電脳格子王
竜帝合体・キンググリッドマン。
電光超人グリッドマンと、そのサポートメカであるキングジェット・ダイナファイターが合体して完成します。
もう15年くらい前の玩具ですが、ビデオでしかグリッドマンを知らないマブが
「遊ばせて!遊ばせて!」
と、やたら気に入ったようなので、うちのマウンテンサイクル(押し入れ)から引っ張り出しました。
グリッドマン本体は、音声や発光ギミックを内蔵しており、肩の角度や押し込み方によって音が変化します。
なお写真のグリッドマンはアメリカ版で、それらICギミックは省略されています。
写真上から、キングジェット、ダイナファイター、そしてその2機が合体したドラゴンフォートレス。
サポートメカ同士の合体だけでも、かなり楽しいのですが・・・。
さらに合体パターンを組み替えると、巨大な電子竜・ダイナドラゴンへと変形します。
(同名の戦隊メカとは関係ありません)
キングジェットの畳まれたボディの隙間を、ダイナファイターの機首が貫き、竜の頭部に変形するのは、合体のカタルシスという点でも秀でています。
さらにグリッドマンが、いったんバラバラになったキングジェットを、アーマーのように装着すると。
竜帝・キンググリッドマンの完成です。
元のグリッドマンの面影が全くなくなるくらいの重装備ですが、その迫力あるフォルムは十二分に格好良く、往年のタカラデザインの集大成、という感じがします。
ダイナファイターは、翼を畳み、必殺武器・ドラゴニックキャノンに変形します。
ドラゴンの顎がスライドして砲塔が姿を現すのが気持ちよく、マブも何度も「がしょこん!」と遊んでいました。
今の目で見れば、合体後のプロポーションは、肩幅や腰幅の狭さ、首の短さなどが少々気になります。しかし、玩具としての懐の広さ、遊び甲斐のワイドさは、21世紀のものと比べても、決して見劣ることがありません。 それどころか、片づけてしまうのが勿体なく思えるほどだったり。
本編じゃこんなことはしませんでしたが、何だかちょっと楽しかったので記念撮影。
グリッドマンの玩具は、もう一つのサポートメカ・ゴッドゼノンも傑作でしたね。
さて、番組本編はというと・・・ちょっと時代を間違えましたかね。
あの頃、帝王・カーンデジファーに「電脳世界を支配する」と言われても、今ひとつピンと来ませんでした。「スケールの小さい帝王だなぁ」とか思っていたものです。
しかし今、このネット社会を支配されてしまったら、そりゃ困りますね。
迂闊にネットショップで買い物できなくなるし(その程度かよ)。
| 固定リンク
「合体魂」カテゴリの記事
- ブンブン119(2024.07.21)
- 3大恐竜 地球最大の決戦(2024.06.30)
- 嵐を呼ぶ弾丸特急(2024.06.01)
- 穴を掘るなら天を突く(2024.05.12)
- 行くぜハリケーン(2024.04.28)
コメント
> 海外版のグリッドマンてことは、「SAMURAI」ですかねー?
そうです、SUPER HUMAN SAMURAI。
主人公のSAMはロックンローラーだそうですね。
CRASHHHH!
ZRRRMM!
なんか間違いまくってます!
> サムライトルーパーが「ローニンウォリアー」だったり
・・みんな受験生だったのか(笑)。
> 海外(確かヨーロッパ?)版「SAMURAI」では確か本家込みで7色あるんですよねー。
> なぜかチョンマゲが削られて頭がツルツルテンになってたり。
「SAMURAI」と「BOUZU」が混ざっちゃってるんでしょうかね。見たいような見たくないような(^^;)。
> 何というか、使ってるPCのメモリ増設やらでグリッドマンもパワーアップする、とかパットでゴッドゼノン操縦するとか見てて楽しかったですねー。
停電したから人力発電、とかもやってましたね。
火花吹いてたけど・・・よく無事でしたねぇ、あのジャンクパソコン。
> 困ったのはグリッドマンの股関節が弱くて弱くて。
そうなんです、装着後だとしょっちゅうすっ転んでいるので、私もグリッドマンの膝は改造してしまいました。
> 最強形態はダイナジェットの上にドラゴニックキャノン抱えたサンダーグリッドマンが乗った状態、らしいですね。
なるほど、さすがに「中の人」が1人しかいなければ、装着ものが2つあってもしょうがないですしね。
そういや、グリッドマンシグマだか何だかも(雑誌媒体では)いたですなー。
投稿: 腰原仁志 | 2007/05/27 05:17
> はじめまして、いつも楽しく読ませてもらってます。
ありがとうございます。今後ともよろしくお願いします。
> そのセットの中で大陸パチのグリッドマンがいます。
> 金色です。金メッキ使用です。
うわ、凄い!何かそれはそれで、確かに合体後は、素晴らしくイケてるような気がしますね!
