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2007年3月

2007/03/28

マチルダ救出作戦

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GUNDAM FIX FIGURATION・METAL COMPOSITE、
RX-78-2 GUNDAM (Ver.Ka) with G-FIGHTER
初代ガンダムと、Gファイターのセットです。

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この商品は、G.F.F.シリーズでありながら、同時に「超合金」ブランドでもあります。
プロポーションはVer.Kaのものですが、ガンダム本体はずっしり重い合金製で、安定した立ちポーズが可能です。
1/100スケールなので、いつものG.F.Fよりもかなり大きく、それがまた存在感をアピールしています。

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Gファイターはプラ製ですが、キャタピラ部分を内部に収納することで、航空機ぽい「薄さ」を表現することに成功しています。
「リアリティがない」などと言われがちなGファイターですが、こうしてみると、それほどガンダム世界と乖離していないように思います。
というか、私は大好きですよ。映画版にも出て欲しかったなぁ。

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ガンダムの可動範囲は、さすがにプラモデルには叶いませんが、超合金ブランドとしては十分でしょう。
バズーカが2本付属したり、盾を2枚重ねにできたり、またその持ち手をいろいろ選択できたりと、サービス満点。

そしていよいよ、このセットの本領発揮。
Gファイターとの各種合体も、完全再現。

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この写真はGスカイ
別パーツを使えば、Gスカイイージー(ガンダムBパーツを使用しない)にすることもできます。

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こちらはGブル(コアファイターが入っていないので、Gブルイージー)。
私は、この形態が一番好きですね。
たとえ、運用の意味が今ひとつ分からなくても!
シリーズ後半の宇宙戦では、全く役に立たなくても!

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対ザクレロ用の高速戦モード。
あれ?何だか、意外と格好いいぞ?(失礼)

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そしてもちろん、総てが合体した重爆撃機・Gアーマーにすることもできます。
かっこいいじゃんGアーマー!
たとえ、どうにも飛びそうでない翼面積でも!
「アーマー」なのに、ガンダムの腹部がむき出しでも!

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さて、ガンダムとGアーマーといえば、放映当時に発売されていたクローバーのDX玩具を思い出します。
あれはあれで、合体遊びが結構楽しかったので、古い写真を引っ張り出してみました。

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何だかもう別物ですなー。
いろんな意味で。

これなら、「リアリティがない」と言われてもしょうがなゲフンゲフン

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2007/03/24

大空魔竜が来た!

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来たのは炎の巨人の方ですが。
「フェイス・オープン!」

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スタジオ・ハーフアイ製、完全変形CVガイキングスカイセット
「ガイキング -Legend of Daiku-Maryu-」版の完全変形モデル(スティンガー付き)です。

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設定通り、パート1~3が変形合体し、ガイキングになります。
パート1(腕)が丸っこくて、何とも言えず可愛らしい・・・などと思うのは、私だけでしょうか。

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変形過程。
ガイキングの変形自体はとてもシンプルなので、変形にも無理(ムチャ)はありません。
割と大きめな手首も、差し替えなしできちんと収納・展開ができるのは嬉しいところ。

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そして合体完成。
イメージもアニメ通り、凶悪な面構えと末端肥大的なデザインがたまりません。
(個人的には、角がもっともっと大きい方が好みなのですが)

「ガイキング -Legend of Daiku-Maryu- 」でのガイキングは、(ここまでは)30年ほど前の「大空魔竜ガイキング」でのデザインと、殆ど変わった部分がありません。
逆に言うと、こんなブッ飛んだデザインを30年も前に考えつくなんて、何て凄いことなのでしょう。

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これはハーフアイ通販のみの特典、ハイドロブレイザーのエフェクトパーツ。
クリア素材で、炎が吹き出す瞬間を表現しています。

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パンチャーグラインドも再現可能。
(実物は、腕が外れるだけで、飛び出すことはありません。
 だから、わざわざ回収しに行かなくても良いです(笑))

