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2009年1月

2009/01/30

地球にI LOVE YOU

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♪ 星のピアス 虹のバンダナ ♪

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BRAVE合金・NO.21、コンバットキャリバー
80年代のアニメ、「特装騎兵ドルバック」に登場した可変メカで、敵・イデリア人の特殊兵器に対抗できる、数少ない戦力として描かれていました。

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可変メカ=バリアブルマシーンと言うだけあり、移動時は特殊車両(ジープ)の形態=ランドキャリバーになっています。ただ搭乗者(無限真人)のフィギュアからも分かるよう、一般的なジープよりはずっと大きく、むしろ戦車程度のサイズのようです。

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その状態から、差し替えなしで、ロボット形態に変形します。
放映当時の玩具でも、すでに完全変形が再現されていたためか、このBRAVE合金版も、ほぼその変形方法に従っています。
パイロットのフィギュアを取り外すことなく、ハンドルと椅子が車体下部にきちんとたたみ込めるのは、いつ見ても感動。何というか、非常に合理的なんですよね。

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上の2枚は、放映当時の可変メカシリーズ
膝や肘が動かないなどの残念な点もありますが、機構のシステマチックさや、変形前後のプロポーションなどは、当時としてはもの凄く頑張ったアイテムだと思います。

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しかしBRAVE合金版も、この21世紀に登場するだけのことはあり、それらを踏まえた上でのチャレンジをしています。肩や肘、膝は良く動き、ポーズ付けには十分。
またアーマーライフルは、左脚から取り外して、折り畳んだ状態から展開させ、アンクルを引き延ばし、機関砲の銃身パーツを取り付けて完成させるなど、凝った仕組みになっています。

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股関節は、通常の状態だと全然動きませんが、変形機構を利用して左右に少し開くと、このように自由なポーズを取らせることができます。
ただ、そのままだと自立できずに股関節が開いてしまうので、スタンドに載せておくなどの配慮が必要です。ここら辺だけは、ちょっと何とかして欲しかったような気も。

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またこのBRAVE合金版は、豊富なアクセサリーが付属し、コンバットキャリバーの様々なバリエーションを楽しむことができます。
ランドキャリバーの状態でも、いろいろと武装を変更することができるのですが。

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ジャンピングブースターを取り付け、初期のパワーアップ状態を再現したり。

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2連装速射砲MAC-11モザートを装備させたり。

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ハイ・ラミネードアーマーを装着させることもできます。

また、もっとも嬉しいオマケとして。

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ドルバックの世界での標準兵器、パワードアーマーが付属します。
写真右がノーブ、左がハーク。いずれも個人兵装で、キャラクターと絡ませやすいからか、本編映像でもかなり細かい描写がされていました。
一部では(というか模型界では)、主役のキャリバーよりも人気があり、私も何個プラモを作ったことか。

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キャリバーとは同スケールなので、並べてみると何とも言えない現実感が溢れます。
このSFっぽさが好きだったんだよなぁ。

そんなわけで、完全変形に十分な可動域、武装もオマケも充実と、かなり満足度の高いアイテムとなりました>BRAVE合金版。
変な股関節の仕様さえ気にしなければ。

ところで、この番組の主題歌「地球にI LOVE YOU」では、
♪ 四季の花は 君のドレス ♪
と、この星を擬人化して讃えているのですが・・・。

1.いつまでも四季の花が映えるよう、この星の環境に心砕いていかなければなりませんね。

2.地球の表面の7割は海だから、残り3割全部が花のドレスだとしても、えらく露出度の高い娘だなぁ。

どっちか好きなオチをお選び下さい。

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2009/01/28

血圧無限大

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ロイヤルスカッシュ!

