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2006年11月

2006/11/28

電流火花が身体を疾る

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RAH(Real Action Heroes)より、人造人間キカイダー=・ジロー
RAHDX・キカイダーに付属していたチケットで購入できた、限定品です。

ジローの顔はもとより、衣装も小物も、非常に雰囲気が出ています。
いつも額にかけていたサングラス、バイク用のヘルメット、そして赤いギターも付属しており、ストラップを外して持ち替えさせることもできます。

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さっそくヘルメットを被せ、別メーカーのサイドマシーンに乗せてみました。
ああ、あの時代が蘇りますなー。
私もあのころ、この
「ギターを背負ってバイク(サイドカー)に乗る」
というのを、やってみたくてしょうがなかったものです。
しかし実際免許を取ってから試してみると、(私は、フェンダーのベースでしたが)自分にも周りにも、危ないことこの上ありません(^^;)。

そして、キカイダー=ジローといえば、やはりこれ。

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アンドロイドマンが群がって人を襲う中、どこからともかく聞こえるギターのメロディ。
「ギル!ギル!」
辺りを見回すアンドロイドマン。
すると、小高い丘の上から、ギターをつま弾いたまま敵を見下ろしているジロー。
ヒーローの登場の仕方としては、この上なくドラマチックでした。

Dsc00808 世間一般の人がギターを始めるきっかけとなるのは、(私の世代なら)ビートルズだったり南こうせつだったり、チューリップさだまさしオフコースであったりします。
しかし、私のきっかけが全く異なっていたのは、もう言うまでもありませんね。
もちろん、最初に耳コピで弾けるようになったは、その「ジローのテーマ」でした。


赤いギターは、設定では、ミツコの兄「一郎」の遺品だったように思います。
しかしそれにしては、ジローはやたらと敵をギターでぶん殴っていました。
エンディングで
「♪ ギターのパンチで 打ち倒す ♪」
と歌われちゃうほどですから。
ギターが「ごいん!ごいん!」と音を立てるたび、子供心にも
「ギターって木でできてるんだよな?」
と、心配になったものです。
もしかしたら、ジローには
「ギターは『楽器』ではなく『鈍器』」
とインプットされていたのかも知れません。
(何でそこで「Yの悲劇」になるんだ)

さて、このように、キカイダーにとって「音楽」は、重要なファクターでした。
劇中を代表する音としてもう一つ、「ギルの笛」が思い出されます。
これは、ダークロボットを操るための超音波を発する笛で、ダークの首領・ギルが怪しい(としか言いようのない)メロディを奏でます。
ジローがいったんキカイダーにチェンジさえすれば(いや、そもそも良心回路さえ完全であれば)こんな笛の音には負けません。
しかし、変身前の彼の不完全な良心回路には、その音はあたかも「悪への誘い」のように響き、ジローを迷わせ、苦しめるのです。

しかし良くしたもので、ジローがギルの笛の音に負けそうになると
「偶然にも、雷の落ちる音が響いた!」り、
「偶然にも、事故を起こした車の爆発音が響いた!」り、
「偶然にも、地震が起こった!」りして、
ジローはキカイダーに変身するチャンスを得ます。

偶然って恐ろしいデスね。

まぁ、とにもかくにも、

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ジローは、完全な良心回路を求めるより先に、
まずは音声回路を切っておくべきだったかな。

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2006/11/25

開発状況11.25

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延々と作っていたものが、ほぼ完成しました。
と言ってもそれは、上に乗っているSPTのことではありません。
それを支えている「台座」の方の話です。

苦し紛れに作ったにしては、結構な優れものになってしまったので、ご紹介します。

Dsc00800 材料は、100円ショップで売っていた「バナナスタンド」。
この上部に、ブロックを1個置いて、瞬間接着剤で固定。
その後、ブロックが抜けないよう、釘で打ち付けてあるだけです。
(私の買ったスタンドは、ダイヤブロックよりも幅が狭かったので、より安定させるため、ブロックとスタンドの隙間にプラ版を差し込んであります)

