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2007/01/25

愛に焦がれた胸を貫け

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MEDICOM TOY『鋼の錬金術師」シリーズ、国家錬金術師のエドワード・エルリックと、弟のアルフォンス
万が一ご存じない方のために念を押しておきますが、小さい方が兄貴です。

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「何いちいち説明してるんだ、コラぁ!」
「兄さん、ちょっと落ち着いて・・・」

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まぁそれはおいといて。
同じMEDICOM TOYの製品ですが、商品ブランドとしては、かたやVinyl Collectible Dollsアル)、かたやReal Action Heroes220エド)と、棲み分けがされています。
鎧のアルと、エドの体格差を表現するために、エドはRAH220という、普通の1/6シリーズよりも一回り小さいジャンルにされたのではと思われます。

エドは、小柄な可動素体に縫製されたシャツとローブを着せてあります。
なんと実は、下着やパンツまできちんと(見たのね(笑))。
人形の命の顔も、アニメ版を非常に良く再現していると思います。
また手首は、印象的な「掌を打ち合わせて錬成陣を描く」のを再現するために、手首の軸が縦にも回転する平手が付属します。

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アルの方は、内蔵骨格はありません。全身ソフビの固まりです。
しかしその塗装が美しく、大きさと相まって、非常に見栄えがします。

デザイン上、下半身はさほど動きません。鎧の各所が干渉してしまうのです。
しかし、肩から下や上半身はかなり自由に動かすことができ、エドと鍛錬をするシーンなどが再現できます。

ただ、鎧を開けて猫を入れることはできません。
こっちのアルはできたのにと、ちょっと残念。

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エドの右手のオートメールも、この通り。
立体としてあらためて見ると、その壮絶な痛々しさと、エドの覚悟の凄まじさが伝わってくるような気がしますね。

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国家錬金術師の証、劇中でも重要なアイテムだった懐中時計も付属します。
これがまた良くできていて。

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サイズ比較用に写真左に置いてあるのは、ボタン電池です。
この大きさで、きちんと蓋が開閉し、フタの裏にはきちんと「あの誓いの言葉」が書いてあります。見事なこだわり方です。

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アニメ化を経て映画にもなった「鋼の錬金術師」ですが、作品としての丁寧な作りは、今でも記憶に新しいところです。特に映画は・・・いや良い映画だったなぁ・・・。

原作もそろそろクライマックスですが、本当に「ああやって」終わるのか、興味はまだまだ尽きません。
個人的にですが、もしできるなら、映画と同じように終わっては欲しくないものですが。
良い映画だったけど、ウィンリィが可哀想すぎて・・・。

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コメント

こちらこそ無理を言ってしまい、すいませんでした。

投稿: リッキー | 2009/01/24 21:15

> どうしても欲しいのですが・・

お気持ちは分かりますが、私にとっても非常に好きだったキャラですので、お譲りはできません。申し訳ありません。

投稿: 腰原仁志 | 2009/01/24 01:27

どうしても欲しいのですが・・今はどこにも売ってなくて・・。一度探してもらえませんか?本当におねがいします!!

投稿: リッキー | 2009/01/23 21:46

>rahのエドをうってくれませんか?

申し訳ありませんが、当サイトでは販売はいたしておりません。
というかすでに、どこにしまったか見当も付かないです(^^;)。

投稿: 腰原仁志 | 2009/01/22 21:22

お願いがあるのですが・・・rahのエドをうってくれませんか?

投稿: リッキー | 2009/01/22 20:28

> 『もう待たせてはくれないんだね・・・』
> うわわぁあん、ウィンリィ~!!

あんなに切ない、しかも他の連中はきちんと出番をわきまえている映画も珍しいですね。
最後の最後で、本音を吐露したウィンリィ、それでもあの兄弟は二人で・・・(以下ネタバレのため自己検閲)

二人ともご存命なら、今アメリカかどこかに、矍鑠としていてはるはずですよね。
願わくば、アッチの世界で、根性で「どこでもドア」を発明したウィンリィも、この世界にいますよう。

> 原作は同じ方向に向かうのかはわかりませんが、最近は
> もっと深く掘り下げた内容になってますよね。

一人一人の生き方、思い、そしてそれが叶うか叶わないかは別の問題という、まさに人間交差点みたいになっていますが、果たして結末は。
まだ先はありそうですが。

> アルは猫を収納出来ないのは残念ですが、頭部が作中では
> お馴染みの顔に差し替え出来るのはポイント高いですな^^

オマケマンガでは、あの顔なしでは話が進みませんからねえ(笑)。

> TV・映画を通して貫かれていた、
> 『安易な“皆でハッピーエンド”に頼るのでは無く、
>  悲劇を交えつつも新たな希望に向かっていく』
> ・・・という姿勢が好きでした。

全くです。構成もお見事ですし、シビアなものの見方も辛いほどに良かったです。
まさか夕方6時台のアニメで、キメラの話をそのままやっちゃうとは思いませんでした。
ありゃ、知らないで見たら、トラウマになるよなー。

> ちなみに自分はテレビ版を見てから、
> 原作が読まなくなりました。
> 自分的ハガレンは、あの映画で終わっていますw

うむ!お気持ちは分かります。
それほど、あの映画の(エピローグとしての)完成度は高かったです。
一人一人に、納得のいくオチ(というか人生)がついていましたからね。

でもウィンリィ・・・えーん・・・(もらい泣き)。

投稿: 腰原仁志 | 2007/01/27 21:40

ハガレン良かったっスね~。
TV・映画を通して貫かれていた、
『安易な“皆でハッピーエンド”に頼るのでは無く、
 悲劇を交えつつも新たな希望に向かっていく』
・・・という姿勢が好きでした。
ちなみに自分はテレビ版を見てから、
原作が読まなくなりました。
自分的ハガレンは、あの映画で終わっていますw

投稿: オタクの錬金術師 | 2007/01/27 03:46

『もう待たせてはくれないんだね・・・』
うわわぁあん、ウィンリィ~!!
映画版はラストがせつなかったですねぇ(T_T)
アニメ版は原作を上手くアレンジして完成度が高い作品
でしたから私も大好きでした^^
原作は同じ方向に向かうのかはわかりませんが、最近は
もっと深く掘り下げた内容になってますよね。
錬金漫画って言うより戦争物が色濃く出始めているのは
なんとなく映画版と似たような雰囲気が。
アルは猫を収納出来ないのは残念ですが、頭部が作中では
お馴染みの顔に差し替え出来るのはポイント高いですな^^

投稿: うるぱぱ | 2007/01/26 23:55

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