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2009年2月

2009/02/28

Belt Tribute・3

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仮面ライダーベルト トリビュートⅢ
第1弾の発売はもう2年以上前になりますが、DECADEの平成10周年を記念してか、第3弾は、平成ライダーたちに的を当てたラインナップとなりました。
サイズはおおよそ1/7とのことですが、いずれも非常に細かい部分まで再現され、それぞれの時代の存在感を放っています。

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まずは平成ライダー1号こと、仮面ライダークウガ・マイティフォームのベルト(アークル)。
とにかく塗り分けが細かく、中央の神秘の霊石・アマダムは内部のモールドもしっかり彫り込まれています。
アマダムの下、ベルト中央に、きちんと「(アルティメットフォームの)ライジングパーツを取り付けた時の隠しスイッチ」まで再現されている懲りよう。

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続いてクウガ・アルティメットフォーム。一回り大きくなった、中央部の金の飾りが印象的です。
アマダムの色が、発光状態(金色)ではないだけが残念。
クウガのベルトはやっぱり、輝いていた方が格好いいですからね。

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シンプルながら結構格好いい、G3-XGバックル
中央の赤いゲージがバッテリーの消耗度を示し、危機感を煽る演出がされていました。

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仮面ライダー・ギャレン
のベルト、ギャレンバックル
このBelt Tributeシリーズは、ほとんど可動部分がないので、印象的なパタパタギミックは再現されていません。
また封入されている解説には、「システムの弊害により、一時その心と体に大きな傷を負った、危険と隣り合わせのベルト」と書かれている、何とも可哀想なベルトです(^^;)。

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龍騎
のベルト、Vバックル
その細かい塗装とモールドが実に綺麗で、見栄えがします。
カードデッキ部分を取り外すことはできませんが・・・。

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蓋を開け、中からアドベントカードを取り出すことができます。
小さなファイナルベントのカードが入っていました。

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仮面ライダー斬鬼
のベルト。
腰横のディスクアニマルたちも再現されています。
他のベルトとサイズは同じなのですが、他の連中のが実にハデハデしいので、これだけ何だか地味に小さく見えます。

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仮面ライダーファイズのベルト・ファイズドライバー
右脇のファイズポインター、左のファイズショットも付属します。

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ファイズドライバーには可動箇所があり、劇中通りに携帯部分を差し込んで、回転させることができます。携帯を開いたり、ガンモードにすることはできませんが、それでも雰囲気はバッチリ。

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同じくデルタのベルト・デルタドライバー
本来の玩具では、右脇の持ち手とデジタルムービーオプションが取り外せたのですが、このアイテムでは一体化されています。

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銃自体は取り外せるので、1/6くらいのサイズの可動フィギュアだったら持たせることもできます。・・・少しオーバースケールになってしまいますが。

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今回のシークレットは、仮面ライダーV3の仇敵・ドクトルGのベルト。
腰の短剣、手斧も付属します。

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「何だか無性に、血が見たくなる斧ね?」
危ないから返しなさい。

さて、ここらへんで特別企画

本家サイト・スタジオ・アイアンギアは、いつの間にか開設10周年を迎えていました(すっかり忘れていたよ(^^;))。まさにDECADE!
皆様のおかげです。本当にありがとうございます。

というわけで2番鑑Gear-Gearでは、そのお礼も兼ねまして、この「ライダーベルト トリビュート・3」より、
・クウガ・マイティフォーム(アークル)
・G3-X(Gバックル)

のベルトセット(袋は未開封新品)を、先着1名様に差し上げます
送料はこちらで負担いたしますので、ご希望の方は、
「今回は腕に巻けなかった係」までメールをお送りください。

(応募は締め切らせていただきました。ありがとうございます)

えっ?何で記事に「Belt Tribute・2」がなかったのかって?
自分のサイトの10周年も覚えていないような人間が、2だの3だの覚えてるワケないでしょ!(逆ギレ)

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2009/02/25

ぼくらのCLUBのリーダーは

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♪ ミッキマッ! ミッキマッ!
  トランスフォーマッ! ♪