たったこれだけの工作ですが、威力は絶大。
上の写真では、バナナスタンド上部のブロックを、SPTの腰にただ差し込んであるだけなのですが、このような40cm級の作品を立たせても、ビクともしません。
飛行状態を再現するにはもってこいです。

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さらに、上部に平らなブロックを乗せて調整すると。
大変重量のあるSPTの脚部でも、このように広げたままポーズを固定でき、重宝します。
ポーズを変えたければ(もっと足を広げさせたければ)、追加するブロックの形を変えれば良いだけですから。
こんなに便利で、なんと材料費は、100円+αのみ。

いかがですか奥さん?
家に余っているバナナスタンドが、
こんなに便利なダイヤブロックスタンドに!


・・・まぁ普通の家庭じゃ、どっちも使用頻度が少ないような気がしますけどねー。

なお、上に乗ってるSPTの方は、最後の調整中ですので、もうじき出撃できるでしょう。

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2006/11/21

サンダーバード6号

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(この絵は、サンダーバード6号の活躍想像図です)

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新世紀合金キャプテンスカーレット太陽系探査宇宙船・ゼロX号
・・・なのですが、私にとっては初出の「劇場版サンダーバード」での印象の方が強いので、今回は「限定版・サンダーバードZERO-X号」としてご紹介します。
その先進的なデザインは、発表当時、メカニックの大好きな子供の心を鷲掴みにしたものでした。
今からもう40年も前のセンス(!)とは、とても思えません。

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ZERO-X号は、全長約350mの大型宇宙探険ロケットですが、大気圏飛行時には2枚の翼と合体し、滑走路への離着陸が可能となります。また大気圏離脱時には、機首にノーズコーンを装着します。
新世紀合金でも、それらのギミックがみな盛り込まれ、先端の火星探険車部分は強力な磁石によって脱着し、かなりのプレイバリューを誇ります。

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翼の先端が折れて、着陸脚となる構造も全て再現。このギミックには、当時憧れたものでした。
また機体下部の着陸脚も全て展開しますが、それらのハッチは非常にタイトにできており、説明書に
「ピンセット(もしくは爪楊枝)を使って開けて下さい」
とあるほどです。
冗談抜きで、それらがないと開きません。そのくらい精密にできているのです。

さて、と。
実は私、この機体にはかなり恥ずかしい思い出があります。
このZERO-Xが、「サンダーバード6号」だと思っていたのです。
ずーっと。

1968年の映画「サンダーバード6号」は、タイトル通り、国際救助隊の6号機が登場するということで話題となりました。
その昔発売された「スカイシップ1」(映画に登場する飛行船)のプラモには、堂々と「サンダーバード6号」の映画タイトルが冠されていたので、そのスカイシップ1の方を「サンダーバード6号」だと勘違いしていた子供も多かったそうです。
ところが昔、私の家の半径30km以内に、プラモ屋さんなどありませんでした。
そのため私の知識は、近所のお兄ちゃんが読んでいた「少年画報(だったっけな)」に頼り切りでした。そこでハンパな情報しか知らなかったため、映画「サンダーバード6号」のタイトルと、強烈に未来的で格好いいZERO-Xがごっちゃになり、それこそが6号だと思い続けていたのです。

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高校生になって、友達とサンダーバードの話で盛り上がっていたとき、私が
「やっぱり一番格好いいのは6号だよな」
と言うと、友達に変な顔をされました。
「6号って・・・お前、ありゃプロペラ機だろ?」
「へ?」
そのときになって初めて、私はこの機体が6号の名を冠したものでないことを知ったのです。

言われてみれば確かに、少年画報の隅っこには、複葉機の写真が載っていました。

「あ・・・。
 
アレが『サンダーバード6号』だったのぉ?」

今でこそ
「栄誉あるサンダーバードの6号に、旧式なプロペラ機を持ってくるなんて、さすがはジェリー・アンダーソン、凄いセンスだなぁ」
と思えます。

しかし、初めて『ZERO-X号は6号ではない』という事実を知ったとき、
「俺の10年を返せー!」
という気持ちでいっぱいになったのは、無理もないことでしょう?

