2023/12/10

宇宙への夢

20231106_185218_741

今回も倉庫お片付け案件です。


2023110016

トランスフォーマー アースライズ・スカイリンクス。スペースシャトルから始祖鳥へ、トランスポーターからピューマへ、さらに合体して大型基地と大怪獣に変形する星間輸送戦士です。


20231106_183008_084

基本はスペースシャトルを搭載したトランスポーター。発進前の移動準備形態でしょうね。


20231106_183044_328

後部にはエフェクトを付けられ、バーニア点火!ができます。


20231106_182814_524

分離してスペースシャトルに。着陸脚も展開します。


20231106_183328_617

この時、両翼に内蔵されている始祖鳥の翼を展開すると、ニューゴッドフェニックスみたいで気分がアガります。


20231106_183628_278

そして変形して始祖鳥へ。頭でっかちで足が細いですが、まあしょうがない。尾は結構長く、かつ自在に動かせます。


20231106_182839_819

下部のトランスポーター。キャタピラで走る設定のようです。


20231106_182902_796

後部を展開し、内部にマイクロンサイズのものを搭載できます。同梱はされていないので、写真はそこらにいたマイクロンです。


20231106_183958_762

こちらは立ち上がってピューマへ。各関節の可動域が広く、また足首にも左右の可動軸があるので、きちんと接地できるのがうれしいところです。


20231106_184311_244

合体してスカイリンクスへ。口を開いて火炎放射のエフェクトを取り付けられます。変形後が大怪獣なTFって、あんまりいませんね。ダイナザウラーとかくらいかな。


20231106_185246_829

冒頭の大型基地にも、マイクロンを格納したり、他のTF玩具と連結できたりと、遊びがワイドです。


20231106_184442_806

それぞれ単独でも変形が非常に楽しいのに、組み合わせればさらに遊びが拡大。これはまさに、宇宙少年の夢を形にしたようです。またこの、スカイリンクスの首がみょーんと伸びるギミックが、なんか動かしていて楽しいんですよね。こういう「脳みそが溶ける」時間をくれるものこそ、至高の玩具です。

【以下はAmazonで購入する場合のリンクです】

 

| | コメント (0)

2023/12/02

アルマダユニバース

Photo_20231202070301

大の大人が抱えてこの始末。アラシ隊員のスパイダーショットかと思ったよ。


20231125_154322_263

トランスフォーマー レガシー TL-48・オプティマスプライム(アルマダユニバース)。このシリーズはTFのマルチバースみたいな世界で、あっちこっちの有名どころがリメイクされています。今回は日本で言うところのギャラクシーフォース がラインナップに入りました。写真は膝の砲塔を出し忘れていますがご容赦ください。


20231125_151112_480

もちろんオプティマスはトレーラーから変形しますが、当時品にあった赤外線連動自動変形システムはオミットされています。その代わり、フルアクション仕様になったのですから文句もないでしょう。また当時品と異なり、トレーラー後部は中間が大きく横にはみ出す形態になっています。狭い道通れないんじゃないかという気がしますが、アメリカなら気にしないんでしょうね。


20231125_152747_526

基地モードとロボットモードに分離変形。基地の変形は当時から大きく変更されています。自動変形がなくなったから当然ですが。オプティマスの方はあまり変わりませんが、各部装甲などがかなりブラッシュアップされています。


 20231125_151809_686

ノーマルのオプティマスは前も良く動きましたが、今回は腰横の装甲が開くようになったり、足首に水平設置軸が設けられたりしたことで、さらに遊べる手頃ないい玩具になっています。


20231125_153048_339

なんせアニメの合体の時の、このポーズができるんだから嬉しくなっちゃいますね。

 


20231125_154247_360

そして合体、スーパーモードへ!フルアクション仕様になったためどっしりと構えられます。フォルム的にはかなりドスコイ体型な気もしますが、迫力があっていいじゃない。


20231125_191511_237

そしてなぜか、当時品のウルトラマグナスとは合体機構があります。普通に共通ジョイントがあり、ほぼ問題なくマグナコンボイが再現できるのです。理由はわかりませんがありがたいですねー。まだ新作の続きがあると期待していいのかな?


