2023/09/17

コンボイへの道

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今回も倉庫お片付け案件です。なお今回の文は「オプティマス」と「コンボイ」が混在してますが、基本的に私の頭の中で「このデザインのオプティマスは『コンボイ』」なので我慢してください。


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POWER OF THE PRIMES・オプティマス プライム。昔のシリーズですが遊んでいたら楽しくなってきたので、撮影を始めました。

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キャブ部分は分離し、いつもの見慣れた感じの形態になります。当然これがいつものコンボイになるのかと思っていると……。


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変形後はオライオン・パックス、つまりまだ英語名「オプティマス」となる前の、若きコンボイの姿なのです。この姿の立体化は、当然ながらコンボイよりも少ないので新鮮ですね。


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では、トレーラー後部はいったいどうなるのかというと……。


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装甲を折り畳んで、デカい胴体と腕、脚を構成します。


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開いた状態で「オライオン・パックス修理基地」みたいに見立てることもできますが、説明書にはないので単なる寄り道です。


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本当は
「行くぞ!巨大合体だ!」
みたいな大型ボディになるのです。勇者ロボを彷彿とさせるシチュエーションで良いですね。


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そして完成するのがこのオプティマス・プライム。つまりこれは、オライオン・パックスがオプティマスとなる、そんなリーダーの成長物語を強化合体として具現化したアイテムなのです。知らんけど!


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オライオン・パックスは畳まれた状態で背部から合体します。トレーラーの装甲が折り畳まれて、脚や腕になっている状態がお判りでしょうか。


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もちろん叡智の象徴・マトリクスも解放できます。手首が回らないので持った状態とかは難しいですが、二重の装甲を開いて取り出すってのは燃えますね。


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このオプティマスはなんというか、変な言い方ですが、スタイルが実に「ロボットアニメらしいコンボイ」で大好きです。とっても「あの頃」の雰囲気がするというかね。
それに、オライオン・パックスが成長し、リーダーの資格(と強化装甲)を得たことで、「コンボイ」になるに至った!と思うと、燃えてくるものがあります。説明書にはそんなこと書いてないので、ただの妄想ですがね。

 

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2023/09/09

宇宙の神秘が光ってる

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スペースパワーが溢れてる!


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SMP・ダイデンジン。電子戦隊デンジマンの主力ロボ。発売は結構前ですが、ちまちま作っていたら今頃になりました。背景のスタンドは付属せず、100均で購入したものです。


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ダイデンジンは、デンジファイターから変形します。当時玩具でも完全変形が再現されていましたが、SMP版はさらに進化しており、変形の際に頭部の角が畳まれたり、肩の軸が下にスライドするなどして、プロポーションと可動を両立させています。

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それを運ぶデンジタイガー。超巨大な母艦で、完成時は約33cmにもなります。艦橋とミサイル発射装置の合わせ目が目立つので消した以外は、墨入れとつや消し塗装のみです。それでこの完成度!


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背部からはスライド式のクレーンが展開し……。


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交換可能なアームが展開します。この紐は伸縮できますが、マイクロチェーンに置き換えても良かったかな。


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出撃時の、キャタピラを閉じて翼を展開したところ。潜水&飛行空母という感じでいいですねー。また艦橋横のミサイルは、当時玩具と同様、スプリングで発射できます。


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そして甲板が展開、デンジファイターの発進準備ができます。本体横のボタンで、デンジファイターの後ろにある発射スプリングが解放され、勢いよくデンジファイターをぶっ飛ばします。やっぱいいねぇ、発進シチュエーションは!


