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2008年1月

2008/01/30

鏡の国のハーモニー

今回も物質的な玩具ではありませんが、以前ご紹介した鏡音リン・レンを曲に使ってみましたので、声の違いをお聴き下さい。

「愛は、そっと」(合唱曲バージョン)
(「lfst01e.mp3」・MP3形式)

ミク姉ちゃんと一緒に歌えるのが嬉しくてたまらないリンとレン、という雰囲気で作ってみましたが、いかがでしょうか。

ステレオトラックで、真ん中で歌っているのが初音ミク、右側(R)がリン(Rin)、左側()がレン(Len)です。
3人の声はそれぞれ、VOCALOID2というシンセサイザーソフトで再現されています。
リンとレンの声の元になっている声優さんは同一人物、つまり1人で2人分のライブラリを演じているわけです。言われても簡単にはそうと気が付かないくらい、声質が異なっているのがお分かりでしょうか。
声優さんって凄いね。

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ところで、私は作曲には「SONAR 6.2」というソフトウェアを使っているのですが、最近の音楽ソフトはもの凄く進化しています。オーディオデータになってさえいれば、音程やフレーズの長さまで、シームレスに変化させることができます。もちろん、コーラスやリバーブなどのエフェクトは自由自在。
歌の巧さだけはどうしようもないのですが(笑)、それ以外は、本歌を1回歌ってさえもらえれば、どんな風にでも料理できます(・・・多分)。

最近購入した「仮面ライダー電王・CompleteBOX(CD)」には、主題歌を始めとした多くの曲のリミックスが収録されているのですが、そのほとんどはおそらくそうやって「データを徹底的に使って」構成しているのだろうな、と思います。
アレンジャーの方の腕の見せ所、ということですね。
今回のVOCALOIDを始めとして、「」までも、無限の遊びの対象にできる時代になっているのです。

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2008/01/26

疾走する魂

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Ready to go, count ZERO…

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S.I.C.Vol,40、仮面ライダーアギトマシントルネイダー
アギト(グランドフォーム)は既にS.I.C.化されていますが、今回のものは愛車・マシントルネイダーとのセットです。

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フィギュア本体はかなり良く練り込まれており、肘も膝も120度ほどまで曲げることができます。腹部にも関節があり、かなりの前傾姿勢を取らせても大丈夫。
これによって、必殺のキックを放つ際の、例の居合い抜きのような「溜め」ポーズを取らせることが可能です。

差し替え交換用のパーツは展開するクロスホーンの頭部くらいしかないので、遊んでいてもパーツがポロポロ取れるようなことはほとんどなく、安心して(?)ポーズ付けに専念できます。

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マシントルネイダーは、元々がレーサータイプのバイクです。
この手のスタイルのバイクは、普通の可動フィギュアを乗せても、ニーグリップがきちんとできなかったり、ライディングポジションがおかしかったりと、さまにならない場合が結構多いものです。
しかしこのアギトは、その広い可動域によって、トルネイダーに跨らせても、違和感ないライディングポーズを取れます。

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マシントルネイダーは差し替えで、スライダーモードに変形します。
しかしタイヤのホイールなどが金属製で重いため、持ち上げて遊ぼうとすると良くすっぽ抜けます。あくまでディスプレイ専用ですね。

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仮面ライダーアギトは、平成ライダーシリーズの2番手として登場し、前作のクウガに引き続いて好評を博しました。
人気を反映してか、S.I.C.のシリーズでも既に、進化形態のバーニングフォームシャイニングフォームも発売されています。

最終形態のシャイニングフォームは、銀色に輝くアーマーが特徴で、太陽の光を浴びる(見る)と 変身できるという、変わった制約がありました。
毎回、律儀に光を見上げるシーンが印象に残っています。

既にS.I.C.のシャイニングフォームもあることですから、その爆発的変身シーンを再現してみましょう。(本当は、バーニングフォームになってから、日の光を浴びると変身するんですけどね)

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キィ・・・ィ・・・ィ・・・ン・・・

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ピシピシッ!

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ドカーン!

