地球にI LOVE YOU
BRAVE合金・NO.21、コンバットキャリバー。
80年代のアニメ、「特装騎兵ドルバック」に登場した可変メカで、敵・イデリア人の特殊兵器に対抗できる、数少ない戦力として描かれていました。
可変メカ=バリアブルマシーンと言うだけあり、移動時は特殊車両(ジープ)の形態=ランドキャリバーになっています。ただ搭乗者(無限真人)のフィギュアからも分かるよう、一般的なジープよりはずっと大きく、むしろ戦車程度のサイズのようです。
その状態から、差し替えなしで、ロボット形態に変形します。
放映当時の玩具でも、すでに完全変形が再現されていたためか、このBRAVE合金版も、ほぼその変形方法に従っています。
パイロットのフィギュアを取り外すことなく、ハンドルと椅子が車体下部にきちんとたたみ込めるのは、いつ見ても感動。何というか、非常に合理的なんですよね。
上の2枚は、放映当時の可変メカシリーズ。
膝や肘が動かないなどの残念な点もありますが、機構のシステマチックさや、変形前後のプロポーションなどは、当時としてはもの凄く頑張ったアイテムだと思います。
しかしBRAVE合金版も、この21世紀に登場するだけのことはあり、それらを踏まえた上でのチャレンジをしています。肩や肘、膝は良く動き、ポーズ付けには十分。
またアーマーライフルは、左脚から取り外して、折り畳んだ状態から展開させ、アンクルを引き延ばし、機関砲の銃身パーツを取り付けて完成させるなど、凝った仕組みになっています。
股関節は、通常の状態だと全然動きませんが、変形機構を利用して左右に少し開くと、このように自由なポーズを取らせることができます。
ただ、そのままだと自立できずに股関節が開いてしまうので、スタンドに載せておくなどの配慮が必要です。ここら辺だけは、ちょっと何とかして欲しかったような気も。
またこのBRAVE合金版は、豊富なアクセサリーが付属し、コンバットキャリバーの様々なバリエーションを楽しむことができます。
ランドキャリバーの状態でも、いろいろと武装を変更することができるのですが。
ジャンピングブースターを取り付け、初期のパワーアップ状態を再現したり。
また、もっとも嬉しいオマケとして。
ドルバックの世界での標準兵器、パワードアーマーが付属します。
写真右がノーブ、左がハーク。いずれも個人兵装で、キャラクターと絡ませやすいからか、本編映像でもかなり細かい描写がされていました。
一部では(というか模型界では)、主役のキャリバーよりも人気があり、私も何個プラモを作ったことか。
キャリバーとは同スケールなので、並べてみると何とも言えない現実感が溢れます。
このSFっぽさが好きだったんだよなぁ。
そんなわけで、完全変形に十分な可動域、武装もオマケも充実と、かなり満足度の高いアイテムとなりました>BRAVE合金版。
変な股関節の仕様さえ気にしなければ。
ところで、この番組の主題歌「地球にI LOVE YOU」では、
「♪ 四季の花は 君のドレス ♪」
と、この星を擬人化して讃えているのですが・・・。
1.いつまでも四季の花が映えるよう、この星の環境に心砕いていかなければなりませんね。
2.地球の表面の7割は海だから、残り3割全部が花のドレスだとしても、えらく露出度の高い娘だなぁ。
どっちか好きなオチをお選び下さい。
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