そこでその昔年の思いを込め、活躍シーンを作ってみたのが、冒頭の写真だったのです。
てっきり、こういう映画だと思ってたもので。「サンダーバード6号」ってさ。

え?
(この絵は、サンダーバード6号の活躍想像図です)
ってのは、嘘だろうって?


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ほら、ちゃんといますよ、6号(笑)。

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2006/11/17

不死鳥の砦

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ウルトラマンメビウスGUYS MACHINE SERIESDXフェニックスネスト
GUYS JAPANの基地であると同時に、最大・最強の戦闘機でもあります。

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背部から、付属のガンスピーダー(もちろんDXガンフェニックスのものも使えます)を入れ、司令室頂部のボタンを押すと、劇中通り、ガンスピーダーが基地内部を下降します。
(この写真で見えるかな?)

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基地前面にスロープと、DXガンフェニックスをセットしておくと、下降したガンスピーダーが、自動的にガンフェニックスに搭載されます。ガンローダー(ガンフェニックス後部)に「カシャッ」とはまる感覚はかなり気持ちよく、思わず
「♪ ワンダバワンダバ ワンダバダバダバ ♪
と口ずさんでしまいます。
ガンウィンガーも同様にセットできますが、残念ながら、ガンブースターは蚊帳の外です。

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そして最大の目玉、飛行形態・フェニックスネスト フライトモードにも変形できます。
ビルの外装の高さがそのままなので、何だか妙に「車高の高い車」みたいに見えますが、ご愛敬。

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もちろんオフィシャルではないですが、この変形途中の形態が、なんだか
「お座りしたドラゴン」
みたいで非常に愛らしく、うちではこの状態で飾っています。

さて、ウルトラマンメビウスは、現在「ウルトラシリーズ中、空前絶後の展開」となっている(そう)ですね。私の地方では、ようやくこのフェニックスネストが登場するか?というところですので、詳細は敢えて書きません。
しかし、こぼれてくる噂を聞くに付け、
「やってくれるなぁ」
と、心から感嘆を覚えます。

ここまで、大人も子供も巻き込んで夢中にさせるウルトラマンというものは、久しくなかったように思います。
我が家では、マブが大好きなのはもちろんですが、うちの
「なんか久しぶりに『ウルトラマンって面白い』と思ったわ」
というほどです。

かつて、ウルトラQ、ウルトラマン、ウルトラセブンの人気によって、「第1次怪獣ブーム」と呼ばれた時代がありました。
その後、帰ってきたウルトラマンを始めとする「第2次怪獣ブーム」が起きましたが、オイルショックなどの影響もあり、ウルトラマンレオを最後に、しばらくその系譜は途絶えました。

記憶だけなので曖昧ですが、その当時、新聞にこんなコメントがあったように思います。

「(怪獣番組は)
 子供の心をもつ大人が、夢中になって作った積み木だった。
 いつしかそれは、ただの大人が無理に作るようになった。
 そして積み木は崩れたのだ」

(その後、正確にはこのような記述だったことを教えて頂きました。
引用元:「ウルトラ38番目の弟」様)

そのコメントが、的確だったのかどうかは知りません。
しかし、メビウスこそは
「どんな希望も 積み上げながら」
輝く最終回となりますように、と祈っています。

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2006/11/14

完璧なるZECTOR

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仮面ライダーカブト合体最終剣DXパーフェクトゼクター
劇中では、どこからともなく現れた、カブトのふるう巨大剣として描かれています。
玩具は、さすがにオトナが手にすると、巨大剣というよりはショートソードに近いサイズですが。

