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2007/04/24

立て、ジャイアントロボ!

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ある日我が家に、鉄の巨人がやってきました。
全高30数㎝の、GR-1ジャイアントロボです。

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造形は、実写版とも原作マンガ版とも微妙に異なり・・・もちろんOVA版ではありません・・・、どことなくレトロで、味わい深い顔つきをしています。

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プロポーションも、今風とは言い難く、どちらかというと野暮ったい・・・本当に昔の玩具のような体つきをしています。
可動部は肩と首、股関節が僅かに動くのみで、とてもアクションフィギュアと呼ぶ雰囲気ではありません。

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しかし・・・この謎のリストバンドをご覧になれば、だいたい想像がつくでしょう。
このジャイアントロボの商品名は、R/C  ORIGINAL GIANT ROBO。
つまり、ラジコンで動くGR-1なのです。

まぁとにかく、戦うジャイアントロボの勇姿をご覧下さい。

下の写真をクリックすると、映像をご覧になれます。
(WMV形式、1.14MB)

Gr1
・上手く再生されない場合は、ダウンロードしてからお試し下さい。
右クリックで「10.wmv」をダウンロード

Dsc01523

いかがでしたか?
あ、念のため申し上げますが、映像のラストカットは合成ですよ(笑)。

ロボの動作は総て、先ほどのリストバンド型リモコンで操作できます。
腕を振り上げながら前進・後退し、自在に左右転回し、首を左右に回したりもできます。それらの動きは実にきびきびしていて、実写版の「いかにもロボット」という動きを思い出させてくれます。
また腕は左右独立して、前方や上方へ回転できます。その状態でリモコンの赤いボタンを押すと、指の先端が効果音とともに眩く輝きます。ジャイアントロボの、指ミサイルを再現しているのです。
どの操作の時も、ロボからは「チュィーン」「ギュィーン」という、鉄の巨人の駆動音が鳴り響きます。た、たまらん!

私とマブは、これが届いてからというもの、それはそれは感動して、付属の電池が切れるまでずっと遊んでいました。
あの頃、父親の腕時計に向かって
「動け!ジャイアント・ロボ!」
って叫んだ記憶のある方なら、私と同じこの興奮を感じて頂けると思うのですが。

たった1つ、返す返すも残念なのが、
「リモコンが音声入力でない」
ことです。
これで音声入力で、総ての動作をコントロールすることができていたら・・・。
もう、歴史に残るアイテムになったことでしょう。

しかしそれでなくても、私とマブの中では殿堂行きです。
開発の方に、心から「ありがとう」と申し上げたいです。
ありがとう。本当にありがとう。

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鋼鉄の凱歌」カテゴリの記事

コメント

> リモコン操作で動くロボも、同じ位の感動を受けました!

感銘して頂いて幸いです。
私らも、初めて動くのを見た時は
「おおお!」
と、声を上げて見入ったものですから。

> ちょっと駄目出しをするとすれば効果音に溜めを作り> 「~~ジャキン」となっていれば尚良かったと思いますね。

実は(こればかりは実物がないと説明しづらいのですが)、腕の上下とボタン操作にはタイムラグがあり、ボタンを押すと僅かな音量で「ウィーン」と音がし、0.5秒ほど「溜め」の時間が発生します。その後、映像のような「ギシャーン」と腕を動かす状態に移行するわけですね。

> ツインスティックで動かせる鉄人が出た日には『VS』も期待してます♪

その場合には、ツインスティックにはモニターカメラが欲しいですよね~。

> 動作も実際に見るとすごくらしくていいし。

腕を振って歩くのも、「どうせ普通の「すり足歩行」ロボみたいに、3歩進んで2歩下がる」ような前進だろうと思っていたら、ずいぶんとしっかり歩きます。
ご多分に漏れず、足の裏のタイヤで動いているだけなのですが、そのストッパーがかなり強力に働くので、「いったん前に出した足は(なかなか)下がらない」ようになっているみたいです。

> しかしどうせなら、実写版のデザインで欲しかったかな。

私もそれは思いました。
実写版のデザインもプロポーションも、結構好きなもので。
(この商品、何でわざわざ、このデザインにしたんだろう・・・とか思っちゃったりして)