 20231125_155618_121

ではジェットファイアーとは?と思いましたが、こっちは無理でした。ジョイント方式が全く違います。ですのでこの写真は、腹部にマイクロンを載せて隙間を埋め、さらに後ろで紐で縛って(失笑)立たせています。これこそ新作のジェットファイアーが出ないとどうしようもないのですが、さて?


20231028_150051_531

続いて同シリーズのメガトロン。こちらも当時品よりアクション機能が強化されています。その代わり、マイクロンを装着して各武装が展開するギミックはオミット。


20231028_152332_250

独特の戦車形態から変形します。メガトロン様は銃も良いけど、やっぱり「破壊大帝」の名にふさわしいのは戦車の方だよね。


20231028_150342_048

砲塔部を前に展開、フルバーストもできます。本来はマイクロンも装着してもうちょい武装強化してたのですが、マイクロンジョイントもオミットされているためそれは無理です。


20231028_151404_255 20231028_152105_417

ただ代わりと言っては何ですが、各部に5㎜ジョイントが追加され、他のアイテムとの合体が可能です。ちゃんと脚裏にもあるしね。特にシージシリーズの強化武装アーマーとは相性が良く、いろんな強化メガトロンが作れます。これはやっぱり提督も出して欲しいなぁ。


20231125_145246_305

最後は冒頭の写真の、巨大戦艦ネメシス。デストロンの誇る宇宙戦艦、このままでも全長50㎝オーバーの巨体です。スタンドなどは付属しないので、飛行状態で飾るには、写真のように十数㎝のタンブラーとかで支えないと無理です。


20231125_144857_749

下部尾翼を水平にすると、着陸させておくことができます。右下に見える小さい黒い部品は、搭載可能なスタースクリームとサンダークラッカー。デストロン飛行部隊の精鋭がこの大きさなのですから、ネメシスのクソ馬鹿デカさがわかりますね。


20231125_143505_697

そしてロボットモードへ変形。全高なんと60㎝!今回新たに設定された姿で、なんと女性デストロンだそうです。顔つきはデストロンマークそのものなのですが、細身な体形とかは確かに女性的でもあります。


20231125_143304_251

巨大な体躯の割に、関節はやたらしっかりしており、膝部分を取り外した銃を持たせてポーズを付けても、非常に安定しています。いやいいななこの子。なんかスゲー楽しい。冒頭の写真で抱えてもらった、親戚のけんちゃん(仮名)も「いいなぁコレ」を連発していました。

【以下はAmazonで購入する場合のリンクです】

 

| | コメント (0)

2023/11/25

熱風!疾風!

20231118_143819_701

だれにも止められないぜ!


20231118_144347_263

鉄魄・サイバスター(精霊憑依Ver.)。全高20数cmの合金製、ゲーム「スーパーロボット大戦」シリーズを発祥とする、ずっしり重い風の魔装機神が登場しました。海外メーカー製なのに、日本のゲーム発祥のロボを立体化してくれるとは、なんという熱いスピリット!


20231118_145447_079

美しいまでの塗装は感動的、そりゃあ大抵の魔法攻撃は装甲に撥ね付けられるのも納得の仕上がりです。剣を大地に突き立てたまま飾れる、風のエフェクトが付属します。


20231118_144011_934

関節は海外メーカーらしくやたら固く、独特のとんがったデザインと相まって動かすと指が痛いです。まあヘタレてくるよりマシですが。そして精霊憑依Ver.なので……


20231118_143348_142

お供のハイファミリアを引き連れ、全身の装甲を展開して、精霊憑依の状態を再現できます。肩の内部装甲を引き出し、青いエフェクトを装着します。エフェクトの脱着はすべてマグネットなので、ストレスフリーなのが非常にありがたいところ。


20231118_141659_881

背部から見ると、スラスターが何層にも重なっており、ゲーム中のフォルムを再現しているのがわかります。膝の裏にもエフェクトを取り付けられます。


20231118_151355_094

そしてサイバードへの変形!