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富士山をバックにするのは、「Legend of ~」版よりも、30年前のオリジナルの方が似合うかも知れません。

世の中にはいろんなリメイクアニメがありますが、ことこのガイキングほど、オリジナルのデザインや各種必殺技を踏襲しているものはなかったと思います。
それでいて、熱さという点ではオリジナルを凌ぎ、全く別の世界を構築することに成功しました。最終回の心地よさといったら、もう・・・。

リメイクというのは決して模倣ではなく、魂と情熱を紡ぎ直すことを言うんだなぁ、と。

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2007/03/21

天上天下無敵合体

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完成、ヴァリアブル・フォーメーション

R-1R-2パワードR-3パワードの3機のロボが合体し、究極のスーパーロボット=SRXが完成します。
SRX VARIABLE BOXと銘打たれたこの商品では、今まで(あまりに大きなサイズになると思われたため)殆ど実現化されなかった、SRXの変形合体に挑戦しています。
予想通り、箱も完成後の大きさも、とんでもないデカさでした。
(ついでに、お値段もとんでもないことに・・・)

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まずはR-1
造形はシャープで、ヒーロー型ロボの凛々しさを良く表しています。
可動範囲もかなり広く、コレ単体でも十分に遊べる出来の良さ。
大きさは普通のMS in Action!シリーズほどですが、材質はどちらかというとG.F.F.シリーズに近いような気がします。

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差し替えながら、飛行形態、R-ウィングにも変形します。
余談ですが、私の購入したR-1には、R-ウィング用の変形説明書が入っておらず、
なぜかR-3パワード用の説明書が入っていました
そのため、変形に関しては完全にうろ覚えです。
どこかしら変形が間違っているかも知れませんが、私のせいじゃありませんからね(おい)。

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続いてR-2。
うって変わった(見るからに)重砲撃タイプですが、さらに重武装を追加して、R-2パワードにもなります。
膝部分はそれほど動きませんが、股間にはラチェットが採用され、安定した立ちポーズができるようになっています。

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R-3は女性型ロボで、細身のプロポーションです。
しかし合体用パーツをごちゃまんと搭載したR-3パワードになると、小型のデンドロビウムのようで、ガラリと印象が代わります。
本体の可動範囲はR-1とほぼ同じ、MS in Action!並みには動かすことができます。

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ゲーム中に登場したか定かではありませんが、こうやってR-1を乗せて見るのも面白いですね。

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そして、このSRXチームが合体し、

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天下無敵のSRXになります。
その巨大さ、呆れるほどのド迫力は、まさに問答無用。

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隣にいるのは、超合金魂のガンバスターです。
デカいデカいと言われたガンバスターを、軽く凌ぐその巨大さ。
それでいて、材質のせいでしょうが、重さ自体はガンバスターとさほど変わりません。

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各種パーツの合体方式は、かなりカッチリとしたロック式ジョイントが用いられ、普通に動かす分には外れることはありません。
腕の関節にはラチェットが入っていて、かなり重い腕を動かしても、そう簡単にヘタレて来ることはなさそうです。
ただこのサイズですから、さすがに膝や腰が動くと危険なのでしょう、足首以外の下半身の殆どは固定状態です。

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背後もしっかりできていて、
「SRXって、こうやって合体しているのか」
と初めて知ったり。SRXって、本体の殆どはR-2とR-3(と合体用パーツ)で、R-1は胴体内部に収納されているだけも同様なんですね。

ついでに言うなら、R-1~3が合体する部分というのは、SRXの頭部・胴体・腿までで、残りは全部追加パーツ扱い。
えーっと、追加パーツの方が、SRXチームよりもボリュームあるような気も・・・。

まぁそれはおいといて、合体後の専用スタンドもあるので、安心して飾っておけるのもポイント高いです。

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天上天下無敵剣も付属。
掌に保持用ジョイントがあるので、割と安定して持たせられます。