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また甲板は、劇中の2パターンの発進状態が再現できます。カタパルトも角度を付けて、空に向けることができます。この状態だとスプリングでの発射はできません。


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そして、発進したデンジファイターが変形し……。


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ダイデンジンの登場!もちろん銘入りのデンジ剣が付属します。

工作としては、目立つ太ももなどを合わせ目消ししたくらいで、あとは僅かな墨入れとつや消し塗装です。


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ダイデンジンブーメランも装備可能。箱ロボなのにさすがはSMP、可動域は広く、大きくブーメランを振りかざせます。


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また巨大なハンマー、デンジボールも付属します。ああ、いかにもあの頃のロボの武装だよなぁ……などと侮ってはいけません。体重5万トンの巨大ロボが、半径100メートル以上のハンマーを振り回すんですよ?先端が音速超えてもおかしくありません。おそらく質量兵器としてはとんでもない破壊力、正直「デンジ剣・電子満月斬り」なんかより、敵に与える衝撃はずっと上じゃないかと思います。知らんけど!


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これらの武器、さらに交換用の手首もすべて、デンジタイガーの裏面、さらに左右の装甲を外して収納できます。


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いやーいいなぁコレ。特にデンジタイガー、当時品よりもずっと出来がいい気がします。何でも超合金のデンジファイターも収納できるそうですしね。
♪ オー ビューティフル タイガー ♪

 

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2023/09/02

ガッチャ!

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この記事は9月2日現在、「仮面ライダーガッチャード」のネタバレを含みます。本編を楽しみにされている方はご注意ください。

変身ベルト DX ガッチャードライバー & ガッチャードローホルダーセット。「仮面ライダーガッチャード」の変身アイテムで、今回はカード「ライドケミートレカ」がメインのようです。ライドケミーとは錬金術で生まれた存在で、それぞれのカードに宿っているという設定のようです。カードは付属の物だけでなく、すでにパックで別売もされています。トレカだしね。


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まずは本体のドライバー部分。イメージカラーはオレンジで統一されています。クリアボディが未来的でいい感じですが、このままだと何が起きるのか、一見しただけでは分かりません。


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続いてガッチャードローホルダー。カード入れですね。カードを素早くチョイスできるよう、腕に付けて使う仕様です。


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ボタンで蓋が開き、内部にカードを数枚入れておけます。内部にスプリングがあり、カードをある程度抑えている手ごたえがあるのが嬉しいです。

さて、ここからカードを2枚引き出します。まずは基本フォームらしい、ホッパー1とスチームライナーをチョイスし、裏面を前に向けて、ガッチャードライバーにセットします。すると変身待機音が流れ始めます!ホッパー1の音声は明らかに仮面ライダー1号の音を使っており、なかなかにやにやさせてくれる仕様です。

 

両脇のレバーを外側に引くことで、中央に仮面ライダーガッチャードの顔が現れ、鮮やかなLEDが明滅して、スチームホッパーの完成です。


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カードを左右から合わせることでライダーの顔にするのは、とてもいいアイデアですね。クリアボディがうまく使われています。レバーを中央に深く押し込むことでカードが上部に排出され、変身解除できます。

もちろん変身フォームはこれだけではありません。他のカードも試してみましょう。次はカマンティスとオドリッパです。

 

別のフォーム、オドリマンティスに変身した状態です。


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よく見るとライダーの顔が変わっています。おそらく変身フォームごとに相方が決まっており、同じ裏面のものとならばちゃんと変身できるということなのでしょう。別の顔同士だと、フォームの名前は叫んでくれません。


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早期購入特典として、DXワンネスレイズバックルとライドケミートレカ「仮面ライダーギーツ ワンネスver.」が貰えます。


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ワンネスレイズバックルはもちろん、デザイアドライバーにセットして使います。カードはあってもなくても関係ありません(え

 

本体を押し込むことで、劇場版のギーツワンネスに変身することができます。あのフォームは西陣織みたいな綺麗な虹色が印象的でしたね。


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最後は別売のDXガッチャージガン。ガッチャードの武器で、新たなカードが3枚付属します。

 