と言っても正直、膝と肘を少し曲げて首をすくめ、尻尾(サイバードの頭部)を前に伸ばして寝転がっただけですが。まあ、ゴッドバードさんだって文脈的には似たようなもんですから!


20231118_142348_049

また全身にLED発行ギミックがあり、おのおののクリスタル部分を押すとスイッチが入って輝きます。見えづらいですが頭部にもLEDがあり、角を倒すと目が光ります。いちいちパーツを外して電源オン、とかしなくていいのはとてもありがたいです。

 

発光ギミックは台座にもあり、スイッチで点灯→明滅→消灯を繰り返します。やっぱ魔法陣は明滅して欲しいよね。


20231118_141742_801

このシリーズは日本メーカーなどがなかなか手を出さないキャラにも、全力で技術をぶち込んでくれるので感動します。特にこのサイバスターは、造形も塗装もギミックも実に素晴らしい出来栄え、超一流!の仕上がりです。
お値段も超一流ですが……円安!円安うぅぅぅ!

【以下はAmazonで購入する場合のリンクです】

 

| | コメント (0)

2023/11/18

ブラックジャガー三変化

2023110033

この写真は同じ期待を撮影しています。って言われたって、車と豹はともかく、戦闘機は違うだろ?って思いますよね。私も手にするまでは半信半疑でした……。


20231112_214618_755

TRANS AGE CANG-TOYS CT-DF-01 HUNTPOW 影豹?
正式名称がわかりません!なんせ中国製らしく、雰囲気はわかるけど本体の名称がどれなのか、見当が付きません。

全長十数㎝のカーモデル、あちこちに分割線があります。実際に中国には「影豹」という名の実車があるそうです。


20231112_214641_600 20231112_214629_816_20231118073101

前後のディテールも素晴らしく、塗装も美しい仕上がりです。私のは購入時からフロントに傷がついていましたが(意気消沈

しかしこんな綺麗な車が、本当に完全3段変形とかするんでしょうか?


20231112_214557_287

ひっくり返してみると、ああ本気だ!やる気なんだ!ってのがわかります。

では実際に変形を始めましょう。


20231112_215201_691 20231112_215251_636

変形過程は奇妙奇天烈摩訶不思議。あっちこっちに薄いヒンジがこれでもかと詰まっています。変形難易度は、私が今まで触った玩具の中でもトップクラスの難しさ!まあこれには理由があるんですが後述。


20231112_215437_810

だんだん形になってきました……。


20231113_001836_995

ちゃんと黒豹?が完成!車から変形したにしては、結構いいプロポーションです。

20231113_001942_233


各パーツはさほど固くはなく、変形に力は要りません。コツは要りますが!なんせ「このパーツを回すためには、先にこちらのパーツを畳まなくてはならず、そのためにはこのパーツを避けておかねばならない」という、パズルのような手順が発生しますので。


20231113_002435_297

一部を展開すると、飛行能力も持った黒豹にもできます。いかにも機械生命体という感じでいいですねー。この形態はお気に入りです。


20231113_064148_33520231118_065247_382

さらに変形を続けます。豹の頭の中からは、着陸脚が出てきます。その頭を戦闘機の機首に突っ込んで、車のガワを下に畳み……。


20231113_181616_328

戦闘機モードの完成です!ほんとに完全変形しちゃったよ!ちょっと、いやかなり感動。

なお、ここまで2時間かかりました!(本当
慣れればそんなに難しくはないんですが……。


20231115_162738_883

丈夫なスタンドも付属、飛行状態で飾れます。スタンド内にはミサイルやフロートなども仕舞っておけます。この状態では、車から変形したなどとはそうそう気づきません。


20231115_162748_278

横から見ると、さすがにいろいろしわ寄せがきているのがわかります。それでもカッコいいのが凄いですわ。



20231113_181725_237

またひっくり返すと、車のガワを全部下にまとめているのがわかります。車の時は戦闘機の、戦闘機の時は車のガワを、見えない方に畳んでおり、中に黒豹の部分を収納している感じですかね。

