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2008年2月

2008/02/26

開発状況02.26

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LEGO製(謎の)可変フレーム、F-SYSTEM
以前作っていたものも、ほぼ完成間近・・・だったのですが(今見ると全然別物だなぁ)、変形時の強度に問題があることが判明しました。
私はともかく、マブに遊ばせていてしばらく経つと、全く違うものができあがっています(笑)。もちろん、壊れた部分を(彼が彼なりに)直していたのです。

それはそれで別に構わないのですが、変形させた後、元の姿に戻れないのでは、全然意味がありません。

しばらく躓いてほっぽっておいたのですが、思い切って最初から組み直し、ようやくマブが遊ぶのにも耐えるフレームができました。
後は最後の(それっぽく見えるための)チューンナップのみ。

やっぱり「ストレスなく遊べること」って大事ですね。

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2008/02/24

マッハ全開!

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正義のロードを突き進め!


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炎神合体シリーズ01-03、DX炎神合体エンジンオー
炎神戦隊ゴーオンジャー」の1号ロボです。

今回のスーパー戦隊は、ヒーロー一人一人がパートナーとなる「炎神」を持っています。
炎神とは、それぞれが顔の付いた車(今のところ、ですが)の生命体で、上の写真左側から、バスオンスピードルベアールV(ブイ)と呼ばれています。
彼らは、普段は持ち運びできるほどの大きさですが、いざという時は、写真一番手前の「炎神ソウル」を機体に収納し、十数メートルの大きさに戻って戦います。

この炎神ソウルが、今回のシリーズのキーアイテムとなります。
それ自体にサウンドギミックと電池を内蔵しているため、炎神やなりきりアイテムに差し込むことによって、攻撃音や合体音、それぞれの炎神のセリフまで叫びます。

「スピーーーーーードル!」
「ゴー・オーーーン!」
「行くぜ相棒!」


とにかくやかましい(笑)。

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スピードルのみ、車体後部を翼のように展開して、飛行形態になります。
また、第1話で披露した「腕(だか脚だか)を伸ばして敵をぶちかます」ことも可能です。

そして、3体が合体した姿が・・・。

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炎神の王=エンジンオー。
とにかく、印象に残るデザインなのは確かです。
合体前はまだしも、まさか、合体後も炎神の目が出たままだとは・・・(笑)。

最初は「ええ?どうなのコレ?」と思いましたが、見慣れてくると余り気にならない、いや、むしろ子供たちには人気が出るような気がしてきました。
何だかミョーに可愛いもので。

またエンジンオーは、3体が縦に並ぶ合体方式ですが、持ち上げた時に外れないよう、それぞれ後方からスライドさせてはめ込むようになっています。
こういった気配りも、玩具としては大切なことだと思います。

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炎神ソウルは、3機それぞれ別個に格納することができます。
バスオンのみ、脚部に格納場所が2カ所有り、片方には炎神ソウル、もう片方にはゴーオンソードを畳んで収納しておけます。
個人的には、こういった格納式の武器は大好きです。
何故かワクワクするんですよね。

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専用武器・ゴーオンソードと、Vシールドを装備した状態。
Vシールドは、ベアールの車体下部を変形させて持たせますが、合体した時のまま、背中に装着させておくこともできます。

さて、戦隊シリーズの1号ロボと言えば・・・。
今後のパワーアップ合体を期待されるのが常というものです。
戦隊シリーズでは、律儀に1年おきに、2号ロボとの合体(ここでは「スーパー合体」と呼称します)をやってくれています。
前回、スーパー合体を行ったのは、一昨年のダイボウケンです。
順番から言えば、このエンジンオーにも、その機能があるに違いありません。

そう思って、いろんな部分を探してみると・・・。

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あるわあるわ。
現状では使われていない、謎のジョイントがずらずらと存在しています。
これだけ最初からジョイントが露出している1号ロボも珍しいのでは。