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ヴァリアブルアクションクイーンサイダロン
NG騎士・ラムネ&40に登場し、キングスカッシャーと並ぶもう一つの主役メカと言っても過言でない守護騎士が、現代に蘇りました。

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劇中でも、キングスカッシャーと同等かそれ以上の能力を持っていたクイーンサイダロンですが、その格好良さも引けを取りません。
可動範囲もかなり広く、特に首は僅かですが左右に傾けることができ、同シリーズのキングスカッシャーよりも自由度が上がっています。

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そして、搭乗者=ダ・サイダーの血圧が最高潮に上がると・・・。

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もう一つの姿・ヤリパンサーの完成。
クイーンサイダロンの胸部からヤリパンサーの頭部が変形・展開し、その隙間にサイダロンの頭部が畳まれて収納され、完全に隠れてしまいます。変形機構に関しては、キングスカッシャーのそれよりもずっとスマートだと言えます。

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黒と青を基調にしたデザインは綺麗ですし、何よりキングスカッシャーと並べて、これほど映えるものがいるはずもありません。最強の敵=後に最高の友、という展開は王道ですが、それ故に燃えるというものです。

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余談ですが。
キングスカッシャーがサムライオンに変形するには、主人公=ラムネスが「熱血」すればいいのですが、クイーンサイダロンは、ダ・サイダーが血圧を無限大に上げなければなりません。そのために、毎度毎度、お灸を据えるとか体をぶっ叩くとか、文字通り命がけの変形をしていました。
私は根っからの低血圧なので、どうあがいてもクイーンサイダロンには乗れないな・・・と思いながら見ていた20年前。

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2009/01/24

カメンライド!

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変身ベルト
DXディケイドライバー
新番組「仮面ライダー・ディケイド」の変身アイテムです。
大きなデジカメみたいなものが、ディケイドの変身ベルト本体で、ディケイドを含めた、平成ライダー10人のカードが付属します。

仮面ライダーディケイドは、クウガから始まる平成ライダーの10周年を記念した「10人目のライダー」です。上の写真、中央のカードに載っているのが彼ですが、最初見たときは

「・・・このバーコード蜘蛛男が、ライダー?」
「何で、顔に縦線入ってるの?」

などと衝撃を受けたものでした。
まぁ平成ライダーの常で、じきに慣れると思いますけどね。

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ベルトの両端を引っ張ると、効果音とともに本体が「がしゃこん!」と左右に展開し、中央部が回転し、カードの差し込み口が上部に回ります。
この「がしゃこん!」という感触が実に気持ちよく、意味もなく開けたり!閉めたり!を繰り返したくなります。
なりきり玩具というのは、こういう手触りが非常に大事なのですが、さすがにそこのところ、よく分かって作られています。

そして、たとえばディケイドのカードを上部に差し込むと、
KAMEN RIDE!(カメンライド)」
という声とともに、ベルト中央部が赤く輝きます。
そのまま、展開した左右をまた「がしゃこん!」と押し込むと。

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DECADE!(ディケイド)」
の声とともに、再び中央部が発光します。
ベルトの真ん中は透明パーツで、差し込んだカードの真ん中あたりがそのまま透けて見えるようになっています。これでディケイドに変身した、ということになります。

さて、そこで問題になるのは、残り9枚のカード。
これを差し込むとどうなるのかというと。

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「KUUGA!」「AGITO!」「RYUUKI!」
「FAIZ!」「BLADE!」「HIBIKI!」
KABUTO!」「DEN-OH!」「KIBA!」
と、それぞれのライダーの名前を叫び、さらにそれぞれに対応した個別の変身音が鳴り響きます。つまり、ディケイドというのは、
「仮面ライダーに変身する仮面ライダー」

なのです。

・・・何だか日本語になっていないような気がしますが、本当にそうだからしょうがない(^^;)。

さらにこのディケイドライバーは、現在展開中のアーケードゲーム「ガンバライド」で使うカードや、ソフビのフィギュア・レジェンドライダーシリーズに付属するカードにも対応しているようです。

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試しに、うちにあった「仮面ライダーBLACK」と「1号・2号」のカードを使ってみたところ。

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きちんと喋りました。「BLACK!」
ベルト中央にあるBLACKのマークって、何だか新鮮。

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じゃぁ、1号と2号(マークは共通)はどうなるかというと・・・。