上部にカードをスライドさせて読み込み、その後で本体後部からカードを差し込み、引き金を引きます。するとカードが発射され、最大30枚同時装填・連射が可能です。

おそらく本編ではカードが勢いよく敵に発射されるのでしょうが、玩具ではカードは外に飛び出さず、中で回収されて下のケースにたまります。本当は外に発射した方が絶対面白いと思うのですが、まぁなくしちゃたらお子さんも泣くでしょうし、これはしょうがないですかね。

ただ、今のアホウな悪徳カード転売屋どもを、真っ向から
「カードが痛む?そんなの知ったことか!遊ばなきゃ意味ないだろ!」
と嘲笑する、その姿勢は大好きです。

今年も始まりました多々買いの日々……。今回はカードだからまだ出費も少なくて済みそう、などと楽観していたらまた痛い目にあいそうです。だって変身音だけで50種類以上入ってる、って書いてあるよ……。

 

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2023/08/27

メタルのカード

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実際にはできません(乗せてるだけ


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METAL CARDBOT・HEAVY IRON。韓国製の玩具で、その名の通りビークルとカードのセットです。カードは主人公が使う、本体の強化アイテムのようですが、番組全然知らないので想像だけで言ってます。スタイリッシュになったコンボイ司令官、という感じですね。


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トレーラーは後部が分離、さらに上下に分かれます。トレーラーのキャブ部分の正面に目のようなマークがありますが、どうやらここが「顔」のようです。


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トレーラー下部は縮めて脚部になり、上部は武器と両腕に分かれます。キャブ部分が胴体と頭になります。それらを組み合わせて……。


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HEAVY IRONの完成です。日本だったらキャブ部分が小型ロボになるくらいの仕込みはしそうですが、そういったものはありません。その分各関節はしっかりしており、遊んでいてストレスを感じません。


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そしてカードは分離し、裏を展開すると胸アーマーになります。表部分はロボには使用しません。


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胸アーマーを装着したところ。強化されたという感が伝わっていいですね。なおこのシリーズにはほかにもう数体いますが、いずれもカードの変形は異なっており、胸アーマーを装着できるのは(今のところ)このHEAVY IRONのみのようです。


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可動部はかなりしっかりしており、膝関節があまり動かない以外は特に不満点はありません。腰も回るしフォルムはスタイリッシュだしと、何となく「勇者の系譜」を感じます。


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続いて別売のBLACK HOOK。こちらは帆船とカードのセットです。


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海賊船モードは実に味があり、こういうの待ってたんだよ!という気持ちになります。大きな帆もいい感じです。


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後ろから見るとわかるとおり、ロボの上半身が艦橋(と宝物庫?)になっています。そのため……。


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上半身だけロボにした突貫モードとかもできます。劇中でやってるかどうか知りませんが。


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上の写真で肩に装備しているのは、BLACK HOOK用のカードが変形した二連の大砲です。薄いカードの中から砲塔とグリップが出てくるのはかなり面白いですね。


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ただ何故かこれ、海賊船のくせに底に穴が開いていますw コンセプト的にどうなんだそれ、と思いますが。いろいろ開いて変形させていくと……。


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キャプテンモードの出来上がり。マッシブだけどメリハリの利いた体型、錨型のオノなど、見た目のインパクトも大きくて楽しい玩具です。


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先ほどの二連大砲の照準を展開、構えさせることもできます。パッケージだと(CGだから)両手でこの砲塔を持って構えているのですが、残念ながらそれはできません。


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とにかくよく動くし(腿の横ロールだけちょっと緩すぎるのですが)カッコいいポーズが付けられるし、変形も楽しいしでお勧めの逸品です。


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HEAVY IRONとの並び。HEAVY IRONのサイズはそれこそ昔の勇者玩具(1号ロボ)並み、BLACK HOOKはキャプテンシャーク並み、と言ったらわかる人にはわかりますかね。


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なのでやってみたくなった、なんとかパーフェクトとかなんとかマックスキャノンモード。上でも書きましたが乗ってるだけです。

しかしこのシリーズ、なかなかいいですね。ここ10年くらいの韓国製玩具はかなり我々のハートをくすぐる物が出てきており、いつもひそかに楽しみにしています。普通に日本で売ってもらいたいのですがね。