特に両肩の上にあるジョイント(凹)は、ガオレンジャーの時代から採用された、通称「ガオジョイント」と、サイズが似通っているように思われます。

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試しに、デカバイクロボの部品を付けてみたところ、ほぼ問題なく装備させることができました。何となく、ファイヤーコンボイを思い出したり。
ただ、現状ではガオジョイントの「凸」は、ロボットの胴体部分に多いため、肩に装備させて様になるものはほとんどありません。

いずれにしても、今年もきっと、何か期待できるんでしょうね。
新シリーズが始まる時のワクワク感は、何回経験しても、良いものです。

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2008/02/19

ヤマトの諸君

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「久しぶりだね」

ダイヤブロック製、ガミラス帝国・デスラー戦闘空母
今回は、私の作品ではなく、私の実弟が建造したものです。

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ある日突然
「兄貴の部屋にある、赤いブロックを全部貸してくれ」
と言われた時は、何をするつもりかと思いましたが。
こっそりと、こんな物をつくっていやがりました。
しかも自分の子供を、私の家に預けてまでして(笑)。

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あの独特の宇宙航行音が脳裏に蘇ります。
身内なのを差し引いても、かなり良い出来映えだと思うのですが、いかがでしょうか。
さすがは、自分の子供を、私の家に預けてまで(もういいよ)。

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「あの戦闘空母」ですから、当然「アレ」もできます。
戦隊の下側からブロックを押すと、船首甲板が持ち上がります。

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甲板は船体とシャフト状のブロックで接続されているので、そこを起点にして、上下を綺麗に反転させることができます。すると。

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戦闘空母の本領発揮、2列縦列の砲台が姿を現します。
そのギミックは、番組放映当時も非常にインパクトがありました。

さらに、デスラー戦闘空母である以上、これで終わりではありません。
「ええっ?まさか、総統?」
と尋ねる私に、弟は勝ち誇って言いました。

「タラン、君は何年、私の副官をしているのかね?」

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甲板内部には、ボールジョイント軸で接続された砲塔が内蔵されており、

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デスラー砲の発射準備を行えます。
もう呆れて、ものも言えません。
何ということでしょう、この私が(大げさ)、
ブロックで敗北感を味わうことになろうとは!

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「ア・・・アホだ・・・
 アンタ、ヤマト級のアホだよ!」


私が漏らすと、彼はふふっと笑って言いました。

「ありがとう。最高の誉め言葉だ」

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まぁ、とにもかくにも、

デスラー総統、万歳!

・・・ええい。負けちゃおれんな。

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2008/02/16

脚なんて飾りです

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偉い人には、それが分からんのです

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ZEONOGRAPHY #3015、ジオング
ジオンの名を冠し、シャア大佐最後の機体となったモビルスーツが、ジオノグラフィシリーズに登場しました。
シャープな造形、綺麗なタンポ印刷はいつも通り。フォルムも実に、私たちの脳裏にいるジオングに近いと思います。
・・・と書きながら何ですが、この写真では、私が上腕部の装甲を外し忘れました。
あのジオングなら、未完成のフレームが露出しなきゃいけなかったのに。説明書に丁寧に書いてくれてあったのに。公国の皆さんすいません。

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特徴的な有線サイコミュはリード線で再現、もちろん頭部も分離、耳下のバーニアまで動きます。
モノアイの発色が今ひとつなため、よーく見ないとどこにモノアイがあるのか分からないのだけが難点ですが、それ以外は文句なしに「最後のジオンのモビルスーツ」っぷりを発揮しています。


ところでこのアイテムですが、実は、商品名は「ジオングパーフェクトジオング】」となっています。
つまり、何かにつけて「飾り」だと言われてきた、有名なあの部分も、同梱されているわけです。

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これがその「完全な姿」。何だかずいぶん格好いいんですけど。
脚部だけで、並のGFFシリーズのガンダムより大きいと来ています。
史実で、もしも完成していたなら、それこそサイコガンダム並みの大きさになっていたことでしょう。
脚部は、股関節ごと巨大バーニアと交換、差し替える方法を取っています。自重もかなりのものになるため、上半身だけを持って持ち上げるとすっぽ抜けますので、取り扱いには注意が必要です。

