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2007年10月

2007/10/30

雷鳴の巨人

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本編じゃ、こんな感じではなかったような気もしますが。

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メカアクションシリーズライキング
Legend of DAIKU-MARYU」に登場した、第2の巨人です。
細みなスタイルが、いかにも空戦用という感じ。

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すでに発売済みのガイキング、そして今後発売予定の第3の巨人・バルキングと合体し、ガイキング・ザ・グレートとなる予定です。
巨大な翼と鎌は死神を、いや何となくプテラノドンを連想させますが、フォルム自体は・・・何と申しますか、やっぱり合体を前提としたものだなぁ(^^;)という感じです。。

余談ですが、これとバルキングを最初に見たときは、後に仲間になるとは予想していませんでした。
だって、「ライキング」と「バルキング」で「ライバル」なんだろう、と思ってましたからねぇ。

さて、誰もが期待してしまうのはやっぱり「この後」。
グレート合体がどうなるのか、です。

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バラバラにするとこんな感じ。
腕のカウンタークロスを抜くと、パーツが抜け、意味深な二の腕が現れます。
それでは、既発売のガイキングと組み合わせ、いったいどんなフォルムのグレートが出来上がるのか、予想してみましょう!

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・・・あれ?

もちろん上の写真は冗談です。ここで使っていないパーツが「ガイキング・ザ・グレート」になると思えば、多分間違いないでしょう。

もったいぶってすいませんが、ほら、やっぱり3体揃ってから合体させた方が、楽しみが大きくなるじゃないですか?(^^;)

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2007/10/27

最小ヒューマノイド

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タカラトミー製、i-SOBOT
まぁとにかく、その驚異の性能をご覧になって下さい。
(詳細は、本家ドキュメントにアップしました)

・普通に歩く
・ご挨拶
・格闘ごっこ
・ロボ体操
・巨大ロボットごっこ
・オマケ

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驚くべきは日本の技術、科学の力、そしてこの開発スタッフのこだわり方。
まさに、最大限の賞賛に値します。
というわけで、マブお姉ちゃんから、それぞれの言葉を送ってお礼に代えたいと思います。

「ロボすげー!」
「科学すげー!」
「タカラトミーすげー!」

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2007/10/24

ウルトラ5つの誓い

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ウルトラシリーズでも、屈指の
「夕日が似合うウルトラマン」
と言えば、やっぱりこの人でしょうね。

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REAL ACTION HEROES帰ってきたウルトラマン
初代マンよりも長めの後頭部のトサカ、質感もいい感じのスーツなど、再現度は十分。
特に、独特のその体型(多くは語りません) は、実によく似ています。
触った感じだと、スーツのサイズだけでなく、内蔵素体も標準のものとは変えられているようです。

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スペシウム光線は、可動素体にとっては結構難しいポーズの一つです。
両肩をグッと胸の前に出し、右手はなるべく身体に近づけないと、見栄えがしないからです。
このRAHでは、そこら辺も結構頑張っていて・・・それでもちょっと厳しいですが・・・両腕が十字を組めるようになっています。

余談ですが、うちのマブは、私が
「タッコングの鳴き声やって」
とお願いすると、ちゃんと
「とぅ~きろ~ ておまったぁ~」
と鳴きます。いつの時代の子だ・・・・。

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ウルトラブレスレットも別パーツで再現。
この独特の「帰ってきたウルトラマンらしさ」へのこだわりを見るに付け、「あの頃」と思い出がリンクしていきます。

複数の怪獣が闊歩する王道の第1話、「ウルトラセブン参上!」の感激、ナックル星人の卑劣さ、11月の傑作選、スノーゴンのトラウマ、そしてウルトラ5つの誓い・・・。

面白かったですよね、「帰ってきたウルトラマン」。
当時の私たちにとっては、待望のウルトラシリーズの復活だったせいもありますが、毎週毎週その展開にドキドキしていたものです。
変な話ですが、もしもウルトラマンの全てがCGで再現される日が来たなら・・・
私が今感じているような「郷愁」というものは、たぶん、かなり薄れてしまうだろうなと思います。