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DISNEY LABEL TRANSFORMERSミッキーマウストレーラー
世界で一番有名なネ○ミ(設定ではネズミではないらしい)こと、あのミ○キーホニャララさんが、何とまぁ、トランスフォーマーになってしまいました。
というか、本人はどうやら頭の上に乗っているようなので、それによく似た巨大ロボットに自分が乗ってる、そんな感じなのでしょうか。
かつて、トランスフォーマーとスターウォーズのコラボレーションとか、同じくナイキとのコラボレーション商品とかが存在していましたが、とうとう禁断の領域(おい(^^;))まで足を踏み入れたようです。

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変形は素晴らしくシンプル。背中の「ガワ」を広げて、トレーラーのキャビン部分へと変形させ、巨大な頭を包み込みます。

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脚を投げ出して、足首を内側に捻り、タイヤを側面に出します。

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そのまま、おっこらせっと体を畳めば。

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トレーラーモードの出来上がり。
簡単ですが、チャーミングなフォルムのおかげで、変形の前も後も微笑ましい、なかなか粋なアイテムに仕上がっています。各所のラチェットのおかげで、変形自体も小気味よく決まります。

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ラブリーな後ろ姿。このままディズニーアニメに出てきても、違和感なさそうな。

そして、その愛らしいデザインに加え、さらに「トランスフォーマーらしい」ギミックが仕込まれています。

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トレーラーへの変形時にバンパーを下げると、自動的に・・・。

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運転席内部に、ハンドルを握るミッキーが現れます。
映画版のTFなどで培われた連動変形機構などが用いられ、バンパーの動きに追従するようになっているみたいです。

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さらに、ロボットモードでキャビン部分を下に下げると。

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強力なスプリングによって、あっという間に頭頂部がひっくり返り、ミッキーさんが現れます。そのスピードはまさに電光石火、マジシャンの早業にも引けを取りません。
よく見るとミッキーは、(運転席の時とでは)お着替えをしているあたりも、芸が細かいです。

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正直言って最初は、また微妙なものとコラボしたものだなぁ(^^;)とか思ったものですが、現物を見ると、そのしっかりとした出来映えに感心します。何しろ可愛いしね。
この調子で次は、ライオコンボイに変形するシンバとか、出して欲しいものです(おい)。

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2009/02/21

極付粋合体

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♪ チャン~バ~ラ~ チャン~バ~ラ~
  そいつが 男たちの 生き様~ ♪ 
(間違い)

それはともかく。
オープニングテーマの♪ チャンチャンバラ ♪ を聞くだけで、何だか無性に楽しくなってくる皆さんこんにちは。

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侍合体・DXシンケンオー
侍戦隊シンケンジャーの1号ロボで、カクカクに折り曲がった全体のプロポーションが印象的です。

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シンケンオーは、シンケンジャーが携帯している5つのエンブレムから変形・合体します。丸や四角、将棋の駒のような5角形など、一目見たら忘れられないデザインが強烈。
それにしても、「土」のエンブレム(シンケンイエローの持つ黄色い三角)は、オニギリにしか見えないなぁ。

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大きさも、手に持ってちょうど良いくらい。劇中の大きさと変わらないように見えます。これもまた、なりきりアイテムの一つといえるのでしょう。

そしてこの変形ですが、前作のゴーオンジャーのシンプルかつブロック的なものとはまた、一線を画しています。

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あっちこっちが折れ曲がり、畳まれ、開いてスライドし・・・。

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その名もズバリ「折神獣」と呼ばれる、アニマルモードになります。
写真上の左から、獅子折神亀折神猿折神
下は左から、龍折神熊折神
獅子や熊の脚が薄く見えるのは、まさしく「折り紙」を意識したデザインなのだからでしょう。
変形は少々難しめで、あっちを先に倒しておかないとこっちを畳めないなどといった、一種パズルのような楽しさもあります。

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さらに、いろんな所を畳んで開き、龍折神の内部に収納されているを取り出して。
いざ!天下統一!