「ICHI-GOU!」 「NI-GOU!」

ぶわははは。そりゃそうだけど。
映像本編で、昭和のライダーに変身することはたぶんないと思いますが、こういった遊びは楽しいですね。

番組企画としては、ライダーの数自体がたまってこないと使えない反則技のような気もしますが、なんにせよ面白そうなので、今年も成り行きを楽しみに見守りたいと思います。

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2009/01/22

ROAD BOT!2

巷では、噂の1/10スケール・可変モスピーダが発売されたようです。
うちにも、BIGスケールの可変バイクモデルが届いたので、さっそくフィギュアを乗せてみました。

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「俺ト オ前ハ 姉弟ナノサ」
「・・・あなた、誰?」

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ROAD BOTシリーズ、1/8スケール・ROAD KING CLASSIC。
言わずと知れた、ハーレーダビッドソンのバイクです。

バイク乗りにとっては「いつかはハーレー」という言葉があったように、このシリーズのマシンに乗るのは、一種のステータスでした。とにかく品がありますからね。

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このアイテムでは、そこらへんの気品は実に見事に再現され、各部のバランスや細部の作り込みも十二分に満足がいく仕上がりです。こちら側からは見えませんが、マシン右側のダミーマフラーも、ちゃんと作り込まれています。

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1/6スケール(であるはずの)COOL GIRL素体を乗せると、この通り。
ちょっと人間が大きめですが、それでも、ハーレーの格好良さは遺憾なく再現されています。

・・・ですが、何故、変形すると。

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こんな壮絶なものになってしまうのかなぁ、と。
もうちょっと、もうちょっとやり用があるだろう・・・(^^;)。

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フロント周りの造形は素晴らしく、それだけに、頭部のおざなりなデザインが目立ちます(笑)。

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変形後、バイク下部のフレームとフロントカウル、リアキャリア上部は余剰となり、武器を形成します。何というのか、あまりにも思い切りすぎています。
我が国には、白バイロボ・天神などという先駆者がいますが、それにも全く引けを取りません(言っておきますが、誉めてないよ)。

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さすがに1/6だと、人間が大きすぎるので・・・。

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1/6スケール・女性型オビツボディを乗せてみました。
大きさとしては、割とフィットしているようです。
雰囲気は違和感バリバリですが。

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前のシリーズもそうですが、この惚れ惚れするようなバイク形態と、
頭がどうにかなってしまいそうなロボ形態とでは、あまりにギャップが大きいです。
やっぱり、バイクを人間形態にするのは難しいって事ですね。
(それだけじゃないような気がするけど・・・)

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2009/01/17

ROAD BOT!

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「風になるのよ!」

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「ついでに脚にもなるのよ!」

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・・・と、神姫さんがノリノリで搭乗していたのは、このKawasaki Ninja ZX12R
HAPPY WELL社から発売されている、ROAD BOTというシリーズのアイテムです。

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1/10とスケール表示があり、神姫さんには少々オーバースケールで、ペダルに足が届かないんですが(^^;)、まぁまぁ良い感じで乗せておくことができます。

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それに、どうやら本当にKawasakiからオフィシャルライセンスをもらっているらしく、その出来映えは思わず唸るほどです。車体のラインは、実に綺麗に繋がっています。

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特にフロントカウルの作り込みは素晴らしく、黙って眺めているだけなら・・・。

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まさかこんな事になろうとは、誰も思わないでしょう(笑)。
デザインは一種独特、日本人ではなかなか発想ができないようなフォルムをしています。(ここ、いろんな意味で書いていますので、ツッコまないで下さい)

この「ROAD BOT」シリーズは、いろんな実車からロボットに変形するのがコンセプトのようです。実車からロボットへの変形と言えば、バイナルテックが思い出されるところですが、そちらとは何の関係もなさそうです。

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というのも、変形に対する考え方がまるで違うような気がするからです。
バイナルテックをはじめとするトランスフォーマーなどでは、パーツの取り外し・付け替えなどは最低限にしたい、という意志が感じられました。
しかしこのROAD BOTでは、変形の際、フロントカウルもアンダーも前輪も、みんな取り外し。マフラーに至っては(この段階だと)余剰パーツです。
その分、変形自体はさほど難しくなく、うちのマブでも説明書を見ずに変形させていましたが。

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その代わりと言っては何ですが、妙な強化アーマー(?)が付属し、変形後のロボ形態に取り付けることができます。何だか鋼鉄聖闘士みたいだな・・・。
また、この状態でようやく、バイク時のマフラーを取り付けることができます。

