ブローアップ!
S.I.C.匠魂。
VOL.9.となる今回は、仮面ライダーThe First、ロボット刑事、仮面ライダー響鬼がラインナップに上がっています。そしてそのいずれもが、本編劇中に登場したものと、そのカラーバリエーションであるという、このシリーズとしては珍しい布陣となっています。
それでは、「匠の技」をご覧ください。
まずは「仮面ライダー・The First」から、仮面ライダー1号と2号。
首はわずかですが動かせ、ポーズに表情を持たせることができます。
全体の雰囲気は『映画版』というよりも、石ノ森先生の「原作マンガ版」といったほうが近いかもしれません。
また、下半身と両腕は交換でき、別箱のサイクロン号に搭乗させられます。
サイクロンも、The First版の1号・2号用、それぞれがあります。
個人的には旧サイクロンをモチーフにした1号の方が好きですが、2号用(新サイクロン)の方が、取り回しは楽そうですね。
次は、今回のラインナップの中で、最もボリュームと情報量に溢れている「仮面ライダー響鬼」。ツチグモとの激闘の1シーンです。
台座のツチグモはやたら気色悪く(褒め言葉)、お腹には無数の卵まで抱えています。
虫のダメな人は総毛立っちゃうだろうなぁと思います。
響鬼のバリエーションは、夏限定の響鬼・紅(くれない)。
燃え上がる赤色がいい感じです。
最後は「ロボット刑事」から、主人公の「K」。
台座となっている巨大な指は、Kの基地であり母である「マザー」のものだと思われます。
K本体もさることながら、このマザーの指がまた恐ろしく細かくできていて、透明素材をうまく生かしています。
Kのバリエーションとして、「ブローアップ」状態のものが2種類存在します。
1つはボディが赤く染まった(パワーアップ後の)もの、もう1つは上の写真、内蔵火器をフルオープンした戦闘形態です。
それまで、右胸のロボット破壊銃しか戦闘装備がなかったKは(本来は「刑事」ですからね)が、日々厳しくなるバドーの戦闘ロボットの猛攻に対し、自分でパワーアップを願い出、マザーに強化改造してもらったのが上の姿です。
当時子供だった私には、このKの最終形態は、衝撃的で非常に格好良かったのですが。
今になって思えば、常に人間のようにありたいと願っていたKにとって、自分を機械だと思い知らされるこのフォルムは・・・どんな気持ちだったのでしょうね。
時間軸が少しずつずれたキャラクターを同じフレームに入れていると、これもまた、石ノ森先生のマンガっぽいなぁなどと思ったり。
普段のシリーズだと、通常版と「アーティストカラー」と呼ばれるオリジナル彩色版が含まれていることが多いのですが、今回の色違いはすべて、本編に登場したものが再現されています。
独特の彩色も面白いのですが、個人的には劇中に登場したものを再現してもらった方が嬉しいので、今回のラインナップは非常に満足のいくものでした。
さて、ここらへんで年末特別企画。
スタジオ・アイアンギア、並びに2番鑑Gear-Gearは、日頃のご愛顧にお応えして、この「S.I.C.匠魂・vol.8」より、
・仮面ライダー1号 ・同 2号 ・サイクロン号(1号用)
の3個セット(内容は未開封新品)を、先着1名様に差し上げます。送料は私が負担いたしますので、ご希望の方は、こちらの
「響鬼は自分で探してね係」までメールをお送りください。
(応募は速攻で締め切らせて頂きました)
もうすぐ年末、もっとも忙しい時期ですが、お風邪など召しませんよう。
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