変形はパズルではありますが、過程がわかりさえすれば、それほど難しいものではありません。飲み込みに時間がかかったのは、主に説明書のせいだと思います。


20231118_065802_128

上の写真は、私たち(日本人)が一般的によく目にする感じの説明書。これはトランスフォーマーのアーシーのものです。変形過程がわかりやすく、特に変形時の「前後の絵が」書いてあります。


20231113_230728_049

しかしこの製品では、「変形前の絵」はあるんですが(ここをこう回せっていうのは、中国語でも何となくわかります)、「変形後の絵」がほぼ載っていません。そのため、変形させてもそれで合ってるのかどうかがわからないんです。これは文化の違いなのかもしれませんが、ちょっと我々には理解しづらくてね……。


2023110022

しかし傑作なのは事実、新興メーカーさんらしいのに材質のチョイスやパーツの合いが素晴らしいのは驚きです。今後の製品が楽しみですが、できれば日本語の説明書は欲しいなぁ……。


【以下はAmazonで購入する場合のリンクです】

 

| | コメント (4)

2023/11/12

明日を救え!

20231110_182536_399

バルディオス!


20231110_180654_938

pose+・宇宙戦士バルディオス。全高約30㎝の巨大なボディ!忘れていたけど原典だと身長100mだそうで(デカッ
以前のBRAVE合金版とは、またかなり違ったアプローチがされています。


20231110_200355_409

構成するのはパルサバーン、バルディプライズ、キャタレンジャー。地球とS-1星の異星同士の技術が、奇跡の融合を遂げたものです。まあ親和性あるのは当然なんだけど!(ネタバレ


20231110_233138_397

パルサバーンにはプロポーションアップパーツが付属、アニメのイメージを再現できます。なくてもそれなりに形にはなります。なお説明書(説明動画)には、機体脇の白いパーツの先端を折り畳んで、機体に差し込むように指示されていますが……。


20231110_233207_819

そこを伸ばして股関節の合体パーツを隠した方が、機体のラインも繋がって良いのではないかと思いますが。というか、そうするつもりじゃなかったのかなコレ?


20231110_232946_369

それではバルディオス、チャージアップ!言うまでもありませんが、大型空母・バルディプライズと装甲戦車キャタレンジャーが両足に、パルサバーンは頭・胴体・腕になります。


20231110_233355_883

いずれも変形はヒンジの嵐!これでもかとばかりに、あっちこっちがぱっかんぱかん開きます。


20231110_233417_642

何がどうなっているのか良く分からないかと思いますが、大丈夫、触っている私も良く分かりません。一番分からないのは、こうまでして足を作ろうとする地球軍の意図ですが!

脚部は、股関節自体はパルサバーンにあり、腿から下を接合する形です。ここはBRAVE合金版とはかなり異なる部分ですが(BRAVE合金は、灰色の腿部分が非常に長く、パルサバーンにそこを収納させていました)、この方が原典に近いのは確かです。


20231110_184517_960

中でもパルサバーンの変形は複雑怪奇!

20231110_184208_700 20231110_183629_208

翼は4段階ものヒンジで畳まれ、腕の中に収納されてしまいます。(わかりやすくするため胸飾りをいったん外していますが、変形の際に取り外す必要はありません)

いや元の戦闘機の何をどう考えたら、噴射口の前に腕持ってくるとか考え付くかね?地球軍の考えることはわけわからん(2度目

そこから頭部を反転させて展開し……。


20231110_181312_911

とにかく合体完了!プロポーション、ボリュームともにバッチリ。かなりの部分が金属製なので、ずっしりした手ごたえに感動します。


20231110_182210_815

肩のキャノンは差し替えで再現、角度を付けられます。またこのようなポーズを付けても非常に安定し……いやあの変形方法でよくちゃんと動くな?とまた感動します。足首は伸ばせて角度を付けられ、足裏にはゴムが用いられて滑り止めになっています。