言うまでもありませんが、この強化パーツは、バイク形態の時にどこかにしまっておけるなんて気の利いたことはしません(笑)。

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関節にはボールジョイントなども使われていますが、結構ふにゃふにゃで、立たせておくには心許ない感じです。また、可動軸にも金属パーツなんて全然ないので、変形自体もちょっとこわごわ。

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しかし、何せバイク形態は死ぬほど格好いいので、変形さえしなければ実に満足行くものです(それじゃ意味がないだろ)。
いろいろ見るに、とにかく惜しい!いろんな面で!という感じのアイテムでした。
ホントに、企画か設計の段階で、日本のアイテムに精通した方のアドバイスでも受けていれば、もっともっと、面白いものができたんじゃないかと思うのですけどね。

ちなみに、私がアドバイスするとしたら

「まず、スケールは、1/12~1/15にしてはどうか」
神姫さんにちょうど良いサイズだから)
です(おい)。

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2009/01/15

麗しのSPINNING BIRD

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画像は百烈脚の方ですが。

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REAL ACTION HEROES春麗(CHUN-LI)。
一世を風靡したゲーム、STREET FIGHTERシリーズ(春麗が登場したのは「Ⅱ」からですが)の、元祖・戦うヒロインが、可動フィギュアとして立体化されました。
引き締まったウエスト、対照的にボリュームのある太股など、彼女の特徴を実に良く捉えています。

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人形は顔が命。女性キャラとなればなおさらです。
春麗は対戦格闘ゲーム初の女性プレイヤーキャラということもあり、非常に多くの立体ものが存在しますが、このアイテムはその中でもかなり良い感じで「凛々しいヒロイン」を表現していると思います。

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頭のおリボンは、根本からボールジョイントで動かせます。
またスカート(?)の両脇にはワイヤーが入っており、ポーズに合わせて自在にたなびかすことができます。

さらに驚くべきは、その可動範囲。
今まで結構な数の「可動(女性)フィギュア」がありましたが、こんなに良く動いて、またビシッ!とポーズが決まる女性フィギュアを、私は知りません。

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ふーっ。

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STREET FIGHTERは、格闘ゲームのまさに草分けであり、そして今でも現役であるという驚くべきシリーズです。
私も、ゲームセンターから始まってPCエンジン、スーパーファミコンなど、様々なハードで遊んだものです。一番使ったのは、やっぱりこの春麗(どうしても勝ちたいときだけリュウ(笑))。
対戦相手はコンピュータよりも、人間の方がずっと面白いということを開拓したのも、このゲームの大きな功績ですね。
皆さんの持ちキャラは誰でしたか?

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パッケージにある「20th Anniversary」を見て、もの凄く懐かしくなったり。
もうあれから、20年も経つのか。歳を取るはずだ・・・。

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2009/01/11

燃えよ戦国魂

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「フブキ流忍法、奥義!
 大蛇召還!」

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「あ、あれっ?」

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大将軍合体・計六六大将軍(ケロロ大将軍)。
ケロロ軍曹プラモコレクション・NO.25~29で完成する巨大合体メカです。
「戦国ラン星(スター)大バトル!」=いわゆる「武者ケロロ編」=に登場します。
写真を撮った後で気が付いたのですが、撮影時には、ケロロロボの大きな角が少し曲がっていましたね。失敗失敗。

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乗り込むケロロ小隊の面々も、それぞれ時代劇風アレンジがされており、武者ケロロ、足軽タママ、浪人ギロロ、藪医クルル、頭領ドロロへと変わっています。
浪人はともかく、自分で「藪医」って名乗るヤツって・・・。

また共通装備として、ケロロが乗っている「白い木馬型」ソーサーが付属します。どこかで見たようなデザインに、思わずニヤリ。

それでは、合体前の各メカをご紹介。

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まずは武者ケロロロボ
武者なんとかというロボを彷彿とさせるデザインは結構格好良く、肩などの可動範囲も広いため、アクションをさせても見栄えがします。
いつものように、武者形態から牛蛙形態(ウシガエルモード)へと、組み替えで変形できます。また合体後は、大将軍の胴体となります。

