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2008年10月

2008/10/29

猛烈に熱血

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サムライ・オーン!

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Variable Actionキングスカッシャー
NG騎士・ラムネ&40に登場した、主人公・ラムネスが乗り込む守護騎士です。

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プロポーションは、独特のちびっちゃかっこいいSD体型を良く再現しています。
関節は適度に硬く、可動範囲も十分。専用スタンドが付属するのもありがたいところです。

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シールドが変形するブーメラン、クラブ(棍棒)、リモコンフリスビーなども付属。
しかし武器はいざ知らず、シールドを左肩に付ける仕様などは、説明書には全く書かれていません。本当に(これを買うような方は)「そんなことは当然知ってる」という前提で作られているようです。

そして、キングスカッシャーのもう一つの姿、サムライオンにも変形します。

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変形がシンプルなせいもありますが、パーツの交換などせずに、完全変形が可能です。(劇中通りに、シールドを付け直す必要はありますが)
サムライオンの頭部がやや下向きなのは、これ以上あげると、お腹にしまったキングスカッシャーの頭が丸見えになってしまうので(^^;)しょうがない。

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サムライオンは、熱血メーターが頂点に達しないと変形できなかったり、コクピットの天井から変形レバーが出てきたりと(ライディーンを彷彿とさせて)、いかにも「必殺技」という感じが大好きでしたね。

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ラムネ&40は、いろいろと「お約束」をぶち込みながら、新しい楽しさを提供してくれた作品でした。挿入歌も熱かったし。

個人的に一番印象深いのは・・・
声優・横山智佐さんの出世作として、でありますけど(実はファンらしい)。

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2008/10/26

ROBOT魂

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「アリオスが来る」
「アリオス?」
「お前のガンダムだ」

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機動戦士ガンダムOOアリオスガンダム
新ブランド・ROBOT魂の第1弾、全長約12cmで「ロボットフィギュアのNEWスタンダード」と銘打たれています。
アリオスの立体ものとしても、プラモデルなどに先駆けて、一番最初の発売となります。

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このROBOT魂シリーズの特徴として、MSinAction!シリーズなどとサイズは同じくらいなのに、複合素材を多用していることがあげられます。シャープなエッジが必要な翼や機首にはABS、少々の捻れも許容する胴体などはPVC、間接はへたりにくいPOM、など。
IN ACTION! OFF SHOOTのコンセプトを受け継ぎ、進化させているのでしょう。

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飛行形態への変形も可能。各部を保持するジョイントが硬質素材のため、かっちりと決まります。アリオスの変形はシンプルですが、股関節などを広げなくて良い分、個人的にはキュリオスよりも好きですねぇ。

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キャラクターとしても、デカい翼は見栄えがするし。

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ただこのROBOT魂版アリオスは、肩と胸・背中の装甲が干渉してしまうため、肩を正面から上90度までしか上げることができません。
ここら辺は、ちょっと残念な気もしますが・・・。

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抜群の可動の方は、同時発売のダブルオーに任せておきましょう。
こちらは、すでにHCM-ProプラモデルHGシリーズなどが発売されていますが、もちろんいずれとも遜色ない出来映えです。

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プラモのHG1/144版には付属しなかったGNシールドは、ROBOT魂版では標準装備です。
またその接続方法はHCM-Pro版よりも進化しており、専用パーツを必要とせずに、シールド同士ではめ込むことができます。

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ソードを、連結用パーツでツインジャベリン(?)にしたところ。
「宇宙の騎士テッカマン」みたいなポーズになったなぁ。

なお、GNソードⅡをライフルモードに変形させるにも、専用のグリップと交換する必要があります。HCM-Proでは差し替えなしで変形できていたのでちょっと残念ですが、おそらく強度と保持力を優先したのでしょう。

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このROBOT魂ですが、今後はダブルオーシリーズだけでなく、ターンXとか(コードギアスの)ガウェインとか、かなり通なものが控えているようです。
素材のセレクトだけでなく、キャラのセレクトにも「魂」を感じるので、これからもこだわりまくったラインナップが続きそうですね。
具体的には・・・ガンダムXXのGファルコン付き、とか期待しています。

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2008/10/23

轟く雷鳴、嵐を突いて

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行け!ブロッカーⅣ!
今は2体しかいないけどな!

