勝利は僕らに
マスターピースコレクション・VOLTRON。
アメリカ、Toynami社の製品で、日本でいうゴライオンの超合金に相当します。
アメリカでは(何故か)このゴライオンが大人気だったそうで、日本製の本編以外にも、CGアニメが作られたりしていました。
私が昔読んでいたLightWaveのテクニック本(もちろん英語)にも、向こうのエンジニアが制作したゴライオンのCGモデルが載っていましたっけ。
トイの方ですが、このマスターピースシリーズではおなじみとなった、百科事典みたいな豪華パッケージに封入されています。
昔のDX超合金のデカい箱も良いですが、こういう雰囲気のパッケージもまた良いですね。
さて、中に入っている5匹のライオンですが、せっかくですので、DX超合金のそれと比べてみましょう。
いずれも、写真の向かって左側が今回のマスターピース、右側が日本製のDX超合金です。
日本製のDX超合金は、当時から
「黒いクマと、4色のダックスフンド」
と呼ばれていたものですが。
今回のマスターピースは、
「太り気味のドーベルマンと、4色のプードル」
くらいにはなりました。
どっちにしても、ライオンじゃないですけどな・・・。
DX超合金では、1匹1匹にそれぞれの武器が付属し、両脚になる2匹にはプロポーションが変化するギミックがありましたが、マスターピースでは、それらは省略されています。
しかしマスターピース版では、黒獅子=ブラックライオンのみ「首が伸びる」ギミックが追加されており、それによって合体前はより動物らしく見せることに、また合体後は首を自由に動かすことに成功しています。
合体シーケンスは前と同じですし、見て想像の付くとおりの変形しかしませんので省略。
合体後のプロポーションは、当時の超合金から今風にアレンジされ、かなりスマートな印象を受けます。
顔の造形も高貴な感じで、伝説の守護神と呼ばれるにふさわしい雰囲気があります。
また肩、肘、膝もかなり動き、迫力のあるポーズがとれます。
やや両脚の2匹が抜けやすいのですが、それ以外は非常に満足のいくアイテムです。
昔のDX超合金も、重量感があって良いですけどね。
ところで、必殺武器・十王剣の出現シーン(両腕のライオンの口から光が実体化する)は、当時としては衝撃的でした。
アニメ雑誌で紹介されていたときに
「発達した科学は、魔法と区別がつかない」
というクラークの第3法則が引用されていたのを思い出します。
このアイテム、実は頂き物なのですが、貰った経緯は(私にとっては)結構驚きでありました。
それについては、本家ドキュメントでご覧ください。
| 固定リンク
「合体魂」カテゴリの記事
- DXROBO UNIVERSE(2024.10.27)
- いつかはチャンピオンだ(2024.10.13)
- シンメトリカル(2024.10.06)
- ブンブン119(2024.07.21)
- 3大恐竜 地球最大の決戦(2024.06.30)
コメント
> http://www.macrossworld.com/mwf/index.php?showtopic=17395&st=20
あちらの方々も、本当に好きなんですねぇ、ゴライオン。
みんなノリノリじゃん(笑)。
ところで、そこにあった米国製超合金ゴライオンを見て、日本製と違って
「顔が黒い」
「肩に(小さな)翼が生えている」
ってのは本当なんだ、と知りました。
投稿: 腰原仁志 | 2006/02/07 21:58
http://img.photobucket.com/albums/v463/Goldgaigar/SOC/MPC_Voltron/Voltron_slash2.jpg
http://www.macrossworld.com/mwf/index.php?showtopic=17395&st=20
投稿: JNG | 2006/02/07 14:46
> 今度、ハリウッドで実写映画化されることになり、日本のおたくは「ナゼ?」と言っておりますが、これって、例えるなら、ガンダム教徒たちが、
「鉄人28号(マジンガー、ゲッターetc...)の新作、やるんだってさ」
なるほどねぇ。
実にピッタリした例えかも知れません。
見てる方が楽しいと思うのが理解できないからといって、けなすのは確かに間違いですね。
言うまでもないかも知れませんが、私はゴライオン大好きです。
「5」と「ライオン」をかけているだけのに、こんなに格好いいネーミングになるなんて、素晴らしいことじゃありませんか。
合体時の
「レッツ!ゴー・ライオン!」
という掛け声も、これ以上ないほどシンプルなのに格好いい、アニメヒーローの鑑です。
投稿: 腰原仁志 | 2006/01/24 21:49
>アメリカで超絶人気