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プラモ狂四郎」 で使用された大型サーベルも付属。
剣を持ったら、腕のビームが使えないんじゃないかという気もするのですが、こう迫力に溢れられると問答無用。わはははは。

さて、このアイテムでの最大のギミックは、もちろん「脚が付属すること」・・・ですが、個人的には、別の(割とさり気ない)ギミックの方が、インパクトありました。

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それがこの「ランディング・ギア」。
スカート内部から展開する着陸脚です。
ヒヨコみたいでとても可愛い(笑)。

これが存在するということは、
「(脚部のない)現状で80%の完成度ではなく、100%の能力を発揮できます」
「 脚なんて飾りです」

という、ジオング開発陣の言葉を裏付けることとなります。
つまり、最初から脚部なんかないことを想定して(ランディングギア共々)作っていたわけですから。

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ランディングギアは、装甲スカートの一部が前にスライド・展開し、その内部に収納されます。スカートを展開した状態だと、フォルムも結構変わり、ザメルのように陸上をホバーで移動するようなタイプにも見えます。

この収納ギミックは、脚部を取り付けた後も、意外な効果を発揮します。

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スカートの展開は脚部取り付け後も有効なため、上のように大きく足を踏み出したようなポーズを取らせても、装甲が干渉せず、広い可動範囲を誇ります。
地味ですが意外と有効なギミックで、 ちょっと唸らされたり。

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今までは、正直言って「ジオングに脚は不要派」でした。
その主因は、ガンプラ黎明期に、ジオングのプラモにドムの脚をつけて失敗したトラウマだったのですが(笑)。

しかし、実際に手に取ってみると

これはこれでアリだよなぁ

という気がしてきました。 何せとにかく迫力満点、サッキー竹田がこだわった理由も良く分かります。
これを、ジオングと呼んで良いかどうかは、全然別の話ですが。

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2008/02/13

木枯らしのなく頃に

前回のクイズ記事からずいぶん過ぎてしまいました。
押入をガタガタ片づけると、いろんなものが出てきたのですが、どうも今ひとつオチになるヤツが見つからなくて。
ところが今回、あまりにもアレなものが発見されたので、またやってみても面白いかもと思い立ちました。ご興味のある方は、またしてもチャレンジしてみて下さい。

さて、ここから問題です。
以下の写真は、いずれもちょっと懐かしい玩具の一部分です。
それらの「キャラクター名(もしくは商品名でも何でも可)」を当ててください。
なお写真はジャンクみたいなものが多いので、色落ちや傷、足りない部品、貼ってないシールなどがありますが、ご容赦下さい。

また今回は、登場する玩具には何の関連もありません。
(2体だけ、似たもの同士がありますけどね・・・)
前回結構難しいかと思ったのに、あっさり当てられた方が多かったのですが、さて、今回はどんなもんでしょう。

それでは、張り切ってどうぞ。


Q.1 (難易度:D

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これは初級編。素晴らしく簡単ですね。
昔のロボの胸板って、シンプルだったんだなぁ・・・。
変形パターンは結構凝っている割に、あんまりそうは思われていない(笑)という、不遇なキャラです。



Q.2
 (難易度:C

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これも割と簡単。例のマークが見えていますからね。
この玩具は、個人的にですが、シリーズの中でも1、2を争う遊び甲斐があると思います。

Q.3 (難易度:B

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ちょっと難しくなります。…が、まだ許容範囲でしょう。
こんな脚をしているヤツは、そうザラにはいませんからね。



Q.4
(難易度:A

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そろそろ、マニアックになります(いやみんなそうだけど)。
ご存じの方には簡単でしょうが、意外と知られていないシリーズらしいので。



Q.5
 (難易度:S

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難易度最高峰。
現物を目の前にした私も、「・・・これ、何だっけ?」としばらく悩みましたからね。
箱が出てきて、初めて思い出したという。

いくら何でもあんまりなので、これに関しては、ヒントにもう1カット追加しました。

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えっ?余計判らなくなった? (笑)


さて、いかがでしょう。何問お分かりになりましたか?
全問正解の方には、特に何もありませんけど、お楽しみ頂ければ幸いです。

答えは、<<続きを読む>>の、「木枯らしのなく頃に・解」で。

続きを読む "木枯らしのなく頃に"

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2008/02/10

キバって行くぜ!