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続いて足軽タママロボ
足軽の被る「傘」をアレンジした頭部ハッチは、非常にユニークなデザインです。
御玉杓子形態(オタマジャクシモード)に変形できますが、変形前後いずれも、水中用モビルスーツ風にまとめられているのも面白いところ。合体後は、大将軍の左腕になります。

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藪医クルルロボ
通常の戦闘モードから、鯱形態(シャチホコモード)に変形できます。
どっちもマッドで電波系なところが、いかにもクルルらしい感じ。合体後は右足になります。

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浪人ギロロロボ
力強い格闘形態から、砲撃形態に組み替えられます。
迫力あるメリケンサックの拳をそのまま使い、大将軍の右手になります。

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最後は頭領ドロロロボ
クナイを装備した忍者形態から、天翔木馬形態(ペガサスモクバモード)に変形します。
ドロロのメカにしては珍しく、変形後も格好いいのですが、説明書に付属するマンガだと、(いつものように)その活躍をすっ飛ばされており、不憫さに涙が出ます。合体後は左足。

この5体がそれぞれ、シークレットモードに変形して・・・。

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大将軍形態(計六六大将軍)に合体!
組み替え時には各パーツが完全にバラバラになりますが、余剰パーツはありません。
以前のゴッドケロンと違い、脚が大きめであるため、立ち姿は非常に安定しています。また両肩、股関節も動くようになったので、アクションポーズもかなりこなせます。

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背面図。
今までの合体パターンだと、ケロロ以外の連中が乗り込む場所は、手足などに配置されるのが常でした。さすがにそれだと危険だと分かったのか(笑)、今回は全員が背中に集中して乗り込む形を取っています。
まぁ、背後から狙われたら一網打尽ですが。

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さて、この武者ケロロロボシリーズは、この巨大合体の他に、もう一つの売りがあります。合体ジョイントが大・小の2種類の径に分かれており、それらを使って、全く新しい組み替え合体が可能なのです。

パッケージには、だんご3兄弟合体とか、二人羽織合体とか、武者雷魚合体とか、非常に楽しそうな(戦闘の役には立たなそうな)合体例がたくさん紹介されています。
さっそく我が家でも試してみました。

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タママ因縁の「甲虫(カブトムシ)合体」。

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ふつうにかっこいいロボ合体」(マブ命名)。
もうちょっと良い名前なかったのか。

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単品でも楽しめ、2~3個あったらオリジナル合体を考えられ、もちろん5個集めたら巨大合体!というプレイバリューの高さは、賞賛に値します。
いつものことではありますが、ケロロ軍曹のプラモシリーズは、遊び方を真剣に考えて設計してくれているんだなぁ・・・と。

今回のオマケ:

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「おかしいわね・・・
 確かに、大蛇召還の術を使ったと思ったのに。
 何でまた・・・

 カエルが4匹?

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「た、たぶんアレに悪気はないと思うぞ・・・」

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2009/01/07

遅れてきた援軍

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まさか、あれから4年半も経ってやってくるとは・・・。

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THE MASTERPIECE COLLECTIONROBOTECH VFB-9H "BETA FIGTER"。
・・・などというなじみのない名前を列挙するよりも、素直に
モスピーダのトレッド
と言うべきなのかも知れません。
ただし商品名にあるように、あくまでこれはアメリカ製、Toynami社の製品です。

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多くの部品に金属が用いられ、ずっしりと重いそのボディは、重爆撃機という雰囲気にピッタリ。各パーツの合いも(割と)しっかりしており、ファイターモード(ROBOTECH版なのでこのなを用います)は結構堅実な作り、という感じです。
機体後部(足の裏)の噴射口も引き出すことができます。

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バトロイドモード(しつこいようだけど、ROBOTECH版なのでこの名称)に変形。
機体上部を沈み込ませると頭部が出現したり、胸部の丸いモジュールを押し込むとミサイルハッチが展開できるようになっていたり、ギミックは実に凝っています。
反面、股関節などは結構ふにゃふにゃで、自重を支えるには少々心許なかったり。