ちょいとばかりマジメに書かせていただきますと(…すみません…)、むしろ「日本では、不当にあつかいが低い」と思えます…。
それといいますのも、ゴライオンは、ちょうど初代ガンダム・ブームの真っただ中に放映されたため、「旧世代のアニメの代表」イコール「だめなアニメの代表」あつかいされた作品でもあるのです。
具体例をあげるならば、ガンダム教の機関誌「アニメック」での扱いですね…。
いうなれば、ゴレンジャーに対して、「子供向けだから、駄作」「『リアル』じゃ無いから、駄作」と決めつけたようなものです…。
子供番組に対して、「オトナ向け(おたく向け)じゃないぞ!」と文句をつけられても…。
一方、海外では、そんな新興宗教「リアル教」など有りはしませんから、すなおに「おもしろい幼年向けテレビマンガ」として、大ヒットしたのではないでしょうか。
------------------------------------------------------
今度、ハリウッドで実写映画化されることになり、日本のおたくは「ナゼ?」と言っておりますが、これって、例えるなら、ガンダム教徒たちが、
「鉄人28号(マジンガー、ゲッターetc...)の新作、やるんだってさ」
「えっ、あんなリアルじゃねえ、ガキ向けのバカな話を? ナゼ、あんなのが好きな奴らがいるんだろ?」
「バカだからだよ」
----という会話をするのと、まったく同じに見えてしかたがありません…。
投稿: ヨモスエ | 2006/01/24 07:30
> えー話やー。(ティガの太った隊員風の偽関西弁でドキュメントの方にレス)
ありがとうございます。
やっぱり人の繋がりというのはありがたいモノです。
> これもおそれずひるまずギブアップせず趣味を続けていたおかげですね。(無理矢理)
ふふさんのメールアドレス欄には大笑いさせて頂きました(^^)。
投稿: 腰原仁志 | 2006/01/22 16:38
えー話やー。(ティガの太った隊員風の偽関西弁でドキュメントの方にレス)
これもおそれずひるまずギブアップせず趣味を続けていたおかげですね。(無理矢理)
投稿: ふふ | 2006/01/22 08:03
> ゴライオンってこんなにかっこ良かったっけ?
> などと思ってしまいました。
良い感じのプロポーションになってますね。
しかし、「何でゴライオンをこんなに格好良くしたがるんだろう、あの国の人は」
と言う疑問は消えません(笑)。
> >昔のDX超合金のそれと比べてみましょう。
> って、かなりのコレクションと思いますが
> そんなにすぐに引っ張り出せるものですか。
たまたま数週間前、押入をひっくり返していて、その時ゴライオンの置き場所は覚えていたと言うだけなんです。
まさに、魔が差した・・・(違)、
虫が知らせたってぇやつですか。
> ゴライオンの思い出としては、
> 百トンパンチ!ぐらいしか記憶に無いな~。
ありましたねー。
首が飛んでくやつ。
しかし「100トン」はいくら何でも弱すぎるワザだよなぁ、と当時ですら思いました(笑)。
> 自分も気になっているアイテムなんですよー。
> 大きさも良い感じで、合体時も固体時も格好良いですね(^^)。
はい、十王剣もジョイントがあってキッチリ手に持てるようになっていたり、結構心配りがされています。
> やはり情けは人のためならずですかねぇ(笑)。
ありがたいことでございます。
やっぱり人の縁は不思議ですね。
> ・・・お互いお金は逃げていきますけどねぇ(滝涙)。
それさえなければ、害のない良い趣味なんですけどねぇ(号泣)。
投稿: 腰原仁志 | 2006/01/22 06:12
ボルトロン拝見しました♪
自分も気になっているアイテムなんですよー。
大きさも良い感じで、合体時も固体時も格好良いですね(^^)。
でも、今回のエピソードは腰原さんのお人柄が伺える、ココロアタタマル良いお話ですねぇ。
やはり情けは人のためならずですかねぇ(笑)。
玩具もやはり大事にしてくれる人の所に集まるモノなんですよー、きっと。
・・・お互いお金は逃げていきますけどねぇ(滝涙)。
投稿: カモタロー | 2006/01/21 22:13
あけましておめでとうございます。
この挨拶も既に時期を逃していますが……
ゴライオンってこんなにかっこ良かったっけ?
などと思ってしまいました。
入手の経緯はドキュメントを読ましていただきましたが、それより
>昔のDX超合金のそれと比べてみましょう。
って、かなりのコレクションと思いますが
そんなにすぐに引っ張り出せるものですか。
整理整頓が苦手な私は、在ると分かってるものでも探せません(笑)
ゴライオンの思い出としては、
百トンパンチ!ぐらいしか記憶に無いな~。
あれ?あれってパンチだったかな?
たしか顔が……。
投稿: もらいもん | 2006/01/21 17:06