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変身ベルト&フエッスル・DXキバットベルト
新たなライダー、仮面ライダー・キバの変身アイテムです。

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今回の最大の特徴は、ライダーベルトそのものが「相棒」 であることです。
100年以上生きている(自称)コウモリ型モンスター、キバットバットⅢ世がそれで、電源を入れると、劇中通りやかましく喋ります。
「あすっげ~」「美人ちゃ~ん」「咬ませろ~」
「月夜の晩、気持ち良いねぇ~」
などなど。
セリフや効果音は、約60種類以上だとか。

また、「ご機嫌モード」が搭載されており、電源ボタンを入れるタイミングで機嫌が変わり、目の色や話し方が変化します。
赤い目で「俺様は上機嫌だぜ!」と言い出したら上機嫌モード
青い目で「今、忙しいんだ!」と突き放されたら不機嫌モード
ご機嫌は全くのランダムで、いったんやる気がなくなると、電源を切るまで不機嫌なままです(笑)。

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「仮面ライダーキバ」の主人公、紅渡(くれない わたる)は、有能なバイオリン制作者(かつ引きこもり)ですが、キバットに自分の腕を咬ませ、血を与えることで力を引き出し、変身します。
このアイテムでも、キバットバットⅢ世の顎を開き、その牙を押すことによって変身待機音(例のピロホロリ~という笛の音)が始まり、ベルトに装着することで変身が完了します。
キバットが上下反転してベルトになる(コウモリだから)のは、デザインとしても結構面白いものがあります。

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そして、両腰に装着する、謎めいた6本の笛。
変身完了後に、これらをキバットに咬ませることで、新たな能力(モンスター召還)が発生し、さまざまな効果音が鳴り、キバットの目の色もカラフルに変化します。
これを書いている2月9日現在、その効力が判明しているのは、赤い「ウェイクアップホイッスル」のみ。ですから、後のお楽しみのため、他の笛を吹くとどんな音がするのかは伏せておきます。
キバットの目の色の変化だけ、ご覧下さい。

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発色はどのモードでも非常に綺麗で、青色LEDってありがたいなぁなどと、今更思ったり。
また、先述した「ご機嫌モード」は、この召還状態でも有効で、不機嫌な時には、すっげぇやる気のない声でモンスターを呼びます。呼ばれた方だって、嫌になっちゃうくらい(笑)。

なお、各種ボタンを押しているうちに、いくつか隠し機能や追加音声も発見しました。
しかし、あまりネタバレもつまらないので、ご紹介は一つだけにしておきます。

「劇場で待ってるぜ」

ですってさ。

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劇中通り、笛をくわえたまま取り外すこともできます。
戦闘中でも自立行動をするベルトというのは初めてですし、 愛嬌のあるキャラクターですから、子供たちにも人気が出るんじゃないでしょうか。


さて、ここからは余談です。
先日、家族でTVを見ていたところ、ジブリ映画「耳をすませば」がテレビ放映されるということで、予告が流れていました。
私も既に何度か見ていますが、また見ようかななどと思っていると、が私に聞きました。

「『耳をすませば』って、どんな映画だったっけ」
私は彼女に解説してやりました。

「バイオリン制作者の男の子と、世話好きな女の子がいてさ」
「うん」
「その男の子は、コウモリに腕を咬ませると」
「ふんふん」
「不思議な力を持って変身しちゃうっていう」
「ああそうだっけ。もう全然覚えてないわ~」


いや気付けよそろそろ(^^;)。

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2008/02/06

思い出の先生

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仰げば尊し、わが師の恩・・・。

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REAL ACTION HEROESウルトラマン80(エイティ)。
ハイパーホビー誌上通販の限定商品です。
材質や素体は、以前の帰ってきたウルトラマンなどと同じですが、80の一種独特なデザインがきちんと再現されています。