さて、トレッド・・・おおっといけねぇBETA FIGHTER・・・は、ALFA FIGHTER(日本名=レギオス)を支援する爆撃機で、映像上では合体機能を持っています。
以前発売されたBRAVE合金版では、その合体機構が史上初めて再現されたことで話題となりました。

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このMASTER PIECE版でも合体は再現されていますが、やはり巨大な別パーツ(保持アーム)が付属し、それによって合体を行います。

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まぁ、元のMASTER PIECE版 ALFA FIGHTERには、合体機構なんてなかったからしょうがないのですが。

それでも、合体できるBETAを出してくれるだけまだ有り難いというものです。
さっそく合体させて・・・

と思ったら。
MASTER PIECE版 ALFA FIGHTER、どこにしまったのか、全然思い出せません(^^;)。
何せ、最初のALFA FIGHTERが発売されたのは4年半も前、当時はまさか、トレッド・・・ああめんどくさいBETA FIGHTER・・・が出る(しかも今頃になって)なんて、思いもしませんでしたからね。

どうしようかな?週末まで待って、押入ひっくり返すか?
と部屋を見回していると、先ほどのBRAVE合金版が目に止まりました。
いいや、取りあえずこれで試してみようっと。
そしたら。

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あらびっくり。意外にもフィットしています。
さすがにジョイント部は全然別物なので、ただ乗せているだけですが、サイズはほとんど違和感がありません。

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バトロイドモード・リンクアップもこの通り。股関節が浮いてしまってますけどね。

ここまでやれるんだったら、別にMASTER PIECE版のALFA FIGHTERはなくても良いか、という気もします。・・・ってそんなこと言い出したら、BETA FIGHTERの存在意義もないじゃないか(^^;)。

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そのBRAVE合金版と並べてみたところ。(向かって右がBRAVE合金版、左がMASTER PIECE版です)。
サイズはもとより、プロポーションもかなり異なることが分かります。
BRAVE合金版は、ほとんど全身がプラスチック製だったこともありますが、MASTER PIECE版の方が、よりシャープな印象を受けます。

さて、私がこれを振り回して遊んでいると、マブがやってきて言いました。
「これ、何?マクロスのメカ?」
彼はモスピーダやレギオス、そしてROBOTECHは知っていますが、玩具化に恵まれなかったトレッド自体は知らないのです。
「うーん、ROBOTECHって言って、ほら、アメリカの・・・」
「ああ、マクロスとモスピーダ混ぜちゃったやつ?
 あっちの国の人って、ヘンなこと考えるよね」

またそういう身も蓋もないことを。
「あ!」
何かマブはひらめいたようです。

「じゃぁ、いつかこうするってこと?」

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・・・いつかやりそうな気もするなぁ。

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2009/01/03

RESPECT FOR VOLTES

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お正月だし、めでたそうな色合いの画像で。

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超合金魂 GX-31V、ボルテスⅤ
ボルテスはすでに超合金魂として発売されていますが、今回のものは
RESPECT FOR VOLT IN BOX」とされ、放映当時の玩具=ボルトインボックスにちなんだアレンジがされています。

000701_2 当時の超合金=ボルトインボックス版は、まさにこんな色合いでした。(この写真左中央。見づらくてすいませんね。押入から引っ張り出してくるの面倒だったもので)

昔の玩具は、派手な色づかいやライン、映像にはないマーキング、そしてお腹に名前の入ったシールが貼られる(笑)のが定番でした。


ボルトインボックスも例外ではなく、ボルトマシーンの名前やナンバーなど、各所に目を引くアレンジがされていたものです。
アニメにはないデザインだからといって、決して格好悪いわけではなく、フォルム自体のアクセントを高める、良い結果となっていたように思います。

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パッケージや内箱のアレンジも、DX超合金やゴーダイキン(アメリカ版超合金みたいなもの)などを彷彿とさせ、ワクワク感を加速してくれます。

それでは、既発売の通常版ボルテスと並べて、そのデザインラインを比べてみましょう。
(全て、写真手前がRESPECT版、後ろが通常版です)