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CM's製、ブロッカーⅢサンダイオーブロッカーⅣボスパルダー(ああ何て長い名前だ)。
ブロッカー軍団Ⅳ・マシーンブラスターの主役メカ群で、写真左がボスパルダー、右がサンダイオーです。本来は4機で1チームなのですが、セット名の通り、まず今回は2体だけが発売されました。
力強い(いかにも70年代のアニメといった感じの)フォルムがよく再現されています。

正直、この2機とも・・・いや、マシーンブラスターは全部・・・微妙な顔のデザインをしていると思うのですが、それもきちんと再現されています(誉めてるのか?)。

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そのパワフルなプロポーションですが、デザインの割には結構よく動きます。どうも内部フレームには、以前のガイキングと同様のものが用いられているようです。
また、パーツの差し替えで、サンダイオーはスクリューブレードの展開も再現できます。・・・とはいうものの、説明書らしいものは存在せず、どうやってパーツを取り付けるかは、番組を見たことない方には、良くわからないかもしれません。
もっとも、この商品を買うような方はみんなわかってるんだろうから、別に良いか。

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頭部操縦席兼戦闘機、フリーダムⅣも、分離・変形が可能です。
フリーダムⅢ(サンダイオーの頭部)の変形は、翼が上がるだけのシンプルなものですが、Ⅳ(ボスパルダーの頭部)は、機体下部からボスパルダーのマスクとバーニアが展開するという、当時にしては凝ったものでした。あの合体シーンは、格好良くて好きだったんだよなぁ。

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ボスパルダーは、パーツの差し替えで、必殺技のマルチストームも再現できます。
別に胸の蓋が開くわけではなく、丸ごと差し替えという思い切った設計。

さて、マシーンブラスターの本当の必殺技は、4機が揃ったときに初めて発動します。
搭乗者の超能力(エレパス)を用い、4機で陣形を組んでの合体攻撃、「ブロッカー陣形」と呼ばれるものこそが最強の攻撃方法なのです。
中でももっとも有名なのは、4機がそれぞれ、脚を掴んで繋がって輪になり、体当たりを行う「円月回転」でしょう。

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それを再現するために、この「差し替え用手首と脚部」が付属します。
脚部装甲を丸ごと取り外し、このパーツと交換することによって。

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それぞれのロボが、順番に相手の足首を掴んでいる「円月回転の型」が再現できる、というわけです。
よけいな補助パーツなどなしでも、ロボが綺麗に丸くつながるという点では、発想はかなり良いところを突いています。

しかし手首が、「手首」「ボールジョイントの軸」「腕」の3部構成なので、差し替えの際には
「げっ!軸が手首に残っちゃった!」
などと、ラジオペンチで軸を引きずり出す羽目になったり。
パーツ交換が結構めんどくさいのが難点です。

それを乗り越え、ようやく円月回転を行うことができる状態になりました。
さぁ行け!
燃える正義のエレパス込めて!
今だアタック、円月回転!

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・・・なんか地獄車吊り天井固めになっていますが。
やっぱり、4機揃わないと、本来の力を発揮できないのか?

いや、それでは、本編では全然使われなかったけど設定や予告では有名な「騎馬戦アタック(正式名称知らないけど)」はどうだ!