本体の造形に関しては、全く異議がありません。
多少エッジがダルい部分もありますが、材質とサイズ、遊びやすさを考えれば十分だと思います。


ただ、このSRXは、決して「完全変形合体」ではありません
豪快なまでに割り切った、差し替え合体です。

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SRXに合体後、R-1の足首や腕が余るのはまだしも、
R-2は頭部と腕・脚の装甲を除いたボディ
R-3に至っては、ほぼ全身が余ります(笑)。
(それぞれ、「胸」「腰」に変形した後の、交換パーツが付属します)

しかしこのサイズで完全変形した場合、さすがに自重がバカになりません。そういう意味で、差し替えに徹したのは賢明な設計だと思います。

また、何のかんの言ってもこのボリューム、遊び応えには大満足です。私なんか、封を切ってからというもの、4時間くらいぶっ続けで遊びましたからねぇ。

もっともそのうちの1時間は、説明書なしでR-ウィングに変形させるということに費やされたんですが・・・)

久々に、遊び疲れたアイテムでした。

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2007/03/19

ポケットの中の未来

今日は純粋に玩具の話ではありませんが、ある意味究極の玩具というか。なんというか。

私の使っている携帯電話は、もう5年も前のものです。
半日充電しないと通話が切れるわ、ネットに繋ぐとずっと固まったままだわ、さすがにそろそろ限界を感じてきました。
それでも充電池を交換してみるか、とショップに行ったら
「もう(電池の)在庫がありません」
と言われてしまいました。

妻に相談したところ、彼女は言いました。
「じゃぁ、新しいの買って、プレゼントしてあげるわ」

そこで私が選んだのが、これ。

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CDMA 1X・WINW44S
Sony Ericssonのワンセグ携帯です。

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ケータイスタイル(普通の携帯モード)では、メールやカメラ、着うたフルはもちろん、手持ちの音楽CDから曲を転送し、デジタルウォークマン代わりに使うこともできます。
また、パソコン用WEBサイトも難なく見られます。
というか、その体感スピードは非常に速く、
「うちのパソコンより速いんじゃないか?」
などと思ってしまうくらい。

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そして、私がコレに決めた最大の理由というのが、この
「モバイルシアタースタイル」への変形。
縦にも横にも、画面を開くことができるのがつい楽しくて、、意味はないけどついつい開け閉めを繰り返してしまいます。

またこのモードだと、ワンセグ放送が受信できたり、デジタルラジオやメモリースティック準拠のムービーも楽しめたり。まさに携帯端末です。

私が子供の頃は、まだ、21世紀が夢のような(素晴らしく科学の進んだ)時代だと思っていました。
空にはエアカーが飛びかい、チューブで繋がれた未来都市が林立するようなイメージです。
そしてそこには必ず、人間と共存するロボット=アトムやドラえもんみたいな連中=がいました。

あれから何年か経ち、21世紀に入ってからすでに数年が経過していますが、私はまだエアカーに乗ったことはありません。
もちろん、アトムにもドラえもんにも、会ったことはありません。

でも、携帯とインターネットだけは、あの頃想像した「未来」に追いついている、いや、遙かに追い越しているように思います。


もっとも、ワンセグ放送受信可能!なのは良いんですが

「うちの田舎じゃ、ワンセグ放送が(まだ)入らないんだよ!」
トホホ。


未来は近いのか、遠いのか。

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2007/03/15

Cross Fight!