ものの本によると、この剣は
最終進化を遂げたカブトムシ型のゼクター
と書かれていますが、・・・どこが虫なんだ、コレ。

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ああ、ここら辺がカブトムシだったのか・・・。

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まぁそれはおいといて。
この剣の本領が発揮されるのは、(この写真の向かって左から)ドレイクゼクターサソードゼクターザビーゼクターが揃ってからです。
玩具にも、この3つのゼクターが付属します。
(これらは色こそ違いますが、大きさもギミックも、既に発売されているドレイクゼクターなどの同梱のゼクターと同じものです)

これらのゼクターは、全て個別に剣に合体させることができます。
玩具は、音声や攻撃音も、合体パターンそれぞれで変化するため、4つのモードと42種類の効果音(!)を再現してくれるという、何とも贅沢な仕様になっています。
さすがは天の道を往く男の切り札。

そしてこちらが、オールゼクター・コンバイン(最終合体)形態。
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上の写真がソードモード、下がガンモードです。
えーと。
まぁ。
その。
なんだ。

今回の記事を書く際、私のatokは
合体最終剣
と書こうとしていたのに、第1候補を
合体採集剣
と表示してくれましたが。
・・・atokは正しいような気がします(笑)。


さて先日、このパーフェクトゼクターが登場した仮面ライダーカブトを見ていると、が私に言いました。

「おとうさん」
「何」
「この剣ってさ」
「うん」
「敵を斬ったら、トンボの羽根も折れるよね」

君もそう思うか。
俺もそう思う。



しばらく後、またが言いました。
「おとうさん」
「何」
「この剣ってさ」
「うん」
サソードゼクター付いてる意味ないよね」

君もそう思うか。
俺もそう思う。



そして、私がこのパーフェクトゼクターを眺めていると、またまたがやって来て言いました。
「おとうさん」
「何」
「この剣ってさ」
「うん」
こうした方が格好良く見えるよね」

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「・・・宇宙戦艦カブト!」

「もう、剣でも銃でもないけどね」

君もそう思うか。
俺もそう思う。

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2006/11/11

銀河殴り込み艦隊

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超合金魂GX-34、超光速万能大型変形合体マシーン兵器ガンバスター
肩書きの通りの、かなりの大型超合金です。

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その重量感と精密さには圧倒されます。
もうとにかくかっちょええ。
関節もしっかりしており、スタンドなしでも安心して立たせておけます。

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ガンバスターといえば、過日発売されたスタジオ・ハーフアイ製の「完全変形・ガンバスター」の出来映えの素晴らしさも思い出されます。
向かって左側超合金魂版右側完全変形版です。
プロポーションにはさほど違いがありませんが、そのギミックはかなり異なります。

せっかくですから、バスターマシン形態から並べてみましょう。

以下の写真は、全て完全変形版超合金魂版です。

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バスターマシン1号の比較。
この写真の超合金魂版では、機体にカバーパーツを付けてあります。
(なくてもバスターマシンにはなりますが)

完全変形版の方が、ずんぐりむっくりしている印象を受けますが、変形の際にパーツを外す必要がないのはポイント高いです。

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変形過程。
完全変形版では、巨大な両肩が、変形に大きな役割を果たしています。
(そこに、胴体やら頭やらが入るからです)
しかし超合金魂版では、その肩は、(極端な言い方をすれば)変形には関係ありません。
バスターシールドやトマホークを収納できる、純粋なウェポンラックとして機能しているからです。

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バスターマシン2号
一見、似たような構造に見えますが。

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変形過程は、全く異なっています。
完全変形版では足首と機首を入れ替え、機首が脛の内部に収納されますが、超合金魂版ではかなり複雑な変形をし、機首が足首になります。
また、プロポーションを重視した変形しない足首も付属し、交換できます。
こういった「いたれりつくせり」な仕様は、さすがに超合金魂といったところです。