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2023/08/19

獣王の資格

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「なんだと?」

思わず二度三度目をこすったり。


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ある日届いた「獣王」と書かれた黒い箱。MICRO COSMOS社の「MC-03 BEAST LOAD」です。パッケージには謎のロボのデザインがありますが、なぜか大事な顔の部分に稲妻が走っていて見えません。


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中にいたのは、黒いボディのちょっと地味目なごついロボ。各部になんか見覚えのある部品がありますが、これだけではちょっと良く分かりません。


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しかし、「何故か」「一緒に」別の白い箱が同梱されています。なんだろうこれ初回特典かな?(白々
どうも先ほどの黒いロボと、いくつかパーツを交換するようです。


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組み立てるとなぜか、大きな4つのキューブみたいなものが出来上がります。説明書が非常にわかりづらいので……もしかしたら意図的にかも知れませんが……、これで合ってるのかどうかも不明です。


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それらを開いていくと、5匹の守護獣(仮)が登場します。なぜか1体を除いてデジャヴを感じます。


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おそらく中核を成す肉食恐竜。ゴジラ的な2足歩行のデザインは時代というものですね。今は前傾姿勢が主流だしね……。


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尻尾は取り外せ、根本は開いて合体後の腰裏装甲にすることができます。これはちょっと斬新ですね。い、いや何と比べて斬新なのか分からないが!


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小さな翼竜みたいなものも付属します。足には小型砲塔を取り付けることもできます。これにもさらに斬新な仕掛けがあって……。


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クリアパーツが美しい翼と組み合わせ、ラドンのようなかなり大きい翼竜にすることができるのです。これはなかなか迫力があっていいですね。他の守護獣(仮)と並べた時、いつもこれだけ小さかったですから。いや何のいつもか知らないが!


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背中に大砲を搭載できる、黒いマンモス。腹部の装甲が展開し、腕の銀色の部分を覆い隠せます。


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黄色の剣歯虎は可動部が多く、ネコ科の獣らしい柔軟なポーズを付けられます。


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青い角竜は、尻尾と頭部以外にあまり可動部はありませんが……。


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角をチェーン付きのものと交換し、アンカーを発射したかのようにして戦うことができるようです。


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それらが合体して、お祭りの山車みたいなものに。写真は撮りませんでしたが、各部にジョイントがあるため、余っている砲塔とか好きに取り付けられます。

そしてこのタンカーが(あっ言っちゃった)立ち上がり……。


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完成!BEAST LOAD!

巨大な翼が斬新、なかなか良いじゃないこれ!と感心します。


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背中は……たぶんこうだと思うのですが、説明書に全く記載がないため分かりません。翼竜の頭部を伸ばして、先ほどの肉食恐竜の尻尾と組み合わせ、ジェネシックガオガイガーみたいにしてもいいのかもしれません。


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各部はかなり関節がしっかりしており、可動域も広く、安心して遊べます。背中の翼部分のみちょっと外れやすいのですが、個体差かも知れません。


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またマンモスの後ろのパーツと翼竜の胸部パーツを外すと、「胸マンモス」の状態での取り付けも可能です。これはこれでカッコいいというか、余剰パーツを出さないためには本家もこの方が良かったのでは、とすら思います。い、いや何が本家か見当もつかないが!