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「サぁイキックぅ・・・
 ウェイっヴっ!」

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「サぁイキックぅ・・・
 ザぁぁぁぁぁンっ!」

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リボルテックSeriesNO.023弾劾凰
80年代のOVA「破邪大星ダンガイオー」の主役メカです。
白と濃紺のコントラストが美しく、骸骨にも似たシルエットを引き立てています。

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ハッタリの効いたスーパーロボットのポーズ付けは、リボルテックの最も得意とするところではないかと思います。
中でもこのダンガイオーは、突き出たデカい肩や腕のトゲなど、メリハリのあるデザインが、ケレン見たっぷりのポーズをさらに引き立てます。
カッコええなぁダンガイオーは。

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スパイラルナックル用の拳も付属し、涙の第2話を再現可能。

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ダンガイオーは、映像では4機のメカが合体するロボットでしたが、このリボルテックでは(当然ながら)変形合体はしません。
また、例えリボルテックでなくても、現在までのところ、合体できるアクションフィギュアもありません。
その理由は、変形合体のシステムがあまりにもゲッター的・・・つまりムチャし過ぎ・・・だったわけですが、決して絶対に不可能な変形だったというわけでもありません。
その証拠に、当時のメカデザイナーさんだったか監督さんだったか、どなたたがこうおっしゃっていたのを覚えています。

(ダンガイオーの合体は)
 『(旧トミーの)DXイデオン・奇跡合体』並みのプロポーションで良いのなら、
 玩具でも再現できると思います」

今なら、完全変形くらいできそうな気がします。

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2007/03/12

黒騎士の末裔

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NEXT HEAVY METAL = BAT-SHU.

前回の予告通り、リミテッドモデルアクションシリーズのヘビーメタル・バッシュ
野武士の亡霊のようなそのデザインには、発表当時、かなり衝撃を受けたものです。
洗練されたエルガイムのそれとは全く異なる、骸骨のようなマスク、ごつごつした異形のフォルム、そして自分自身より長いバスターランチャー。
ある意味、エルガイムよりも強烈な印象を残したメカニックだったかも知れません。

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このリミテッドモデルは、造形はかなり良い線に行っていると思うのですが、エルガイムの時と同じように、またしても少々残念な点があります。
バインダー(盾)が付属しなかったり、バスターランチャーのグリップが手首と一体成型だったり。
特に、膝のチューブが直立の状態で長さを調整されているため、膝を曲げると切れたチューブがむき出しになるのは「?」という感じです。

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そうは言ってもやっぱり、エルガイムと並ぶと何だか嬉しいですな。
最終回、ギャブレーのバッシュがダバの危機を救うシーンが思い出されます。
大破したMark-Ⅱに代わって、Mark-Ⅰでバスターランチャーをぶっ放すのは、最高にシビレました。


作品の(ストーリーとしての)ラストには、いろんな意見があるようですが・・・
私も少なからず、唖然としましたからね・・・。
しかし、総監督が、
「ダバが、あれで終わるような男でないことは、皆さんがご存じのはずです」
というような意味のことをおっしゃっていましたのを覚えています。

私も、そうであることを信じています。今でもね。

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2007/03/07

Time for L-GAIM

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(株)メガハウス製、LIMITED MODEL ACTIONエルガイム(Mark-1)。
重戦機エルガイム」の主人公、ダバ=マイロードの(最初の)愛機であり、ヤーマン王朝の遺産でもあるA級ヘビーメタルです。


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エルガイムは、ロボットアニメの主役メカだったにもかかわらず、何となく女性的なイメージを持ち、気品溢れるデザインが魅力的でした。
だいたい、当時「純白のロボット」というだけで、すでに革新的でしたからね。
また、内蔵骨格・ムーバルフレームや、各部の連動するシリンダー、銃をエネルギーチューブで(まるでギターとアンプのように)繋げる描写などは、それまでのロボットとは一線を画していました。その斬新さに惹かれた人は多かったはずです。
私も、エレキギターにケーブルを差し込むときは、そりゃぁなりきって遊んだものです。

話がずれますが、エルガイムMark-Ⅱは、そのケーブルを同時に複数本、逆手に持って腰に差し込むのですが、それがまた格好良くってね。バンドの練習の際には、よく真似したものです。
 