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・・・おとなしく次の2体を待ちます。

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2008/10/19

炎神ノキズナ

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炎神合体シリーズ10-12、DX炎神合体キョウレツオー
エンジンオーから始まった炎神合体も、ついに最終局面を迎えたようです。
ほっとしている親御さんも多いことでしょう(^^;)。

それにしても、竜の車だから強烈王
ホントにネーミングセンスは素晴らしい。

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炎神NO.10はキシャモス。マンモス型の炎神で、今までの炎神たちのご先祖に当たります。言葉は話せないが熱いハートを持っており、劇中ではゴーオンレッドの新たな「相棒」となりました。
「10」の字が上手く象の鼻の形になっていたり、白いラインにはさりげなく「SL」の文字が織り込まれていたり、炎神のデザインセンスは相変わらず見事です。
専用の炎神ソウルが付属し、走行音や汽笛、咆吼音が鳴ります。

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写真右から、NO.11のティラインと、12のケライン
それぞれ、ティラノザウルスとトリケラトプスを模しています。
キョウレツオーのDX合体セットには、この2匹の炎神ソウルは含まれておらず、後日発売の踏切型追加武器「カンカンバー」(これもまた、凄い名前だ・・・)に付属するようです。

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列車型ですから、もちろん連結させることができますが、撮影台からはみ出したので省略します。

さて、それでは炎神合体。
キシャモス本体はキョウレツオーのボディと両腕になり、ティラインとケラインが両脚になります。

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組み替えのパターンとしては結構単純ですが、前後にもの凄いボリュームがあり、迫力ある体型のロボになります。拳が平手の戦隊ロボも、珍しい部類に入りますよね。

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顔も結構男前、大獣神を思い出すツノが印象的です。

さて。

炎神合体シリーズは、これまで何度も合体を繰り返し、9体合体のエンジンオーG9まで登場していました。その頃は、
まさかこれ以上増えないだろうな?
いや、でも、まだジョイント余ってるぞ?

などと半信半疑でしたが・・・。

とうとう、その上を行く12体合体が出現しました。
エンジンオー、ガンバルオー、セイクウオー、そしてキョウレツオーが合体し。

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エンジンオーG12の完成です。
全長50cm弱、乗ってるだけとか中に収納してるだけとかいった連中を除く純粋な合体ロボットとしては、スーパー戦隊史上最大の玩具となります。
もうね、何というのか、笑いがこみ上げてきますよ?あまりの大きさに。
ここまで来ると、迫力そのものが格好いいと思えてしまいます。

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合体パターンとしては、G9を基本として、両腕をティラインとケラインに置き換え、キシャモスの本体がキャリゲーターの上の下駄になる、というものです。
G6とG9では、つま先(キャリゲーター)が脚からずいぶんと飛び出していましたが、今回の脚部の追加によって、そのイメージは軽減され、スタイルとしてはかなりまとまった印象を受けます。
また今まで謎だった各種ジョイントは全て使用され、余剰パーツは全くありません。
いやもう、本当にたいしたものです。

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大将軍が小さく見える・・・。

G12に合体させるために、炎神合体のラインナップを全部集めると、とんでもないお値段になってしまうこのシリーズですが。

よく考えたら毎年毎年、同じような数のロボットは出ていたんですよね。スーパー戦隊には。単に、全部合体しないんだったら揃える必要はないか、などと思っていただけで。

何にしても、スーパー戦隊シリーズに新しい歴史を刻んだに違いない炎神合体。
この発売ペースが毎年でないことを祈り・・・つつも、これはこれで楽しかったよなぁ・・・などと、複雑な気持ちを味わう秋です。

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2008/10/15

赤とんぼのなく頃に

前回のクイズ記事から、もう季節は秋になってしまいました。
私とマブは、収穫祭のバザーに出すための、いらないものを探してゴソゴソしていました。
「これは・・・50円、こっちは・・・100円」
と、マブが勝手に値段を付けて分類しています。
ふと気が付くと、私の秘蔵のコレクション箱まで開封されているではありませんか。
その中から、あやうく500円で売られるところだった(^^;)連中を並べてみました。

