深紅の徒花
魂SPEC・夜天光(やてんこう)&六連(むづら)。
劇場版・機動戦艦ナデシコに登場した敵キャラクターです。
魂ネイション2008の時点で試作の展示があったものの、どういう形で販売されるかは未定でしたが、魂WEBの限定商品として発売されました。
夜天光は、元々のデザインが各関節の動きを妨げないようになっているので、かなり広い可動域を持っています。宇宙空間で「錫杖」という、ミスマッチさも面白い。
夜天光に付き従う従者、六連。膝下以降がない、独特のプロポーションが目を引きます。
その名の通り、劇中では6機がフォーメーションを組んで夜天光を援護しますが、さすがにこのアイテムには1個しか付属しません。
夜天光は、膝から下を折り畳み、降着ポーズにすることもできます。
何だかこのまま「飛行形態」としても通用しそう。
同シリーズのブラックサレナ(の中の人)、エステバリスと比べたところ。
エステバリスより一回り大きく、フォルムとしても異なった進化を遂げたものという感じがします。
そう言えば、このページではまだブラックサレナの方を紹介していませんでした。
漆黒の、異形のヨロイは非常にパワフルで格好良く、とても主役メカとは思えないような「ワルモノっぽさ」がまた魅力です。
劇中通り、エステバリスにアーマーを装着していく形態なので。
アーマーパージによる「決着の付いた瞬間」も再現できます。
夜天光の最期はちょっと、あっけなかったような気もしますが。
「機動戦艦ナデシコ」という番組は、一癖も二癖もあるキャラクターや、ふざけているようでいてもの凄くシビアな展開など、いろんな意味で視聴者の予想を裏切るのが得意でした。
最終回と、それに続く劇場版はその最たるもので、まさかあんな「数年後」が用意されていようとは、思いもよりませんでした。当時は結構ビックリしたものです。
あまりに厳しい境遇に置かれてしまったアキトですが、ラストの潔いルリの台詞で、ずいぶんと救われたような気がします。あの後どうなったのか・・・は、こちらで想像すればいいことなのでしょうね、きっと。
| 固定リンク
コメント
> ・・・この掛け合いは今でもお気に入り
私が劇場版で一番お気に入りの台詞は
「・・・ブランク永井」
だったり(笑)。
投稿: 腰原仁志 | 2008/12/25 21:16
・・・劇場版は今でも見るんですよ。
ビデオテープで、マスターがワゴンセールであったので。
dvdで見られないのがとっても悔しいんですが(泣笑)
・・・それはさておき、今見ても飽きないなぁ、劇場版も、TVシリーズも、番外編(ゲキガンガーの映画をアキト、ユリカ、ミナト、ルリが見に来てて・・・という奴ね)も。
番外編見て劇場版見るとなんか、あまりのギャップにびっくりしましたけどね。
TVシリーズはあのノリよかったなぁ(笑)
・・・北辰=山ちゃん、いい悪役っぷりです。
>> イメージで居合い切風に一瞬で決着と言われてたのであのようになりました
>ああ、なるほど!言われてみれば実に納得です。アングルとかもかなり時代劇風でしたね。
・・・そうだったんですか!流れの濃さに比べてなんかあっけなかったなぁ・・・と思っていたんですが、納得。
「アオイくんもそれなりに出来る人なんだが、いわゆる”いい人”すぎて」
「女子高生に手玉にとられてはイケマせんなぁ」
・・・この掛け合いは今でもお気に入り(笑)
投稿: 栃木の海坊主 | 2008/12/25 13:04
> ファラ・グリフォンの姐さんが乗っていそうに見えてきません?
ああ、確かに!フォルムとしては、ザンスカールの一連のMSに通じるものがありそうです。
宇宙で鈴だ錫杖だとやりだす、アッチ系の感覚も似ています(笑)。
> それはそれとして、六連をリボルバーマンモスやヤッターキングに装填してみたい……
マンモスはいざ知らず、ヤッターキングは、アミダかルーレットでメカを選ぶ楽しみがなくなってしまいます(笑)。
> ナデシコは歌も好きでしたね
クリスマスの話とか、「明日の艦長は君だ!」とか、凝ってましたね。
ゲキガンガーの歌とかも好きでした。
> あなたの一番になりたいを聞いたときには
> いや本当にどうしようかと思いました(ww
あの微妙な、いや儚げなところが良いんですよ(笑)。
> 個人的にナデシコには思い入れがあり
> 雲の上のような存在である大先輩の原画陣がゲキガンガーのために70’のローテクを用いて描かれた原画を見て業界目指したあの頃に思いをはせたものです
皆さんがノッて描いていらっしゃるのは十二分に伝わりました。またあの鉛筆で描いた影(?)が実に時代を感じさせてくれて、燃えたものです。
そう言えば私も昔、CGで描いたっけ。
http://homepage2.nifty.com/koshihara/gekigan.jpg
> 夜天光とアキトバリスの決闘シーンは
> 佐藤監督から「椿三十郎」(もちろん昔のほうですよw)の
> イメージで居合い切風に一瞬で決着と言われてたのであのようになりました
ああ、なるほど!言われてみれば実に納得です。アングルとかもかなり時代劇風でしたね。
> あの後どうなったのかは・・・言わずに
> 皆さんの心に託したほうが野暮じゃないってもんですかね^^
そういうことなんでしょうね。
個人的には、余韻のある良い締め方だったと思います。だって、ルリがああやって言う(ほどに成長した)んですから・・・。
投稿: 腰原仁志 | 2008/12/25 03:03
個人的にナデシコには思い入れがあり
雲の上のような存在である大先輩の原画陣がゲキガンガーのために70’のローテクを用いて描かれた原画を見て業界目指したあの頃に思いをはせたものです
(ゲキガンガー監督の近衛守ことはばらさんもゲッターロボ好きで知られてましたからそれはもう気合が入ってたこと^)
夜天光とアキトバリスの決闘シーンは
佐藤監督から「椿三十郎」(もちろん昔のほうですよw)の
イメージで居合い切風に一瞬で決着と言われてたのであのようになりました
あの後どうなったのかは・・・言わずに
皆さんの心に託したほうが野暮じゃないってもんですかね^^
投稿: Yam! | 2008/12/25 00:08
ナデシコは歌も好きでしたね
ホウメイガールズのコーラスとか(w
あなたの一番になりたいを聞いたときには
いや本当にどうしようかと思いました(ww
投稿: naiou | 2008/12/24 21:05
ああそうか、一瞬紅蓮弐式かザンスカールのMSに見えました。
ファラ・グリフォンの姐さんが乗っていそうに見えてきません?
それはそれとして、六連をリボルバーマンモスやヤッターキングに装填してみたい……
投稿: 黒竜王V | 2008/12/24 11:52