光の速さで歩け
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「光の速さで歩け」というのは、ゴッドマーズの主題歌(2番)の歌詞からの引用です。
「光の速さで走る」ことなら、もしかしたら、マーズならできるかも知れません。
しかし、「光の速さで歩く」のは、彼にだって、もの凄く難しい事のような気が・・・。
超合金魂・GX-40、六神合体ゴッドマーズ。
満を持して登場した、合体ロボットの「愛の金字塔」です。
ゴッドマーズは、その冠の通り、6体のロボットが合体して完成します。
ボディとなるのは実質5体で、6体目=ガイヤーはその中に収納されてしまうのですが、その「合体形式が異なる」ことがまた魅力的でした。何せ、1組の合体ロボで複数の合体方法が味わえるのですから。
放映当時の玩具も傑作で、それはそれは遊び倒したものです。
(写真左、右は海外製のパチモノ)
久しぶりに遊ぼうと思って保管場所を漁ったのですが、パチモノの方しか発見できませんでしたよトホホ。
気を取り直して、魂版のご紹介に戻ります。
左がガイヤー、右はボディとなるスフィンクス。
ガイヤーはもの凄く良く動きます。
劇中で印象的な「肩をいからせての飛行」ポーズを取らせるために、肩は2重関節、首も上を向けるように軸が仕込んであります。また股間も引き出し関節で、胡座でも金田跳びでも何でもできます。
ガイヤーのみ、専用のスタンドと、海底深くに眠る「明神礁」が付属します。
腕となるタイタンとウラヌス。
旧DX超合金では、左右どちらでも入れ替えての合体が可能でしたが、魂版はジョイントが片方にしかないため、タイタンが左腕、ウラヌスは右腕と決まっています。
両脚になるシンとラー。
ごついボディの割には、四肢が結構動かせます。
しかしまさか、ガイヤーはともかく、シンやラーを格好いいと思う日が来るなんて・・・(笑)。
ガイヤー専用スタンドの明神礁と、「オマケ」と呼ぶにはあまりに出来の良い、コスモクラッシャー。
コスモクラッシャーは、1号・2号に分離でき、さらに下部ハッチに小型戦闘機・3号を収納しています。
しかしまさか、合体するコスモクラッシャーで遊べる日が来(以下略)。
スフィンクスはボディ前面を開け、腰と肩を横に拡張し、首を回転させてゴッドマーズの頭を出します。
その中にガイヤーを格納して、準備完了。
ウラヌスとタイタンの、腕の変形。
驚いたことに、可動手首はそれぞれの片方の脚の中に、ピッタリ収納されています。
「後からパンチ部分をはめる」なんて事はしなくて良いのです。
ここら辺の設計は感動的。
シンとラー、脚部の変形。
両足首はそれぞれに独立した可動軸があり、そのために、合体して両脚を揃えても、ゴッドマーズの足首としてきちんと接地します。
これらが全部合体して・・・。
内部のガイヤーは、旧DX玩具だと首を伸ばし、ゴッドマーズの中空の頭部にガイヤーの頭部を入れていたのですが、魂版ではそれは省略されています。
代わりに、頭頂部の角を引き出すと、顔の中に、ダミーのガイヤーのマスクが現れるようになっています。
もっとも驚くのはその背後。
昔の玩具では、ウラヌス・タイタン・スフィンクスの腕は、それぞれただ背中に回すだけだったので、後ろから見ると、小さい6本の腕が生えていました(笑)。
しかし魂版は、そんなことはありません。設定通りの平らな背中は、却って多少寂しいくらいです(^^;)。
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マーズフラッシュを構えるため、腕の関節(ウラヌスとタイタンの脚)を引き出すこともできます。
さすがに合体後の脚部は余り動かせませんが、ゴッドマーズ自体、そんなにダイナミックに動くロボットではなかった(ほとんど、ファイナルゴッドマーズを撃つだけ)ので、これだけ動けば充分でしょう。
何より、六神全部がアニメのイメージそのままで合体できるとは、まさに驚愕です。
ところで。
こういった入れ子合体ロボで思い出すのは、元祖・ゴーディアン、そしてバイカンフーです。
魂版同士の互換性があるのか、試してみました。
サイズの関係で、ガイヤーがバイカンフーに乗ることはできませんでしたが、逆は可能です。
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