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「・・・あれ?」
(考えオチ)

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2008/01/23

クライマックスは終わらない

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「電王になって、一緒に戦って」

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仮面ライダー電王・DX特撮ヒロインフィギュア」より、ハナちゃん
抜群のスタイルに強靱な戦闘力(笑)のヒロインが、ゲームセンターのプライズフィギュアとして帰ってきました。


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ハナちゃん(演:白鳥百合子さん)は、すでにGIRLS IN UNIFORM(特撮制服乙女)シリーズでも立体化されていますが、そちらよりはグッと年齢が上がった感じです。でも可愛い(*^^)。
凛々しい立ち姿、きっとした意志の強そうなまなざし。アニメチックではありますが、あの雰囲気が実に良く表されています。

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ハナちゃんは映像の中でも何度もコーディネイトを変えていますが、今回の服装は、一番ポピュラーなものが選ばれています。
複雑な皺やレースまでも、かなりきめ細かに再現され、「手ぇ混んでるなぁ・・・」と感嘆したり。

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同シリーズのナオミちゃんと。まさに「両手に華」ですね。

仮面ライダー電王」は、1年間の長丁場ですからそりゃあいろんなことがあったようですけど、それをまた実に巧いことくぐり抜け、見事にゴールを決めた番組でした。
個人的には、平成ライダーの中でも屈指の、「誰より高く 昨日より高く」跳べた番組だったと思います。
きっと、いろんな人の「思いの強さが導」いてくれたのでしょうね。

さて、ここらへんで電王終了特別企画

スタジオ・アイアンギア、並びに2番鑑Gear-Gearは、日頃のご愛顧にお応えして、この「仮面ライダー電王・DX特撮ヒロインフィギュア」より、ナオミちゃんを、先着1名様に差し上げます
・・・何でナオミちゃんかって?
だって、私がハナちゃんをゲットした時は、ハナちゃんの箱の上にもう一つ、ナオミちゃんが乗っていたので、どうしてもその子を排除(おい)しなきゃいけなかったんです。
というわけで、ダブってしまったナオミちゃん、どなたか貰って上げて下さい。
送料は私が負担いたしますので、ご希望の方は、こちらの「ハナちゃんは自分で探してね係」までメールをお送りください。
(応募は(あっという間に)締め切らせて頂きました。)

それでは、「NEVER STOP CLIMAX !

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2008/01/20

Climax Jump!

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「仮面ライダー電王」、放映最終日前日に到着した巨大な箱。

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その中身は、Complete Selection Masked Rider DEN-O Belt
大人用の変身ベルト、コンプリート・セレクションシリーズ最新作、仮面ライダー電王の「電王ベルト」です。
ずっしりとした手応えと高級そうな質感、そして何より嬉しい大型サイズ対応(笑)。
ウェストサイズが78cmから110cmまでなら、装着が可能だそうです。

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電源を入れ、ベルトの右側を本体に差し込むと起動音がして、中央部が白く輝きます。プラットフォーム(電王の素体)に変身したところですね。
既に発売されている一般(子供用)の変身ベルトでは、プラットフォームの発光は再現されていなかったので、嬉しい仕様です。

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赤いボタンを押すと待機音が始まり、ライダーパスをセタッチして変身!
「ソード・フォーム」
「俺、参上!」
音声は劇中と全く同じ、自然と装着者に笑みがこぼれ、例のポーズを決めてしまうこと請け合いです(笑)。

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青いボタンはロッドフォーム
子供用のベルトとの最大の違いは、各イマジンの声まで再現されていることです。
ウラタロスの場合は、「ロッド・フォーム」の音声と効果音の後に、
「ボクに・・・釣られてみる?」
としゃべります。何だか本当に、誰かが「憑いて」くれたみたいです。
またこの機能は、ベルト裏のボタンによって切り替えられ、イマジンたちに発声させるかどうかを選ぶことができます。

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「俺の強さにお前が泣いた!」
発色が綺麗なキンタロスの、アックスフォーム
ベルト裏には、3つのボタンがあります。
電源のオン・オフ、イマジンの発声オン・オフ、そして音量の切り替え(大・小)です。
大人にとって一番嬉しい仕様は、音量の切り替え機能だったりします。
夜中に変身するの恥ずかしいですからねー(^^;)。

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最後はリュウタロスのガンフォーム
「楽しそうだね、ボクも混ぜてよ?」
いずれのモードでも、変身後にライダーパスを長くセタッチすることで、必殺技の発動を行いますが、その際も、各イマジンがそれぞれの声で喋ってくれます。
リュウタはおなじみの
「倒すけど良いよね?答えは聞いてない!」

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子供用のベルトと比較。
こうしてみると、えらく大きさが違いますね。
そりゃぁ(子供用は)私が装着できないわけだよ。

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しかし、ライダーパスの大きさはほとんど同じで、ライダーチケットは問題なくどちらでも使うことができます。
また、子供用のパスを使ってもきちんと反応し、大人用ベルトで「変身!」することが可能です。

