出前迅速 落書無用

超合金・ガチャガチャドラえもん。
かつて(1979年)に一世を風靡したらしい、同名の超合金の2005年度版です。
ずっしり重いボディには、かなりのギミックが盛り込まれています。
目は磁石でくっついており、鼻を引っ張って取り外し、4種類の目玉と交換できます。
また頭部と右腕にも磁石が内蔵され、付属の「ひみつ道具」をくっつけることができます。
空気砲は右手に、タケコプターは頭に、とか。
また、そのひみつ道具も小さいながら非常に良くできていて、ラインナップも実に良いチョイスです。
「どこでもドア」や「スモールライト」、「翻訳こんにゃく」などおなじみのものはもちろん、「ころばし屋」や「ムードもりあげ楽団」など、ちょっとマイナーだけど見た瞬間に名前を思い出すものばっかり。
まさか「石ころ帽子」まであるとは思いませんでした。つい笑っちゃったですよ。

そして一番のギミックは、小型のひみつ道具を付属のガチャガチャカプセルに入れ、ドラえもんのお腹の4次元ポケットから取り出せることです。
ドラえもんの後頭部の蓋を開け、中にカプセルを入れてから、尻尾を引っ張って離すと、4次元ポケットの蓋が開いて、カプセルが転がり出します。
これが「ガチャガチャ」の所以ですね。
そのガチャガチャ用のスプリングは非常に強力で、カプセルが転がり出すというよりは、カプセルを発射すると言った方が正しいです。
「ガチャガチャマシン」というより「4次元ポケット砲」です。
しかし、そのシンプルなギミックが何だか妙に楽しく、ついついガチャガチャとカプセルを入れて遊んでしまいます。
凝りに凝ったアイテムが世の中を席巻しているからこそ、こういった「ただ単に遊ぶ」オモチャの方が、印象に残るのかも知れません。
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