行け!鉄人!
リボルテックNO.043、鉄人28号。
材質表面は艶消し処理が多いこのシリーズですが、今回はキャラクターに合わせてか、光沢の仕上げがされています。この「つやつやぷう」が非常に綺麗で、鉄人らしい「金属の固まり」だという印象を与えてくれます。
(いやもちろん、材質はPVCとABSですけどね?)
最大のギミックは、腹と胸に仕込まれた2重のリボルバージョイント。
それによって、例の「雄叫び」をあげる、胸を大きく反らすポーズが取れます。
胸と腹に関節を入れるというこの仕組み自体は、以前にグリコのオマケとして発売された「タイムスリップグリコ」シリーズの鉄人(左の写真)と同様です。
このシリーズも、全長数cmというサイズなのにフル可動という、もの凄い仕様でしたっけ。
背中のロケットには噴射口エフェクトパーツをつけられますが、さらにそのパーツとスタンドを接続し、綺麗に宙に浮いている飛行状態も再現できます。
また、ロケット部もリボルバージョイントで接続されているので、全部外して「ロケットをもがれた状態」にすることもできますし、 別のシリーズの装備をつけることもできます。
上の写真はジャイアントロボのロケットバズーカですが、割と違和感がありませんね。
さらに、暴走状態の赤い目の頭部、腕をもがれた時の破損パーツなども付属します。
手首は、握り手と水平の開き手、そして写真の掴み手(?)が同梱されています。
この掴み手がまた良くできていて、4本の指の付け根にも可動軸があるので、指先にまで表情をつけることができます。
なんか今回、いつにも増して素晴らしく贅沢な仕様なんですが、採算が合うのか?などと余計な心配をしちゃったり。
当然のように来月は、「アレ」も発売予定となっています。
リボルテックシリーズは、なるべくキャラクターを単品で終わらせることなく、絡めて遊ぶための「相方」を用意してくれます。こういった、ユーザーの立場を考えてくれる体勢は、本当にありがたいことだと思います。なかなかできることじゃないよね。
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コメント
> 家に現存しているのは奇しくも腰原さんと同じ、鉄人とモンスターの2体のみです(構図もそっくりです(*^_^*))
おおナカーマ。
あのタイムスリップ鉄人は傑作でした。
このリボルテックの原点は、間違いなくアレなんでしょうね。
また、絡めて遊ぶにはモンスターはバッチリでしたよね。良い感じに、投げやすい体型なんだ彼(笑)。
> また古い話ですが、鉄人のプラモを造ったのを思い出しました目とお腹(小窓がありました)が電球で光ってモーターでノッシ・ノッシ歩くものでした。
ああ!何か私もうっすら記憶があるような!
私は、右脚と左脚の装甲を互い違いにつけちゃって、歩かなくなって思い切り凹んだような覚えがあります。結局あれ、どうしたんだっけな・・・。
投稿: 腰原仁志 | 2008/01/15 22:04
いやぁ~素晴らすぃですねぇ。
腰原さんが以前Dブロックで造られたのも凄かったですが、こちらも本家本元というか・・・。
鉄人はかろうじてテレビ白黒時代に観ていましたし(後で知ったのですが)実写版もありましたもんねぇ・・・もっとも実写版は鉄人に似ても似つかぬ物でしたけど(アトムもねぇ)・・・。
家に現存しているのは奇しくも腰原さんと同じ、鉄人とモンスターの2体のみです(構図もそっくりです(*^_^*))あとシリーズもあったのですが部屋の大粛正に遭いフリマへと逝かれました。
また古い話ですが、鉄人のプラモを造ったのを思い出しました目とお腹(小窓がありました)が電球で光ってモーターでノッシ・ノッシ歩くものでした。(おこちゃまなのでリード線を配線するのに苦労しました(いまなら当時の自分に教えてあげられるなぁ))
いっや~ぁ技術の進歩ってすごいなぁぁぁ
投稿: 栃木の海坊主 | 2008/01/15 12:59
> 鉄人で思い出すのは、やはり実写版の鉄人28号であったりします。インパクトでは最高の鉄人ですし。
あのインパクトは強烈でしたね。まさにドラム缶・・・。もうちょっとやりようがあったんじゃないか(笑)という気もしましたが、さすがに「中の人」がいるのでは、あの時代の技術ではしょうがなかったですかね。
> しかし、鉄人ってば案外古臭いデザインの割に、動かせるようにすればするほど、そう見えなくなってくるのは不思議なものです。
そうなんです。シンプルだからでしょうか、却っていつの時代でも通用するのかも知れません。
ガンダムを見慣れているはずの、うちのマブが
「やっぱり鉄人は格好いい」
と見惚れていることからも、鉄人のデザインの魅力というのは不変なのだなぁと思います。
(いや、うちの子だから言ってるだけかも知れませんが(^^;))
投稿: 腰原仁志 | 2008/01/15 03:36
鉄人=ドラムカンというのは古いイメージなのでしょうねぇ。
鉄人で思い出すのは、やはり実写版の鉄人28号であったりします。インパクトでは最高の鉄人ですし。
今ならば(やるやらないに関わらず)よりアクターさんに動きの制限が少ないきぐるみを作れるんだろうなぁ…と思ってしまいます。
それだけ、しっかりと動かすことが出来るようになったのですねぇ。
しかし、鉄人ってば案外古臭いデザインの割に、動かせるようにすればするほど、そう見えなくなってくるのは不思議なものです。
単純さ故の理不尽。これはアニメに良くある「二次元の嘘」から来るものですが、三次元になって、その嘘から出た真がこれほどまでに格好良くしてくれるとは。
本当に素晴らしいものですよねぇ。
投稿: 弐々 師走 | 2008/01/14 23:00