今回は、いつもにも増して写真が凶悪ですが、ご興味のある方はチャレンジしてみて下さい。

さて、ここから問題です。
以下の写真は、いずれもちょっと懐かしい玩具の一部分です。
それらの「キャラクター名(もしくは商品名でも何でも可)」を当ててください。
なお写真はジャンクみたいなものが多いので、色落ちや傷、足りない部品、貼ってないシールなどがありますが、ご容赦下さい。

それでは、張り切ってどうぞ。




Q.1
 (難易度:

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これは簡単。
たぶん今回のラインナップの中で、一番メジャーです。
一応差し替えなしの完全変形を誇り、プレイバリューは抜群の玩具でした。
もっとも、映像の中のそれとは、本当に似ても似つかないんですが・・・。



Q.2 (難易度:

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このくらいなら、まだ許容範囲・・・(ええっ?(^^;))。
昔の玩具って、こういった手首を差し替えなしで収納・変形させるなんて、考えてもいませんよね。このアイテムに関しても、豪快な余剰パーツが発生し、そりゃぁないだろオイ、と言いたくなるような合体システムを誇ります(?)。
そこがまた、楽しいところなんですが。いろんな意味で。



Q.3
 (難易度:

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いきなり難易度上がっています。
しかし、こういう手首をしたキャラクター自体は珍しいので、容易にご想像が付く方もいらっしゃることでしょう。



Q.4
 (難易度:

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とか言いながら、また似たような手首のやつが(笑)。
これは・・・どうなんだろ、Q.3よりもさらにマイナーじゃないのかな。
しかし実は、玩具としてはずいぶん凝っており、差し替えが多いけれども変形システムはかなり面白いアイテムです。



Q.5 (難易度:

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難易度最高峰。
こいつって、こういう腕だったっけ?もう全然記憶になかった・・・。
コレに関しては、キャラを知っていても、玩具自体を見たことがないと、全く見当が付かないかもしれません。

というわけで、今回はヒントとなる「追加問題」を出しておきます。

Q.6 (難易度:S

今回の問題に関し、Q.1以外の、2~5に関しては、とある「共通点」があります。
(ホントは1でさえも、「あっち」に変えたかったのですが、今回は発掘できませんでした)
では、その「共通点」とは何でしょう。

えっ?ヒントにならない?
まぁ、古い話ですからね・・・。

さて、いかがでしょう。何問お分かりになりましたか?
全問正解の方には、例のごとく何もありませんけど、お楽しみ頂ければ幸いです。

答えは、「赤とんぼのなく頃に・解」で。

続きを読む "赤とんぼのなく頃に"

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2008/10/13

さらば電王

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「ま、そういうことで」

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PBM仮面ライダー電王ソードフォーム)。
1/6アクションフィギュア、公開中の最後の映画「さらば電王」に乗り遅れることなく到着しました。
造形については文句なし、劇中イメージのままです。

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中の人(素体)もよく動くのですが、スーツがかなり柔らかい素材でできているため、
「俺、参上!」
のポーズを取らせても、可動の妨げになりません。
足首にも左右の可動軸があり、踏み出しても足底を接地させることができます。

また、腰両脇のデンガッシャーは磁石でホルダーに接続し、ジョイントなしで脱着が可能です。・・・ただ残念なことに、磁力が弱いので、動かしているとすぐ落ちてしまいます。
これに関しては、ポーズを付けてから部品をはめる、という方法が適していると思われます。

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仮面ライダー電王は、ライダーシリーズとしてだけではなく、一般のメディアとしても大ヒットの部類に入ります。一つのヒーローが、3回も映画化されるなんてことは、ホントにめったにありません。
今回の「さらば電王」の映画で、良太郎とモモタロスたちの物語はおしまい、ということのようです。続編を望む声もきっとあるのでしょうが、モモちゃんなら・・・。

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「まぁ、そろそろ休ませてやってくれよ。
 俺たちも、消費者のサイフも、よ」


なんて思ってるんじゃないかな、と。
とにかく、長い間本当にありがとう。
面白かったですよ、君たちに付き合うのは。

「・・・しかし、映画終わっちまうと、意外とヒマだな?