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バスターコレダー全開。
完全変形版は展開パネルやコレダーの軸が短い印象がありますが、砲身が伸縮するという、このサイズにしては超絶なギミックがあります。
超合金魂版はコレダーの伸縮こそしませんが、パネルがド派手に展開するので、ムチャクチャな迫力があります。
またその重量のため、このポーズでも難なく自立できるのも嬉しい点です。

同じ題材をとりながら、かなり違う答えが導き出されるというのは、面白いものですね。
どちらも魂のこもった、素晴らしい出来映えです。
ただ、超合金魂版は、紛れもなく「素晴らしい玩具」だと思います。

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2006/11/07

花の都に咲く勇姿

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夢と希望と明日と 正義を讃える。

アクションフィギュア、「サクラ大戦4」のエリカ・フォンティーヌ

エリカは、ゲームやアニメの中では、こんな天使のようではなく、ドタバタ・ガヤガヤ・ドンガラガッシャーンしていたイメージの方が強いですけどね。
たまには良いじゃないですか。

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と言っても実は、こういうアクションフィギュアの商品が実際にあるわけではありません。
C-ZONEブランドで、衣装だけが単独で販売されているのです。
いわば、お着替えセット(と言うより、人形用のコスプレ衣装の方が近いかも)です。
上の写真は、左が真宮寺さくら用、右がエリカ用となっています。

今回は、中の人形にアゾンインターナショナルの「リセ・ナチュラリー」というものを使ったのですが、顔のイメージ的にエリカの方が似ているような気がしたので、そちらを着せています。

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エリカは「サクラ大戦3」のメイン・ヒロインですが、1,2のメインである真宮寺さくらと比べると、立体化される機会が少ないように見受けられます。
ですからこういった衣装も、むしろ貴重な部類に入るかもしれません。

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十字架型のマシンガンは付属していないので、適当にそこらにあったもので代用してみました。
愛用のマシンガンは、いつもはスカートの中に隠しているという設定でした。
しかし、彼女はこんな武器よりも、

「♪ おっはよ~ おっはよ~ 大神さん♪」

という、通称「エリカ・ダンス」の方が、圧倒的に破壊力があったように思います(笑)。


さて、サクラ大戦と言えば。
セガサターンのゲームに端を発し、アニメに漫画、そして舞台にまで発展していった、メディアミックスの申し子です。
中でもやっぱり、私が一番印象深いのはゲーム
原点にして王道の帝国華撃団も好きですが、巴里華撃団のトンガリっぷりも好きでしたね。

今さら説明するのも何ですが、「サクラ大戦」1と2は帝国華撃団の、3は巴里華撃団の物語でした。
プレイヤーは、うら若き女性だけで構成された対降魔部隊の隊長となり、敵と戦い、かつヒロインとラブラブになるのが目的(言い切っちゃったよオイ)です。
ヒロインは数名の女性の中から選ぶことができ、その選択によって、物語も変化していきました。

1,2,3はそれぞれ別のゲームなので、1のラストで主人公とラブラブになったヒロインも、2や3では、ややその関係がリセットされた形で始まります。
(1→2では、結構引き継いでいましたが・・・今まで忘れてました(^^;))
そのため、主人公の大神少尉(すなわちプレイヤー)は、
「帝国一の浮気軍人」「巴里の恋愛記憶喪失」
などと、好き勝手なことを言われた(誰にだよ)ものです。

それらの過程が実を結んだ(?)のが、帝国編と巴里編の完結編となる「サクラ大戦4」でした。
冒頭、巴里から帰国した主人公が、1,2,3での(ヒロインとの)思い出に浸っていると、そこに巴里華撃団の面々が来日します。
日本でのヒロインを決めて、その子とのラブラブを狙っていると、もう会うこともないと思っていた逢瀬の相手がやって来ちゃうわけですから、もう大変。
まさに「精神的修羅場」という言葉がピッタリでした。

いやぁ、今までいろんなゲームをしてきたけど、あの時ほど
大ピンチに陥ったと思ったことはなかったよなぁ(^^;)。

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2006/11/04

君が気に入ったなら

この艦に乗れ。(命令形)