いや別にね、時事ネタ的に、何か言いたいわけじゃないですよ?(意味深)

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ところでこの新ウルトラマンは、今では「ウルトラマンジャック」と呼ばれるのが一般的(らしい)です。
しかし、放映当時は「帰ってきたウルトラマン」とか「新マン」などとしか呼ばれませんでした。「ジャック」という名前は完全に後付で、あの頃に子供時代を過ごした我々にとっては、全く縁もゆかりもない名前なのです。

そのため、私たちは、後に「ウルトラマンメビウス」で、帰ってきたウルトラマンが客演を果たした時、新たなウルトラ兄弟の末弟=メビウスが、彼を
「ジャック兄さん!」
と呼ぶのに、かなり違和感を感じたものです。

しかし、じゃぁメビウスは彼のことを何と呼べばいいのかというと。
まさか
「帰ってきた兄さん!」
とか
「新しい兄さん!」
とか呼ぶわけにもいかなかったでしょうし・・・。しょうがないか。


言葉も名前も生き物。次々と新たな記憶に書き換えられていくのが宿命です。

でも・・・フルCGのウルトラマンですか・・・?
いや別に、何か言いたいわけじゃないですよ?(^^;)

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2007/10/19

中の人付き鉄の城

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マジーン・ゴー! 

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ダイナマイト合金コレクションマジンガーZジェットスクランダー版)。
オオツカ企画のアクションフィギュアで、外装はソフトビニール製です。
しかしこれが、とんでもなく良くできたアイテムで・・・。

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まぁ良く動く動く。
およそ今まで市販されたマジンガーZのフィギュアの中で、一番可動範囲が広いのではないか?などと思ってしまうくらいです。
少なくとも、冒頭の写真のように胸を張り、肘を曲げることができるマジンガーのアイテムを、私は知りません。

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これだけ脚を広げても素晴らしく安定感があり、結構厳しいポーズをさせても倒れません。何だかムチャクチャ格好いいんですけど。

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その秘密はこの「中の人」。
ソフビ製のガワの中には、合金製の「素体君」が入っています。
そう、このマジンガーには「中の人がいる」のです。

この素体君は、ソフビ人形の可動改造などをしている人ならおなじみ、約1/10スケールのアクションフィギュアです。
プラ製の素体もあるのですが、マジンガーに合わせるためでしょう、ずっしり重い合金製のものが付属していました。この重さによって安定感が増し、さらに足首のボールジョイントと相まって、ちょっとやそっとでは転びません。

また、素体にソフビ製のガワを着せる仕組みのため、可動部分とソフビの間にはかなりの遊び(隙間)があります。しかしそのために、例えば超合金などでは不可能な、外装がよじれるほどのポーズ付けが可能になるのです。
何というのか、非常に「アニメ的」です。

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そしてその外装。
完成品ではなく、一部を両面シールやウレタンシートなどで貼り付け、組み立てる必要があります。 私は両面テープは使用せず、素体君の足や腕の一部にウレタンシートを貼っただけですが、それでも充分だと思います。

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バカでかいジェットスクランダーも付属、設定通り腹のベルトが展開し、Zと合体します。
いささかオーバースケールのような気もしますが、このくらいデカいと却って気持ち良いですね。
また、翼部分は差し替え(上下反転)により、戦闘時の可変翼も再現できます。

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造形もシャープ、プロポーションも抜群、特にこの顔は原典のアニメ版に非常にイメージが近いように思います。

惜しむらくは、素体君の腕の軸=ボディに差し込む部分=が少々短い(Zの肩アーマーが厚い)ため、遊んでいると時々腕が抜けてしまうことでしょうか。
まぁ「機械獣と戦闘中に腕がもがれた」と、脳内補完すればいいのですけどね(笑)。

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マジンガーZの玩具は、この日本にはきりがないほど存在しますが、このアイテムは、(個人的には)その中でもかなり上位にランクインすると思います。
中の人バンザイ。超バンザイ。

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2007/10/16

今がその時だ!