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この製品では、エルガイムの各種ギミックの中でもっとも印象的な、脚部ランダム・スレートの開閉が可能です。
しかも擬似的とはいえ、シリンダーが連動して伸びる(ように見える)のは素晴らしいことです。当時の傑作アイテム、DX High Complete Model(HCM)ですら、シリンダー部分は差し替えでしたから。

ただ、ちょっと残念な点もあります。
せっかく、(エルガイムのコクピットになる)スパイラル・フローを内蔵するために首が展開するのに、きちんと収納できなかったり。
手首のセイバーラックが開かなかったり。
何故か、背中のランドブースターも付属しなかったり。
特に、全体の色が「宝石でできた乙女のような」白い色でなく、薄い灰色に見えてしまうのは、個人的にとても残念でした。

もっとも、白い色は日焼け・劣化がしやすい色ですし、先述のDXHCMに至っては、苦労して日が差さない部屋にしまっておいても、いつの間にか日焼けしていたという話が後を絶ちません。
私のHCMエルガイムも、箱から出してみたら、いつの間にかガイラム(エルガイムのご先祖にあたる機体で、真っ茶色)になっていましたよぉ(泣)。
その意味では、このカラーにも意味があるのかも知れませんが・・・。

さて、エルガイムはいろんな点で先進的な番組でしたが、番組本編のラストに一瞬だけ登場する「来週の予告」も見物でした。
あそこだけはぜひ真似してみたくて、ここに再現してみました。

Next New Heavy-Metal・・・

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See you again, Next time.

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2007/03/04

空に蒼い流星

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「レンジ3にSPT、急速接近」
(淡々とした声でお読み下さい)

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魂SPEC・XS-02、SPTレイズナー
外装を交換することにより、ノーマルのレイズナーから、ニューレイズナーに換装できます。
関節は非常に良く動き、特に2重になっている肩関節は、射撃姿勢を取らせる時に重宝します。
V-MAX発動時のフルオープンも再現可能。
が、もちろん、変形などしません(笑)。

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この製品最大の特徴は、その台座にあります。
コクピットのコンソールを模したその台座には、自在に角度が変えられるスタンドが付属し、レイズナーを支えることができます。
また音声ユニットが内蔵され、数種類の効果音と、コンピュータ「レイ」による指示・警告メッセージを十数種類、聞くことができます。

「READY!」
「アラームメッセージ
 回避不能、先制攻撃を要す」


レイズナーにとって「レイ」は不可欠の存在ですから、このギミックはまさに画竜点睛といった感じのアイデアです。

しかもこのメッセージですが、更にオマケがあります。
以降、ネタバレがありますので、ご自身で「レイズナーに隠された秘密」を発見したい方は、ご注意下さい)

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効果音の最後に記録されている「射撃音2」(銃声)を5回連続して押すと、レイが
「行動理解不能」
と言い出します。
続けて何回か押すと、「行動理解不能」を繰り返した後、レイは沈黙してしまいます。
それでも構わず射撃音2を押すと、突然
「待て エイジ」
と、野太い声が響きます。

ズギューン。
「待て エイジ」
ズギューン。
「我が名は フォロン」

レイズナーに隠されたもう一つのAIである、「フォロン」が起動するのです。

劇中では、レイズナーに自分の知らない何かが隠れていることに気づいたエイジが、拳銃をコクピットに撃ち、レイを威嚇することにより、レイの影に潜んでいたフォロンと対話することに成功します。
この製品でも、そのシチュエーションを再現しているわけですね。

なお、この手順はマニュアルにも記載がありません。
原作を知らないと、手順にも気が付かないと思うのですが、きっと
「本編を見ていた人が、気づいた時の嬉しさ」
を味わってもらいたいとの配慮だと思います。
隠されたプレゼント、確かに頂きました。ありがたく頂戴します。

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2007/03/03

見透かされる心

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METAMO FIGURE惣流・アスカ・ラングレー
一見、普通のフィギュアにしか見えません。
ところが。