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新世紀合金アルカディア号。(TVアニメシリーズ版)
宇宙海賊キャプテンハーロックの、愛機であり友であり、とらわれぬ魂である宇宙戦艦です。
いやもう、ホントに格好いいなぁ、アルカディア号は。

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今回、この青い機体と、渋いグリーンの2種類が発売されているそうです。
しかし私は迷わず、こちらのダークブルーを選びました。
このデザインのアルカディア号なら、テレビアニメで慣れ親しんだカラーの方が、ずっと思い入れがあるからです。
映画版の「艦首にドクロ」も大好きですけどね。

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製品には、飾り台の他に、下部ハッチに収納も可能なスペースウルフとボレットが付属します。
また電飾により、エンジンと艦長室、艦橋が点灯します。

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艦首の衝角(「ジャックナイフ」と表記されています)も接続可能。
敵艦のどてっ腹に突っ込む、豪快な戦法には痺れたものです。


アルカディア号は、
「いつかなくした夢が ここにだけ生きてる」
と謳われるほどの、漢(おとこ)の船でした。
ほぼ全自動で航行し、非常事態以外は船員を必要としません。
(普段は、副長なんかプラモデルを作っているだけ)
また、自動追尾してくる小惑星型ドックを持っていたりと、宇宙をたった1隻で渡り歩くための準備も万端。まさにその名の通り、宇宙を生きる男たちの理想郷でした。

現在の設定だと、9番艦まであるとか何とか言われていますが、個人的には、
アルカディア号は「唯一無二の理想郷」
でいて欲しいと思っています。

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2006/11/01

君にFIXを買ってあげる

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ケロロフィックスフィギュレーション・#6001、KA-006sケロロ軍曹と、#6002、KA-014ギロロ伍長
名称の通り、ガンダムFIXフィギュレーションの流れを汲む・・・というよりもセルフパロディ・・・の、ケロロ軍曹バージョンです。
児童誌「ケロロランド」で発表された企画で、ケロロ小隊一人一人に、それぞれが乗り込む専用メカが設定されています。
今回は、ケロロとギロロの2体が発売されました。

Dsc00669
ケロロの方は指揮官用だそうで、バックパックやキャノン砲を差し替えて組み替えることができます。
しかしこのデザインがもう、私たちのような
モビルスーツ名前型式番号
 (さも当たり前のように) 
セットで言える世代

にはたまりません。

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どこかで見たような2連装ビーム砲、
どこかで見たようなバックパック、
どこかで見たようなシールド2枚重ね。
さぞや軍曹さんもご満悦のことでしょう。

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ギロロの方は、「どこかで見たような度」自体は下がりますが、これでもかというような実弾兵器のオンパレード。
しかし伍長のことですから、これでもまだ「俺には物たりんな」とか言うのでしょう。

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専用の飾り台も付属。
また、2体である程度の武装交換も可能です。

Dsc00672
「ギロロ~、見て見て!
 友情の合体アーマー!
「・・・どうでも良いが、俺のは元に戻せるんだろうな?」

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さて、事細かにガンダムへの愛が感じられるこのシリーズですが、私が一番唸ったのは、台座に書いてあるそれぞれの型式番号

ケロロは 「KA-006s
ギロロは 「KA-014
となっています。

モビルスーツの名前を言えば、すらすらと型式番号が出てくるような方なら、これを聞いてクスリとしないわけがありませんね。
ケロロ06sザクⅡ(指揮官用)、ギロロ14ゲルググの番号です。
指揮官(一応)のケロロが06sなのも、赤ダルマのギロロが14なのも納得と言えましょう。

では、今後残りの3人の機体が発売されるとしたら、どんな番号が与えられるのでしょうか。
勝手に予測してみました。

・ タママ = 09R (リックドム)
・ ドロロ = 07  (グフ)

かな?


じゃぁ、最後のクルルは・・・。

・・・えーと。もしかして

・・・04X ザクレロ) か?

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