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ところでこの獣王、実はサイズがスーパーミニプラの戦隊ロボシリーズとほぼ同じです。
ということは……。

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スーパーミニプラのドラゴンシーザーも装着可能なわけです。

乗せてるだけですが「獣帝大獣王」とでも呼びたくなる相性の良さ。


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なので「究極大獣王」もなんとかできました。ほぼ違和感ないですね。


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非常に目の付け所が良く、特に翼竜をボリュームアップしたことで印象を大きく変えたのはいいリファインだと思います。拡張パーツも多くて「自分だけの獣王」を創造しやすいのも楽しい点です。

「獣王」じゃなくて正式に「獣神」を名乗れるように申請して欲しかったな、勿体ない……と思う夏の朝。

 

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2023/08/05

新たな伝説が始まる

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この記事は8月5日現在、「王様戦隊キングオージャー」のネタバレを含みます。本編を楽しみにされている方はご注意ください。


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DXキングコーカサスカブト ガーディアンウエポンヘラクレスアックスセット。ついにキングオージャー最大の謎が立ち上がりました。いやまだ全然他にも解決してない、大きな謎は山ほどあるけど……。


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キングコーカサスは、普段はその通りシュゴッダムの王城、コーカサスカブト城の姿をしています。しかしスズメちゃんが寝物語に聞き出したことによると(あんな色気もヘッタクレもない寝物語は初めて見ました)、巨大ロボットへの変形機能を備えているようです。


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まずはシュゴッド形態。クワゴンと並べると単体でこれですから、その大きさが伺えます。


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立ち上がって、腕に変形したガーディアンウエポン ヘラクレスアックスを持たせ、ロボモードの登場。足首が斜めに回り、迫力を出した立ち姿にできます。

そして絶対やってくれると思った、驚異のシュゴッド20体合体!


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全身はバラバラになり、胴体を真っ二つにして腕を外します。キングオージャーの方は、基本的にエクストリームキングオージャーの状態から始めます。


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胴体を折り畳んで脚部にし、その横にキングコーカサスの腕を取り付けます。


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その中にゴッドカマキリとゴッドハチを挟み込むようにし、巨大な脚部にします。カマキリとハチの裏側には凹ジョイントがあったので、どうせ何かくっつくだろうとは思っていましたが、こんなに強固に合体するとは予想外でした。


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そしてエクストリームキングオージャーの腿に合体します。エクストリームキングオージャーの状態だと、上半身の重量に膝関節が負けがちだったので、こんな重い奴くっついて大丈夫か?と思いましたが……。


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実はこの時、ゴッドタランチュラの脚が後ろから膝関節に差し込められるようになっており、重い上半身をちゃんと支えられます。もちろん固定するために膝や腰は動かせなくなりますが、この上体を支えるためならしょうがないですね。


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また各種ガーディアンウェポンは、基本的にゴッドタランチュラの手足に片っ端からくっつけていきます。そのために8本手足があるクモが必要だったのか!(知らんけど


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最後に頭部に、キングコーカサスの頭部と前羽を取り付けます。


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その前羽部分を開いて、新たな胸部装甲にします。最後に、額にヘラクレスアックスの角を取り付け……。


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ゴッドキングオージャーの完成!

各部の金メッキがやたら綺麗、思わず拝んでしまいそうな豪華絢爛ぶりです。まあ神様だしね。


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頭部フェイス部分はキングオージャーと同じデザインですが、実は本来の頭部はパピヨンの一部として背中についているため、この頭はキングコーカサスの体内に入っています。


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背中もかなり凄いことになっていますが、このボリュームで安定して立っているのは凄いことです。少なくとも、エクストリームキングオージャーの状態よりはずっと安心して飾っておけます。


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いやー凄まじい。今年はほんと面白いなぁ……。


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で締めたいところですが、実はキングコーカサス、なぜかまだ脚部が分離するという謎のギミックがあります。ちゃんと中にスプリングが入った、しっかりしたジョイントです。単に破損防止なのか、それともまだ何か切り札があるのか……。なんせ8回に1回は最終回を見ているような気がする番組なのに、時機的にはまだ折り返し地点なので、もしかしたら……などと期待してしまいます。

 

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2023/08/01

俺たちの勇気は死なない

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ガオ・ファイ・ガー!


