魂のルフラン
バンダイの新シリーズ、魂SPEC。
第一弾=XS-01は、新作映画も待ち遠しい「新世紀エヴァンゲリオン」より、汎用人型決戦兵器・エヴァンゲリオン初号機。
「魂」のブランドを掲げるくらいですから、確かにそのできばえにも「魂」を感じます。
可動範囲は非常に広く、拘束具を着けた状態であっても、立て膝・ハイキック・大疾走などが思いのままです。
また材質の選択が巧く、重量が下半身に集中しています。そのため、滅多なことでは倒れません。スタンドが付属しないので、最初はちょっと心配でしたが、かなりダイナミックなポーズでも、安定して立たせておくことができます。
両肘は2重関節で、肩のウェポンベイからナイフを取り出す仕草も楽々再現。
このウェポンベイがまた良くできていて、右肩はミサイルランチャー、左肩は設定通りに「左右装甲が展開→緑の三角部分も展開→プログレッシブナイフが前面に回転」
までを行えます。
またプロポーション重視の薄い肩まで付属し、気分によって交換することができます。
ただ、頭部後ろに伸びる大きな飾りが付いているので、首を上に向けようとすると、猫背の背中に干渉してしまって、あまり動かせません。
設定通りなので致し方ないとはいえ、暴走して吠える状態が再現しづらいのは残念。
とはいえ、残念な部分なんて、ホントにそのくらいです。
この初号機は、素体状態のエヴァに、各種拘束具を付けていく構造になっています。
しかし、普通に装甲を「着せていく」のではありません。足首や頭部は丸ごと差し替えですし、腹や脚の拘束具を着けるには、関節部分からそれぞれを外し、はめ込み直す方法を取っています。
また脚の拘束具などは、パネルラインから分割するようになっており、その精密さと相まって、腿の一体感を出すのに成功しています。
部品もかなり取れにくく、遊んでいてストレスを感じません。
これらの仕組みは、同じバンダイさんの「聖闘士聖衣神話」シリーズに通じるものがあります。おそらく、ここで培った技術がフィードバックされているのでしょう。
まさに「少年よ、神話になれ」ですね。
ところで、冒頭の写真で使用している巨大剣、マゴロク・E・ソードですが。
この剣は、商品の存在を知っていらい、うちのマブの憧れの的でした。
彼は、うちに魂スペックが届いたことを知ると、喜んで飛んできました。
「とんたん、エヴァかして!
あと、アレ!・・・あの剣も!」
「何」
「ほら、あの・・・す・・・スゴロク・ソード!」
サイコロの出た目で攻撃力が変わるのかな。
| 固定リンク
「鋼鉄の凱歌」カテゴリの記事
- 完全変形アイアンカッター(2024.08.18)
- 変化・超鳳凰(2024.08.11)
- HEAVY METAL(電子音声)(2024.08.04)
- 空にそびえる(2024.07.28)
- ホルスの夜明け(2024.06.09)
コメント
> 確か大旋鬼頑駄無だったような・・・・・
デカいコマ(?)投げるやつでしたよね。
いたいた。
そのコマを装備すると、左右のバランスが凄いことになってしまうという・・・。
投稿: 腰原仁志 | 2007/02/03 06:14
>サイコロの出た目で攻撃力が変わるのかな。
そんなBB戦士がいましたよね・・・確か大旋鬼頑駄無だったような・・・・・
投稿: フジイチ | 2007/02/01 11:04