グリッドマンハイパーモードとか。
> カーンデジファー様は、最後5インチのFDに封印されませんでしたっけ?
はい、最後は確か倒されちゃったような気がしましたが、途中で主人公たちが「コレにカーンデジファーを(追い込んで)封印するんだ」と言って取り出したのが、ペラッペラの5インチFD。
今時、ワープロのファイルだってもっと容量大きいですよな・・・。デジファー様ってマクロファイルだったのか(笑)。
> この作品を「早すぎた傑作」と称されるのは当然の話で、今であればより深くてまたオリジナリティ溢れた作品に出来ると思う反面、あの時代であるからこそ下手なCG、VFXに頼り過ぎない手作り感を出せたのだとも思います。
そうですね。電脳世界なのに手作り感があるあたり、実に異彩を放っていました。
自分でパソコン上でデザインした武器を、グリッドマンに提供できるとか、面白そうな要素は結構あったので、今の感覚で作ったらどんなものになるのか?などと思うこともあります。
> 画面にはありませんが、ゴッドゼノンの脚部のストッパーにキャタピラをうまく利用していたり、また、ゴッドゼノンとサンダーグリッドマンの体躯のバランスが崩れていなかったり。
ゴッドゼノンも傑作でしたね。
各種パーツがきちんと(どの形態でも)機能していたり、3形態総てで遊び倒せたり。
> 作品中におけるカーンデジファー(の部下)の移動表現、それは時代が経ても変わらないものですね。電童でもロックマンでも電線を通って電気のように走っていく。
ありましたねー。電気信号なのに、それが移動するスピードが目に見えるっていったい(笑)。
> それにしても、他のHPなどでも紹介されているのを見かける玩具ですが、その際にどうしても「ジャックオン」と記載されているんを見ると、「やっぱりそうだよなー」と納得。
装着方法も、合体後に余った部分をバズーカとして使用するのも同じですからね。よっぽど好きなんだなぁこの方式、と思って見ていました。
> 相方のゴッドゼノンは持ってます。単体でも割といい感じなんですが、グリッドマンがないのでちと寂しい・・・。
グリッドマンがあると、なお遊びが広がりますよ。
でもなくても、かなり遊べる逸品なんですよね、ゴッドゼノン。デザインも格好良くて大好きです。
> 個人的に同年の大連王も含めて、クロス系玩具に新しい息吹きが吹き込まれたんじゃないかと思います。
中の人の出来も良く、外側も2段階くらい遊べて、確かに進歩が感じられる年でしたね。
> 改めていじって見ると分かる「これはいいものだぁー」
どれか1形態だけでも結構遊べるのに、「え?まだこんなこともできるの?」と弄くる楽しみがある、奥深い玩具ですよね。
> 超百科本ではサンダーグリッドマンがパワータイプでキンググリッドマンがスピードタイプだそうです。
そうなんですね。サンダーグリッドマンがパワータイプというのは納得しますが、キンググリッドマンの方もなおさら重そうですけど(笑)。
投稿: 腰原仁志 | 2007/05/27 05:07
にょきーん。
こんばんわていむですー。グリットマンだヒャホー!
海外版のグリッドマンてことは、「SAMURAI」ですかねー?
サムライトルーパーが「ローニンウォリアー」だったりと、日本を勘違いされている気がしてなりませんな英タイトルw。
海外(確かヨーロッパ?)版「SAMURAI」では確か本家込みで7色あるんですよねー。
なぜかチョンマゲが削られて頭がツルツルテンになってたり。
……実物はスゲー楽しいですよー?