 そう言えば、ウラの奴が
 
『先輩、ヒマだったら、ココにでも電話してみれば?』
 って言ってたっけ。
 また何か、俺をかつごうってんじゃねぇだろうな?」

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「えーと確か、この携帯で、・・・」

やっぱり騙されてますよ先輩。

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2008/10/11

ダンダダンダダン

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ダンガード!

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群雄【鋼】ダンガードA。「惑星ロボ・ダンガードA」の主役メカです。
新たに発見された太陽系第10番惑星・プロメテへの移住用に設計されたのですが、主人公・一文字タクマが正式にメインパイロットとなるまで、物語の半分以上の時間がかかっている、「ダンガードAに乗り込むこと自体がドラマ」なロボでした。

群雄シリーズは、わりと「半歩後ろのマイナーなロボ」を狙ってくることが多いのですが(失礼)、ダンガードもご多分に漏れず(さらに失礼なので以下略)。

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ダンガードAは、飛行形態・サテライザーから分離、再合体して完成します。
この再合体には、パイロットの高度なテクニックを必要とし、その訓練のために物語前半があったと言っても過言ではありません。

この群雄版では、ダンガードの背中(サテライザーの翼)部分と、両腕(テレポーションパンチ)部分、そして着陸脚を交換する以外は完全変形。パイロットの高度なテクニックは必要としません(笑)。

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オープン・サテライザー!
サテライザーの機首・ガードランチャーは、本来は赤い部分がすべて分離し、飛行形態からダンガードのヘルメットに変形するのですが・・・。

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群雄版では簡易変形のみとなっており、機首の後部はダンガードの腹部として処理されています。しかし、薄い飛行形態からヘルメットに完全変形するのはさすがに難しいですし、サテライザーの機首としては実に綺麗なプロポーションですから、必要充分な選択だと言えましょう。

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チェーーーンジ・ダンガード!

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セット・オン!

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全長200mの巨人の完成。
背中の翼部分は取り外せ、収納時のコンパクトな状態と交換することができます。

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脚部・コズモアローを取り外し、主要武器のダブルシャフトを構えたところ。
股関節と肩関節は引き出し式で、可動範囲を広げることができます。
ただ肩は、デザイン上しょうがないのですが、あまり左右に広げるわけにはいきません。

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テレポーションパンチのエフェクトパーツも付属します。
この技は本来、いわゆるロケットパンチとは少々違い、パンチ型のエネルギーを飛ばす(つまり、腕自体は飛んでいかない)んですけどね。

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最強兵器のパルサーカノン。胸部カバーを左右に開いて、発射していました。

ダンガードAは、このアイテムがどうこうではなく、元のデザイン自体は、少々微妙な気がしなくもありません。プロポーションはともかく、当時から「唇のあるロボってどうなんだ・・・」と思っていましたからねぇ。

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しかし、サテライザーの格好良さにはシビレていました。
未知の惑星に挑む叡智の象徴、という感じでしたし、何より「これに乗り込むことがパイロットの憧れ」として描かれていましたからね。

ところでこの記事のタイトル、「ダンダダンダダン」ですが、
言うまでもなく、ダンガードAの主題歌の一部分です。
しかし、うちのatokだと真っ先に
段田段だダン
と表示されてしまうのは何でなんだダン。

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2008/10/08

再生と破壊と

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いよいよ放送が始まった、機動戦士ガンダムダブルオー(セカンドシーズン)。
前作から引っ張りまくったダブルオーの登場に先駆け、5年の間戦い続けていたエクシアの再登場も実に印象的でした。

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そのエクシアの健闘に敬意を表し、「一番くじ」の景品だった「エクシアヘッドディスプレイ」をご紹介。
頭頂約20cmの巨大アイテムで、コンビニの店頭に並んでいる時から、圧倒的な存在感を放っていました。

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スイッチを入れると、目のライトが点灯、えもいわれぬ格好良さとなります。
大きいサイズの割にはエッジがシャープで、立体ものとして実に「映える」のがたまりません。