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チェェェェェェェェェンジっ!

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ゲッタァァァァっ!

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リボルテック Series No.37、真ゲッター1
見てるだけで痛くなるような尖りまくった、「どこからどう見てもワルモノ」なデザインをキッチリ再現。カッコエエったらありゃしません。
予算的に大丈夫だったのか心配になるほど、バカでかいゲッタートマホークを担がせると、気分はもう宇宙に敵なし。

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光球パーツは、手首に開いた穴にリボ球を差し込み、その上から取り付けます。
写真のもの以外に、発射時のエフェクト状パーツも付属します。
また巨大な翼の根本もリボ球なので、自在に角度を変えられ、ポーズ付けには非常に便利。

リボルテックは、そりゃぁよつばもカワイイですが、
やっぱりこういった問答無用な連中の方がしっくり来るような気がします。
さぁ皆さんご一緒に。

「ストナー!サぁぁン・シャイン!」

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勇気はあるか!希望はあるか!
明日のために 戦うのなら
今・が・そ・の・時・だ!


なんて闘志の湧く歌でしょう。
仕事で凹んだ時などは、これを歌うに限ります。
(何か嫌なことがあったらしい(笑))

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2007/10/11

それが天の道

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「今日沈む夕日が俺なら、
 明日昇る朝日はお前だ、電王・・・」


と、このアイテムを手に入れたら、上記の(少々分かりづらい)ネタをやろうと思っていたのですが。
発売を待っていたら、いつの間にか電王ですら佳境に入ってしまいました。
時間の流れるのって早いね。

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12インチアクションフィギュア、仮面ライダーカブト=ライダーフォーム。
以前のTHE FIRST版1号ライダーと同じ、BM!PROJECTのブランドです。
細身のボディに、スーツの微妙なラインが綺麗に再現され、 カブトらしいスタイリッシュさが良く出ています。

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可動範囲も十分で、スーツが結構固めな割には良く動きます。
また、左手首は握り手と開き手の2種類だけなのですが、右手首は(武器を持つ必要があるとはいえ)6種類も付属します。もちろん、例の「天を指さす右手」も。

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また12インチアクションフィギュアなので、以前に発売された1/6カブトエクステンダーにも、何とか乗せることができます。
しかしどうもライディングポジションが半端で、どうも「借りてきたバイクにおそるおそる乗っている高校生」みたいに見えます。 (まぁ、そのために作られたワケじゃないから、当たり前なんですが)

さて、可動のカブトフィギュアと言えば。
うちには、放送当時に発売されていたBigSizeソフビを加工して、フルアクション化させたものがあります。
ついでですから、サイズとか比べてみましょう。

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「おお?」
「うん?」

写真向かって右側が、今回の12インチアクションフィギュア、
左側が、私の改造カブトです。
いずれもだいたい1/6サイズのはずですが、結構プロポーションが違い、BigSizeソフビの方はかなりごつく見えます。さすがにこの製品の方が、映像でのカブトのイメージに近いですね。

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「勝った方が本物、ということで良いな」
「ああ」

修理するの大変だからやめれ。

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2007/10/08

未来からの声

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本日は趣向を変えて、未来から来た玩具というかなんというか。
巷で噂の「初音ミク」さんと対面してみました。

今ではほぼ何でも可能となった感があるDTM(デスク・トップ・ミュージック)ですが、楽器の音はいざ知らず、人間の「歌」という部分はまだまだ気軽に扱えはしませんでした。
「初音ミク」というのは、その「声」を人工的に合成することができるボーカル音源ソフト・・・すなわち「VOCALOID」です。

今回使ってみたのは、DTMマガジン11月号に付属する体験版ですが、10日間の使用期間といくつかの機能制限以外は、製品版と同等だそうです。

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画面はこんな感じ。
ピアノロール風に音を並べ、歌詞を打ち込むだけで、単発の「音」を繋がったフレーズのように歌ってくれます。
ベロシティやピッチ、ビブラートなどを調整すると、さらに声に表情を付けることができます。いやコリャ面白い。
1時間遊んだだけで、こんなものができました。

