お前の望みを
モモタロスは、仮面ライダー電王に登場する仲間のイマジン(未来からの侵略者・・・のはずですが、モモちゃん本人は、おそらく何にも考えていない)です。
冒頭の写真では、第1話、モモタロスの一番思い出深いシーンを再現してみました(笑)。
造形は非常に細かく、スーツの質感や独特の模様の塗り分けまで、キッチリ見事に再現。
モモタロスのフィギュアとしては最高の出来映えです。 モモちゃん、意外と格好いいのね(失礼)。
隣にいるのはMotion Revive Seriesのウィングフォーム(いわゆるミクロマンサイズ)。
さて、この商品の最大の特徴は、商品名である「トーキング」。
腰のモモ型のボタンを押すと、モモタロスが劇中通りのセリフを喋るのです。
電源スイッチを入れると「俺、参上!」
その後、スイッチを押すたびに
「何だとてめぇ?」「このハナクソ女!」
「クライマックスだぜ!」「コーヒー!おかわり!」
と、ランダムに喋ってくれます。
もちろん本人の声で。その数、およそ200種類だそうです。
また、何度もボタンを押しているとだんだん機嫌が悪くなり、
「そんなに呼ぶんじゃねぇよ!」
とブチ切れ始めますが、さらに続けて数回押すと
「そんなに・・・俺と話したいかい?」
とご機嫌が直り、モモちゃんのツンデレぶりを堪能させてくれます。
さらに、ボタンを長押しすると、ジャンケンモードに入ります。
「密かに暖めていた、俺の必殺技!行くぜ!」
と言い出した後、「ジャンケン! パー!どうだ!」
などと、こっちと遊んでくれようとします。
なんて可愛いヤツなんだ。
モモタロスは、そのキレの良い演技や小気味良いセリフ回し、そしてハナちゃんへの負けッぷり(笑)によって、実に見事な「生きているキャラクター」になりました。
番組開始当時は、「桃太郎の『鬼』」が、こんなに愛されるキャラクターになろうとは、想像もしていませんでしたよ。
これまでの仮面ライダーでも、こういったサウンドギミックを内蔵したフィギュアはありましたが、いずれも変身や戦闘の効果音が鳴ったりするものがほとんどでした(まぁ当たり前ですが)。
こんな「鬼」の顔をしたキャラクターのおしゃべりアイテムが発売されるということ自体、凄いことだと思います。それほど、モモタロスのキャラが際だっており、視聴者にも愛されているということなのでしょう。
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コメント
> モモちゃん、いいキャラになりましたよねぇ……。
あんなトンチキさんなのに、ああ、最終回で別れたら多分泣いちゃうだろうな、というキャラ立ては素晴らしいものがあります。
他の連中もそれぞれ愛らしいのですが、やっぱり彼が一番ですね。脳みその干物ぶりも一番ですが・・・。
> っつかね、うちのモモちゃんは装着変身のみなんですが、並み居る武装神姫達を差し置いてこいつがいっちゃん可愛く見えるのはなんの病気なんでしょーか(^^;;;
「変の病」
あれっ、「恋の病」って書こうとしたのに(^^;)。
投稿: 腰原仁志 | 2007/11/16 22:08
モモちゃん、いいキャラになりましたよねぇ……。他のタロスイマジン達も勿論いいキャラではあるんですが、やっぱりこいつがいっちゃん好きだなぁw
っつかね、うちのモモちゃんは装着変身のみなんですが、並み居る武装神姫達を差し置いてこいつがいっちゃん可愛く見えるのはなんの病気なんでしょーか(^^;;;
投稿: BAG | 2007/11/15 02:50