画像は、必殺技のサクシウム光線。もう少し足をぐっと踏み出せたほうが80らしいのですが、スーツにかなりテンションがあるため、ポーズはここら辺が限界です。
それにしても、私の撮影技術のせいですが、80ってカッコ良く撮影するのが難しいキャラげふんげふん

それはさて置き。

ウルトラマン80は、その名の通り1980年代のヒーローですが、当時は中学校教師とUGM隊員とウルトラマンの掛け持ちという、とんでもないハードスケジュールを強いられていました。そんなもの、仕事しながら子供と遊んで、たまにオモチャBlogの更新をするとかいう人間の比じゃないよ(笑)。

そして、あまりに無理があったのか、いつの間にか、教師の部分はストーリー的にほぼ失われてしまいました。そのいわゆる「教師編」にも良い話はあったので、路線変更を残念に思っていた人は少なくありませんでしたが。もちろん、私もその一人です。

ところがそれは、昨年のウルトラマンメビウス「思い出の先生」で、実に見事に昇華されたのです。・・・ここから後、文書が思いこみやら何やらで間違っていたとしても、どうかご笑納下さい。

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80の人間の姿であった矢的猛、彼が教師をしていた中学校が、廃校になることが決まりました。当時を偲ぶ卒業生たちは、「矢的先生を呼んで同窓会をしよう」ということになり、かつてのUGMの流れを汲むGUYSの隊員・ミライ(ウルトラマンメビウス)に、矢的先生に連絡を取ってくれるように頼みます。
しかし矢的先生(80)は、自分は教師という仕事を途中で放り出してしまったも同然、とても生徒たちに顔向けができない、とそれを断ります。
ここら辺でもう、私の涙腺のスイッチが入っちゃうわけですが(^^;)。

同窓会の準備をする卒業生の一人は、かつての母校で、矢的先生と同じように教職についていました。彼は友達に、矢的先生こそがウルトラマン80だったんじゃないか?と言いますが、皆に一笑に伏されます。

折りしも学校に、かつて80が倒した硫酸怪獣・ホーが現れ、メビウスと共に80が立ち向かいます。同窓会の会場、母校の屋上でそれを見た卒業生たちは、口々に叫びます。

あれは・・・
ウルトラマン80!
俺たちの・・・
ウルトラマンだ!

わぁーもう駄目。書くだけで涙ダダモレ(^^;)。

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その後、80はホーを倒しますが、怪獣は光になって消えていってしまいます。いやむしろ、望んで80に倒されたように見えます。
おそらくは学校そのものが、80を、矢的先生を、もう一度ここに呼ぶために怪獣を出現させたのでしょう。

ゆっくり振り返る80に、校舎の屋上の卒業生たちは

先生!先生に憧れて、ボクは教師になりました!
私は結婚して、3人の子供のお母さんです!
僕は、地元の信用金庫に就職しました!
親父のスーパー継いで、がんばってるぜ!

などと、口々に叫びます。異形の、銀色の巨人に向かって。

それまで卒業生たちに対し、矢的先生が80であるという確信を持てるための描写はほとんどありません。単に、80が20数年ぶりに地球に現れたという新聞記事があるだけです。
にも関わらず、彼らがそう叫んでしまうということは、本当は誰もが心の中ではそうだと思っていたということに他なりません。もう、TVが滲んじゃって見えないよ(号泣)。

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その後、80は大空へ飛び立ってしまいますが、矢的先生は
自分の言葉で、子供たちに謝るよ
と、同窓会の会場へ向かいます。
メビウスにではなく、教え子たちに教えられ、20数年ぶりに物語の心残りの部分を解消できたのです。

いやもう、あのさ。
この展開で、泣かない人類がいるわけ?
もしいたら、少なくとも俺は、友達にはなれないよ?(^^;)

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2008/02/03

究極の巨人

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完成、満を持して。

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CM'S製・メカアクションシリーズ、バルキング。
Legend of DAIKU-MARYU」に登場した、大地と灼熱の重巨人です。
いかにも重砲撃タイプといったフォルムは、前のライキングと違って(失礼)かなり格好良く、単体でも充分見栄えがします。
巨大な両腕は5指総てが可動、コロナブラスト発射ポーズを取らせることもできます。