20231110_181712_241

差し替えで、世にも珍しい「根元が伸びる槍」バルサーベルを再現できます。たぶんこの方式の武器は唯一無二だな……。肩アーマーは腕と独立しているので、可動の妨げになりません。

20231110_181856_850

さらにSFマインド溢れる不思議な銃、レーザーボウガンも付属。こういうセンスはワクワクしますね。

またしても海外メーカーさんが、日本アニメラブな姿勢を前面に押し出した完全変形モデル。ヒンジの山は少々不安な部分もありますが、「今」バルディオスの立体物を出してくれる心意気に撃たれます。

【以下はAmazonで購入する場合のリンクです】

| | コメント (4)

2023/11/04

バランバランの秘宝

20231019_190855_516

まるで宝石でできた乙女のようじゃないか!(キャラ違


20231019_190543_241

MetalBuild DRAGON SCALE、サーバイン。白き秘宝がなんと、ダンバインシリーズ初のMetalBuildに選ばれました。造形の細かさはもちろん、塗装の美しさも感動ものです。


20231019_191613_595

背中の後翅は中間で回転、長さを変えられるようになっています。待機・近接戦闘中は短めに、飛翔時は長くしておくのでしょうね。


20231019_191544_077

またオーラコンバータは何層もの構成で緻密、かつ説得力のある見た目になっています。オーラロードが開かれた!って感じがひしひしと。


20231019_193207_512_20231104164901

顔はメカニカルなダンバイン系……かと思いきや、結構怖めの造形です。むしろ悪役、どっちかというとビランビー系ですね。ショットウェポンの設計系列から外した感じがして良いと思います。


20231019_192600_739

そして抜刀、オーラエフェクトを剣に取り付けられます。

「やっちゃえ、シオン!」


20231019_192731_448

「ハイパーオーラ斬りだ!」

劇中には全く登場しない……今のところスパロボでしか聞いたことのない単語もしっくり似合います。


20231019_193207_512

なお胸にシオンは乗っていませんw

【以下はAmazonで購入する場合のリンクです】

 

| | コメント (0)

2023/10/29

ドルドルドルドル

20231028_234417_130

♪ ドルギラン ♪


20231028_235142_388

超合金魂・電子星獣ドル&ギラン円盤。記念すべき宇宙刑事の最初のメカ、SFスピリット溢れる異形の母艦がリニューアルされました。BGM機能も付いています。


20231018_145844_394

まずはギランの分離。敵・マクーの円盤が3機付属し、戦闘バンクシーンを思い出させます。スイッチでBGM「宇宙の王者ドルギラン」が流れます。


20231018_145910_749

内部にはサイバリアンとギャビオンを搭載、前部カタパルトからミサイルのように打ち出すこともできます。結構な勢いでぶっ飛びます。
機体左側の突き出た細長い部分からは、原点の玩具は円盤を射出する機構がありましたが、さすがにそのオモチャ的ギミックは再現されていません。


20231018_145940_762

続いて分離したドルの変形。当時玩具では、尻尾の先が下から出てしまう以外は完全変形でした。


20231018_145531_312

魂版では、尻尾の先と首は180度畳めるようになっており、頭部も長い尾も全部ボディの中に入ります。


20231018_145405_601

頭部はギャバンが乗っているものと、乗っていないものとで交換できます。

しかし!

この魂版は、いわゆる「完全変形」ではありません。(パッケージにはそう書いてあるけど……)


20231028_234840_823

なんと、変形に際しては「頭部の一部と一体化したヒゲ」を外して、残りの首を胴体に収納するようになっているのです。ヒゲは(なぜか)硬質部品なので、取り外さないと途中で折れてしまう心配があるからでしょう。

いや気持ちはわかるけど、我々が欲しかったものってソレじゃないよね……。差し替えなしで変形できるドルギランだよね?