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侍巨人・シンケンオーの完成。
可動部分はほぼ肩のみですが、エッジの立ちまくったフォルムはかなり愉快です。
肩のジョイントは、エンジンオーG12などと同じような形状をしていますが、径が違うので、残念ながら玩具的な交換合体はできません。

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巨大刀・ダイシンケンは腰にさせますし、秘伝ディスクシールドは背負わせて武者状態にしたり、手に持たせたり、肩に取り付けておくことも可能な万能装備。
また、ディスク部分は取り外せ、別売のなりきり玩具・シンケンマルに取り付けると。

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刀のつば部分を回すことによって、刀の軸に設置された鏡にディスクの絵が映り、そこでアニメーションを再生させることができます。これもまた、ギミックがシンプルながら結構楽しくて、ついついくるくると回してしまいます。

単にディスクを回すだけだと、回転した絵の残像が見えてしまい、ただの黒く繋がった輪しか(人間の目には)見えません。そこでこのアイテムでは、反射する鏡をディスクの絵の数と同じ8面体にし、さらに鏡がディスクとして連動して回るようになっています。
これによって、人間の目には、鏡がちょうど正面に来た時の絵しか映らず、その鏡が回転によって次から次へと反射する絵を変えることにより、パラパラアニメのように絵が動いて見える、というわけです。巧いこと考えたものです。天晴れ!

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シンケンオーには、この写真で分かるような胸の部分とか、背中などにも、使用されていないジョイントが存在しています。きっとまだまだ、何かあるのでしょう。
今年もまた、多々買い戦いの日々が始まったのだなぁ、という気がします。

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2009/02/17

GO!バルカイザー!

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本日はちょっと趣向を変えまして、ゲームを1つご紹介しましょう。
超電気ロボ・バルカイザー」。
ゲーム開発サークル・ASTRO PORTさん制作の、パソコン用シューティングゲームです。

大手メーカーではなく、本当に少人数で「ゲームを好きな方々が」作られているのですが、その遊びの満足度は、一般流通に乗っているものに対しても引けを取りません。

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内容は(タイトルや画像からしてご想像が付くかと思いますが)、70年代風ロボットに乗り込み、悪の侵略者と戦う、横スクロールのゲームです。
敵と弾が、それこそ画面を埋め尽くすほどバラ蒔かれ、そこをバルカイザーが片っ端から消し飛ばします。弾は雨霰と降ってきますが、バルカイザーの当たり判定自体は非常に小さいため、ぎりぎりでかわして無傷でくぐり抜ける、ということも可能です。
またステージ途中で、4機の支援機が現れ、任意の機体と合体することで、攻撃パターンを変えることができます。

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万能型で強力な必殺ミサイルを有するロケットカイザー、
広範囲に渡って多数の敵を打ち落とせるニードルカイザー、
特殊な軌道を描く雷を放射するサンダーカイザー、
そして、メイン殺法が体当たりであるドリルカイザー。

いずれも得意とする戦法が異なりますが、毎回のステージ中盤では合体していない支援機が駆けつけ、任意の機体と交替できるので、ボス戦に備えてドリルを温存などという作戦も可能です。

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お約束のボスも良い感じ。
「いつかどこかで見たような」雰囲気が微笑みを誘います。

いずれも、かなり良くできたアルゴリズムで攻撃してきますが、個人的に一番好きなのは、ある中ボスのイカロボット。この吐いてくるミサイルは、まるで子イカのような動きで、プレーヤーを混乱させます(スーパーマリオのゲッソーみたいな感じ、と言ったら分かりやすいでしょうかね)。

Gou04
難易度も4段階に分かれていて、一番簡単なモードでは、私はもちろん、マブもファーストプレイでラスボスを倒せるほど、心地よくシューティングを楽しめました。
最高難易度だと、始まって20秒で全滅しましたがね(笑)。