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背中に背負ったハイドリューキャノンは、ジョイントパーツで腕に持たせ、斧として使うことも可能です。
細身の腕の関節はそれほど強固ではないので、重みに負けてしまいますが、まぁ仕方のないところでしょう。

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さて、メカアクションシリーズでは、ようやく伝説の巨人3体が集結しました。
最初のガイキングが発売されてから5ヶ月、ついにアレに合体できる日が来たのです(大げさ)。

・・・この写真はライキングの腕が、既にグレート状態になってしまっていますが、気負いすぎたのだとご容赦下さい。

それではさっそく、パーツを分解して、ガイキング・ザ・グレートを誕生させましょう。

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使用するパーツはこちら。
(写真右がライキング、左がガイキング)
残りは、全てバルキング(とその同梱パーツ)を使います。

・・・って、あれ?
ガイキング、腹のドクロ顔しか使わないの?
まぁ確かに、ガイキングはパート3のみが合体するんだから、その通りなんですが。
でもこれなら、ライキングかバルキングに、ドクロだけ同封してくれれば済んだんじゃ・・・(禁句)。

気を取り直して、パーツを組み上げます。
頭部はヘルメットを被せる仕様ではなく、丸ごと差し替えとなります。
ライキングは腕を分解し、上腕部のアーマーを下に降ろします(上の写真)。
バルキングは、腿を脚部から引きずり出し、合体補助パーツ(脚部の延長に使います)をはめてから、さらに別パーツの腰にはめ直します。

すると。

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究極形態、ガイキング・ザ・グレートの完成。
3体の巨人の力を集めたプロポーションは、迫力満点。

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良く動くと評判だったガイキングやライキングのパーツを使っているだけあって、可動域も広く、大きなアクションポーズが取れます。
(もっとも、ガイキングの関節は使ってませんけどね・・・)
関節のクリックもしっかりしており、そうそうヘタレてくることはなさそうです。

ただ、各パーツの「軸」の合いが良くない部分があり、妙に緩かったりきつかったり、すぐ取れてしまうパーツが見受けられたりと、少々残念な点もあります。
自分で改修できるレベルではあるのですが、やっぱりストレスなく遊べた方が良いですからね。

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Gウィングも当然展開しますし、ライキングのデスパーサイト手首も取り付けられます。
やっぱり「究極形態」は、デカい翼が似合いますね。

さて、こうやって各巨人のパート1、2、3でこれが完成したということは。
それぞれ、残ったパーツがあるわけです。
せっかくですから、余り者同士を組み上げて、何かできないかやってみましょう。

Asc02847 Asc02848
おや?
なんか意外と、どっちも様になっていますね?
少なくとも、ダイアポロンの余ったパーツで組んだ連中よりは、使い物になりそうです(笑)。
スーパーロボット大戦くらいになら、出てきてもおかしくないかも。

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先行突撃係、援護射撃係、必殺技ぶちかまし係とタイプも揃ってますし、これで1個小隊を組んだら、意外と使い勝手の良いユニットになるかも知れません。

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2008/02/02

光になれ!

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とある方から、うちのサイトの200万Hitを記念して(?)、超巨大な箱を頂きました。
DVD「勇者王ガオガイガー・FINAL」の限定特典、「金色の破壊神BOX」です。
(Mさん、本当にありがとうございます)
・・・というか、そんなことくらいでもらっちゃって良いようなシロモノなのでしょうか(^^;)?

