花粉症でなく頃に

前回のクイズ記事から、あんまり時間は過ぎていないのですが、ふと見たらこのブログ、記事が500件目（もっとも、blogpetの自動記事込み、ですが（笑））。
それを記念して、押入整理中の連中を並べてみました。
今回は、非常に（どえらく）底意地の悪い写真がありますが、ご興味のある方はチャレンジしてみて下さい。

さて、ここから問題です。
以下の写真は、いずれもちょっと（かなり）懐かしい玩具の一部分です。
それらの「キャラクター名（もしくは商品名）」を当ててください。
なお写真はジャンクみたいなものが多いので、色落ちや傷、足りない部品、貼ってないシールなどがありますが、ご容赦下さい。

それでは、張り切ってどうぞ。

Ｑ．１　（難易度：Ｄ）

これは簡単。何せ「顔」ですから。
しかしこのシリーズ、毎度のことなんですが、玩具と映像でもの凄いギャップがあるのが困りもの。少なくともＴＶのキャラしか知らない方には、何が何だかサッパリ分からないんじゃでしょうか。

Ｑ．２　（難易度：Ｃ）

これも簡単でしょう。何せ、一番大事な部分がデカデカと載っていますから。
玩具としてはとっても面白く、私はコレを１０００円で購入したのですが（まだ消費税はなかった）、それ以上のビックリドッキリはあったと思います。

Ｑ．３　（難易度：Ｂ ）

・・・いや・・・こりゃ難しいなぁ。
ちょっと前、このキャラクターはリメイク玩具が発売されたのですが、それから思うと隔世の感が。長生きはするもんだよねぇ（ズズズ、とお茶をすする）。

Ｑ．４　（難易度：Ａ）

ご存じの方はすぐお分かり・・・かと思いきや！
「アレ」じゃないですよ、アレじゃ。
このアイテム、まともに正面から撮影すると、胴体の部品が邪魔で顔が全く見えないという、何だか不遇な扱いだなぁという玩具です。

Ｑ．５　（難易度：Ｓ）

何でこれがランクＳ？と、思われる方もいらっしゃるかも知れません。
しかし！これはねぇ、絶対当たらないですよ（断言）。
少なくとも、キャラクターとしてでなく、「玩具の名前」としては。
ポイントは、写真中央上部の銀メッキ部分と、その下の関節（？）の色具合・・・なんですが、それが分かってたって当たらないって。ウエヘヘヘヘ。

さて、いかがでしょう。何問お分かりになりましたか？
全問正解の方には、例のごとく何もありませんけど、お楽しみ頂ければ幸いです。

答えは、「花粉症でなく頃に：解」で。

「花粉症でなく頃に・解」

解答編へようこそ。
それではさっそく、正解をご覧に入れましょう。

Ｑ．１　（難易度：D）

Ａ．１　

ミラクル合体・ガンバルガーより、キングエレファン。いわゆる「エルドランシリーズ」第２弾の「元気爆発ガンバルガー」に登場したメカです。
この玩具は復刻版の方で、シールも貼ってありません。そのため、何だか食玩みたいに見えます（笑）。

ゴウタイガー、マッハイーグル、キングエレファンの３体のメカは、合体してガンバルガーになります。が、他のエルドランメカとは少々異なり・・・。

獣形態からガンバルガーに合体する前に、それぞれ小型ロボ形態を持っているのが特徴です。この形態で活躍することも珍しくありませんでした。
まぁ、小型ロボは映像とあんまり似ていないんですが(^^;)。


合体後のガンバルガー。
ほとんど余剰パーツもなく、３段変形をこなし、合体後のプロポーションも良好（まぁ途中はおいといて）、玩具としてはかなり遊べる逸品です。

しかもガンバルガーの合体はこれで終わりではなく、さらにリボルガー、ゲキリュウガーと「超ミラクル合体」をして、グレートガンバルガーとなります。遊びもワイド、できあがったグレートガンバルガーも超ワイドサイズなのですが、超ミラクル合体の際には、余剰パーツが豪快に発生することでも有名です。
この、キングエレファンの頭部（ガンバルガーの盾）もその一つ。

