こいのぼりのなく頃に

鳴かないよ！とツッコんで頂いた皆さん、こんにちは。
前回のクイズ記事からそんなに時間は経っていないのですが、ゴールデンウィーク特別企画ということで。

せっかくの連休ですが、私がとびとびの勤務なので、今回は家族の旅行も近場だけ。
仕方ないので、押入をガタガタ片づけていると（他にやることいっぱいあるんですが、現実逃避）、またしても、マブがいろいろ掘り出しました。
ご興味とお時間のある方は、チャレンジしてみて下さい。

さて、ここから問題です。
以下の写真は、いずれもちょっと懐かしい玩具の一部分です。
それらの「キャラクター名（もしくは商品名でも何でも可）」を当ててください。
なお写真はジャンクみたいなものが多いので、色落ちや傷、足りない部品、貼ってないシールなどがありますが、ご容赦下さい。

また今回は、意地悪・・・というか酷い・・・写真が多いので、さすがに難しいかと思いますが、果たしてどんなもんでしょう。

それでは、張り切ってどうぞ。

Ｑ．１　（難易度：D）

これは初級編。素晴らしく簡単ですね。
マブは「この」ギミックがかなり気に入ったようで、なんか「おおー」と感嘆の声を上げなら遊んでいました。



Ｑ．２　（難易度：C）

これも割と簡単。キャラクターとしては超有名ですから。
ただアイテムとしてはずいぶんマイナーなので、当時のそれを知らない方は
「昔のは、こんなのだったんだ・・・」
と思われるかも知れません。



Ｑ．３　（難易度：B）

ちょっと難しくなります。…が、まだ許容範囲でしょう。
変形玩具としては非常に面白い（マイナーだけど）部類に入ると思います。



Ｑ．４（難易度：A）

そろそろ、マニアックになります（いやみんなそうだけど）。
ちょっと意地悪過ぎねぇ？という気もしますが、まぁいいじゃん。たまには。



Ｑ．５　（難易度：S）

難易度最高峰。
というか、そもそも写真が酷すぎて、何が何だか分かりません。
現物を目の前にしても、これがどこの部位なのか悩むかも。

さて、いかがでしょう。何問お分かりになりましたか？
全問正解の方には、特に何もありませんけど、お楽しみ頂ければ幸いです。

答えは<<続きを読む>>の、「こいのぼりのなく頃に・解」で。

「こいのぼりのなく頃に・解」

解答編へようこそ。
それでは、正解をご覧に入れましょう。

Ｑ．１　（難易度：D）

Ａ．１　

DX超合金・六神合体ゴッドマーズ。
問題の写真は、頭部にガイヤーの「伸びる首」が透けて見えているところです。
玩具としては、重量感も迫力も抜群、当時の傑作でした。

六神たち勢揃い。
さすがにプロポーションや、スフィンクスを除く５体にはみんなロケットパンチが付いているところなどは「オモチャ」らしさを感じます。
またこのパンチが、よくどこか行っちゃってさ・・・。

最近発売された、超合金魂版との比較。
もう全然別物ですが、それでも、昔のものは昔のもので格好いいですな。

背面を見ると、魂版の芸術的な「余剰パーツの収納方」には感動しますが。

Ｑ．２　（難易度：Ｃ）

Ａ．２

機動戦士Ｚガンダムより、ＤＸＺ（ゼータ）ガンダム。
放映当時に発売されたにもかかわらず、ウェーブライダーへの完全変形を成し遂げているアイテムです。
問題の写真は背部、翼部分とシールドを固定するためのジョイントですが、これがはっきり見えているあたりには時代を感じます。

ウェーブライダー形態はそれなりにまとまっており、銃とシールドを外して付け替える以外は、取り外しなしで完全変形を行います。モビルスーツ形態でもそうだったように、プロポーションには一種独特のものがありますが。
完全変形し、さらにどちらの形態でも「格好いい」Ｚガンダムが（プラモや玩具で）登場するには、これからまだ何年も待たされねばなりませんでした。

Ｑ．３　（難易度：Ｂ）

Ａ．３

Ｂビーダマン爆外伝より、ビーダアーマー・ブリザードエビル。
闇の貴公子が乗り込む、最強のライバル機です。
この変形パターンは非常に凝っており・・・。

シロガネエビル（右）と、サポートメカのクラヤミ（左）が合体し、ブリザードエビルになります。その際、クラヤミの胴体が左右に割れ、その中央にシロガネエビルが収納され、胸と頭部を形成するという、勇者シリーズを彷彿とさせる強化合体を行います。

さらに組み替えで、ブリザードドラゴンへと変形。そのパターンはダイレンジャーの龍星王みたいなものですが、強化合体にドラゴン変形と、プレイバリューは抜群。
放映当時、あのガオガイガーの後番組だったため、「次はビーダマンかよぉ」と落胆して、あまり注目していなかったのですが、後に玩具の凝り用を知ってビックリ。
慌てて探したけどなかなか見つからなかった、という経緯があります。

Ｑ．４（難易度：Ａ）

Ａ．４　

この写真だったら、もっと難易度下がったでしょうけど。
せっかくなので意地悪しました（笑）。

Ｘボンバーより、電撃合身・ビッグダイＸ。
顔の×印など、一度見たら忘れられない強烈なデザインです。

かなりの部分が合金製で、ずっしりした手応えとごついフォルムがたまりません。
また胸のミサイル砲部分が開閉したり、脚部左右や爪先からミサイルが発射できたり、左手首が回転して「天空Ｘ字斬り（違う）」が再現できたりと、ロボット玩具としての遊び応えも満点です。

合体パターンは割とオーソドックスなものですが、きちんとキャタピラが収納できたり、胴体内部に腕がしまえたりと、純粋に変形自体が楽しく思えます。
ただ、何で「顔が左右に割れる」必要があるのかは知りません（笑）。

Ｑ．５　（難易度：S）

Ａ．５　

最後は、ニュークリオンクエスト・スーパーコンボイ。
超生命体トランスフォーマー・スーパージンライのブラックバージョンです。

それにしても、本当にコンボイってたくさんいるのね・・・。

内容はスーパージンライと全く同じなので、大型トレーラーにパワーマスター（ハイ－Ｑ）が合体し、小型ロボ（ジンライ）になります。後部トレーラーは基地へと変形、さらにそれらが巨大合体し、スーパージンライとなります。
しかし、どの写真も黒くて、何が何だか良く分かりません。シール貼ってないせいもありますが。

もちろん、ゴッドボンバーと合体し、ゴッドジンライとなることもできます。
ただ、ゴッドジンライ自体が２体合体の黎明期の玩具なので、プロポーション的にはまだ試行錯誤の跡が伺えます。もう少し腕が長ければなぁ。

というわけで、うちではこの形態で飾っています。
ほぼ腕の取り付け位置を変えただけなんですが、上の写真よりはずいぶんとヒーローっぽくなりますから。

さて、解答編はいかがだったでしょうか。
今回は、写真の見せ方を考えて、結構難しくしてみました。
しかしあんまり難しいと、却ってつまらなくなってしまうこともあります。
ビッグダイＸは、本当にそのギリギリを狙ってみたんですが・・・さて、どうだったでしょう。

それではまた、次の箱をマブが探し出すまで一休み。