マブはこのゲームがかなり気に入ったようでしたが、彼が一番驚いたのは、
「こんな面白いゲームが、(がんばれば)友だち何人かで作れてしまう」
ことだったようです。
彼は、ゲームというのは、大きな会社のひとが、何人も何人も手分けして、やっとこさできるものだと思っていましたからね。もちろんそれはその通りなのですが、「がんばれば」「少人数でも」「自分たちが好きなゲームが」作れるということは、何か衝撃だったみたいです。

ASTRO PORTさんは、他のゲームも作られているんですが、今度は「嫌し系魔女っ子STG」(ええっ(^^;))というのをやってみようかな。

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2009/02/15

一筆奏上

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変身携帯ショドウフォンと、ショドウフォンホルダー
今年の新戦隊、侍戦隊シンケンジャーの変身アイテムです。

侍(サムライ)戦隊」とか「真剣者」とか、ネーミングからしてもう楽しくなってしまう新シリーズですが、詳しくは映像本編をご覧頂くとして。

スーパー戦隊シリーズが、携帯で変身するのは珍しいことではありません。
しかし問題はそのネーミング。最初「シャドウフォン」と読んでしまって、格好いい名前だなぁと思っていたのですが・・・。
何で「ショドウ」なのかは後述。

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携帯としては手頃なサイズですが、全体に前後の丸みがあるので、携帯と言うよりは手榴弾(^^;)のような感じすらします。
なお、巻き付いている根付・・・赤い房・・・は、商品には付属しません。
そこらの饅頭の箱に付いていた紐なんですが、根付がわりに取り付けてみました。
シンケンジャーの和風イメージにはピッタリだと思うのですが、いかがでしょう。

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携帯を開くと、綺麗な銀色の内側が目にも鮮やかに飛び込んできます。
電源ボタンを入れると、「ドドォン。チーン」という打楽器の効果音が鳴り、着信音も「サクラサクラ」みたいな和風メロディ。期待を裏切りません。

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そして、今度は携帯を「縦に」開きます。
本体の丸い部分が軸になるよう、回転させながら畳むと、先端から筆先が飛び出してきます。

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筆モードに変形。
「ショドウフォン」とは「書道」のことだったのですね。

一見してアホらしい(失礼)変形のようですが、縦に折り畳んでいた携帯が、また別の軸で折り畳まれるギミックは、結構複雑な構造が必要です。少なくとも私は、ちょっと感動しました。マブは大笑いしていましたが。

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変形と同時に、「シュキシュキ、シャッシャ」という、いかにも筆で空中に字を書いているような「筆書き音」が鳴り始めます。この音がまた、何とも楽しくて。
シンケンジャーは、この「筆」でいろいろな効果を操りますが、思わずこちらも音に合わせて筆を走らせてしまいたくなるような、成りきり度の高さです。いやこれ面白いや。

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ショドウフォンホルダーに収納したところ。
色合いもシックで、良い感じです。

このショドウフォンですが、マブはかなり気に入ったようで
「今年はきっと、書道教室に入る子が増えるよ!」
と言って、シュキシュキシャッシャしていました。

まぁ、書道教室の入門者が増えるかどうかは分かりませんが、このアイテム(やシンケンジャー本編)で漢字を覚えるお子さんがいるだろうというのは、想像に難くありません。
何せ、顔面に「火」とか「天」とか、漢字がデカデカと書いてある戦隊チームですからねぇ。

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2009/02/12

雪だるまのなく頃に

前回のクイズ記事から、あっという間に半年ほど過ぎてしまいました。
いい加減押入の整理もしないとな・・・とゴソゴソしていると、またしてもマブが「自分の好きな連中」だけ並べていました。
そう言えば、こいつら写真撮影してないな、と思って、マブが選んだそいつらを撮影かたがた、クイズにしてみることにいたしました。
今回は、結構意地の悪い出題がありますが、ご興味のある方はチャレンジしてみて下さい。

さて、ここから問題です。
以下の写真は、いずれもちょっと(かなり)懐かしい玩具の一部分です。
それらの「キャラクター名(もしくは商品名)」を当ててください。
なお写真はジャンクみたいなものが多いので、色落ちや傷、足りない部品、貼ってないシールなどがありますが、ご容赦下さい。