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続いて後継機種、プラモデルHGシリーズの1/144ダブルオー

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ダブルオーの立体ものは、HCM-PROでも既に発売されていますが、あちらがややマッシブな体型だったのに対し、プラモデルはやや細身、どちらかというと映像のイメージに近いような気がします。

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もちろんアクションはバリバリ、身体を引き絞るようなポーズ付けもできます。
ただなぜか、HCM-PROで装備されていたシールド(GNドライヴに接続するもの)は付属しません。 アレがあった方が、より動きに見栄えがすると思うのですが。
もしかしたら、劇中では追加装備(パワーアップ)に関連するのかも知れません。

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ところで。
実は、今回ご紹介しているアイテムは、全部頂き物です。
エクシアヘッドはMさんから、HGのダブルオーはUさんから。
皆さん、本当にありがとうございました。
あ、刹那のフィギュアは、うちの娘からもらったんだよ(笑)。

自分の懐を痛めずにBlogが更新できてしまうなんて、なんて幸せなことでしょう(おい)。
こういうのを「人の褌で相撲を取る」というのでしょうか。

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フンドシって何ですか?」
「・・・いいよ知らなくて」

この子たちも頂き物なんですけどね。
Tさん、ありがとうございます。

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2008/10/04

ガ・キーン・アタック!

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スィート・クロス!

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BRAVE合金NO.17、ガ・キーン
70年代のアニメ「マグネロボ ガ・キーン」の主役メカで、鋼鉄ジーグに続く2番目の磁石関節ロボ(ゴーダムを入れると3番目)です。
肩幅が広く、腰があるんだかないんだか判らない胴体、非常に長く細い脚など、一度見たら忘れられないシャープなデザインを誇っています。
そのセンスは、当時はもちろん、今見ても斬新(あまりに斬新すぎて、後継者が見あたらないくらい)です。

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マグネロボなので、全身がバラバラになり、首と肩、腿が磁石関節で合体します。
磁石合体の快感は、このBRAVE合金版でも健在で、カチャッとはまる手足が何とも心地よいです。

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ガ・キーンの魅力の一つである「武装強化」を再現するため、非常にたくさんの強化パーツが付属します。
まずは大車輪アタック。脛からムクムクと映えてくる車輪で地面を走り、敵に体当たりをぶちかます映像が衝撃的でした。

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また驚くべき事に、手首のカウンターナイフ、足裏のフットシャークは、差し替えなしでそのまま展開します。パンチ部分は、腕のスイッチで勢いよく発射されますが、あまりに勢いが良いので、すぐどこかへ飛んで行ってしまい、探すのに一苦労(^^;)。

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ガ・キーンヌンチャクと、飛行用補助翼・マッハウィング
マッハウィングは、脚部に追加された専用パーツと小口径のマグネジョイントで接続されます。この専用パーツのおかげで、ただでさえ長いガ・キーンの脚部がさらに長くなるのですが、もともとガ・キーンのプロポーションは人間の体型を大きくはみ出しているので、今更違和感はありません。むしろ、70年代に、良くこんなデザイン考え出したなぁと感心したり。

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そして、ガ・キーン最強の強化パーツ・・・というか、むしろこちらが本体のような活躍をしていた、小型ロボ・プライザー(左)とマイティ(右)。
それぞれ、主人公の猛と舞が乗り込むメカなのですが、顔のないボディや透明な腕など、こちらも独特のセンスを放ってます。今見ても実にカッコ良いんですけど、プライザー。

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いずれも小口径マグネジョイントで合体・変形を行います。
飛行用サポートユニット(と武器)に変形するため、膝部分でも磁石関節で分離できるようになっているので、むしろガ・キーンよりも玩具としては面白かったりします。

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こんな「プライザー無限パンチ」をやらせてみたり。

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「マイティバット三世」ごっこをさせてみたり。
もちろん、これらはオフィシャルではなく、本来は・・・。