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ふと気が付くと、私の手がフィギュアを持っていた部分・・・黒いストッキングの一部が、色が消えてしまっています
持っただけで、塗装色が擦れてなくなってしまったのでしょうか。
いえ、そうではありません。

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フィギュアにドライヤーの風を当てていくと、あら不思議。

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暖まった部分だけ、色が消えていきます。
新しい素材でできたこの商品は、その温度が約30℃以上になると色が変化するようになっているのです。
しかも、いったん色が変化した部分は、再度約16℃以下になるまで、変化した色を保つことができるそうです。

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というわけで、さっきまで黒のワンピースにストッキングだったアスカが、素足に白い水着(と透明なパレオ?)へと着替えてしまいましたよ。
科学の力は偉大ですなぁ。

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というわけでこのアイテム、色が変わっていく家庭を見るだけでも結構面白いですが、どうしても、禁断の言葉を呟かざるを得ません。


「だから何」

「さぁ」

少なくとも、この時期私の部屋は、ストーブを付けても
16度以上になるのに1時間かかる
ことだけは分かりましたよ。

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2007/03/01

俺の必殺技

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「パート2・ダッシュ!」
「変わってないじゃん」

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連結武装・DXデンガッシャー
仮面ライダー電王のベルトに付いた武器で、電車を模した4つのパーツで構成されています。写真左から、漢数字の「」「」「」「」をイメージしたマークがあるのがおわかりでしょうか。
劇中では、ソードフォーム=モモタロスが楽しげに、ガッシャンガッシャンと武器を組み立てるのが印象的です。
その組み立てがあんまり楽しそうに映ったのでしょう、うちのマブ
「あれは欲しい!」
と言いだし、私も二つ返事でOKしました。

製品では、列車(?)の順番を変えることによって、4つのモードに組み替えることができます。記事冒頭の写真がソードモード、ソードフォームの振る「剣先が自在に飛んでいく」剣です。

ここ以降、2月28日現在でネタバレを含みますので、ご注意下さい。

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直列に繋げるとロッドモード
「僕に釣られてみる?」のキャッチフレーズ通り、手元のリールを回すことができます。
棒術に使用する棒というよりは、釣り竿なんですね。

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続いてアックスモード
どのモードでも、組み替えるたびに「ガシャッ!」という気持ちいい装着音が鳴ります。

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最後はガンモード
今までの細長いモードとは異なり、取り回し易い銃の形態になるのが面白いところです。
また、大人の手で扱うにも充分なサイズなので、私とマブはこれが一番気に入っています。

さて、組み替え遊びといえば、やはりオリジナルモードを開発してみたくなるのが常。
そこでいろいろ、合体可能なパーツの組み合わせを調べてみました。
下の図は、数字がそれぞれのパーツに対応しています。

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パーツ3のみが、直列ではなくて並列の合体も可能ですが、実はジョイントの形がそれぞれ微妙に違うので、どれでも交換が可能というわけではありません。
またパーツ1は先頭車両(剣先)ですし、パーツ4の後部ジョイントはダミーで、その後ろには何も付けることができません。
そのため、オリジナルモードを考えよう!としても、私の頭にはそれほどバリエーションが浮かびませんでした。

ところがマブは楽しげに、新しい合体を持ってきました。

「とんたん、見てみて!」

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「サブマシンガン!」
「おおっ!」

「それから、反対に持って」

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「ゲキトンファー!」
「おおおっ!」

発想はシンプルですが、どちらもなかなかに格好いい。
これは、親として負けてはいられません。

えーと。えーと。

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「電王ガン・スナイパーモード!」
どうです。これもなかなか格好いいでしょ?

って、あれ。

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パーツ増えてるんじゃないか?

ああそうだよ!私が、自分の分も買ったんだよ!

子供に、発想で勝てないからと言って、
財力で勝とうとする親って、どうなんだろうねぇ。
(いやどうもこうも)

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