それでは、張り切ってどうぞ。




Q.1
 (難易度:

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これは簡単。何せ「顔」ですから。
しかし、正直言ってこの顔を見ただけでは、何だか分からない方も多いのではないでしょうか。私も、実物を見ながら
「コイツって、こんな顔だったっけ?」
と、ひとしきり首を捻りました。


Q.2 (難易度:

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これも簡単でしょう。何せ、マークがでかでかと載っていますから。
合体黎明期の作品としては結構良くできていて、何となく、ああ、全てはここら辺から始まったんだなぁ、という根元的なものを感じさせます。


Q.3
 (難易度:

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印象的な部分をワザと外していますので、難易度がちょっと上がっています。
このキャラクターのリメイク玩具はいくつか存在していますが、当時のものもかなり良くできていて、特に頭部ヘルメットの処理は、平成版のそれよりも良いんじゃないか?という気がします。



Q.4
 (難易度:

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顔シリーズ。
ご存じの方はすぐお分かりでしょう。
これが難易度Bなのは、シールを貼っていないからだけではありません。
よーく見ると、「いつもの形ではない」ことがお分かりかと。


Q.5 (難易度:

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キャラクターとしては、今回の中で一番マイナーかも知れません。
また、これもよーく見るとゴニョゴニョ・・・。
玩具としては超傑作、今でも十二分に通用するプレイバリューを誇ります。

Q.6 (難易度:S

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顔が見えているのに、難易度最高峰?
だって、こんなキャラ知らないよ?という方もおいでになるかと思いまして、ね。
いや、私もすっかり忘れてたし。アンタ誰だっけ?

Q.7 (難易度:

今回の問題に関しては、全てのキャラクターに、ある「共通点」があります。
ここまでご覧になった方なら、たぶんお分かりになるかと思いますが、ついでにその「共通点」もお答え下さい。これが一番、簡単な問題だと思います。

さて、いかがでしょう。何問お分かりになりましたか?
全問正解の方には、例のごとく何もありませんけど、お楽しみ頂ければ幸いです。

答えは、「雪だるまのなく頃に・解」で。

続きを読む "雪だるまのなく頃に"

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2009/02/07

ガガガ!ガガガガ!

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ぼくらの勇者王!

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BRAVE合金NO.24、スターガオガイガーVER.2。
勇者王ガオガイガー」(TV版の)最強形態です。

BRAVE合金は、記念すべきNO.01がガオガイガーであり、その後スターガオガイガーも発売されています。今回のものはVER.2と謳っているだけのことはあり、既存のガオガイガーから、1歩も2歩も進んだものとなっています。それこそ、表面上はあまり変化がなかったガオガイガー→スターガオガイガーへの改修と同様に。

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ギャレオンと、そこから変形するガイガー
膝などに金属部品が用いられ、関節部がかなり頑丈になっています。
また、ガイガーの手首にギャレオンの爪部分がしっかり被さり、前足の装甲がきちんと繋がって見えます。

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3機のガオーマシンドリルガオーの足首は引き出せ、接地面積を上げられるように改修されています。ライナーガオーも関節がかなり硬めで、ガイガーとの合体時にも、ぐらついたりしません。
また、ステルスガオーⅡ(写真下)は、左右ウルテクエンジンなどを取り外せば、初期型ガオガイガーに戻すことも可能です。

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劇中でもやっていた、ドリルガオーの両腕装着。
ドリルガオーの内部凸部分を、ギャレオンの爪裏側で固定するため、かなりしっかり保持することができます。

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ガイガーへのステルスガオーⅡの装着も可能。
劇中ではやらなかったような気がしますが。

そして、ファイナルフュージョン!ガオガイガーへの合体・・・ですが。

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ガオガイガーのヘルメットにも改修点があり、合体前に、マスク部分を展開させることができるようになりました。