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これはかつてのYUJINのMasterActionシリーズで、ファントムガオー、ステルスガオーⅢ、ライナーガオーⅡ、ドリルガオーⅡの4大メカが合体し、ガオファイガーになります。

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ファントムガオーは、両腕と両脚、頭部を差し替えて、ガオファーへ変形します。
もうこの時点で豪華絢爛、思わず拝みたくなるような金ピカぶりです。

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ガオファーが各ガオーマシンと合体し、ファイティング・ガオガイガー=ガオファイガーの完成。
差し替えパーツが多いものの、そのためにプロポーションは良好で、とにかくひとまずなによりすなわち格好いい。思わず溜息が出ます。

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「ガトリング・ドライバー!」
ディバイディング・ドライバー交換用刃先も付属し、空間湾曲装備も万全。
ただ柄は1本しかないので、残念ながら、ダブルドライバーはできません。

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そして「金色の破壊神」を名乗る以上、やはりこれがなくてはいけません。
ゴルディオン・ハンマーと「破壊の右腕」です。
ゴルディは変形せず、腕の形になったままですが、ハンマーヘル&ヘブンを行う際の釘抜き(?)部分は可動します。

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「プロテクト・ウォール!」

最初、巨大な箱が届いた時には仰天しました。
「DVDに付属してきたオマケをあげます」
とのことだったので、てっきり小さなアクションフィギュアなのかと思い、
「申し訳ありません。ありがとうございます」
とお返事していたら・・・これだったもので。
こりゃ、
「『DVDオマケ』じゃなくって
 『DVDオマケ』じゃないのか?」
などと一人突っ込んだり。
今は棚の上に、ドデカデーン!と飾ってありますが、うちのマブがうっとりしたような目で見上げて
「格好いい・・・」
と、溜息をついています。

こういった金メッキの玩具はよくありますが、それが「様になる」キャラクターというのは、結構少ないかも知れません。
しかしGGGのシリーズなら、見栄えはするし格好いいし、何より金色に輝く意味があります。
黄金の意思、確かに受け取りました。

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2008/02/01

琥珀色の夢

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失われた伝説(ゆめ)を求めて…

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BRAVE合金NO.13、ライドアーマーモスピーダ
機甲創世記モスピーダの主役メカ(小さな方の)で、今回のBRAVE合金では、レイの搭乗するタイプと、スティックの機体との2種類が発売されています。
私が購入したのはレイの方。

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モスピーダの特徴は、アーマーバイクに搭乗するパイロットが、そのままバイクを「着込んで」ライドアーマーに変形することです。もちろん変形前のバイクは、自らの足としてまた友として、作戦行動の「相棒」を勤めます。
このシチュエーションに痺れた人たちは多かったことでしょう。かくいう私もその一人ですが。

なお、本来はバイクのカウルにヘッドライトが回転して現れますが、この写真では変形させ忘れました(^^;)。 いかんいかん。

Asc02823
バイク後部には2種類のコンテナを取り付けられます。いずれもフタが開閉し、劇中のサバイバル気分が蘇ります。
フィギュア本体は、肘の2重関節やヘルメットシールドの可動など、かなり良くできています。
肩だけがあまり左右に開かないのですが、ライドアーマーに変形すると、デザイン上肩がほとんど動かせないので、仕方ないのかも知れません。

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搭乗させた時のフォルムは、
まぁ正直言って、このバイクのサイズだと、乗っていても足が地面に着いてしまうんですが・・・そこはホレご愛敬。

腕アーマーとなるフロントサスペンションカバーを外し、バイク本体を折り畳むようにして、中にパイロットを潜らせると・・・。

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ライドアーマーの完成。
スーツ本体の脚部は伸長式で、ライドアーマー時には膝から下が伸び、プロポーションのバランスを保てるようになっています。
また胸のターゲットスコープ、そして両腕のアーマー以外は、取り外すことなくバイクから変形・装着ができます。放映当時の玩具では、腰のアーマーは取り外し(再装着)式だったのを残念に思ったものですが、さすがに21世紀は違います。

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実はサイズは結構小さく、リボルテックと良い勝負です。
今までのBRAVE合金のイメージがあったもので、もっと大きいかと思っていたら、意表を突かれました。

小さいだけあって、パーツが幾分取れやすかったり、 変形に気を遣う部分は確かにあります。しかし、ミクロマンより小さいのに(ほぼ)完全変形を行うモスピーダとは、確かに「琥珀色の男の夢」の一つだなぁ、という気がします。

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