20231000442023100070

なのでサックリ設計を始めました。いつもの3Dプリンタの出番です。頭部を、柔軟性のあるレジンに調合したものに差替える予定です。


 2023100069

材質を破損の心配のいらないものにしたとはいえ、内部で干渉しないよう、ヒゲは頭部部品と分離させ、回転軸を設けました。


20231028_233205_091

印刷してみたところ。なんか割とそれっぽくなりました。


20231028_233516_176

仮組しましたが、きちんとはまります。ヒゲの形状は個人的好みで、原点と少し変えています。


20231028_233610_002

またレジンは柔軟性を持たせたので、このくらい曲げても全く折れる心配はありません。


20231028_234449_215 20231028_234504_425

さらに回転軸のおかげで、変形・収納時に他のパーツに干渉するのを避け、また上下も反転できるため、ヒゲに表情を付けることもできるようになりました。


20231028_234631_583

実際に収納を開始します。


 20231028_234859_887 20231028_235002_708

バッチリじゃないか!


20231029_121410_39420231028_235014_531

こうして、変形前後で全くパーツを外すことなく、謳い文句通りの「完全変形ドルギラン」を成し遂げました。やったー!


20231028_235130_779

しかし……私はあんまりこういうことを言いたくないのですが、こんな簡単なこと最初から(削除

というか、なぜ「変形の際にヒゲを外す」仕様にOKを出したのかが伺いたいです。造形や塗装は美しいのにねぇ……。

【以下はAmazonで購入する場合のリンクです】

 

| | コメント (3)

2023/10/22

令和でも荒れるぜ!

20231021_120447_140

止めてみな!

この記事は10月22日現在、「王様戦隊キングオージャー」のネタバレを含みます。放映を楽しみにされている方はご注意ください。

まぁそもそも「なんでキョウリュウジンがキングオージャーのネタバレなんだ」という時点で相当ネタバレですが……。


20231021_114718_732

DXキョウリュウジン・FULL ACTION VER。「獣電戦隊キョウリュウジャー」に登場した主役機が、10年の時を経てフルアクションバージョンで帰ってきました。もちろん現行の「王様戦隊キングオージャー」に客演したからです。


Img_e7459

構成はいつもの初期3匹ですが、腕の2匹は小型化しており、ガブティラも細部が変更されています。

・合体ジョイントが従前の物から変更されている

・獣電池をガブリンチョすることはできない

・なので音声ギミックも省かれている

などです。あの熱いテンションの声を聞けないのは残念ですが、そもそも客演の立場だしね。


20231021_114035_930

合体してキョウリュウジンに。肘や膝に可動関節が加わり、足首はボールジョイントでしっかり大地を踏みしめます。背中にガブティラのしっぽが取り付けられているので、肩の可動域はほとんどない……はずですが。


Img_e7471

実は両肩は、前に引きだす可動軸が追加され、ぐっと腕を突きだせるようになっています。さらにガブティラのしっぽを本体に接続するジョイントにも可動軸があり、それを傾けることで、肩との干渉をかなり防いでいます。そのため、大きなガブティラの頭がある右肩でも……。


20231021_120802_628

大きく剣を振り上げても大丈夫!FULL ACTION VERの面目躍如ですね。

さらに、キングオージャーに登場していることからも分かるように……。


20231021_115331_981

なんと、クワゴンの代わりに他のシュゴッドと合体できます。両腕はガブティラの脚を取り外し、変形させています。また膝関節は、シュゴッドと合体できるジョイントに変更されています。


Img_e7467

ということは、同じジョイントを使っているゴッドキングオージャーにも(下半身だけ)なることができるわけです。バランスめちゃくちゃですが。

そこで、当時玩具のみなさんにご登場いただきました。今回のキョウリュウジンはジョイントの一部が省略されているため、プテラゴードンは合体できません。しかし、ほぼ乗ってるだけのプレズオンならどうでしょう。