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膝下を切り離し、保持ジョイントを出して、ガ・キーンの腕に装着されます。
このままブースターユニットとしても使用してましたが。

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必殺の「ガ・キーン・フルパワー」を放つ武器としても用いられます。
専用のエフェクトパーツも付属し、雰囲気は抜群、まさに至れり尽くせり。


そして最後に、一番大きな付属品が・・・。

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このバリアントアンカー。(写真は飛行形態)
ガ・キーン本体より大きなサポートユニットです。
これにガ・キーンが乗り込み・・・。

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間違えた(意図的)

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重戦車形態となって体当たり。
何でしょう、この「充実した楽しさ」は。

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このBRAVE合金版ガ・キーンは、もう目眩がするほどに優れた「玩具」です。
よっぽど、当時の玩具を好きだった方が設計されたのでしょうか。
私もかなり長い間、遊び倒させて頂きました。

何も考えずにカチャカチャやっているだけでシアワセな気持ちになる、それは玩具の本懐だと思います。

オマケ:

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ガ・キーンはマグネロボの第2弾ということで、当時の玩具は、第1弾の鋼鉄ジーグとマグネジョイントの互換性がありました。
折しも、メーカーは違いますが、鋼鉄神ジーグの超合金魂版が発売されている現在、それとパーツ交換が可能かどうか、試してみましょう。

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もちろん磁石関節ですから、口径さえ合えば、何でもくっつけられるわけですが。
ジーグは、まぁまぁ面白い感じになりました。
細長い手足が(ジーグにしては)新鮮です。

しかし、ガ・キーンの方は。

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何だこのマグネゴリラは。

やはり適材適所というか、デザインのバランスって大切ですね。

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2008/10/01

答えは聞いてない

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こんなおっかない顔のイマジンが、あんなに愛らしいキャラになろうとは。

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S.I.C.Vol43、仮面ライダー電王ガンフォームリュウタロスイマジン
ソードフォームに続く2番目のS.I.C.化です。

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常にダンスをするような戦闘スタイルが印象的だった、ガンフォーム。
電王4フォームの中でも最強のスペックを誇る・・・と聞いたような気がしますが、相手を見下したような態度を取ったり、ピンチでも意地を張って他の連中との交代を拒んだりと、扱いづらさも最高でした。

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S.I.C.では、関節の可動範囲も、初期の頃に比べてぐんと広がっています。
斜に構える射撃体勢もバッチリ決められます。

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同梱のリュウタロス。
おなじみのヘッドホンや、どこからともなく取り出す巨大銃(リュウボルバー)に加え、デンライナーの車中でよく使っていたシャボンガン、スケッチブックにクレヨン、 牛乳瓶やコーヒーカップも付属します。

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リュウタロスは、その強烈に怖い顔と、無邪気な子供の精神とのギャップが魅力的でした。 邪気がない分タチが悪い、という場面も良くあったのですが、そこがまたドラマの枠を広げていましたっけ。

Asc04348
今週末には、正真正銘のクライマックス映画(と言っていた)「さらば電王」が公開されますが・・・。本当に「さらば」なんですかねぇ。

ほら、私たちの世代というのは
「『さらば』というのは、まだまだ続く」
というイメージがあるから(笑)。それでも見に行っちゃいますが。

そんなわけで、最終映画(?)公開直前記念のオマケ。

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「お?何だ小僧?
 また姉ちゃんの絵でも描いてるのか?」

「違うよ。
 モモタロスを書いてやってるんだよ」

「何?お前もやっと、俺の魅力に気が付いたのか?
 ちょっと見せてみろよ
(少し嬉しい)

Asc04356
「どれどれ・・・ってこれ、名前だけじゃねぇか。
 何がしたいんだ?」

Asc04357
「心臓止める気か、このクソ坊主!」
「冗談に決まってるだろ!モモタロスのバーカ!」


・・・こんな漫才を、もっとずっと見ていたかったような気もしますが、さてどうなることなのか。

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