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残念ながらケータロスは付属しませんし、クライマックスモードへの隠し機能もありません。もちろん、(子供用の)デンガッシャーも装着できません。
しかし、本当に「大人が」腰に巻けるベルトであること、まさにそこにこそ存在意義があると思います。ギリギリの期間とはいえ、番組の本放送中に、大人用変身ベルトが発売された仮面ライダーなんて初めてです(そして最後かも知れません)からね。

これを書いている時点では、電王の最終回は数時間後。
一体どんなクライマックスを迎えるのか、楽しみでなりません。
まだ終わっていないのに、こんなことを書くのも何ですが、

「ありがとう。本当にありがとう」

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2008/01/17

さらば少年の日々

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入手してから少々時間が過ぎていますが、今回はこの「誰かの銃」をご紹介。

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懐かしい感じのするデザインですが、今見てもその格好良さは衰えません。
特徴的なグリップの木目や、髑髏マークも再現。

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これは、ゲームセンターのプライズフィギュア「おとなプライズ」のシリーズで、銀河鉄道999の「コスモ・ドラグーン」。
戦士の銃」の異名でも有名です。

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一応1/1サイズとのことですが、実際に大人が持ってみると、僅かに小さいのではという気がします。また、トリガーは可動式ですが、別にシリンダと連動しているわけではないので、単に「引き金を引ける」というだけです。

しかし、いぶし銀のような塗装と相まって、雰囲気はバッチリ。宇宙の無法者の気分を、手軽に味わえます。

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また、宇宙で4丁しかなく、上記の4人のみが所有しているという設定に従い、シリンダ部分にはシリアルナンバーが刻印されています。
ゲーセンでゲットするにあたり、シリアルナンバーを選べるわけもないので、何番が自分のものになるのかは運任せです。
この4人の中だと、そりゃぁハーロックのNO.3が一番人気なのでしょうが(偏見)、さて、私のは一体何番なのか!

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2番(鉄郎のもの)でした。
個人的には、一番嬉しい番号だったかも知れません。
劇場版の映画「銀河鉄道999(第1作目)」は大好きで、何度となく映画館に行きましたからね。

列車で駅を離れる人を見送る際に
「メーテル・・・メーテル・・・」
呟きながら、列車を追いかけたことがあるのは、私だけじゃないよね?(笑)

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2008/01/13

行け!鉄人!

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来い!鉄人!

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リボルテックNO.043、鉄人28号
材質表面は艶消し処理が多いこのシリーズですが、今回はキャラクターに合わせてか、光沢の仕上げがされています。この「つやつやぷう」が非常に綺麗で、鉄人らしい「金属の固まり」だという印象を与えてくれます。
(いやもちろん、材質はPVCとABSですけどね?)

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最大のギミックは、腹と胸に仕込まれた2重のリボルバージョイント。
それによって、例の「雄叫び」をあげる、胸を大きく反らすポーズが取れます。

040520胸と腹に関節を入れるというこの仕組み自体は、以前にグリコのオマケとして発売された「タイムスリップグリコ」シリーズの鉄人(左の写真)と同様です。
このシリーズも、全長数cmというサイズなのにフル可動という、もの凄い仕様でしたっけ。
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背中のロケットには噴射口エフェクトパーツをつけられますが、さらにそのパーツとスタンドを接続し、綺麗に宙に浮いている飛行状態も再現できます。

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また、ロケット部もリボルバージョイントで接続されているので、全部外して「ロケットをもがれた状態」にすることもできますし、 別のシリーズの装備をつけることもできます。
上の写真はジャイアントロボのロケットバズーカですが、割と違和感がありませんね。

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さらに、暴走状態の赤い目の頭部、腕をもがれた時の破損パーツなども付属します。
手首は、握り手と水平の開き手、そして写真の掴み手(?)が同梱されています。
この掴み手がまた良くできていて、4本の指の付け根にも可動軸があるので、指先にまで表情をつけることができます。
なんか今回、いつにも増して素晴らしく贅沢な仕様なんですが、採算が合うのか?などと余計な心配をしちゃったり。

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当然のように来月は、「アレ」も発売予定となっています。
リボルテックシリーズは、なるべくキャラクターを単品で終わらせることなく、絡めて遊ぶための「相方」を用意してくれます。こういった、ユーザーの立場を考えてくれる体勢は、本当にありがたいことだと思います。なかなかできることじゃないよね。