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超合金魂GX-104・ガオファイガー。「勇者王ガオガイガーFINAL」から登場した、純粋な地球産のガオーマシンたち。ガオガイガージェネシックガオガイガーと異なるのは、意図的に機械的・人工的なデザインでまとめられているところのようです。


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まずはガオーファントム。飛行機なのか何なのかすらもよくわからない形態ですが、割と全身は綺麗にまとまっており、新時代の感じがしました。コクピット部はキャノピーが上に開きます。


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変形してガオファーに。股関節はガオーファントムから2重関節でがっちり狭まり、プロポーションの確立と、この後の重い部品を加えても十分自立・可動ができる、強固な仕組みになっています。


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頭部は差し替えで、叫び顔のマスクと交換できます。各部の可動域も広く、これだけで十二分に遊べます。


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ステルスガオーⅢ。他のガオーマシンはみな「Ⅱ」なんですが、これだけⅢです。スターガオガイガーの、両翼端に巨大ウルテクエンジンを積んだのがⅡですからね。これはあのポッドみたいなエンジンは付きませんが、翼端が開いてウルテクエンジンが稼働するエフェクトが付属します。


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ライナーガオーⅡ。新幹線から、宇宙で運用できるロケットに変更されました。6基の増槽は合体時、スプリングで一斉にパージするギミックが付いています。


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ドリルガオーⅡ。これだけあんまり変わりがないように見えますが、なんと!ドリルは4段階に分かれており、先端部を回すと、連動して1段目と3段目が正方向に、2と4が逆方向に回転するギミックがあります。これが実に回していて気持ちがいい!

また写真では見えませんが、キャタピラは1個1個、独立したプラ部品でできており、触って回しているだけで、その手間暇のかけ方に感動します。


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いつもならここでファイナルフュージョン!に行くところですが、実はこのガオファイガーには、「vsベターマン」編に登場した「高速飛行形態」への変形ギミックが搭載されています。合体に際していくつかジョイントが必要ですが、外れやすいことはなく、このままでも十分ブンドドできます。翼には、ウルテクエンジン稼働時のエフェクトを付けます。


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しかし飛行形態というので、てっきりガオーファントムと各機が合体しているのかと思ったら、実は「ガオファイガーの両腕にドリルガオーを装備し、背中にステルスガオーを付けた」ガオファーの攻撃形態のまま、バンザイして飛んでいるのでした。なんか疲れそうだね!


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では本番のファイナルフュージョン!

合体パターンはいつも通りですので省略しますが、説明書にはこの時「ガオファーの胸のパネル(ファントムリング発生装置)を180度回転させる」とあります。その通りにしますが、別に中の空間が広がるとか、そういう設計ではありません。その証拠に合体準備が整ったら「ファントムリング発生装置を戻します」と続きます。そう、これは単に「映像の再現」をさせてるだけなんです!合体には何の関係もないんです!だがその心意気に痺れます!脳内にあのBGM流れますしね。


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ライナーガオーはちゃんと、胴体を貫いて合体する仕様です。なおフォーマットが違うため、ガオガイガーとは手足とも互換性がありません。


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ステルスガオーは下部の蓋を開き、頭部を展開します。


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腕はもちろん、上腕部を下腕部に差し込むと、回転しながら拳がせり出します。


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ヘルメットを被せて押し込むと、額のGストーンもせり出します。ここら辺は本当に「良く分かっている」仕様です。


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ガオファイガーの完成!

頭部と拳を見栄え(可動)重視のものに変更していますが、それらがなくても全く問題ありません。


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さらに、Gストーンの輝きと紋章を再現した左拳も付属しています。これがまた、透過光を利用して光っているように見せる優れもの。


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また後継機だけあり、ガオガイガーの武装であるゴルディオンハンマー、ディバイディングドライバーはそのまま装備できます。台座には専門のハンマー保持パーツまでついています。

ガオファイガーは、そのあとに出てきたジェネシックガオガイガーの印象が強烈すぎて立場が薄いように思われがちですが、私は「敗北の美学」を感じるとても好きな機体です。あの後、ちゃんと復旧してもらい、vsベターマン編ではルネが搭乗しているようですね。俺たちの勇気は死なない!