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劇中とは違いますが、こういった「段階的な装着」ができると、かなり嬉しかったりして。

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スターガオガイガーの完成。
膝や股関節がかなりしっかりしているので、重いステルスガオーⅡを背負っていても、十分自立できます。ステルスを後ろから支えるスタンドは付属しますが、それがなくてもほとんど問題ありません。

そして、VER.2最大の進化が・・・。

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この「可動手首」。5本の指全ての関節が動くので、これ1種類だけで自在に指の表情が付けられます。
また、手首の軸も上側に捻ることができるようになったので、「プロテクト・シェード!」のポーズも可能となりました。もっとも、プロテクト・シェードは専用の手首も付属するので、あの「親指を内側に曲げた」状態をきちんと再現するのなら、そっちをはめた方が良いでしょう。

なお、以前のバージョンには付属していた「右手の握り拳」は、今回は付いてきません。
しかし、その他のオプションは(以前の通り)充実しています。

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ブロウクン・ファントム!

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プロテクト・ウォール!

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ディバイディング・ドライバー!

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ガトリング・ドライバー!

これ以外にも「左右で組み合わされた手首」は付属するので、ステルスガオーⅡを初期状態に戻せば、「ヘル・アンド・ヘブン!」はもちろん再現できます。

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最強の相棒・ゴルディーマーグも付属。
ゴルディータンク時の砲塔(先端部分のみ)と、脚部後ろのカバーが、変形時には余剰パーツとなりますが、ほとんど気になりません。

ゴルディーをマーグハンドに変形させ、ハンマーを持たせると・・・。

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ゴルディオン・ハンマー、コネクト!
さすがに重すぎて、ハンマーを振り回すなどということは無理ですが、ハンマー用のスタンドを使えば、十分安定して自立します。放映当時の玩具・DX超人合体ですら、立たせておくのが結構不安定だったことを考えると、感慨深いものがあります。

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関節や可動指だけでなく、今回のVER.2は、かなりの改修点や工夫の跡が見られます。スターガオガイガーの玩具としては、現状で最高峰と言って良いかも知れません。
このアイテムリリースの話を聞いたときには、「何故今(以前に発売されているはずの)スターガオガイガーを?」と思ったのですが、ここまで手を入れてくれて下さってるのであれば、それも納得です。

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ガオガイガーは、TVシリーズでは最後の勇者ロボとして、強烈な印象を残しました。
最強の勇者王といえど、幾重にも襲い来る危機を乗り越えるには、機能特化した仲間たちとのチームワークが不可欠でした。また、護くんの「浄解」の力がなければ、ゾンダー化した人を救うこともできないのです。何と厳しく、険しく、しかし燃える道のりだったことでしょうか。

それぞれの命は、小さく、脆いかも知れないけれど、
力を合わせ、心を繋ぎ、足りない確率は勇気で補え!

あの熱い戦いは、放映から10年以上経た今もなお、燦然と輝いています。

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2009/02/04

ギガノスの蒼き鷹

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近場に見参!(立場逆ですが)

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魂SPEC・XS-11、ファルゲン
機甲戦記ドラグナー」に登場し、主人公のライバルであるマイヨ・プラート大尉が乗り込むメタルアーマーです。青と金の美しいデザイン、そして主人公を差し置いての大活躍で、非常に人気の高かった機体です。
プロポーションはもうバリバリ(掛詞)で、設定画とはかなり違うような気もしますが、私たちの頭の中にいるファルゲンはこうなので、ノープロブレム。

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この魂SPEC版では、内部フレームを十二分に生かした可動範囲と、軟質素材を用いた腰アーマーなどにより、ホントにバリバリの(しつこい)ポーズ付けが可能です。設定でも「全身の装甲は、柔軟性の高い複合装甲」となっていますが、それをきちんと再現しているわけです。
肩のアーマーも、肩口から伸びた別フレームによって接続されているので、動きをさほど妨げません。
また頭部のアンテナは、硬質・軟質2種類のものが付属しますが、軟質のものでもかなりエッジが立っており、フニャフニャにならないので、これだけでも十分なほどです。
(この頁の写真は、全て軟質素材のアンテナを使用しています)