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ボルトクルーザー
製品自体には全く変更がなく、各種ラインとマーキングが追加されているだけですが、情報量が圧倒的に増えるため、むしろこちらが今の玩具じゃないか?などと錯覚を起こしたりします。

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ボルトボンバー
通常版は、変形用手首が内蔵されていましたが、RESPECT版ではそれが割愛されています。そのため、全体の長さも少々変わっています。
玩具に準ずるなら、握り手首を出したままにしておくというのも有りですね。

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ボルトパンザー
後述する機構のために、キャタピラのアームが変更され、伸び縮みするようになっています。またそのために、車高が少し上がっています。

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ボルトフリゲートとボルトランダーは、それぞれアンテナが銀メッキの大型のものに変わっています。いずれも、より玩具らしい印象が深くなっています。

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それらが集合して・・・
レッツ!ボルトイン!

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RESPECT版・ボルテスⅤの完成。
実に良くできた「玩具の風格」が漂います。
天空剣など、ほとんどの付属品はそのままなので、通常版と同様に遊べます。
ビッグファルコンをもう一度引っ張り出して、格納してみたくなったり。

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通常版ボルテスと並べると、何だかもう別物です。
色合いとしては、確かにこっちの方が見栄えがするような気がしますし。

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なお手首の収納と同時に、ボルテスバズーカの装着方法が変更されています。
通常版ボルテスでは、右手首を下に折り畳むと、中からバズーカが引き出せるようになっていました。
しかしこのRESPECT版では、手首そのものを取り外し、大型のバズーカと交換するようになっています。通常版の引き出し方式も素晴らしいと思うのですが、迫力という点ではこちらに軍配が上がるでしょう。
(チェーンナックルも同様に、実際にナックルを発射できるパーツが追加されています)

そして、RESPECT版最大のギミックが・・・。

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冒頭の写真の、「ボルテス重戦車」への変形。
元々は、劇中には登場しない、超合金玩具オリジナルのギミックだったのですが、RESPECT版ではパンザーのアームの延長により、それも再現できるようになっています。

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ちなみに、購入者の最大の悩みは、おそらくこちら。
当時のボルトインボックスを律儀に再現したRESPECT版ですので、ご丁寧に
お腹に(ボルテスの名前を)貼るシール
が付属するのです。
貼りたいような、止めといた方が良いような・・・。
ああどうしよう。

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そんなこんなで、新年も幕開けです。
地球の夜明けももう近い、と良いな。

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2009/01/01

エネルギー充填120%

新年、明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いいたします。

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最初のネタは何にしようか考えたのですが、ここは一つ
「新たなる旅立ち」
ということで。

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おとなプライズシリーズ、「光る波動砲ヤマト」と、「波動砲発射引き金」。
宇宙戦艦ヤマトの1/665サイズモデルと、1/1スケールの波動砲トリガーです。
いずれもゲームセンターの景品ですが、それぞれ単独のアイテムなので、別々にゲットする必要があります。

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ヤマトの出来映えは見ての通り、とてもプライズ品とは思えないほどよくできています。
主翼は手動で展開し、主砲と副砲もそれぞれ可動します。

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艦橋周りの作り込みも十二分に満足がいくものです。
さらに、なんと。

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第三艦橋の下部ハッチも展開します。
劇中でそれほど頻繁に使われたわけではないのですが(^^;)、こういう細かいところが良くできていると、また好感度も上がろうというものです。

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そして、今回最大のギミックが、こちらの波動砲発射引き金。
(もう少しなんか、格好いい名前はなかったのかなぁ(笑))。
ヤマトとケーブルで接続し、レバーを引くと、「あの」波動エネルギーチャージ音が始まります。
そしてトリガーを引くと、ヤマト本体と連動して・・・。

実際の光景は、ムービーでご覧下さい。
下の写真をクリックすると始まります。Asc05153
・yamato01.mpg(9.2MB)


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なんというのかもう、呆れかえるほどのスバラシイ出来映えです。
特にこの、波動砲を発射した後の「余韻」がたまりません。
まさに大人のためのプライズです。

昨年もそうでしたが、今年もきっと、こんなふうに
「かつて子供だったオトナ」
のために企画されたアイテムが控えているのでしょうね。
いい年になりますように。

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