そこで、

余った盾の有効活用例（笑）。

Ｑ．２　（難易度：C）

Ａ．２

ＤＸ復活変形・ガンマジン。
「超力戦隊オーレンジャー」に登場し、♪　ガンマ　ガンマ　ドドンゴガンマ　♪の呪文とともに、鍵で眠りを解いたものを主人とあがめる、謎のメカ（？）でした。
玩具では、付属の鍵を変な像の頭頂部に差し込むと、ドガシャッ！と一発でガンマジンに変形します。これがまた非常に楽しくて。
買って来て、初めてコレで遊んだ日。私と弟は、思わず
「おお！」
と声を上げてしまったものです。
年の瀬、１０００円の玩具に、歓喜の声を上げる○代の男性二人。

それにしても、タックルボーイとか、オーレンジャーにはこの手の「一発変形」キャラが揃っていたのは何故でしょう。

Ｑ．３　（難易度：B）

Ａ．３

「逆転イッパツマン」の一発合身・逆転王。
タイムリース社の時空移動メカ・トッキュウザウルスから、逆転王に変形します。

なおこの玩具は、ほぼジャンクだったものから、私がいろいろ手を加えて復活させたものなので、細かい部品が本物と異なりますが、ご容赦下さい。
ちまちまと玩具を直すのも、結構に楽しいんですよ。

上の写真はBRAVE合金版の逆転王ですが、さすがに隔世の感がありますね。
しかし元祖・一発合身の方も味わいがあり、特にトッキュウザウルスの愛らしさは、むしろこっちの方がアニメに近いのではないか、と思います。

Ｑ．４（難易度：Ａ）

Ａ．４　

DX雷鳴合体・サンダーダグオン。
「勇者司令ダグオン」に登場し、宇宙警察機構の新米・ライが操ります。
新米とは言っても、一応は正規隊員であるライと比べ、主人公・エンを始めとする地球のダグオンたちは全員、「ただの地球人」。にもかかわらず、彼らを「先輩」と呼んで慕うライは良いヤツでした。

サンダーシャトルとサンダーバイクが合体し、サンダーダグオンとなります。
シャトル部分は、トランスフォーマーのギャラクシーシャトルからの流用ですが、バイク（サイドカー）は新規造形。搭乗するサンダーライのミニフィギュアが付属します。
それにしても、このバイクとシャトルのサイズ比は、どう見てもおかしい（笑）。

サイドカーは変形し、小型ロボ・ダグサンダーになります。サイド部分を脚にするというコンセプトは、結構面白いですね。
ダグオン本編では、シャトルが「カムヒア！サンダーシャトル！」と呼ぶと現れたり、サンダーダグオンが額から、どう見てもムーンカッターみたいな技を発射していました。



Ｑ．５　（難易度：Ｓ）

Ａ．５　

今回一番の曲者である、Ｓランクのアイテム。
その名はLION BOT。

・・・ゴライオン、じゃないのかって？

だって、そう書いてあるんだもん（笑）。

問題の写真はRED LION、日本製のDX超合金・ゴライオンのそれとは、関節がメッキパーツでないこと、それから武器のエッジがダルい（笑）ことなどが異なります。
しかし、関節部分（特に肩＝赤獅子と緑獅子の尻尾）が、本家とは異なる若干柔らかい材質で作られているため、却って破損の心配が少なくなっています。
経年劣化が怖い当時品よりも、「いいや、どうせ壊れたってパチものだし（おい）」と、気軽に遊べる分だけ嬉しいかも知れません。

というわけで、心配せずに遊べるから、さっそくマブに貸してやりました。
彼は（実はカワイイもの大好きなので）、目を輝かせて喜びました。
「うわー、イヌちゃん！」
いやゴライオンだぞ。
「えっ・・・」
彼の目が不安そうに動きます。
「これがゴライオンになるんだっけ？」
そうだよ。
「・・・何で全部、雌ライオンなの？」

・・・。
何でだろうねぇ。今ならたてがみ、付けるだろうになぁ。

さて、いかがだったでしょうか。
それではまたいつか、「アマガエルのなく頃に」でもお会いいたしましょう。