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巨大なリフターユニットを装備した、ファルゲン・マッフへの換装も可能。
でかい翼は「実用兵器」という気がしますねー。

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翼は折りたため、発進前の格納状態も再現できます。

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下から見上げると迫力満点。

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こちらは、同じ魂SPECシリーズのドラグナー1

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当然ですが、サイズもピッタリで「設計思想が同じ」メカなのがよくわかります。

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「機甲戦記ドラグナー」は、その制作方針に「1stガンダムをモチーフとする」ことが、当初から想定されていたようです。3機の主役メカチーム、民間人が偶然乗り込む新兵器、独立戦争を仕掛けてくる宇宙移民、などなど。
「ギガノスの蒼き鷹」は、もちろん、赤い彗星を意識して付けられた名前でしょう。

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しかしどこぞの赤い大佐と違って、こちらの青い大尉は、紆余曲折しながらも最終的には主人公たちを認め、自らの過ちを振り返り、共闘する道を選びました。
そのために、ラストあたりでは主役のケーンよりも目立っていたくらいです(^^;)。
番組として良いか悪いかはおいといて、放映から20年も経っているのに立体化されたライバル機なのですから、やっぱり、それなりの存在意義があったということなのでしょう。
私も大好きですけどね。だって、TV本編のドラグナーより格好良(略

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2009/02/01

ボクは人間だ!

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2ndシーズンのティエリアは、いい男(?)になりましたよね。

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ROBOT魂(SIDE MS)、セラヴィーガンダム
機動戦士ガンダムOO、2ndシーズンに登場するガンダムの中でも、ROBOT魂としては最後尾の発売となります。理由はもちろん、1stシーズンのヴァーチェと同様、ビックリドッキリギミックが隠されていたからでしょう。

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手持ち武器として、巨大なGNバズーカが2本付属します。両手に持たせるだけでなく、合体させてダブルバズーカモードにすることもできます。
膝のGNキャノンももちろん可動、銃口のレンズ部分を差し替えると、奇襲用の隠し腕も再現できます。

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肩のGNキヤノンも同様に、レンズ部分を取り外してジョイントと差し替えると、バスターキャノンモードの出来上がり。
各関節はフル可動、肩は基部自体が2重関節で、プロポーションから受ける印象よりはずっと良く動きます。

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セラヴィーはヴァーチェの後継機種たる重MSですが、ヴァーチェともっとも異なるのはその背中。超巨大なランドセルが装備されています。・・・というか、巨大なガンダムの顔がくっついています。

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セラヴィーが力を解放するとき、そのガンダムヘッドは一部展開し、フェイスバーストモードになります。ROBOT魂版では、フェイスバーストへの変形は差し替え式になっており、ガンダムヘッド前面を交換して再現します。

Asc05396
そして、そのバックパック部分が変形して・・・。

Asc05391
セラヴィーのもう一つの姿、セラフィムガンダムが現れます。
手首を銃口のレンズと差し替え、膝パーツを付け直す以外は完全変形。
また変形機構のためもありますが、四肢の可動範囲は非常に広く、忍者のようなイメージそのままに、ダイナミックなポーズ付けが楽しめます。

Asc05392
セラヴィーとセラフィム。
身長差がそれほどないのが、ちょっと驚きです。

セラフィムの初登場は、衝撃的かつ非常に格好良く、1stシーズンからのティエリアの心理的成長をも表現した良いシーンでした。
ナドレの時のように「追いつめられて仕方なく」ではなく、「自らの意志で進んで」力を解放したわけですから。

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ROBOT魂にも、ダブルオー2ndシーズンの全ガンダムが揃ったわけですが、本編ももうすぐ終盤。どんな「変革された世界」を見せてくれるのでしょうか・・・。

オマケ:
マブが発見した、セラフィムの新たな姿。
その名もセイザーガンダム

Asc05395
ああ、正座ね・・・。

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