX-78なの?)
などと、いろいろと言葉にできない思いが漂います。
頭が少々大きすぎること、肩の形状がかなり違うこともさることながら、やはり、フレーム部分が「黒」なのが、違和感の最大の元かも知れません。
しかし、ゼータは結構頑張っているような気がします。
少ない部品で、ゼータの特徴を良く捉えており、少なくとも上のガンダムよりは、ずいぶんと格好良く見えます。
ゼータは、差し替えでウェーブライダーモードに変形させることもできますが、・・・まぁブロックなんだから、そんなことはできて当たり前(^^;)という気も、しないでもありません。
でもやっぱり、フレームは白の方が良かったなぁ。
また拡張ブロックセットAには、Gファイターのパーツ以外にも、4本の頭部アンテナなどが入っており、その気になればダブルゼータ(みたいなもの)も作れそうです。
しかし・・・やっぱり、もうちょっと何とかならんもんかなぁ・・・。
ここは一つ、オトナの財力(というか今まで溜めたブロック)を使って、思いっきりマトモなガンダムに作り直さねばなるまい!
と、私が考えていたその時。
マブは声を上げて、嬉しそうに、説明書を読んでいました。
「(拡張ブロックセットなどを使って)
『自分だけのガンダム』へ組み替え!」
「・・・やってみたいの?」
彼は嬉しそうに答えました。
「うん!」
そして彼が作っていたのが、これ。
(写真左右は、同じモデルを前と後ろから撮影したものです)
「これ・・・何?」
私が尋ねると、マブは満面の笑みで言いました。
「リボンズキャノンと、リボンズガンダム!」
その時、私はやっと悟りました。
ああ、このアイテムは、これで良いんだと。
メガブロックではすでに、ガンダムやザクを作れるモデルが発売されています。
しかしそれらは、再現度は素晴らしいのですが、その分部品も多く、子供たちには少々敷居が高かったように思います。完成させるのはまだしも、それを少し改造して自分だけのMSを作るには、結構な技術が必要でした。
その敷居を思いっきり下げ、簡単に「『自分が欲しかったガンダムへ組み替え』!」ができるようにしたのが、このシリーズなのでしょう。
だから良いんです。ちょっとやそっと似てなくても。
そう気が付くと、今度は逆に
「じゃあ、このシリーズ使って、思いっきりカッコ良いガンダム、作ってみせてやろうじゃないか!」
と(変な)対抗意識が湧くのが、ブロック好きの性というものです。
本来なら、美味しんぼのように
「1週間後に、このブログに来い!
俺が凄いものを見せてやる!」
と言いたいところですが・・・。
やっぱり、5年後くらいにしておいて下さい(弱気)。
| 固定リンク
| コメント (6)
| トラックバック (0)
最近のコメント