 

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2023/07/30

死神は蘇る

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何度だってな……


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GUNDAM FIX FIGURATION・ガンダムデスサイズヘル(EW版)。死神と呼ばれたガンダムが大改造を経て蘇り、エンドレスワルツ版のアレンジをされ、さらにG.F.F.シリーズの新たなギミックが追加されたという、元がどうだったのかわかんなくなるようなアイテムです。


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全身の装甲はグリムリーパーモードといって、いろいろ引き出したり展開したりできます。わかりやすいように背部アクティブクロークは外していますが……


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取り付けるとこの通り、おなじみの死神のスタイルになります。通常のデスサイズヘルと異なり、アクティブクロークがバックパック扱いになるので、腕の可動範囲を妨げず、鎌を振り上げてもスタイルが破綻しません。


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アクティブクロークは引き出して、可動範囲を大幅に上げることができます。各関節は非常にしっかりしているので、どの角度に曲げても全く問題ない保持力があります。


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腕のアームシールドは展開し、ビーム刃を取り付けることができます。左右同じですが、左腕にはさらに巨大なバスターシールドヘルを装備できます。


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またアクティブクロークを折り畳み、防御形態にもなります。頭部や肩など干渉しそうですが意外にそうでもなく、翼も補助パーツなどなしに前面でがっちり組み合わせられます。デスサイズヘルシリーズの、死神のマントって感じは実に好きです。

ここまでが「デスサイズヘル(EW版)」のギミックですが、さらにここに「G.F.F.版」のアレンジが入ります。


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なんとデスサイズヘルに、飛行機能がついてしまいました。レイブン形態と呼ばれ、カラスを思わせる翼の下に、シールドを取り付けて飛行状態になります。


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シールドの取り付け方や、背部から見た膝関節の曲げ方など、明らかにウイングガンダムからのフィードバックが見て取れます。


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3種類4本もある鎌を取り付け、レイブンクロー形態にすることもできます。しかしほんと鎌が好きだな?カマバッカ共和国……いやなんでも……


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ビームを出して突撃形態も。なんかもう死神のコンセプトが良く分からないけど……。


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このG.F.F.シリーズ、玩具オリジナルのわけわからん楽しいギミックを追加してくれる姿勢は結構好きです。ウイングゼロ(EW版)もネオバード形態にしてくれましたしね。

このまま「ガンダム5機」の残りの連中も出してくれたとして、まあナタクも飛ばすでしょうね。ドラゴンだし。
ヘビーアームズは重戦車にでもなるのかな?
サンドロックは……ほらマグアナック隊40機がわらわらと合体して巨人になる感じで(雑

 

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2023/07/23

その名はアースガロン

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アースガロン、出撃準備!


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23式特殊戦術機甲獣 DXアースガロン。「ウルトラマンブレーザー」防衛隊SKaRDの主戦力、地球を守る人類の切り札です。初出撃では「承認のためにブレーザーよりも先に怪獣を倒せ」と言われており、その課題をクリアすることはできませんでしたが、運用は認められたようです。まあ巨額の開発費と時間をかけて作られただろうから、それだけで計画破棄とかはしないでしょうがね。

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腹部のボタンを押すと叫び声とともに口の中や目が光り、ゲント隊長の頼もしい指示のセリフも流れます。
「アースガロン、現着!」
「よし、攻撃開始!」


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また背中に怪しいジョイントがあり、そこに何かを差し込むことで別の音声が流れます(まだ秘密)。たぶんメカゴジラみたいな何かがくっつくんでしょうね。


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可動部が広く、また部品の材質が良く考えられており(足首がかなり重い)、かなり大きく足を動かしてもバランスよく立っていられます。他の怪獣玩具とブンドドして遊ぶには最適でしょう。

ただ玩具としていろいろ省かれているところもあり、例えば足首後ろですが、切り離された筒が上下についています。ここは本来、劇中でも印象的だった銀色のシリンダーがあるところです。可動域、そして子供が遊ぶことを考えて省略されたのだと思います。まあ多分プレミアムバンダイとかで販売されるであろうモンスターアーツに期待ですかね。

そこを差し引いても楽しく、また目が可愛らしい素敵な玩具です。まず第一に子供が遊ぶことを前提にしている、そういう姿勢も好感が持てます。

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2023/07/17

俺が行く!