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2008/01/12

鏡の国の声

今回はいつもとちょっとだけ雰囲気を変え、新しい「未来からの玩具」と、「過去へのオマージュ」の話をお送りします。

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CRYPTON FUTURE MEDIA 製、大ヒットした「初音ミク」に続くボーカル音源ソフト第2弾、鏡音リン・レンが届いたので、さっそく使ってみました。
今回は、ミクよりも年少(という設定)ではありますが、女声・男声、2種類のボーカルライブラリで構成されているのが特徴です。

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画面は、今までのVOCALOID EDITORと全く変わりません。
(ソフト内部は変更が加わっているように思います)


こちらが、試しに使ってみたミクさんの声。(ワンフレーズ、リバーブ加工済み)
「ミクの声」をダウンロード

それに対し、全く同じ発声データを使用し、音色のみ「リン(女声)」に変えてみたのが、こちら。
「リンの声」をダウンロード

同じく「レン(男声)」。
「レンの声」をダウンロード

リン・レンいずれも無加工ですが、両者とも結構ミクとは音質が異なるため、今までのデータがそのまま使えるというわけにはいかないので、個別に調整が必要です。
また、音質が短めの発声に適しているようで、ミクよりも調整が難しそうです。
その分、やり甲斐はあるというものですが。
どちらかというと彼らには、音を延ばす曲よりも、リズミカルに刻む曲の方が似合いそうな気がします。また何だか楽しくなってきたなぁ。

さて、ここからが今回の本題
リンとレンの調整で遊び始める前に・・・。

初音ミクさんによる、

「愛は、そっと」

聞いて下さい。

(ファイルは「MP3版(lfstmp.mp3 約3.6MB)」です)

日本で50人くらいしか覚えていないはずの曲ですが、その50人が、「あの頃」をふっと思い出してくれますように。

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2008/01/09

夜明けの鐘

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「エクシア、紛争に介入する」

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1/60スケール・ガンダムエクシア。全長約30cmの大型プラモデルです。
ビッグサイズの割には、パーツ数がさほど多くなく、社会人である私の年末年始休みくらいの期間でも、十分に組み立てられました。
またサイズが大きいということは、当然パーツ単体も大きいので、最近細かい作業がめんどくさくなっている自分にもピッタリ(笑)。

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改造らしい改造はほとんどしていません。定番の、アンテナや剣先の延長&先鋭化、そして指を独立可動させられるよう切り離したことと、手首を外側にも曲げられるよう、手の甲の走行を一部切り飛ばしただけです。あと、合わせ目消しと、パーツ切断の後を目立たなくしてもいますが。
この1/60エクシアは、パーツ構成が良くできていて、合わせ目がなるべく露出しないよう設計されているので、上記の作業だけでも非常に見栄えがします。(もちろん、全面塗装がめんどくさかったんですが)

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胸のGNドライヴは、キットだとシールで再現するようになっているのですが、貼り付ける面が球面なので、どうしても皺が寄ってしまって目立ちます。
そこで今回は、下地をダークグリーンで塗装し、電撃ホビーマガジンの付録「ソレスタルビーイング」の文字のデカールを貼りました。
また両肩には、同じ付録のマークやナンバリングサインを貼ってあります。
映像のエクシアにはそんなものありませんが、まぁ雰囲気重視ということで。

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右腕のGNソードは、ガンモードからグリップとともに展開し、暴力的なまでの大きさを誇る実剣となります。
やっぱり「デカい剣を持つロボット」は燃えますね。取り回しは難しそうですが。
左腕には、良く捨てるけどいつの間にか戻っている盾(笑)も付属。

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セブンソード最後の2本、GNロングブレイドとショートブレイドも装備可能。
いずれも掌のジョイントで、しっかりホールドさせられます。
肘関節は90度までしか曲がりませんが、普通に剣戟のポーズを付けるには十分。

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エクシアの背中は、シンプルなのが却って美しいですね。
肩の後ろには、棘のようなビームサーベルのグリップが見えます。

膝は2重関節となっていますが、上部間接にはポリ製のシリンダ状パーツが組み込まれ、ヘタリを防いでいます。このおかげで、大きなアイテムなのにもかかわらず、スタンドなしでも十分自立させられます。
もっとも、エクシアには背部に重量のかさむランドセルとか翼とかがないのも、幸いしていると思われますが。

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腰のビームダガーは劇中どおり、上に跳ね上がってから左右に展開します。
余談ですが、エクシアのパイロットの刹那君は、よくこのビームダガーを投げていますが、・・・どうやって回収してるのかなぁ。
ビームサーベルに関する機能なんて、超機密事項だと思うのですが。