Img_e7478

おお、バランスはよくなった。バクレツゴッドキングキョウリュウジンの登場だ!(長い

キョウリュウジンの首だけ取り外して乗せてるだけですが。先述した通りジョイントの一部が省略されているので、全く合体できず乗ってるだけです。ただ(たまたま)ゴッドキングオージャーの両脚サイドに、プレズオンの脚部が取り付けられたのは行幸でした。


Img_e7481

本編にまさか、キョウリュウジャーのオリジナルキャストが出てくれるなどとは思いませんでしたし、その上キョウリュウジンの新作玩具が発売されるとは、なんという豪快なブレイブ!長生きはするもんだね!

【以下はAmazonで購入する場合のリンクです】

 

| | コメント (0)

2023/10/15

超電動の この力

20231008_173641_328

見せてやる!無限大!


20231008_174041_728

RIOBOT・鉄人28号FX&27号フェニックス。「超電動ロボ鉄人28号FX」の主役メカです。


20231008_173951_096

玩具的ギミックとしては、飛行ユニットである27号との合体以外はありません。だがそれでいい!このキャラに関してはそれでいいんだ!という割り切りがひしひし感じられます。


20231008_174213_307

それを象徴するのがこの咆哮ポーズ。普通の玩具なら、腕を振り上げるのには肩関節を上に回します。そうすると当然、肩のアーマーも上に回るのがほとんどです。

ところがこの鉄人では、肩そのものの回転軸(正面から見て時計のように回る)の自由度が、非常に高くなっています。そのため、腕を振り上げるのに肩を動かさなくても、ここまで曲げることができます。なので肩の「28」のマークを見せたまま、「ガオー!」ができるわけです。


 20231008_174921_902

その仕組みのため、ジェットアッパーのようなパンチのポーズも、アニメのイメージそのままに、腕を振り上げることができます。「肩を回さなくてもいいため、二次元の嘘を再現できる」のは素晴らしい仕組みですね。


20231008_174529_963 20231008_173641_328

さあ走りだせ!

発売はちょっと前でしたが、あるお店で販売スペースの関係で結構割引されていたので買ってきました。十分満足のいく出来栄えですね。次の29号・ブラックオックスも非常に楽しみです。

【以下はAmazonで購入する場合のリンクです】

| | コメント (0)

2023/10/09

再び到着

20231009_163019_630

連休だしやっちゃったぜ!何を?これだ!


20231009_162715_683

先日紹介した、THE合体・勇者特急マイトガイン。文句のつけようがない素晴らしい出来栄え!……ですが、個人的には1か所、ちょっと残念な点がありました。合体後の「肩と上腕の付け根」です。

ここは正面から見た左右へのロールを可能にする関節なので、見えているのはしょうがないですが、少々目立ちます。特にガイン(左腕)は、もともとここはガインの股関節なので、細くならざるを得ず、他の部分に対してちょっと貧弱に思えました。


2023100018

そこで例によって、3Dプリンタの出番となりました。具体的には、上腕部に取り付けて関節部を隠せるカバーを作ります。


20231009_164759_072

出来上がったもの。単純に白いただのプラにしか見えませんが、取り付けてみると……。


20231009_162813_492

こうかはばつぐんだ!(個人的見解

腕がちゃんと肩から繋がっているように見えて、とてもいいんじゃないでしょうか(個人的見解


2023100019

具体的な比較図。取り付け前→後 でこうなります。あった方が良いですね、特に左腕は。


20231009_162853_635

また関節を隠すため、そのままだと可動範囲(正面から見た左右への回転)は狭まります。この状態だとほとんど回せません。しかし実は……。


20231009_162910_040

カバーは下にスライドできるようにしてあるため、そのままずらして下げることで、ある程度可動範囲が戻ります。やったー!見栄えも割と悪くないしね。


20231009_163134_705

うむうむ。必要は発明の母、とはよく言ったものだ。連休つぶした甲斐があったですよ。

【以下はAmazonで購入する場合のリンクです】

 

| | コメント (2)

«光になれ