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電光変身DXブレーザーブレス 最強なりきりセット。「ウルトラマンブレーザー」の変身アイテムに、DXブレーザーストーン01・02が同梱されたお得なセットです。


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最初にボタンを押すと、ヒルマ・ゲント隊長の「俺が行く!」と頼もしい声が流れます。その後ブレイザーストーンをセット、さらにボタンを押すことで変身が完了します。


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ウルトラマンの通常玩具にしては珍しく、変身前のゲント隊長の声がたくさん入っており、第2話の「熱っ!あっつ!」とか笑えるシチュエーションのものもあります。また、ストーンをうまくセットできなかったときは「悪い!もう一度ストーンをセットしてくれ」と気さくな声が返ってきます。「あなたが言われるのなら何度でも!」と返したくなります。

 

実際のシチュエーション。遺伝子のらせんのようなアニメーションや、光の粒子が飛び散るようなエフェクトなど、いわゆるバーサライター玩具としては明らかに一線を画した、非常に上質な出来栄えです。多色LEDで再現しているのもそうですが、光の繋がりが非常になめらかで、隙間があまり目立たないのが凄いところです。

ウルトラマンゼットストーンを使ったところ。変身前の二人の掛け合いも聞こえます。最後に「Z」の文字が見えますが、肉眼だともっとはっきりしています。

 

ウルトラマントリガー。こちらもマナカケンゴの叫び声が入っています。何気に、こういった多重変身アイテムで、変身時の本物の声や効果音が使われている玩具は、ウルトラ史上初だそうです。

 

ウルトラマンデッカー。光が集まっていくようなアニメーションとか、パターンも実に豊富で感心します。

 

ウルトラマンゼロ。最後に光るのはゼロの目でしょうか。

 

昭和の先輩方も入っているようです。こちらは初代ウルトラマン。これも見づらくて申し訳ないですが、ウルトラマンのボディをイメージした銀と赤、そしてカラータイマーのアニメーションは、実物を見るとビックリします。

 

ウルトラマンティガ。スパークレンスが開き、輝くさまをアニメーションにしています。こちらも見づら(略

しかしこれは凄い。ストーンを全部集めたくなりますね。


ウルトラマンブレーザーは、最初からSF、ミリタリー色が前面に押し出され、今までのニュージェネレーションとは一線を画した感があります。それでいて決して視聴者(子供)を置き去りにしておらず、ゲント隊長の親しみやすく頼もしいキャラ、個性あふれる仲間たちが、本編への導入の敷居をぐっと下げています。

そして私たちはもう、ちらっと出てきたこの世界の設定だけでひっくり返りました。なんとこの世界の人類は、ブレーザー、いやウルトラマン登場以前に、十数体の怪獣を人間の力だけで(!)撃退済みだったのです。

アントラー、キングザウルス三世、シーゴラス、コスモリキッド、ムカデンダー、パワードザンボラー、シルバゴン……
どれもウルトラマンですら苦戦した強敵ばかり、それを(1~2話を見る限り)現行の防衛軍装備で倒したとか、信じられません!なんだこの世界の地球人は!ペギラくらいなら人類が何度も撃退(駆除)してはいますが、それにしても他の連中、アントラーやキングザウルス三世とか、現行兵器と相性の悪い奴ばっかりじゃないですか!それにシーゴラスやザンボラーなんて、もはや天災、大災害ですよね?いったいどうやって撃退したん?!

玩具もそうですが映像本編もメチャクチャ楽しみです。ブレーザーの巻き舌も癖になりますしねw

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