> 完全音声入力は無理でも、タイムレックス方式にすれば、かなりなりきりアイテムとしては完成度が高くなったのではないでしょうか。

おっしゃるとおり、Vレックスの音声入力は「単にコマンドの発動キー」として機能していただけでしたが、複雑な動作はその後のリモコン操作に任せればいいというメリットがありました。
それに第一「自分の声を出してからでないと、ロボは応答しない」方が、まるで自分の声紋が登録されているようで、なりきり度は上がりますよね。

>>リモコンが音声入力でない
> 実際に出来ない話ではないのでしょうが、しかし、コスト面での問題は否めません。

おそらく、それが一番の問題だったんでしょうね。
この商品、トイザらス価格で5999円(4/25現在)ですし、音声入力にしたら、価格が跳ね上がるのは目に見えています。
やって欲しかったのも事実ですが。

> しかし、動画を見せていただいて、首の回転の際に「ダ~ミア~~~~ン」という言葉が脳裏をよぎりました。

ぶわははは。アレで真後ろを向いたら間違いなくソレですが、残念ながら(?)首の回転は左右90度までです(^^;)。

投稿: 腰原仁志 | 2007/04/25 22:16

パソコンが壊れてしまいましたが、本日、ゆっくり見れるようになりました…という話は置いておきまして。


>リモコンが音声入力でない

実際に出来ない話ではないのでしょうが、しかし、コスト面での問題は否めません。実際に、そうした仕組みっていうのは、玩具面での進歩は飛躍的なものでありますから、また、こうした玩具は出てくると思います。

しかし、動画を見せていただいて、首の回転の際に「ダ~ミア~~~~ン」という言葉が脳裏をよぎりました。
無表情で首の回転はフクロウのようでもあります。

実に「くすぐりエルモ」の対極にあるかのような玩具ですねぇ。

投稿: 弐々 師走 | 2007/04/25 21:44

完全音声入力は無理でも、タイムレックス方式にすれば、かなりなりきりアイテムとしては完成度が高くなったのではないでしょうか。

投稿: もっさん | 2007/04/25 06:23

 すごいですね。こんな商品が出るとは全く知りませんでしたので、驚いて検索しまくりました。トイザらスでは発売中でしたがamazon.co.jpでは何故か来月発売。何故だろう。

 まあ今どきのラジコンロボとしては肘や膝関節が動くわけでもなく、凝った動作はしませんが、光るのはともかく頭が回るのには驚きました。動作も実際に見るとすごくらしくていいし。
 プロポーションも中身が昔の有線リモコンロボっぽいのに比べればかなり良く、ジャイアントロボ好き(特に実写版の)にはたまらない魅力がありますね。親子で遊んでるのは楽しそうだなぁ。

 欲しいのはやまやまなれど、来月までかなりの出費が予定されてるので、どうしたものか……。しかしどうせなら、実写版のデザインで欲しかったかな。初期版のグレー塗装で。造型的にも、できればアオシマのプラモ、さらに言えばX-plusの製品の造形バランスで。
 あと無論今どきの日本の技術なら可能な音声認識(丸く時計型のコントローラーにして、左右回転ボタンは横に付けるとか)。ほんと、これが搭載されていればまさに神クラスのトイになるでしょうに。

投稿: やずみ | 2007/04/25 03:12

ちょっと駄目出しをするとすれば効果音に溜めを作り「~~ジャキン」となっていれば尚良かったと思いますね。
でも「いい仕事してます♪」

ツインスティックで動かせる鉄人が出た日には『VS』も期待してます♪


カプコンの某プロデューサーが独立してなければ、バーチャロンもどきで鉄人も出たろうにw
無茶の出きる人間が居なくなったみたいかな今のカプコンは。

投稿: MUF | 2007/04/25 00:28

等身大フィギュアが登場した時は、
「これぞ究極アイテム!」と感動しましたが、
リモコン操作で動くロボも、同じ位の感動を受けました!

もし「音声入力」で動くロボが完成すれば、
究極中の究極アイテムとなる事間違い無しですね(笑)。

良いものを拝見させて頂きました。
ありがとうございます。

投稿: K.T.P.S.2006 | 2007/04/24 23:36

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