「サンプルミュージック」をダウンロード
(Waveファイル・2.24MB)

「だ」のような、アクセントが必要な音には、もう少し編集が必要ですね。
今回はエディットは最小限にして、普通にさらっと音を並べただけですので、作り込めばもっと心を込めたように歌わせることができそうです。いやー燃えてくるなぁ。

なおこの「体験版」では、作成した「声」をWaveファイルに書き出すことはできますが、作業した結果を保存しておくことはできません。(つまり、ソフトを終了させてしまったら、1からやり直し。それに気が付かず、途中で1度作業内容をパーにしてしまいました)
しかし、「未来から来た初めての声」に出会ってみたいのであれば、充分に意義があると思います。

久しぶりに、DTM好きの血が騒ぎます。
ミクちゃんに「新しい歌」を歌わせてみたくなりました。

もっともその前に、5年前の機種である、私のパソコン本体も何とかしなくちゃいかんような気もしますが・・・。

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2007/10/02

ここから正義の花道

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嗚呼、逆転王・・・。

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BRAVE合金NO.10は、タイムボカンシリーズ・逆転イッパツマンより、逆転王が見参。
なんだかもう、ムッチャクチャに格好いいんですけど。

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逆転王は、タイムリース社が誇る時空移動運搬機・トッキュウザウルスに隠されたリリーフシステムで、いざというとき(つまり毎週)、そのボディから変形して出現します。
当時の玩具でもほぼ完全変形が再現されていましたが、さすがに21世紀に時間を超えて登場しただけあり、出来映えは素晴らしいの一言。

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トッキュウザウルス時には、頭部のトサカスイッチを押し込むことで両目のハッチが開き、また別パーツの舌(搭乗用スロープ)で乗り組みのシチュエーションも再現できます。

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そして、トッキュウザウルスのボディと、どこからともなく飛来した弾丸ヘッド号が合体し、逆転王の完成。

トッキュウザウルスの胸パーツは、背中に回り込んで逆転王のバーニア(翼)になるのですが、何とビックリなことに、その際に「TZ(トッキュウザウルスの頭文字)」のマークは回転して収納され、逆転王になった時には、外からは見えなくなります
また拳のパーツは、トッキュウザウルスと逆転王とで色と形状が変化するのですが、それも単に差し替えパーツで再現するのではなく、ちゃんと腕の内部で回転して入れ替わるようになっています。(回転自体はかなり苦しいのですが)
当時のタカトクトイスの玩具からすれば、目から鱗が落ちるような進化の仕方です。
伊達に21世紀になっていないです。

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逆転王の余りパーツは、リリーフドンに変形し、そこらをうろつきます(おい)。

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劇中でも非常に印象的だった、正義刀と逆転シールドも付属。
各関節は(変形の都合もありますが)かなり良く動き、アクションフィギュアとしても文句なし。

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逆転イッパツマンは、タイムボカンシリーズとしてはかなり異色作でした。
他のシリーズに比べれば、割とシビアな話が繰り出されていたり。
レギュラーの三悪が中間管理職のサラリーマンで、毎回負けるたびに、赤ちょうちんで愚痴をこぼしあっていたり。
その甲斐あってか、「シリーズ初!悪が勝つ」などという、最初で最後の栄誉ある転機を任されたり。(まぁ、三悪の力で勝ったワケじゃないんですが)
そのため、他のシリーズよりも記憶に残っているという人も多いと聞きます。

私が印象深いのは、やっぱりその「歌」ですね。
主題歌「イッパツマンの歌」の、まさにアニメソングの王道である、畳みかけるような気持ちの良さ。
エンディング「シビビーン・ラプソディ」の、身につまされる社会人の哀しさ。
そして、ロボットアニメの歴史に残る名曲「嗚呼、逆転王」の、ストイックなまでの格好良さ!

やっぱり、四半世紀を過ぎようとも記憶に残るものは偉大だなぁ、と思うのでありますよ。

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