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MSinACTION!版のエクシアと比較。
大きさはもちろんですが、各部のバランスもかなり異なっています。

私もこのところ、忙しいのとやることが多すぎるのとで、すっかり「積んどくモデラー」と化していました。
マスターグレードクラスになると、買ったは良いけど、「ランナーに、初めにニッパーを入れる」こと自体に、勇気がいるようになっちゃって。(さすがに、切ったら作り始めなければいけないから)
そのため、このエクシアは、久しぶりに完成させたプラモデルとなりました。
やっぱりプラモデルは良いですね。作る過程もそうですが、出来上がったものをニマニマと眺めるのもまた素敵な時間です。出来栄えはともかくとして。

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2008/01/05

力天使の正体

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「ヴァーチェ、目標を破壊する」


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1/200スケール 、Hi-COM PRO・GN-005、ガンダムヴァーチェ
10cm程度のサイズながら造形は非常に細かく、この大きさなのにGNフィールド展開用スライドギミックが盛り込まれ、肩のアンテナまで折り畳み可能と来ています。
さすがは「劇中のギミックを最大限まで再現する」ことがポリシーのシリーズ。

しかし、最大の驚愕はこれから。

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ヴァーチェの装甲を総て取り外すと、中から素体の 「GN-004・ガンダムナドレ」が姿を現します。ナドレの出現は、劇中でも驚愕のシーンであり、良い意味で視聴者をビックリさせたものですが、このHI-COM PROでの再現もビックリ。
1月5日現在では、唯一の立体化されたナドレであり、アーマー脱着を再現したヴァーチェとしても唯一の商品です。

なお写真は総て、靴アーマーを取り外し忘れていました(^^;)。ご容赦下さい。

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各種アーマーを並べたところ。
総てそのままナドレに装備させることができますが、頭のみヴァーチェと差し替えとなります。このサイズでは仕方ないでしょう。
またヴァーチェとナドレとでは肩や股間の幅が違いますが、ナドレの肩関節や股関節を引き出すことで、装着後のプロポーションのバランスを保っています。

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GNキャノンはグリップを展開し、ナドレに持たせることもできます。
引き出し関節や2重の膝関節などのおかげで、可動範囲は非常に広く、ヴァーチェに換装しても、結構ダイナミックなポージングが可能です。

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ヴァーチェの装甲用スタンドも付属し、2体を並べて立たせることもできます。

ヴァーチェは、番組開始当初は「横綱ガンダム」などと呼ばれ(うちのお姉ちゃん談)、パイロットのティエリアの冷徹さも含めて、それほど人気の高いメカではなかったように見受けられます。
しかし、あの「キャストオフ」を見せられたら、評価が一変しても仕方ないデスよね?ね?

ところで、ナドレの姿を見ていると、どうしてもアレをやりたくなりませんか。


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「ファイナルフュージョン!」

・・・ちょっと(ティエリアのキャラ的に)似合わないか。

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2008/01/01

革新の原点

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明けましておめでとうございます。
新年ですので、富士山をバックにするのにふさわしいキャラクターで幕開けを。


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超合金魂・GX-07E LIMITED、エネルガーZ
永井豪先生の展覧会「奇想奇抜・永井豪の40年」で販売されているものです。


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見て分かるとおり、マジンガーZの原点として描かれたため、全体のフォルムはほとんどZと変わりません。
ブレストファイヤーの放熱板もありますし、ロケットパンチももちろん可能です。


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Zと最も異なる部分は、頭部のパイルダーがバイクであること、そしてバイクで乗り組むためのスロープが背中にあることです。

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後にダイアナンAに採用されることとなるバイク搭乗システムですが、そのままでは海中戦は不可能でしょうし、スロープが付いていてはスクランダーも合体できません。
バイクからホバーパイルダーに変更になったのは、ちょうど仮面ライダーと被ってしまったからだと聞いていますが、結果的には成功だったのではないでしょうか。

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マジンガーZは、さまざまな意味で革新的な作品でした。
商品展開としての大成功はもちろんですが、数々の画期的なアイデアは今でも鮮烈です。衝撃的なロケットパンチ、段階を踏んだパワーアップ、そして「人の頭脳を加える」無敵の姿。
敵が強力になるにつれ、翼折れ、腕がもげ、体中がボロボロになることもしばしばでしたが、それでも戦い続けるマジンガーの姿こそが、画期的なものだったかもしれません。
ロボットだからこそできる表現であり、生身のヒーローがそんなことしたら大変ですからね。

というわけで今年も、体中がボロボロになるまでがんばりましょう(やだよ)。

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