メタルジャックも元は特撮企画だったらしいですし、プロトタイプのデザイン・ギミック共にジャックアーマーそのものだったみたいなので、まぁ差異はないかと。
何というか、使ってるPCのメモリ増設やらでグリッドマンもパワーアップする、とかパットでゴッドゼノン操縦するとか見てて楽しかったですねー。
困ったのはグリッドマンの股関節が弱くて弱くて。
しょうがないので市販ポリキャップに変えて遊んだのがいい思い出です。
……ダイナドラゴン、どっかで安く売ってないかなー。
最強形態はダイナジェットの上にドラゴニックキャノン抱えたサンダーグリッドマンが乗った状態、らしいですね。テレビマガジンでやってたらしいんですが、ムックとか……ないかなぁ。
「個人的にはサンダーグリッドマンに一票」ていむ
投稿: ていむ | 2007/05/27 04:44
リアルタイムではそれほど興味が無かったのですが(映像は欠かさず見てた)
時間が経ってから(駄目人間になって)物凄く欲しくなってオークションで購入しました。
改めていじって見ると分かる「これはいいものだぁー」
超百科本ではサンダーグリッドマンがパワータイプでキンググリッドマンがスピードタイプだそうです。
最後の絵面なんだかブルタウラスっぽい感じですよね。
どっちも乗ってる人が乗ってる物と合体する所なんかとかが。
投稿: もっさん | 2007/05/27 02:16
リアル世代だった筈なのですが、全然見てた記憶がありません・・・。
友達の家で変形合体のプロセスを紹介したビデオを見た記憶がありますが・・・。
相方のゴッドゼノンは持ってます。単体でも割といい感じなんですが、グリッドマンがないのでちと寂しい・・・。
サンダージェットが三角形なのを見て「これもきっとデンジ推進システムを採用しているんだ!」と思ってます(w。
個人的に同年の大連王も含めて、クロス系玩具に新しい息吹きが吹き込まれたんじゃないかと思います。
最近じゃこういう試みが少ないのが残念ですが・・・。
そういえば、生物彗星Woo(個人的に円谷史上最低作品)
の冒頭で芸能人がウルトラマンに対する思い出を語るコーナーがあったんですが・・・リアル世代がグリッドマンの芸能人っているのかなあ・・・w
しかし最後の画像、公式の形態として出せばいいのに・・・って位はまってて驚きました(笑。
投稿: ダイ・アナザー・ガイ | 2007/05/26 23:30
円谷作品の中でも、異彩を放つ作品として放映されていた、そんな記憶があります。
この作品を「早すぎた傑作」と称されるのは当然の話で、今であればより深くてまたオリジナリティ溢れた作品に出来ると思う反面、あの時代であるからこそ下手なCG、VFXに頼り過ぎない手作り感を出せたのだとも思います。
それにしても、このグリッドマン。玩具の出来栄えは本当に秀逸なものであると感心させられます。
画面にはありませんが、ゴッドゼノンの脚部のストッパーにキャタピラをうまく利用していたり、また、ゴッドゼノンとサンダーグリッドマンの体躯のバランスが崩れていなかったり。
このダイナドラゴンもバランスとしては素晴らしい出来であると思います。作中とあまり差異が見受けられませんし。
両者とも当然、その分稼動を制限されている箇所はあるのですが、バランスが崩れて当然とされている玩具において、なんとか保とうと努力していた事には感服いたします。
作品中におけるカーンデジファー(の部下)の移動表現、それは時代が経ても変わらないものですね。電童でもロックマンでも電線を通って電気のように走っていく。
それ以外の適正な表現ができれば、新しい電脳超人が表現できるのかもしれませんね。
それにしても、他のHPなどでも紹介されているのを見かける玩具ですが、その際にどうしても「ジャックオン」と記載されているんを見ると、「やっぱりそうだよなー」と納得。
いや本当に似てるって同じ会社でないかーいっ!って一人突っ込みを入れておりました。
投稿: 弐々 師走 | 2007/05/26 14:08
ある意味早すぎた傑作でしたね
カーンデジファー様は、最後5インチのFDに封印されませんでしたっけ?
5インチFDって今では知らない人も結構いるんですよね、なんか驚き。
CDROMがでた時は
カセットに記録できたんだからCDにも記録できるんだよなあと漠然とおもった記憶があります。
って関係ない話になってしまいました。
投稿: G軍曹 | 2007/05/26 10:49
はじめまして、いつも楽しく読ませてもらってます。
グリッドマン自分も持ってます。子供の頃見た事があって当時の自分のお小遣いでは買えずに悲しい思いをしました。(笑)
しかし、大人になって、オークションで購入!!大人って・・・凄い。
そのセットの中で大陸パチのグリッドマンがいます。
金色です。金メッキ使用です。
派手なんですけど・・・合体させると結構イケてます。
投稿: 太陽マン | 2007/05/26 09:43