自由じゃアルゴのNO.1
「マシンロボ・ぶっちぎりバトルハッカーズ」より、BH-05・アールジェタン。
今から20年ほど前の玩具ですが、何で今頃、そんなものを持ち出してきているのかというと、・・・ただ押入を整理していたら出てきただけで、全く理由はありません。
バトルハッカーズの頼れるリーダーで、一応主役メカ・・・のはずなんですが、それにしては発売ナンバーが「05」であったりするのが、この番組の雰囲気を象徴していたような気がします。
マシンロボシリーズの伝統として、当然のごとく変形を行います。
特にアールジェタンは、リーダーにふさわしく、4つの変形パターンを持っています。
これはジェットタイプ。広げた大きな翼と、きちんと畳まれた両脚により、バランス良い飛行機の形となります。
・・・しかしいきなり2形態目が「ロボジェットタイプ」って。
もうとにかくそのまんまなんですが。
背中には電池を内蔵し、ケーブルによって武器を接続することにより、電動による射撃アクションが可能です。
これがタンクタイプ。
両脚の膝から下が前後に割れて接地しますが、その際に腿も胴体に収納されるため、車高がそれほど高くはなりません。とは言っても、ガンタンク並みの体型ではありますが。
この変形感覚はとても心地よく、
「気持ちよく遊べるオモチャって良いなぁ」
としみじみ思ったり。
変形機構のおかげか、可動範囲は非常に広く、片膝立ちもこなせます。
ただ変形機構のおかげか、脛から下がすぐに前後に割れてしまいますが、ご愛敬。
普段は頭部に収納されている片眼用のスコープを降ろして、照準を付けている状態にもできます。
こうやって撮影していて初めて気が付いたのですが、アールジェタンのデザイン・・・詰め襟に金バッジ・・・って、「学ラン」がモチーフだったんですね(多分)。
アウトサイダーなバトルハッカーズですから、「番長」と言った方が良いでしょうか。
気が付いたといえば、そのネーミングもですが・・・。
初めて「アールジェタン」という名前を聞いた時、アール・デコとか、アール・ヌーボーとか、とにかくそういったような異国情緒が頭に浮かび、
「何だか気品溢れる名前だなぁ」
と思ったものです。
ところが、後で良く聞いてみたら、
「『ロボット(Robot)の頭文字=R』に、
『ジェット』と『タンク』を付けたもの。
すなわち R・ジェタン」
だそうじゃないですか。
ああ、私の異国情緒って、その程度のものだったのね(笑)。
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コメント
> ちなみに敵はグレンドス=ぐれてる奴らで不良グループだったわけですね。
なるほど!今にして思えばその通り、ドスをもった愚連隊だったのか!
> 番長連合vs不良グループという事であったわけです。
宇宙でやるにしては、スケールが小さいあたりも笑いがこみ上げます。
> この作品、OPの印象にいたっては、一回聞いただけで残るのは間違いないほどの迷曲ですよね。
すくなくとも、あのイントロ部分は誰でも1回で覚えますよね(当たり前だ)。
> ですが、マシンロボというシリーズ、今に到るまでのその息の長さと技の変わりようというのは、思い返してみても、時間の流れと長さを感じてしまいます。どうりで、年を食うわけです。
うごっ!そう言えば確かに、そのシリーズの最初から今まで付き合っていれば、財布の中身も喰うわけです(何を今更)。
> 番組内容は実のところ全然覚えてなかったりするんですが
私も、あの歌がキョーレツ過ぎて、本編ロクに覚えていなかったり(^^;)。
> マシンロボは玩具のまんまだったので違和感無い変形を劇中でも見せていましたね。
もともと、トランスフォーマーなどよりは変形が単純だったのもありますが、その分「変形過程」をはっきり描くことが可能だったように思います。
日本のロボットアニメって「ただ手首が出てくるだけ」ですら、見せ方であれほど格好良くできるものなんだなぁ、と。
投稿: 腰原仁志 | 2007/05/18 07:05
懐かしいですねぇ。マシンロボといえば玩具そのまんまの作画だと言うのが印象的でしたね。
トランスフォーマーだとロボの時、人型を強調する為に玩具とは違っていたりしたので、変形はもっぱらゲッター変形でしたが
マシンロボは玩具のまんまだったので違和感無い変形を劇中でも見せていましたね。
投稿: もっさん | 2007/05/17 12:02
うわ、懐かしっ! この玩具持ってましたよw 小学校の時に買って貰ったっけな~。番組内容は実のところ全然覚えてなかったりするんですが、ジェットとドリルのイメージがエラく違って子供心に驚いた記憶がありますw
投稿: BAG | 2007/05/17 00:07
>こうやって撮影していて初めて気が付いたのですが、
>アールジェタンのデザイン・・・詰め襟に金バッジ・・・って、「学ラン」がモチーフだったんですね(多分)。
大当たりです。ちなみに敵はグレンドス=ぐれてる奴らで不良グループだったわけですね。番長連合vs不良グループという事であったわけです。
この作品、OPの印象にいたっては、一回聞いただけで残るのは間違いないほどの迷曲ですよね。しかし、そのぶっ飛びすぎたイメージのために、中途半端で終わってしまったのは残念な限りです。
ですが、マシンロボというシリーズ、今に到るまでのその息の長さと技の変わりようというのは、思い返してみても、時間の流れと長さを感じてしまいます。どうりで、年を食うわけです。
トランスフォーマーとは一味違った変形合体が魅力的であるシリーズと、改めて感じました。
投稿: 弐々 師走 | 2007/05/16 22:49